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2018年5月16日 (水)

世界を夢みて79: ジブラルタル観光

Th__3 3度目のスペインで初めて訪れるジブラルタル、いったいどんな感じだろう? 中学の教科書から時々出てくるジブラルタル海峡、スペインの南の先端に飛び出したイギリスの海外領土・・・初めて訪ねる地にワクワクとしてします。

対岸はアフリカ大陸となる6.5キロ平米の小さな土地に3万人のイギリス国民が暮らしていいる街。経済的にはイギリス軍の駐屯地として成り立ち、ジブラルタル港が中継地として使用されたり、船舶の給油や造船業も盛んな土地、それでも自立するほどの経済圏ではないとのことをガイドさんが話していました。

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Th__google 今回私の方はロンダから小高い丘が繋がるスペイン南部アンダルシアの地方の山道を眺めながら進むと、途中からは次第に下って行きました。暫くすると、ジブラルタルのシンボルとなる高さ426mの巨大な一枚岩のザ・ロックが見えて来ました。 

ヤシ並みが両サイドに植えてある如何にも南国の雰囲気のスペイン側でバスを降り、横断道路を渡るとジブラルタルとの国境に近づきます。 国境の近くは撮影が禁止となるため、残念ながら国境の通過は写真に収めることが出来ませんでした

国境ですので、スペイン側とイギリス側にそれぞれ各々のパスポートチェックがあります。その対応の違いが実におかしいです。 スペイン側はジブラルタは我々の領土であるので「自分のところに入るのになんでチェックするの」という感じです。ですので一応パスポートは提示しますが、ほぼチェック無しです。
その小さな建物を出ると、直ぐにイギリス側のパスポートチェックと、荷物のチェックがありますが、ここはイギリスに入国とのことでちゃんとパスポートをみて通してくれます。アングロ・サクソンとラテンの気質の違いではなさそうです

それでも時間もかかりません。外に出ると、ここはイギリスとなります。

ヨーロッパの最南端イベリア半島のほんの僅かの場所ですので、イギリス領だとしても、車は他のヨーロッパ諸国と同じ様に左通行となっています。これは事故の防止のようです。この辺りは冷静です。

ここまで来るとやはりロックの岩肌が間近に迫って来ます。凄い迫力です。 小さなバスに乗り市内を走り、展望台に昇るロープウェイに向かいます。窓の外に小学生や高校生が歩いていたりしています。ここは高校までしかないため大学に進む場合はイギリス本土に渡らなければならないそうです。

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これまで意味が読み取れないスペイン語からここでは英語表記となっていますので判りやすいです。止まっていた救急車も英語表記で英国と同じ仕様となっているとのことです。

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ロープウェイは往復で大人で14.5ユーロ(約1900円)ですのでやや高い気もしますが、ここまで来たら乗るしかありません  殆ど待たずに乗れました。 結構急なロープウェイですが、眼下に広がる街並みやジブラルタル湾の展望が素晴らしいです。 面白いのは小さなチケットの裏に山頂で使えるWi−Fiのパスワードが書いてありました。余り長居しないので必要ありませんが・・・

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展望台に着くと有名なザ・ロックの風景のある北向きに進みます。この日は天気も良く素晴らしいです。ここまで来た価値がありました。ここからはジブラルタル湾、スペイン方面、右は地中海と眺望が開けています。もう一つのジブラルタルの名物のお猿さん達も出迎えてくれています。 何処の国も猿もそうですが、エサなどを持っていると追いかけられます。食べ物を持たない、バックなどは前にちゃんと持ちさえすれば危険は少なくなると思います。

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南側の展望台に移ると、今度はジブラルタル海峡を挟んでアフリカ大陸が見えて来ます。何となく地の果てまで来た気がして来ました。 素晴らしい景色です。海峡には大きな船舶が何隻も列をなして走行しています。この地が軍事的な意味合いもあってイギリスとスペインの領土問題になっているのも肌で感じることが出来ました。

Th_dsc09592 ジブラルタルのロック周辺の多くは自然保護区となっていて貴重な動植物や渡り鳥などが暮らしているそうです。その中で1番目立っているのが猿になるのですが、ヨーロッパには猿は住んでいませんので、ヨーロッパで唯一猿が住む場所となっています。元々はアフリカから持ち込まれた猿が繁殖して現在250頭ほどが生息しているようです。いつしか「猿がいる限りイギリスの統治は続く」という伝説が生まれたために手厚く保護されているようです・・・・そう言えばイギリスを旅行した時にロンドン塔とカラスの関係を思い出しました。ロンドン塔では大切にカラスが飼育されています。これは「カラスがいなくなると、ロンドン塔もなくなり、英国も滅びてしまう」という伝説に基づいてだそうです。ジブラルタルとお猿の関係を似ています。イギリス人はこの様な言い伝えが好きなのでしょうか?

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ザ・ロックを下りてジブラル半島を南下すると南端の岬の灯台がみえて来ます。この先はジブラルタル海峡で向こうはアフリカ大陸です。

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壮大な景色の中で、教科書の中にあったジブラルタル海峡をみながら、感慨にふけってしまいました。旅行ってやっぱりいいいな!

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コメント

院長先生
 こんばんは。
私は行っていないジブラルタル!不思議な感覚ですね?
スペインンなのにイギリス??
以前TVで観ました。確か滑走路を横断できたような?
続きを楽しみにお待ちします。
 妹はこのジブラルタル海峡を渡ってモロッコへ行っておりますが、
船上からマグロの大群を見る事ができたと
言っておりましたよ。

こんばんは。

ザ・ロックの勇姿とジブラルタル海峡の眺望は素晴らしいですね
お猿さんも見入ってますね
ヨーロッパに猿が住んでいないと言うのは知りませんでした。
ロンドン塔とカラスのお話もそうですが、実際その土地へ行かないと
中々聞けない面白いエピソードがありますね。
それにその時のお国事情を現地で肌で感じる事も旅の醍醐味ですよね。
学生時代の記憶と実際に壮大な景色を目の当たりにして、とても感動された事でしょう

マコママさん、こんばんは。

ジブラルタルはスペインの中のイギリスということになりますが、海を挟むと向こうはアフリカ大陸ですし、不思議な場所ですね。

国境の検問所から滑走路が横切って街に入ることが出来ます。ちゃんと遮断機もあり、飛行機が離発着する時にはゲートが閉まるそうです。 私達はマイクロバスでしたが、飛行場に引かれた長い横断歩道を歩いて渡る方もいました。 飛行場の真ん中を突っ切って進むのは変な感じでしたね。

まだモロッコには行ったことがありませんが、地中海はマグロ魚も盛んですので、船上からマグロの大群が見えたのですね。きっとその内の何匹かは日本の食卓に回ったのかも知れませんよ。

sharonさん、こんばんは。

ザ・ロックからの眺めは天気も良く壮大でした。ジブラルタルの名前は学生時代に何度も耳にしましたし、スペインとイギリスの領土争いが解決しないことも知っていました。 それよりもその場所からヨーロッパ大陸、地中海、アフリカ大陸が同時に見られるのはやはり感動ものでした。

動物に関しても色々なエピソードがありますし、そのためにロンドン塔などではその係もいるそうですのでビックリします。 何となくヨーロッパにも猿が住んでいるものと考えてしまいがちですが、猿の生息地の北限は日本だったと記憶しています。日本猿は珍しい生息環境で生きる猿のようですよ。

天気にも恵まれたジブラルタルのザ・ロックからの眺めは最高でした。

omoromachi様、ご無沙汰しております。

とうとう地の果て(笑)ジブラルタルまで
到達したのですね。

本当に景色が圧巻ですし、
お猿さんもこのような場所に暮らせて
幸せでしょうね

ツクシンボさん、こんばんは。

ええ、私もとうとうここまで来たかと思いました。子供の頃より教科書に載っていたジブラルタルですのでこの地に建てた時には、私自身感激しました。

展望台からみた景色は圧巻でしたよ。天気で良かったです。ここまで来て雨で周りが見えなかったら泣きたくなったと思います。

私自身は結構晴れ男ですので旅行の時には助かっています。

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