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2017年9月

2017年9月15日 (金)

今週の生け花(平成29年9月第3週)

那覇市も台風の影響で僅かに風が強い状況が続いていいますが、これから九州・本州地方への影響が心配です。

Th_img_5794 先週は生け花クラブの活動がありませんでしたので2週間ぶりにいつもの2階の場所にお花が飾られていました。
外の雨風とは違い、この場所は静寂な気品さで満ち溢れています。

花崗岩の庭石のような花器がどっしりとした安定感を醸し出しています。その上にモンステラの青い大きな葉が被さり、更にリンドウの紫の花が自然の風景を思い浮かべさせてくれています。
スプレーカーネーションがワンポイントとして添えてあり、そのお陰で思い雰囲気になっていません。
今回はツルウメモドキの直線的な枝振りに沢山の黄色い実が全体を引き締める作用があり、印象的な作品となっています。

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ツルウメモドキは盆栽などの観賞用や生け花、フラワーアレジメントの花材としても使われるつる性木本だそうで、秋に黄色の実がつき次第に赤い色に変化しますが、長い間実が落ちずに鑑賞できるために重宝がられているようです。この様に色づく実をみると秋の気配を感じますね。

<花材:ツルウメモドキ、リンドウ、スプレーカーネーション、モンステラ>

(暫く出張が続きますので返事や更新が滞るかもしれませんがご了承下さい)

2017年9月13日 (水)

輸血のための交差適合試験

今週のFM放送は、血液型について話をしました。医学的な見地からですので、血液型と性格など多くの方が関心のあることではありません(笑)。 以前ABOの血液型についてはお話しましたので(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-5820.html )、今回は実際の輸血に関して、輸血の際の検査法について少し記載します。

血液型にはA型、B型、O型、AB型が存在します。Th_ 輸血に対してはRHプラスとかマイナスといわれるRH血液型D抗体検査という条件も大きく作用します。それ以外に人間の体には不規則抗体といわれるいくつかの抗体が存在して、僅かながらその為に同じ血液型、同じRHのタイプでも輸血出来ない場合も存在します。

Th__2 ・輸血をする際に、違った血液型を輸血すると、凝血や溶血が起こり死に至るケースもあります。ですのでその人に輸血しても凝血が起こらないような血液が必要な訳です。 その為の検査は、患者の血液と試薬(血球と血清)を使用し、肉眼で赤血球の凝集をチェックします。

・ABO血液型の検査でも、実は2種類の検査(オモテ試験とウラ試験)を実地しています。

先ずはオモテ試験にて、実際の患者さんの血液型がどのタイプかどうかを判定します。 これでほぼ問題ないのですが、これまでの輸血歴などで色々な抗体が出来た場合もあるために、ウラ試験を追加して確実にその血液型であることを判定しています。

それだけでなく実際に輸血をする場合は表・裏試験だけでなく、実際の輸血用に提供された血球を使って凝血が起こらないかどうか判定します。

輸血で反応が起きやすい抗体の1つにRh(D抗体)があります。日本人の99.5%はRhプラスでRhマイナスは0.5%と少数派となっています(ちなみに白人はRhマイナスは15%程度です)。

日本人の血液型は多い順にA,O,B、ABで人口比で4:3:2:1の割合です。ですのでAB型でなおかつRhマイナスは人口的に非常に少ないため、手術や外傷などで多量の輸血が必要になる時には注意が必要となり、全国的にも日赤などで登録確保体制が構築されているのです。

2017年9月10日 (日)

○○ファーストの行き着く先は

最近世界の政治では○○ファーストが溢れている。

それを支持する人々には聞こえはいいのかもしれません。 まず有権者、自分を支えてくれることを第1位と考えて施策を講じることは、為政者にとってある意味正しいのかもしれません。

Th_4df16f41019fbafc6c5f89ce87aa41e0 しかしながら「○○ファースト」がややもすると「他の人々はどうでもいい」との排他的な考えが同時に起こることを危惧するのは私だけではないと思う。

正義や理想、理念なき世界での○○ファースト。 ○○ファーストを掲げる方々の意見と博愛や平等といった全世界共通の理想との整合性をどうするかが難しいと考える。

自分だけが良ければとの考えはいずれ、自分以外との間で軋轢をうみ、衝突が必須であろうと考える。

世界・日本中ではびこる○○ファースト、その追及の行く着く先は殺し合いによる決着しかなくなるかも知れない。 そこで勝つのは正義ではなくて単なる多数者であると言うことを歴史から学ばないといけないと思う。

2017年9月 8日 (金)

世界を夢みて 60 : ワルシャワ市内観光No2

前回のワルシャワ市内観光の続きです。これまでの旅行記に写真を多く入れるとすぐに量が多くなってしまうために、分けて載せています。

ワルシャワ市民がこよなく愛しているショパン関連以外の観光を先にご紹介します。前回紹介したワルシャワ市民には不人気の文化科学宮殿から東のヴィスワ川に向かった辺りが新市街地区、更に奥が旧市街地域となります。特に多くの建物は第二次世界大戦時にナチスにより徹底的に街が破壊されますが、ワルシャワ市民の情熱で復興を成し遂げます。

新市街地区の中央には幅が50mもある大通りがあり、両サイドに高さを揃えた建物が並んで建てられています。レストランやカフェ、有名ブランドショップも並びますが、歴史的な教会や大学などもある、賑やで開放的な通りとなっています。

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南側でマルシャウコフスカ通りからクラクフ郊外通りと名前を変える辺りに、コペルニクスの像が建っています。

25年前に立てられた時には周りが工事中ではなかったのですが、今回は周りの建物が工事中でコペルニクス像が上手く撮りにくい状況でした。1473年生まれのコペルニクスはクラクフ大学で天文学を学んだ後イタリアのボローニャ大学に留学し法律を学び、再度故郷のポーランドで司教となります。有名な地動説を研究しますが、天動説を唱える教会とは相容れない考え方で、彼は地動説を唱えた書「天体の回転について」の発表を死の直前で発表します。そのため彼自身は迫害は受けずに済んだのです。しかしその1世紀後のガリレオ・ガリレイは地動説を曲げずに宗教裁判で処刑されるのです・・ガリレイはちょっと可哀想ですweep

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コペルニクス像のすぐ近くにショパンの心臓を祀った聖十字架教会があります。

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そこから3分ほど歩くとワルシャワ大学があります。1810年創立の総合大学です。25年前にこの場所で写真を撮ったのですが、今と違い髪がふさふさで我ながら月日の流れを感じてしまいましたweep

今回はガイドさんがワルシャワ大学の出身で今でも関連があるとのことで、大学の校内にも入ることが出来ました。中では新学期に向けてのレセプションの準備などを行っていました。売店もあり、ワルシャワ大学のネーム入りのシャツなども購入可能のようです。やはりこの大学もドイツとの抵抗運動の場所でもあったため、ワルシャワ蜂起や教育禁止令により63人の教授が犠牲となり、キャンバスも60%が破壊され、さらに大学の所蔵資料も80%が燃やされたりドイツに持ち去られ、その後戻ることはなかったと言われています。

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暫く歩くと大統領官邸がみえて来ます。入り口にはポーランドの英雄ユーゼフ・ポニャトフスキ像が立っています。

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そこから大通りを旧王宮に向かうと、ため息が出そうな程綺麗な王宮広場があります。中央に立つとどこから写真を撮っても綺麗と思える景色があり、多くの観光客が集っている場所でもあります。

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広場の中央には1596年にポーランドの首都をクラクフからワルシャワに移したジブムント三世の碑が建てられています。周囲は旧王宮、洗礼者ヨハネ大聖堂などの建物が整然と建っています。

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王宮広場を少し下ってゆくと、これもナチスにより徹底的に破壊された旧市街広場に出ます。丁度ワルシャワ旧市街の中心地の部分となり、四方が四角い色とりどりの建物に囲まれ、多くの民芸品店やレストランなどが軒を並べています。

広場には椅子が並べられ、観光客が座ってくつろいでいます。
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広場の真ん中にはワルシャワ市の紋章となっている「人魚像」があります。コペンハーゲンの可愛らしい人魚像と違い、この人魚像は楯と剣を持って筋骨たくましい人魚さんです。シッポの形も竜の様な感じです。昔話で、人魚がヴィスワ川の漁村のワルシャワを気に入り住み着きますが、最初は悪戯好きで漁民の網を破ったりしたそうですが、容姿も唄声も綺麗で次第に漁民達も人魚を受け入れます。しかし彼女を見せ物の商売に使用とした商人が罠を仕掛け、人魚を捕らえるのですが、それを聞きつけた漁民が彼女を助けます。それに感謝し、人魚は剣と楯でワルシャワを守ることを誓ったそうです。そのためにワルシャワの紋章となったそうです。道理で可愛い人魚さんではなくて勇猛果敢な感じを受けるわけです。

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25年前の写真を見返すと、同じ様な人魚像がどう見ても旧市街広場ではないところ(城壁の近くでしょうか?)にあるのです。 そう思い色々な本を見てみると、なんとワルシャワ中心地にもう一つあるとのことでホッとしました。 25年の間に人魚姫が自分で移動したのかと思いました・・coldsweats02

ところがそれだけでなく、その時の旅行で買ったポストカードを見ると、旧市街広場の人魚像がないではないですか・・・Why?

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上のポストカードの中に人魚像がいない、やはり時々川に泳ぎに出かけているのでしょうか?・・・・この疑問も調べてみると、途中像の修復期間があったようで、上の写真は人魚像が修復に出された時の写真ではないかと想像しました。ワルシャワの守り神なのですから夜な夜な遊びに行っていてはこまりますhappy01

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ここから暫く歩くとかつての二重で出来た城壁の通り抜けてゆくと、旧市街から新市街地となります。

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あまり目立たないのですが、キューリーの生家があり、現在は博物館として研究資料や写真などが展示されています。彼女はパリ大学へ進学し、そこでの研究で、世界で唯一ノーベル物理学賞(1903年)とノーベル化学賞(1911年)の2部門で受賞した方です。彼女もやはりボーランド市民が尊敬する方でもあります。

次回はポーランドで一番愛されたショパンについて書いて見たいと思います。

2017年9月 6日 (水)

爪白癬治療も塗り薬へ

水虫や体部白癬などの真菌類の感染症は、真菌も持つ特殊性から根治に時間がかかりました。特に足の水虫が爪の中に入ると、硬い爪に守られて、塗り薬も効かないためお手上げ状態でした。その後は爪白癬にたいする内服治療へと治療法が変化しましたが、時間がかかることや副作用の注意点もあり、なかなか普及しませんでした。

2014年に爪白癬に対する塗り薬の許可がおりましたが、さほど期待は出来ない状況でした(もちろん効果が十分にあった症例もあります)。この薬も爪の中への浸透が不十分だったからなのです。(この様なことは以前ブログに書きました http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-e079.html  )

2016年4月から新しい2番目の爪白癬用の塗り薬が発売許可が下りています。この薬は薬剤の浸透性が高く、爪白癬に対して効果が高いことが分かる様になり、皮膚科などで急激に処方が伸びている薬剤となっているようです。

Th_b4bf0283721c8f31e0baf8413ab748c9 新薬が出ると発売後1年間は副作用などのモニタリングを行ったりしますので、長期的に処方出来ない決まりがあります。今年の4月からは1年が経過したために、これまで外来受診1回につき1本までしか処方出来きなかった制限は解除されています。

全く副作用が無いわけではありませんが,塗り方に注意しながら気長に使用して行くと、多くの症例で塗り薬だけで爪白癬が完治することが可能な時代になりました。 これは非常に画期的なことかもしれません。

ある調査では日本人10%、約1250万人が爪白癬を持っているといわれています。爪が変性して厚くなるなったような爪白癬をお持ちの方や気になる方は、1度皮膚科の先生と御相談されて方がよいかもしれません。 薬剤の進歩の1つです。

2017年9月 3日 (日)

世界を夢みて 59 : ワルシャワ市内観光No1

ポーランドの首都ワルシャワは歴史、文化、音楽、教養が溢れる文化都市でした。25年前と比べても更に近代都市と変貌していると感じました。
今回はリトアニアからバスで入国したのですが、ワルシャワ・ショパン空港やワルシャワ中央駅から入って来る旅人も多いと思います。
夜、ワルシャワのホテルに着いたのですが、いつものように寸暇を惜しんで、夜の街の散策へ。もちろんこんな時にはリスクを避けるために人通りの多い所しか歩きませんが・・・

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ワルシャワ中央駅の夜景です。光が美しく、構内も清潔で綺麗でした。このワルシャワ中央駅と近く文化科学宮殿の辺りが1番賑やかな所で、大きな近代的なホテルやビジネス街もこの辺りに集中しています。モダンな場所です。

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ワルシャワ駅に隣接するバスターミナルです。ここも光が綺麗でした。 

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お店は閉まっていましたが、酔っ払いに気をつけながらウインドウショッピングです

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右奥の茶色い部分がワルシャワ旧市街地で右手前が新市街地となります。

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反対側には高いホテルやビジネスビルが並びます。この写真からでもワルシャワって広いということが分かって頂けると思います。

さて、上の写真はどこから撮ったと思いますか?、ワルシャワ市民がジョークでここからが1番美しい眺めだと言っています。何故かって・・・それはこの場所で見れば、この建物(下)を観ないで済むからだと言うことなのですが・・・・⤵

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→実は、上の写真は、悪名高き(笑)文化科学宮殿の一番上の展望台からの写真だったため、この宮殿をみなくて済むというポーランド人らしい話しです。この建物はスターリンによってソビエト連邦からポーランド人民への贈り物として1955年に完成します。高さ237メートル、42階立てで、尖塔の高さが49m、部屋数3288室とワルシャワのシンボルタワーですが、当時の名前はヨシフ・スターリン記念文化科学宮殿の名称でした。ソビエト支配に快く思わない多くの市民にとっては、この建物は支配の象徴だったのです。そのためにこの建物自体が見えない展望台からの眺めがワルシャワの一番いい景色だと揶揄したのです。 

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今ではスターリンの名前は省かれ、文化科学宮殿となっています。展望台には夏季は20時、冬季は18時まで開いています。エレベーター近くの案内所で20ztで購入出来ますが、結構混んでいました。更に私が乗ろうとした時に団体客が入って来たために15分ほど待たされました。乗りたい方は時間の余裕をみて昇って下さいね。

幾つか写真を撮ってホテルに戻り明日からの市内観光に備えました。一気にワルシャワ市内観光を書き終わろうと思ったのですが、写真が多く見所も沢山したので、ワルシャワ市内観光を続けて書きたいと思います。飽きずにご覧下さいね

2017年9月 1日 (金)

今週の生け花(平成29年9月第1週)

Th_img_5737 季節は9月となり秋へと向かってゆきます。まだまだ暑い沖縄ですが、肌で感じる暑さのピークは過ぎた気が致します。私の方は30年以上1日の半分以上を病院の冷暖房の中で過ごし夏でも冬でもあまり温度差の無い生活を続けてしています。ヤワな体ですので1日中外にいたら夏バテしてしまうかもしれませんweep             

今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にもお花を飾ってくれていました。今週の生け花はギュッと濃縮された美しさです。

落ち着いた花器とビバの緑の硬い葉を後方に置くことで、ひときはダリアの大輪が目立ちます。そのダリアの花の色がとても上品で美しいです。複色系の品種で、白い花弁の先が桃色から赤いに近い色に移ってゆき、柔らかな美しい女性をみているようです。

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まだ開ききっていない黄色のも今回は主役の座を奪われてしまっているようです。おそらくこの3種類だけでは物足りなかったのかもしれませんが、そこは生け花クラブの皆様の美的感覚でしょうか、その合間から覗くヒペリカムのつぶらな赤い実がアクセントをつけてくれています。ピペリカムの花は黄色なのですが実が鮮やかな赤になるために生け花にもよく使われているようです。

9月に入ると月日が進むのが速くなります。休眠しているとあっという間に冬になりそうです。なまった私の頭に気合いを入れなければと思う9月です。

<花材:ビバ、ダリア、菊、ヒペリカム>

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