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2017年9月25日 (月)

世界を夢みて 61 : ショパンのワルシャワを訪ねてNo1

ワルシャワの街を廻ると、至る所でショパンに出会えます。それ程ワルシャワ市民はショパンを愛しいるのだろうと感るのです。

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25年前と同じ佇まいだったワジェンキ公園のショパン像と再会。当時の記憶のまま変わらず鎮座していました。柳の木の下に座り故郷の自然を眺めているショパンの像です。

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この広場には沢山の椅子がなら並べられ、夏の間はショパンのミニコンサートを無料で聴くことが出来る市民の憩いの場所となっています。

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ただ25年前と違ったのは市内各所(おおよそ15カ所)に黒っぽいショパンのベンチがあったことです。このベンチはテーブルの上に現在地を示した地図が書いてあり、その横のボタンを押すとショパンの曲が流れます。どのテーブルも違う曲が流れますので、ワルシャワでこの椅子を見つけたらボタンを押してみるのも楽しいですよ。

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この公園を抜けて、王宮広場へと続く大通りに面し、コペルニクス像の近くに、聖十字架教会があります。ポーランドに生涯帰ることが出来なかったショパンの遺言通り、姉のルドビガによって彼の心臓はワルシャワに持ち帰えることになります。この心臓は今でもこの教会の支柱の一つに安置されています。当時心臓に心が宿ると考えられていたため39歳で生涯を閉じたショパンは肉体は帰れなくても「心はポーラントに帰りたい」と願っていたのです。

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第二次世界大戦中は教会もドイツ軍により破壊され、心臓も持ち出されますが、教会の再建後無事ショパンの心臓も元通り安置されています。ショパンの心臓はアルコール浸けで保管され、50年に1度ほど、専門家の調査のため開けて保存状態を調べられるとのことで、その時以外は関係者もみることが出来ないそうです。

Th_dsc05768_2 また今回違っていたのは、教会の側面に大きく聖人となったポーランド出身の第264代ローマ法王のヨハネ・パウロⅡ世のレリーフが飾られていたことでした。熱心なカトリック信者の多いポーランドで本当に愛されていた神父さんだったことが分かります。特に2013年にローマ法王庁が聖人になる条件を満たしたと「列聖」として認めた事によりポーランド各地の教会や広場などで彼の写真や銅像をみることが出来ました。



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この教会を出て直ぐ斜め向かえに美しいバロック形式のヴィジトキ教会があります。その近くの学校にショパンは通っており、1825年にショパンは日曜ミサの際にパイプオルガン奏者に指名され、この教会で何度か演奏したそうです。

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今でも当時のままのパイプオルガンが残されていますが、今回は修復中でオルガンの前がカバーされていました、残念!

ショパンの生誕100周年にあわせて2010年にリニューアルされたショパン博物館があるのですが、残念ながら時間が無く廻れませんでした。次回ワルシャワに行く機会があればぜひ訪ねたい場所です。

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その後ショパンもよく食べに来たという「ホノラトカ」にて夕食を頂きました。ヌードル入りのコンソメスープ、ベレメニ、生野菜、アップルパイなどを頂き大満足。きっとショパンも食べたのだろうななどと思いながら食べさせて貰いました。

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店のオーナーからショパンがいつも座っていたという席を説明され、写真をパシャリと(中央の2人掛けの席です)・・・ショパンを敬愛する方々が世界中からこの席を指名して食事に来るそうです。

次回はショパンの生家とショパンのミニコンサートを紹介致します。

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コメント

明るいワルシャワの写真に引きつけられました。景色や建物もすごく明るく清々しく撮られていますね。ショパンの心臓の話にはびっくりしました。いろんな話や建物に引き付けられ読ませていただきました。この頃海外に行ってないので、また行きたくなってきました。

はるかさん、こんばんは。

ええ、バルト三国もそうでしたがワルシャワの街も、殆ど塵がない清潔な街でした。 街全体が大きく、歩道も大きいの歩いていても気持ちが晴れ晴れした気分で散策出来ました。。

当時は心は心臓にあると考えていましたので、もともと肺が弱かったショパンは死が近づきに連れて、せめて死後は自分の精神だけは故郷に帰して欲しいと希望したそうです。

2014年に保存状態の確認がされたそうですので、次回ショパンの心臓を調べるのは2064年になる予定だとか・・・もう私達は生きていませんね。時代を超えてこれからもショパンは世界の人々を魅了し続けることでしょう。

海外に行くのは大変ですが、もし可能なら行って下さいね。感動は人生を変えます。

院長先生
 こんばんは。
ワルシャワは美しいところのようですね。妹も行った事があるので、
そう、話してくれました。
ポーランド、特にワルシャワはショパンとは切り離せませんね。
ショパンのピアノ曲は好きでよく聴きました。
若い頃はショパンのレコード(当時は)をすべて買いたいなどと
思ったものです。夢は叶えられず・・・。
次回も楽しみにお待ちしております。

マコママさん、こんばんは。

妹さんもポーランドには行かれたのですね。ええ、綺麗な街でした。
本当にポーランドの国民はショパンが大好きなようです。至る所でショパンに出会えます。前回との違いは、第264代ローマ法王ヨハネ・パウロⅡ世の銅像や絵画などが至るところで見受けられ、熱心なカトリック信者が多いと感じられました。

当時のショパンのレコードの全部ですか? 凄い数になりそうですね。 それほど彼のピアノ曲は素晴らしいですね。 詳しくはありませんが私も好きですよ。

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