今週の生け花(平成29年8月第2週)
夏の高校野球も始まり、子供達の暑い夏のど真ん中となる今週でしょうか。大人は暑さに負けて涼しいクーラーの中でしか生活出来ません
(残念ながら沖縄・興南高校の甲子園は終わってしまいましたが、やはり相手の智弁和歌山 の打力を褒めてやりたいと思います)
今週もいつもの2階の場所に生け花クラブの皆さんがお花を飾ってくれていました。
今週の生け花は真っ赤な花器が夏の情熱を放っています。
旅行好きな私としてはこの赤は何となくスペインのアンダルシアを思い浮かべてしまいます。
赤い花器から真っ直ぐに上方に伸びたパンパスグラスの穂が光り輝いています。情熱の土台と黄金に輝いた穂の間でお花たちが輝いています。
清楚で力強い白い小菊、トルコギキョウの中で白に紫の縁が印象的な「バルカン・マリン」の花、黄色のスプレーカーネーションがそれぞれに自分たちの存在をアピールしています。
その花々をユウカリの一種のテトラゴナの葉が全体を引き締めまとめあげています。
夏空の元、涼しげな風が通り抜ける今週の生け花でした。
<花材:パンパスグラス、テトラゴナ、トルコギキョウ、スプレーカーネーション、小菊>
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一年中、見事な生け花のある病院というのは素晴らしいですね。
私の通う病院は、無味乾燥としております。
患者のことを考える病院経営、素敵です。
投稿: しげまる | 2017年8月12日 (土) 07時55分
しげまるさん、おはようございます。
一般の方にとっては入院はいわば非常事態で、皆好きで入院しているわけでもありませんし、入院生活は入院となった病気だけでなく精神的にも辛くなることだと思います。
たまたま立地が良く病院からの眺めもよく、外の移り変わる景色を見るだけでも少し癒されます。それに加えて生け花クラブが飾ってくれるお花達でホッとされる方も多くいます。
患者さんがいないと病院の存続意義はありませんし、少しでも患者さんの気持ちが楽になる病院になって欲しいと願っています。
投稿: omoromachi | 2017年8月12日 (土) 09時45分