憧れと嫉妬
何かを行動とする原動力に「憧れ」があります。憧れは「夢」を現実化させて、実存する人や生き方を例えにこれからの道標になる。
あの人のようになりたい、あの生き方を真似してみたいと思う。
その憧れが強烈であればあるほど、近づきたいと渇望する。しかし思うように出来ないのが世の常である。そこにはある種の嫉妬が介在する。
憧れへの嫉妬がブレーキをかけてしまい、先に進まなくなる。強烈な憧れほど達しない時に嫉妬も強く感じられる。
そのような嫉妬は心の負担、マイナス面にしかならない。憧れは目標であり、同一にはなり得ないことを理解せねばなるまい。 そのことを自覚すると心が軽くなり、憧れを斜め前に置いて、見ながら進むことが出来るようになる。
憧れを嫉妬により引きずり下ろし同化するのではなく、常に自分の斜め前に向かって走り続ける存在であって欲しいと願う。 それに近づくことでいつか自分も憧れを掴むことが出来るかもしれないと思いながら生きてゆきたい。
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院長先生
こんばんは。
病室からの眺めは素晴らしいですね。
患者さんたちも癒されて早く回復致しますね。
憧れと嫉妬ですか・・・?憧れは必要かもしれませんね?
私は羨ましく思わないように心がけております。
礼儀上?羨ましいわ!ということはありますが・・・。
自分にはできないことは仕方がありませんものね?
投稿: マコママ | 2017年7月30日 (日) 19時31分
マコママさん、こんばんは。
病室からの眺めは最高です。特に朝日が登る時間帯、そして向かって右側の慶良間諸島の方向に沈む夕日を眺めるのは素敵です。 苦しい入院生活をしている患者さんの癒しになれる風景と思います。
マコママさんは謙虚ですので、出来ないことに対しては羨ましがらない様にされているのですね。
憧れがあっても、自分でなれないことも多くあります。憧れにどっぷりを浸かると周りが見えなくなる場合もあると感じます。 憧れはいつでも見える場所にあって欲しいと思い書きました。
投稿: omoromachi | 2017年7月30日 (日) 20時30分
院長先生
早速、お返事ありがとうございます。
再び失礼致しますが私はむしろ謙虚さに欠けていると思っております。
ある意味?自己主張が強いのかもしれません。
歳を重ねて頑固さも増してきていると思っておりますが?
今更、直せそうもありません。お恥ずかしい次第です!
投稿: マコママ | 2017年7月30日 (日) 21時30分
マコママさん、こんばんは。
私からみるとマコママさんは十分に謙虚だと感じております。 この様なコメントを頂くだけでもその様に思います
年齢を重ねると頑固になる方もいらっしゃいますが「歳を重ねただけ、許容範囲も広げるように努力しないといけない」とこれからの私も考えているところです。
投稿: omoromachi | 2017年7月30日 (日) 21時46分