赤いスイートピー
松田聖子さんの曲に「赤いスイートピー」があります。作詞が松本隆さん、作曲は呉田軽穂(くれだかるほ)そうあのユーミン(松任谷由実)さんです。
この歌詞の中には本当に沢山の煌やかな言葉はあります。それぞれを抜き出しても本当に素敵な歌詞です。作詞家の松本さんを改めて凄いと思う曲の1つです。
いきなり、「春色の汽車に乗って」で始まります・・・春色の汽車って・・・思い巡らすのです。
私が1番大好きなフレーズは「何故 あなたが 時計をチラッと見るたび 泣きそうな 気分になるの」 の部分です。 私よがりの解釈かもしれませんが(皆それぞれが色々な解釈をすればいいのかと思いますが・・)、若く愛し合っている2人にとっては、学校や家庭など様々な制約があります。ずっとずっと一緒にいたくても、彼も家に帰らないといけないし、私も帰らないといけないのは分かっているのです。でも一秒でも長く一緒にいたいのです。 別れないといけない時間を彼の時計が告げているのです。 時間が止まって欲しい・・・そのような感じがこの歌詞の部分に感じ取られるのです。
この曲は松本さんのまさに青春を唄った歌詞ではないかと感じています。その当時はスイートピーは白が殆どでした。この曲が流行った後に改良されて赤いスイートピーが販売されるようになったそうです。この唄がなければ赤色のスイートピーは花屋さんに並んでいないのかも知れません。
松本さんは淡い青春の恋を「赤い」色と柔らかく繊細なスイートピーに託したのかもしれない・・・などと禿げたオヤジ(私)は考えながらギターの弾き語りをしました。
ブログを書いた始めの頃に、この曲を1番だけアップしましたが、今回はちゃんと最後まで録音しました。皆様方のイメージを崩してしまうかも知れませんが、よろしければお聴き下さい。
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コメント
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こんにちは。

赤いスイートピー
良い曲ですね~
先生のおっしゃるとおり、
解釈はそれぞれですね~
私は帰りの時間を気にする彼に
私といる間は
時間なんか気にしないで欲しいという
乙女心なんじゃないかなと思っていましたけど、
先生の解釈を読んでなるほど!と目からウロコでした
人によってとらえ方が色々違うところが
面白いですね。
投稿: monna | 2017年4月16日 (日) 16時40分
monnaさん、こんばんは。
monnaさんは松田聖子世代ではないでしょうか? 私の方は松田さんと言うより松田さんの曲を提供している方々に好きな人が多かったです。
私の友人は「・・」の部分に関して、男性が余り気乗りでなくて、退屈で時計を見ていると思っていたとのことでした・・・そうなるとこの曲のイメージが私とはだいぶ異なった気がしますね。 monnaさんは乙女心からの嘆願のような雰囲気ですね。
いつも聴いて頂きありがとうございます。
投稿: omoromachi | 2017年4月16日 (日) 19時15分
omoromachi様、こんばんは。
なんて春らしい曲なのでしょう

いつも通り画像も唄も本当に
素敵です
rurikoの生まれる前の曲ですが
当然母は知っていました
私もなぜか知っているのですが
何処で聴いたか不明です
朝からこの曲を何度も聴きながら
心が春らしく陽気になりました
今日の福岡は暑かったです
もう沖縄は初夏かも知れませんね
投稿: ririka | 2017年4月16日 (日) 19時33分
ririkaさん、こんばんは。
平成生まれのririkaさんも知っていた歌だったのですね。オジサンとしては嬉しいです。松田聖子さんも福岡でしたから地元として知っているのかも知れませんね。特にお母さんは同世代じゃないでしょうか?
この曲は春らしい綺麗な曲ですので、唄っている私も元気が出ました。お母様にも宜しくお伝え下さい。
投稿: omoromachi | 2017年4月16日 (日) 23時07分