世界を夢見て 51 ; ヴィリニュス大学
リトアニアの首都ヴィルニュスには沢山の教会や祈念碑、大学などがあり、1日2日で全てが見れることは不可能です。世界遺産となっているヴィリニュス歴史地区の旧市街地でも一番大きな建物がヴィルニュス大学です。世界的に見ても貴重な古書のある図書館、大学構内に
あるフレスコ画、当時グリニッジ天文台と双璧をなした天体観測所、聖ヨハネ教会とその鐘楼などヴィルニュス大学は是非みたい場所でした。どうやら校内を廻るツアーもあるようでしたが、時間の関係であきらめていました。市内を回ると、丁度ヴィルニュス大学の校門に出てしまいました。入り口で観光客は ユーロで入ることが出来るのですが、一番行きたい図書館はもう閉まるとのことでしたが、やはり入ることにしました。
この地域では、クラクフのヤギュウォ大学(1364年)、ケーニヒスベルク大学(1544年)に次ぐ古い歴史を持った大学です。この地で16世紀に宗教改革が起こると、それに対抗するためにイエズス会が1570年に高等学校が設立しその9年後に大学へと改変してスタートします。この国の歴史と同じで色々な局面を迎えた大学でもあります。帝政ロシア時代は抵抗運動の中心となったため88年間学校は閉鎖となっています。現在は2万人の学生が勉学に励む大きな大学で、なんと日本の山形大学や神奈川大学とも学術交流をしているそうで、日本人の留学生も数名はいるとのことでした。
門の入り口で学生さんの様な方からチケットを購入して、学内に入ります。とても大学とは思えない広さと歴史的な建物です。中に入ると全く大学校内であることを忘れていまいそうです。駄目だと思いましたが、中庭を通り、古書室へと向かいました。ゲートがあり入館出来るか係員に訪ねましたが、もう閉館時間で入ることは出来ないとのことであきらめました![]()
更に奥に進むと周囲を建物に囲まれた中庭に出ました。ここは大学らしく、学生さんがノンビリと本を読んだり雑談をしていました。再度入り口に向かうと正面に 教会があり、右手に高い天文台がありました。
天文台は部外者も昇ることが出来、途中までエレベターで上がれます。最後はとても急な梯子が架かっています。足の不自由な人や高所恐怖症の方は昇りにくいかもしれません。 しかしその昇った先の展望は素晴らしく、塔を1周することが出来て、ヴィルニュス旧市内を360度見渡せる絶景ポイントでした。
今度は天文台の塔を降りて、正面に見えた教会に入りました。とても大学校内とは思えません。最初にイエズス会が建てただけあって教会は見事です。高い天井、祭壇も豪華な彫刻が施され、ステンドグラスも鮮やかでした。
私が入ると同時に20名ほどの学生や教員が入って来ました。聖歌隊(合唱部)のメンバーの練習を行うということで、私も聴いても構わないとのことでした。私に取ってはサプライな出来事でした。 広く美しい教会を探索しながら、素晴らしい音楽も同時に聴けるというラッキーな機会に恵まれたのです。練習ですので、それぞれのパートの入り方などを入念に行っていました。この教会は音響もよく鳥肌が立つ程の響きでした。 しばし夢のような音楽に浸っていました![]()
大学内を回る現地ツアーもありますので、もしヴィルニュスに旅行の折には検討して下さいね。素晴らしい図書館などを見ることが出来ると思います。もう一度訪れることがあれば、私もこのツアーに申し込みたいと思いました。世界は見ることが沢山あります![]()



















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