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2017年4月23日 (日)

AIが出てきた以上、英語教育を根本的に見直す必要は

コンピューターが凄い勢いで発達し、更にAI(人工知能)が出てきて、人間の能力をも凌駕する時代がやって来ています。

私は英語が苦手で、受験したときも苦労しましたし、現在も不得意です(医学の論文ぐらいは読めますが・・・)。 旅行に行っても聞き取れるかどうかで不安になります。 英語が出来る方を尊敬しますし、神様のようにみえてしまいます。

外国を旅行する場合、英語だけではなく、沢山の言葉を使わなければ、個人旅行は難しいと思うことがあります。 私は旅行が好きですが、英語がメインの国以外はツアーで出かけています。それでも昔は「トラベル○○会話」などという本を持って、どうにか意志を伝えようとしたものですが、今やスマホで多くの言語の訳が可能となっています。 コンピューター上での言葉の変換も急速に正確性が増して来ています。おそらくAIの発達により近い将来(10年もかからないのでは)、ほぼ許容出来る範囲内で他言語への変換は可能となるはずです。

私が以前から英語にのめり込めない理由の1つに、英語を使う環境で育てば、幼稚園や小学生でさえ私以上に、聞くことも話すことも出来ます、しかし私より知的なことを考えているかと言えば、多くは私の方が知識も経験も上のはずです。 英語を学んで小学生と同程度の会話をするための時間がもったいないと考えていたのです。 英語を使って今の生活(仕事)以上のことを学ぶのであれば、本気で語学を学ぶべきだと思うのです。

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今、AIによる言語変換の現実味が出てきているのに関わらず、日本の英語教育の方向性を修正する気配が見受けられません。 政府や文部科学省は何を血眼になって英語教育を小学校から学ばせようとしているのでしょうか? 物事を深く考えてないといけないのは、まず母国語をしっかりと学ばせて、そこからより深く、社会のこと、もっと基本的な思考体系、あるいは哲学的なことを学ぶ必要が先ではないかと考えるのです。

小学生から日本語を学ぶ時間を割いて、英語を勉強するのはもう時代錯誤だと思うのです。コンピューターがやれることはコンピューターにさせればいいのです。 外国語を学んだり、そこで暮らして生活をするのであれば、本格的に学べばいいと思います。 日本国民全員が母国語を介して思考や哲学を追求することの方が、英語圏の幼稚園生のレベルの会話が出来るよりもっと有意義ではないかと思うのです。

もうAIが出てきた以上、単なる言葉の変換はコンピューターがやる時代が直ぐそこまで来ているのです。10代、20代で学ぶのは、言葉の変換ではなくて、言語を介して世界を見ること、思考することだと考えるのです。

これは、英語が苦手な私の考えですので、英語を頑張ってやっている方や習得され方が気に障ったら申し訳ありません。今でも外国語がしゃべれる方は凄いと尊敬しています。外国語を習得することで世界が広がっているのは素晴らしいことです。

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コメント

こんばんは。

わたしも旅が好きで、
英語も話してないとどんどん忘れてしまうので、
それを避けるために、ここ数年語学学校に通っていました。

通い続けて思うのは、語学の勉強よりもむしろ
いろいろな国の方と話をすることで、
人それぞれの生き方、考え方、仕事の仕方、家族の在り方 等々・・・
同じ人間として学ぶことが多かったなぁということです。

先生が仰るとおり、いまは便利な翻訳ツールもありますし、
日本語を話せる外国の方も多く、
語学力の現状維持目的であるなら学校へ行くこともないかな?と、
わたし自身もいま休学しています。

語学勉強を一旦休むにあたり、しばらく迷いもつきまとったのですが、
先生の記事を読んで、少し気持ちが落ち着いたといいますか、
「これでよかったんだよなぁ」と、ちょっと区切りがつけたような気がします。
ありがとうございますconfident

アケさん、こんばんは。

アケさんも旅行が好きで、私の行っていない南米なども果敢に攻めていらっしゃいますね(笑)。 
旅行に行ったときほどもっと、英語(語学)をやっていればよかったと思いますね。
アケさんが書いてあるように、本来外国語を学ぶのは、それを通して様々な国の人々を理解して学ぶことだと考えています。

語学はやらないと忘れてしまうので、維持をするのも大変ですよね。アケさんは今は休学中とのことですが、やることがいっぱいですので優先順位をつける必要はあろうかと考えます。

AIの出現は今後飛躍的に翻訳能力を高めると思います。そうなると世界の様々な言語の国の人々とある程度の会話や意思疎通は行えるのではないかと考えています。

私も夢のような同時通訳なみのAIがスマホに入る時代まで旅行を続ける事が出来ればと願っています。それより先に体力が落ちそうで心配ですが・・・weep

こんにちは。永らくPCが不具合ではなく、私の頭が不具合で
にっちもさっちも、行かないでいました。やっと回復しました。happy01
私も無謀にもガイドなしで、カナダに行きバンクーバーで迷子になり
泣いたことがあります。私ジャパニーズオンリーですので・・・
娘の婿さんは中学までアメリカで育ったため、高校のときは国語と社会は
1か2の成績だったそうです。高校には帰国子女枠で「、おお甘」で
入ったんだと思ってます。日本語ができないのもつらかったと言ってました。

フーミンさん、こんばんは。

なかなかPCの不具合は自力で回復は難しいですよね。回復してなによりです。

今思えば冷や汗ものの経験も笑い話になりますね。何かのトラブルに見舞われた時には相手国の言葉が使えないのは恐怖に近い体験となります。

帰国子女の皆様は、バイリンガルで育っていますので、英語(それいがも多いでしょうが)の学習に関してはずば抜けているのですが、やはり日本語の記述問題は大変だと伺っています。

今回書いたのは、日本語の習得もまだ未熟な段階から、国語の授業などを削って英語学習に割り振る日本の教育はAIが出てきている以上もう古いと考えたのです。 この子供達が大人になるときには英語以外の多言語も身近な端末が処理してくれると考えているのです。

それより、考える力、自力で問題を処理する能力を高める教育をした方がよいと思うのです。考える力の根源は言葉です。その言葉をまず高めるのが初等教育と思ったので、あえて今回のブログ記事を書いたのです。

久しぶりにコメントさせていただきます。私はこのことについていつも考えています。というのは日本語教室で外国から日本に来て暮らしている人に日本語を教えているので、母国語と新しく習う言語ということでいろいろと考えさせられることがあるのです。外国語といっても英語が世界中を支配しているように思われている人もいますが、日本人が外国に行って働くとき英語を知っていても役に立たない国がたくさんあります。単に観光旅行で行くのなら英語を知っていると便利ですが、英語を知っているだけで世界中どこでも通用するかといえばそうでないといいたいのです。そして何よりも母国語をきちんと習得していない状態で違う国の言葉を使うのは生活習慣が違うところで不安のまま暮らすのと一緒で、きちんと思考ができないのです。難しい本が読めないのです。作文が書けないのです。それは、考えることができないと等しいのです。小学校に入るまでに日本に来て、日本語を小学校で習っている子は、日本語で思考します。学校の授業では、日本の子供と同じ理解度です。ところが、4年生から日本に来て小学校に入った子は、日本語をすぐ話せるようになりますが、読んだり書いたりがなかなかできないのです。話すことは友達と付き合っていくうえで覚えていくのですが、読んでも意味が分からない、書くことがわからない、といいます。国語以外の教科もわかりません。補助者が付いていても、理解に時間がかかり授業中の理解に間に合いません。だから勉強が面白くありません。やる気をなくします。能力はあるのに言葉が邪魔して能力を出させていないのです。本来言葉は能力を引き出すものなのに。だから、他言語の習得はその必要が生じた大人になってからしても十分できることです。大人は話すのは子供より遅いですがわかるようになると早く上達します。だから小学生の頭を混乱させ、覚えるだけの英語教育はマイナスです。小学生の間は、しっかりと日本語で正しく話したり読んだり書いたりして知識を広げ理解力を高め、思考することができるようにすることです。日本語できちんと自分の考えを書けない子が英語で自分の考えを書けるでしょうか。もしそれを望んでいるのなら、母国語は英語にしようということです。すみません人様のブログに言いたいこといっぱい書いてしまいました。omoromachiさんにわかっていただければいいので、削ってしまっていいです。

はるかさん、おはようございます。

私が伝えたいことをはるかさんが書いているとおりです。最近、日本人は学校で長い時間習っても、英語が話せない、聴けないなどの実践が伴わないと批判を浴びています。その解決策として、より子供(小学校)から聞く英語、話す英語を教えようと国は考えているようです。

しかしどうなのでしょうか? はるかさんも書いてあるように、人間が思考するのは言葉を介して行います。と言う事は基本的に母国語の基礎がしっかりしていないと始まらないことです。 小学校の国語を疎かにして英語を学んでも(ただ英語圏の幼稚園レベルの会話)、知識を広げること、深めることにはなりません。 

AIの言語翻訳機能が急速に進めば、単に言葉の置き換えは出来るはずです。それより議論の内容の深さが人間に取ってより重要となるはずです。 そのためにも小学校から母国語の重要性、考えることの重要性を学ぶためのカリキュラムの方が大切と考えるのです。

はるかさんは、ボランティアで外国の方に日本語を教える立場ですので、私の書いた本意も理解されていて、とても嬉しく思います。

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