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2016年10月16日 (日)

沖縄からローマが見えた

「勝連城跡からローマ時代のコインが出土」とのニュースが先月ありました。

Th__3 現代の沖縄、琉球が統一される前は按司(あんじ)と呼ばれる地方の豪族が沖縄を納めていました。12世紀ごろより大きく三つに分割されていました(北山、中山、南山)。 沖縄本島の中部一帯を納めていたのが阿麻和利(アマワリ)と言う豪族でその居城(グスク)が勝連城でした(世界遺産)。 佐敷按司の尚氏が中山、北山、最後に南山を倒して三山を統一し1429年に琉球王国が成立します。

琉球の地は統一される以前より日本各地、朝鮮半島、中国、東南アジアなどと貿易を行う海洋国家として名をなしていました。 色々な文明が周辺国よりもたらされます。以前「シルクロードの終着点:沖縄」というタイトルで東の端に辿り着いた終着点が沖縄(日本)であったと書きました(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-433c.html )。

平成28年9月に2013年の勝連城の発掘調査にてTh__4出土したコインが、日本で初めてのローマ時代のコインとその後のオスマントルコ時代のコインであったと報道がありました。

旅行が大好きで、イタリアもトルコも大好きな場所です。私の古代文明へのロマンをかき立てた報道でした。 いったいどのようなルートでどのような人々を介して、こんな小さな沖縄まで辿り着いたのでしょうか? きっと沖縄や日本の文化も逆に西へと時間をかけて伝わった物も多かったのでしょう。

Th__5 この小さなコインが辿って来た運命はどうだったのでしょうか? どんな人々の手を介して来たのでしょう? 私の頭の中では時間や距離の長さを埋めるように色々な民族の顔や歴史上の人物、古代の建造物、ローマから中国や東南アジアに向かう様々な道や交通手段などが忙しく行き来しています。

今日は古代ロマンという楽しみを持って眠れそうです。小さなコインに乾杯!

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コメント

ここの地方紙にも掲載されました。どのようにして伝来?をしてきたのでしょうかね。
古代のロマンですね。でも研究が進むとテレビのドキュメンタリー番組になりそうな気がします。期待したいと思います。イタリアは、もう一度行きたいと思っております。

ひでさん、こんばんは。

石川県の新聞にもこの件が載っていたのですね。嬉しいことです。

勝連城の発掘調査で見つかったコインですが、それが古代ローマだったり、オスマン帝国のものだったりと、旅行好きな私としては興味津々です。

私は高校卒業までこの小さな島を出たことがありませんでした。でも海を見ながらここからは米国へも、ヨーロッパとも・・世界中と繋がっているのだと未だ見ぬ広い世界を夢見たものです。

500年以上前の廃墟からこのようなコインが出たのですから先人たちは既に世界と繋がっていたのだと驚いてしまいます。

ひでさんもイタリア行かれたのですね。ヨーロッパ各地を回っていても古代ローマの影響は凄いです。また私も訪ねてみたいです。

おはようございます。

ローマ時代のコインは横顔のように
見えますね。
シルクロードの終着点が
沖縄なら、
もしかしたら沖縄の人の祖先の中にはローマ人の
方がいるのかも知れませんね。happy01
どのような旅をこのコインがしてきたのか
想像してしまいますね。

monnaさん、こんばんは。

ローマ時代のコインはX線で調査したところ4世紀頃のコンスタンティヌス朝時代のものとみられるそうで、monnaさんがご指摘のように横顔がレリーフされています。

沖縄にローマ人が入っていたら面白いですね。私もちょっとローマの血が・・と言ってみたいですが、外見上似てないのが残念ですcoldsweats01

この小さなコインは、どれほどの多くの人の手を介して届いたのでしょうか? 考えるだけで楽しくなってしまいます。

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