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2016年8月24日 (水)

バテるとは

今日のFM放送は夏バテについて話をしました。以前ブログにもその本態は灼熱環境による「自律神経失調状態」にのことを書きました。

「バテる」と言う言葉を調べていたら、「バテる」とは、Th_86a7957931171c639335e75f9a1ba3ab すっかり疲れてしまう、くたびれて動けなくなる、へたばる、といった状態をさす言葉です。
ネットで調べるとその語源として二つの説が書いてありました。「疲れ果てる」の「果てる」が「ばてる」に変わったという説と
走っていた馬が疲れて足がもつれることを「ばたばたになる」と競馬用語から転換したと言った説があるようです。

夏バテは夏にバテることですが、「バテる」そのものは短期間の消耗からきている語源の様な気がします。

競馬でも使うのでしょうが、例えばマルソンなどの持久力スポーツ競技、登山、重いものを何度も移動することによって次第に消耗してバテてしまい、体が動かなくなる場合があります。 そのメカニズムに関して書いてみます。

Th_ ①エネルギー源の枯渇:私達の体の中には糖分としてグリコーゲンの形で肝臓や筋肉内に貯蓄されていて、おおよそ500g程度あります。大きなエネルギー源では脂肪もあるのですが、簡単には燃焼してくれません。私達が運動する時にまず使うのは糖分になります。糖分は1gで4カロリーありますので、単純に貯蓄量だけなら500g×4で1000カロリーは直ぐに運動時に使えます。 おおよそマラソンなどで消費するエネルギーは「(体重Kg)×(距離Km)」と言われています。50Kgの方がフルマラソンを走れば2100カロリー程度になります。→そのことから持久走の時には途中で上手く糖分を摂取しなければカロリー不足になりバテて走れ(歩け)なくなるのです。

②疲労物質の蓄積:筋肉を使った場合、筋肉内で疲労物質がたまって痛みが出て来ます。代表的なものが乳酸物質です。エネルギーと酸素が充実していれば疲労物質はたまらないのですが、次第に蓄積されてゆくと筋肉自体も痛みと収縮力がなくなってきます。 この疲労物質は直ぐには分解されないため、疲労を感じて休んでも直ぐには取れません。そのためまた走ろうと思っても直ぐに痛みが来てその間隔も狭まり、とうとう動けなくなってしまうのです。

③水分不足、ミネラル不足など:運動すると汗をかいたり、体温の維持やミネラル不足などが起こってきます。そのような自体は筋肉の正常な運動を妨げて、けいれんや筋肉の硬直が起こり、これ以上運動が不可能となります。 ①、②、③が重なってランナーの皆様の中で30Kmの壁とかと称している原因です。

④気力不足:きつい、辛い、まだまだこの先がある、などを感じてしまうと、体がついて行かなくなることはよく経験します。これはある意味、自己防衛となる大切なメカニズムでもあります。

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コメント

こんばんわ!
今夏の秋田は異常と思えるほどの暑さです。それがまだまだ続いています。そのためでしょうか・・・夜、虫の鳴き声が聞けません。
それでも、今回の台風の上陸で雨が降り、それゆえか夜はやや涼しくなりました。「夏バテ」はこの頃から出始めるんですよね、俺は毎晩、ビールでエネルギーを補填して?いるのですが、年齢もありますから・・・油断できない毎日です。

でんでん大将さん、こんばんは。

今年は猛暑と予想されていたように、各地で猛暑日が更新している様ですね。秋田も例年より暑いのですね。

夏バテは色々な原因が重なり、自律神経が悲鳴を上げた状態です。 

大将さんはお酒がいけるタイプですので、この時期はビールが美味しいでしょうか。ただお酒は脱水作用もありますので、飲んだら水分の補給も行って下さいね。

早く虫の声が聞こえる季節になって欲しいです。

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