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2016年7月31日 (日)

偏見と差別そして寛容と慈しみ

神奈川の障がい者殺傷事件・・・私達の社会に大きな衝撃を与えました。

私はこのことに関して、これまでもヘイト・スピーチや世界中が排他主義に向かっていることをブログにも記載して来ました。この先に今回のような事件が起きないことを祈っていたのですが、現実化してしまって残念です。

Th_0987aee209b568e34fb950fc43ed0302 個を大切にする社会、沢山の違いを認める社会、沢山の矛盾のある中で私達は生きているという認識・・・世界中で今、寛容さや慈しみが失なわれています。

行き過ぎた個人主義が悪いような風潮がありますが、行き過ぎてはいないと思うのです。個人主義には自由もありますが、それにともなう義務もあります。なによりも自分の存在を認める代わり他者の存在も認めうる思想が根底になければなり立ちません。

今、日本も含め、行き過ぎた個人主義を排除し国家の統制をしようと試みられています。我が国が一番、この国に生まれた人間は国家に忠誠を尽くさない場合は非人間と言われかねない状況になりつつあるのかも知れません。

国家主義が台頭する中で起こること、そこには役に立つ人間かそうでないかという無意識の差別が発生します。いつかそれは障がい者や少数民族、少数意見を排除する社会になってしまいます。Th_

今回の悲しい事件に関しても、世界中で起きているISの問題、ヨーロッパでのテロや移民の問題、米国でのトランプ旋風、日本の右傾化の流れの中で起きた事柄と関連があると考えると背中に冷たいものを感じてしまうのです。

どうかこれからも寛容さと慈しみのある社会で有り続けて欲しいと祈るのですheart

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コメント

 私のアトリエには以前も今現在も、何らかの障害とともに生きる子ども達も来ています。
 そして私自身も障害者手帳を持たせていただいています。
 国籍の違う子ども達も、その前に年齢 学校 家庭環境 格差もあったり、本当に社会の縮図です。DVの環境から 離婚されたため顔をブログに出さないでと 言われている子も居ます。
子ども達には それらのそれぞれのことを なるべく分かり易く オープンにしてから、自然に一緒にやっています。

 長年の経験から見えたのは、壁をつくるのはおとな達だということ。
 人に優劣をつけたがる 教育環境も差別の原因だということ。

 この世に何かの役目を持ってみんな生まれて来たんだよ。
 本心からそう思うので、そんな風に伝え続けています。
 今回の事件に関しての子ども達のコメントは「犯人は病気なんだね。」でした。
 それは とても優しい言葉だな・・・と思いました。

 何かバランスの狂った世の中ですね。頑張ります。

本当に悲しい事件でした。
職業柄(特別支援学校に勤めています)障がいを持つ人とその家族との
お付き合いがとても多く、他人事ではありませんでした。
障害のある人と健常者と言われる人との違いなんて、なにもありません。
ただ、この社会が、標準的な人に合わせて作られているだけです。
者の感じ方や見え方、持っている能力が人と違うせいで生きづらくなっている人が
「障がい者」と呼ばれてしまいます。
そして、わたしたちだっていつ障がいを持つかわからないのです。
それを排除しようという考え…たまたま運良く標準的な体と能力を
持つことができた人がそういう考えを持つことが悔しいです。
(障がいを持って生まれる確率は約1/40と言われています)
私は仕事をしていて、たくさんの感動を生徒からもらっています。
植松容疑者は、施設で勤務している時にそういう感動を受け取れなかったのでしょうか。
ああ、長文ですみません。
誰かに聞いて欲しくて書いてしまいました。

アトリエトトロさん、こんばんは。

トトロさんから、このようなコメント頂き嬉しいです。
アトリエに通われている子供達も沢山のことをかかえていらっしゃると思っています。それでもその違いを乗り越えて一緒に過ごす時間ってとても大切だと考えています。

子供の頃から違いを認めて、それが個性だと当たり前に教えるのが大人の役割だと思います。トトロさんの仰る「壁を造るのはおとな達」・・・本当にそうだと気づきました。

子供達優しいですね。大変なことだと思いますが、これからも子供達が優しい人間として育ってゆくのを見守って欲しいと願います。ありがとうございます。

sakiさん、こんばんは。

お仕事柄沢山の障がい者の方と接していらっしゃるのですね。本当ですね人間的に何も変わらないですし、人間の善し悪しではなくて、単に標準偏差のなかに入っているかいないかの違いだけです。

私の方は外科を担当していますが、病気についても何時でも私達はなり得ること、生まれつきの病気にも何時でもなり得たことを皆が知らないといけないと思うのです。

人は沢山の方から学ばして貰っています。特に障がい者の方や病気の方々から実に多くの価値のあることを学ばして貰っているのです。

あの若い人は他人から学ぶことが出来なかった哀れな方だと思います。あのような歪んだ考え方が広がらないことを願っています。

sakiさんの想いよく伝わりました。同感です。

omuromachi様
こんばんは 偏った考え方、大変怖いですね。
今回の事件で、精神病院に入院履歴のある方の
退院後の過ごされ方にも、何らかの影響が
ないか、心配です。ある一部の人が何か問題ある
行動をすると、その職種、そこに属する人、同じ経験値の
人が疑われてしまうこと、大変怖いです。
人と穏やかに明るく過ごしたいです。その努力を
続けたいです。

nadoyamaさん、こんばんは。

今回のことで、一番大変だったのが同じ障がいを持った方々だと思います。やはりこのような施設に入所されている方々で動揺が広がって、どんよりと重い感じになってしまったいるようです。

犯行に及んだ方の精神状態は薬物などの為に歪んだ状態となったことも考えられます。しかし私達の中でも障がい者とくに精神的な障害を持っている方への偏見や無知があると思うのです。 私自身もその様なことがあると思うのです。自分の弱さでもあります。 ですから優しくなりたいそのために強くなりたいと願うのです。

この世で生を受けた人間、自分と何も変わらないと認識することから始めないといけないと改めて思いました。

こんばんは。
昨日は長文でのコメント失礼しました。
実はあの後また、少し違うことも考えました。
今回の事件、障がいのある方が被害者だった、というだけではなく、
加害者もまた障がいを持った一人なのでは。
もしかすると生きていくのが一番辛い、そして本人にも他人にも分かりづらい心の障がい…。
精神障がいや病気のある方たちへの偏見や差別が高まってしまわないように祈っています。

アトリエトトロさんのコメントも読ませていただきました。
子供たち、素直で優しいですね。嬉しくなります。

sakiさん、こんばんは。

その後悩まれていたのですね。この問題は簡単には処理出来ないことが多いと感じています。

加害者も精神障がいという障がいを持っているのかも知れません・・この時点で判断することは出来ません。だた余りに急激にこの方の人格が変化していることを考えると大麻や脱法ドラッグなどの影響も否定出来ません。もしその様なことが関連あれば、危険薬物を排除する社会にもっと取り組まないといけないと考えます。

障がい施設では入所者に動揺が広がっていると精神疾患の関連施設に勤めている友人が話をしてくれました。あの加害者の私記をこのまま読み上げるNHKを初めとする公共放送にも疑問を呈しています。 少なからず負い目を感じている障がい者に対して、彼が書いた文書をこのまま放送するのは余りにも配慮が足りないと憤りを思えていました。

アトリエトトロさんの子供達優しいですね。糸賀一雄さんの「この子らを世の光に」と言った言葉を今一度噛みしめたいと思います。

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