初めてのビジネスクラス搭乗記:カタール航空
昨年初めてビジネスクラスによる旅行をしました。若い頃に南回りのヨーロッパは経験したのですが、当時結構きつかった思い出がありその後は北回りで出かけていました。今回は非常に格安だったのとその日に仕事を終えてから参加することが出来たためその便を選びました。
仕事を終え那覇から関空に向かい22時頃到着。移動がない分だけ関空は便利です。いつもなら横目で見ているビジネスクラスの受付ですが、今回は直ぐに受け付け終了。円をポンド換えて出国手続きを行い、時間もなかったのですが、折角ですのでANAラウンジへ。
世界の航空会社は、自分達の航空会社の優位性や便利性を高めるために航空会社同士の連合(エアライン・アライアンス)を創っています。お互いに路線をシェアすることで便利性を高めています。国際的には大きくANAが加盟するスターアライアンス、JAL入っているワンワールド、デルタ航空などの入っているスカイチームに分かれています。
カタール航空は2013年からワンワールドに加盟しているのですが、関空では以前から使用していたANAラウンジを利用しています。
ANAラウンジの看板の下にはちゃんとカタール航空の名前がありました。その入口から直ぐに受付の方があり、「どもども」と挨拶をして中へ。やはりカード会社などで入れるラウンジとは違い広めでソファーなどのアメニティーが充実しています。アルコール類を含めて無料ですが搭乗前に飲まない方にとってはメリットはありません。ある程度の食事が取れるのは利点でしょうか? 今回は23時近いこともあって僅かしか食べ物はのこっていませんでしたし、機内での食事が楽しみのためコーヒーだけ飲んで後にしました。
関空を23時15分出発でドーハに向けていよいよ搭乗です。前もってネットで調べたらカタール航空のビジネスクラスは世界トップクラスの評価を毎年受けています。期待に胸が弾みます。飛行機に入ってビジネスクラスで自分のシートを確かめます。「すご〜い」の一言です。
心は舞い上がっていますが、毎回利用しているかのように冷静に座席に着きます。 ゆったりとしたソファーのような座席。足元も広く足の短い私が一生懸命足を伸ばしても届きません。付属のアメニティーキットが座席横の棚に置いてあました。ブランドに疎い私ですが「アルマーニ」の製品で、中にはローションやら保湿クリームやリップクリームなどが入っていますし、パジャマもあります。今回「成田〜ドーハ」「ドーハ〜エジンバラ」「ロンドン〜ドーハ」「ドーハ〜成田」の利用でしたので、計4個ずつお持ち帰りとなりました。帰国後は今でもバジャマとして愛用しております
座席周りの色々な装備を点検している間に、キャビンアテンダントさんに名前で呼びかけられ、ウェルカムドリンクをいががしましょうかと・・・取り敢えずのビールではなくてシャンペンを頂くことに・・・綺麗なグラスにシャンパンの泡が美しいです。泡のように夢でなければと思いながらこれからの旅行に期待が膨らみました。
機内食が選べるようにと先にメニューを渡されました。日常でも食べたことのないようなフルコースのようなメニューです。これもビックリしたのですが「どの時間にお持ち致しましょうか?」とのことで、時間もこちらに合わせてくれるようです。お腹は既にグ〜っと鳴っているのですが、ここは我慢して「離陸して落ち着きましたらいつでも良いです」とお答えしました(私も大人です)。
食事の選択は済ませていましたので、料理の前に食前酒を伺いに来ました。お酒を知らない私ですので、乗務員に今日の料理に合うワインを選んで頂きました。美味しかったです。その後食事になるのですが、テーブルが大きく木目調で落ち着いています。
食前に白いテーブルカバーをひいて貰えます。料理も凄いのですがそれぞれの皿やスプーンなどがプラッチックではなく有名なブランド品だったのには驚きでした。 普段食べたことがないような豪華料理でお腹はパンパンです。
旅行時は機内でどう時間を使えば良いのかが一番の問題で、持参した携帯やパソコンには多くの雑誌や小説、音楽、映画などをこの旅行のために購入しておいていたのですが、今回は使用することなく過ごすことが可能でした。
なんと言ってもフルフラットになるシートが凄いです。イギリスの旅行雑誌を読みながら、いよいよ寝る時間です。180度フルフラットになれます。飛行機の中とは思えない空間です。
今までの旅行とは違う経験でした。(寝ている時に微かに機内放送で「ドクターコール」が聞こえて来ました。慌てて飛び起きて向かいました。おそらく迷走神経反射による低血圧で倒れたと思います。暫くすると回復しましたので、乗務員に変化がありましたらまた呼んで下さいと話して、戻ることが出来ました・・・・帰国後カタール航空のカスタマーケアからお礼のメールが届きました・・メールの最後に「Thank you for flying with us and we look forward to welcoming you on another Qatar Airways flight in the near future.またいつの日かのご登場をお待ちしています」と書いてありました・・・私もまた乗りた〜いと思った素晴らしい飛行体験でした)。
時間が来ましたので、続きを書いてみたいと思います。読んでくれてありがとうございます。
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こんにちは
さすが、ビジネスクラス、ゴージャスですね~

まさに、移動する豪華ホテルですね!
旅番組が好きで、色々見ますが、
飛行機の中、ましてや
ビジネスクラスの事細かな
レポートってなかなか無かったので
興味深々で読ませていただきました
私もいつかは乗ってみたいですね~
投稿: monna | 2016年6月27日 (月) 12時21分
院長先生



はステンレス製でしたよ。
こんにちは。いつもありがとうございます。
あ~いいな!快適なビジネスクラス
いつも乗るたびに横目でビジネスクラスの座席の横を通って
いました。
お食事も豪華
食器類も違うと友人には聞いておりましたが、
プラスチックでないのは尚更美味しく頂けますよね?
私が初めてハワイへ行った時はまだエコノミーでも
続きを楽しみにしております。
投稿: マコママ | 2016年6月27日 (月) 13時45分
素敵ですね~。
私も海外に出張したいです!
一度ビジネスクラスに乗ったことがあるのですが、
いいですよね~。
投稿: しげまる | 2016年6月27日 (月) 17時26分
こんにちはo(*^▽^*)o
omoromachiさんが、ビジネスクラスで心舞いあがりながら、冷静さを演じ別世界を体験されていたお気持ちが、凄く手に取るように解ります。
そして、四年前を思い出していました。
けいは、ビジネスクラスの経験はないのですが、ネパール、ヒマラヤへ行った時、仲間の皆より先に帰る事に成り、その時ご一緒に先に帰られる方が、ビジネスクラスを利用されていて、7時間もの待ち時間、ビジネスクラス、ビップラウンジへ連れて行って下さいました。
勿論けいのビップルーム利用は、その方が料金を支払って下さったのですが、ネパールにあって、豪華な仮眠室や、シャワールーム等、、その時ヒマラヤを見た時の様に、”こんな世界もあるんだ”と異様に感動??し、おろおろしながら、深いソファーに腰掛け、心は落ち着かず、飲み物や食べ物を戴いたのを、思い出します。
そこで、インドからの小さな子が、堂々とフロアの方とやり取りしていたのが、忘れられません。
一生に一回の、経験でした。
でも、omoromachiさんは、何回もドクターコールを経験されているのですね。
国内ですが、冬になるとかなりの頻度で、飛行機に乗りますが、それも今まで、一度も機内の放送を聞いたことが有りません。
投稿: けい | 2016年6月27日 (月) 18時57分
monnaさん、こんばんは。
本当にビジネスクラスは豪華でした。私にとっても初めてのビジネスクラスの経験でしたので、楽しみなが書いてみました。
貴重な経験でしたので書いたのですが、振り返ってもいい経験だったと思います。世界的な航空会社の評価を見てもカタール航空はいつも上位を占めているだけあって行き届いたサービスを提供してくれていました。
また乗りたいで〜す
投稿: omoromachi | 2016年6月27日 (月) 19時42分
マコママさん、こんばんは。
私もいつも横を通っていましたし、別世界のことと意に介しませんでした。でも経験して色々なことが解りましたので、よかったと思っています。
食事の内容はもちろん時間帯も選べるのにはビックリでしたし、ましてや陶器の調度品が出てくるのにもビックリでした。
マコママさまがハワイへ行かれて時は旅行そのものがまだ貴重な時期だったのかも知れませんね。やはり料理は見かけも大切かも知れません。
投稿: omoromachi | 2016年6月27日 (月) 19時48分
しげまるさん、こんばんは。
本当にいいですよね〜
なかなか海外出張は機会が少ないでしょうし、以前はビジネスと言っても完全フラットになるシートは殆どなかったと思います。最近のフラットシートに会社持ちで乗れる方はいいですよね(今回の旅行でも如何にもビジネスマンという感じの方いました)
しげまるさんもまたいつか機会があればいいですね
投稿: omoromachi | 2016年6月27日 (月) 19時54分
けいさん、こんばんは。
けいさんの場合は偶然にもビジネスラウンジに入ることが出来たのですね。クレジットカードのコールド程度で入れるラウンジと全く違う空間です。この豪華さんにはある意味感動しますし、記憶に残ります。別世界を垣間見た感じではなかったのでしょうか?
機内でのドクターコールは余り多くないそうですが、この時で国際線での3回目のドクターコールでした。1〜2年に1回しか乗っていませんので凄い確率だと後で解りました。少しは役に立てていれば嬉しいです。
カタール航空のカスタマーケアのメールは嬉しくなりました。また乗りたいです
投稿: omoromachi | 2016年6月27日 (月) 20時01分