ビタミンの種類と命名法
今日のFMレキオはビタミンの種類や発見の歴史について話をしました。
ブログではビタミンの種類や命名法について書いてみます。ビタミンはまず大きく分けると脂溶性と水溶性に分かれます。よく水と油と言うように、2つは混ざり合わないない性質を有しています。ビタミンを始め食事や薬などを分類する場合、油への溶けやすい物質を「脂溶性(疎水性)」と呼んでいて、当然水には溶けにくい性質を有しています。逆に水へ溶けやすい状態を「水溶性」と呼んでいます。
ビタミンを吸収すると、脂溶性のビタミンは私達の体に蓄積されていきます。蓄積されていますので、足りなくなればそこから放出して補うことが出来ます。そのため急な欠乏症は起こりませんが、過剰摂取では蓄積されて過ぎて過剰症の心配が出てきます。
水溶性は血液の中を循環し、水に溶けますので過剰でいらなくなったら、血液から尿の中に出てしまいます。 よく栄養ドリンクなどをとったあと、尿の色が濃くなったり臭いが変化することを経験されたと思いますが、あれは余った水溶性ビタミンがオシッコに流れたためなのです。女性の方でビタミンCなどを多く摂ったら、余計に綺麗になるのでは(
)ないかと期待して多く摂る人がいますが、単にオシッコに流しているだけです
。
現在、ビタミンは13種類があります。脂溶性ビタミンとしてはビタミンA,D,E,Kの4種類があります。水溶性ビタミンはビタミンB群、ビタミンC,葉酸、ビオチンがあります。
ビタミンBに関してはB群とまとめて書いてあることが多いですね。現在ビタミンB群はB1,B2,B3,B6,B12が知られています・・・なんで飛び飛びの番号なのよ・・と言いたくなります![]()
さてこの辺りの話をしましょう。ビタミンを初めて発見したのは日本人です。鈴木梅太郎博士は1910年(明治43年)に脚気の研究の際に「オリザニン」を発見します。それが後のビタミンB1となります。 1912年にポーランドのフンク博士も米ぬかから同成分を分離し、生命(vital ) の意味と窒素化合物のアミン(amine) をかけてビタミン(vitamine)と命名しました。
その後ビタミンには脂溶性と水溶性があることが分かり、前者をビタミンA,ビタミンBと名付けたのですが、更に幾つか発見されたため、アルファベット順に命名することになったのです。
ビタミンA,B,C,D、E,F,G,H・・・と命名したのはいいのですが、その後色々なことが判明するようになり消えていった名前も出て来たのです。例えばビタミンFはビタミンではなくて脂肪酸の中のリノール酸と分かり消去、ビタミンG,Hは新たなビタミンではなくてBに近くその中の1つとしてB群の中に取り入れられ名前は消滅しました。 血液を固める凝固因子と関連の高いビタミンも発見され、凝固(Koagulation)の頭文字をとってビタミンKと名付けられました(納豆にはその成分が多いため、抗凝固薬のワーファリンなどを飲んでいる方で納豆などが制限される理由です)。 元々ビタミンI.Jは存在しません。
ビタミンBはその後、複数の化合物であることが分かり、発見順に番号を付していきました。ビタミンB1,B2,B3・・・・・B12となったのですが、あとでビタミンではないのも分かり、消去され、現在はビタミンB群はビタミンB1,B2,B3(ナイアシン),B5(パントテン酸),B6,B12の6種類となっています。
・・・覚えられるものではありませんが、ビタミンにも色々な歴史があるわけです。
私としては、風邪をひいた時などに飲むビタミン愛(I:アイ)入り栄養ドリンクを開発してみたいと考えております・・・嘘です
・・![]()













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