最終点は同じでも
私は子供の頃より本を読まず、兄弟の中でも1番国語力のない存在で難しい会話についていけず寂しい思いをしたこともありました。
いつも屋外で過ごすのが好きで、沢山の動物たちを見るのが好きでした。1日中みていても飽きることがなく、その都度新しい発見があり、生き物たちが持つ個性や能力の高さを教えてもらい感動したのを覚えています。
文化系の学問は得意でなく国語も英語の成績も悪いままだったが、中学、高校になると単純な計算から解放された数学や物理は何となく面白かった。それは答えは1つでも、その解き方は沢山の方法があり、無限にあるようにも感じたからでした。1つの解き方で答えが出た後、今度は違う解き方で答えを出す。更に違う方法があるのではないかと捜してみる。その答えを探し出す過程が楽しみでした。
最近これは人生と同じではないかと思うことがあります。もしも私達の最終点が死と捕らえると、そこに向かう道のりは色々あって、色々な過程があっていいのではないか、人生に間違いなんてないのかと考えてしまうのです。
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omoromachi さん、こんばんは
先程前回の記事にコメントさせていただいたら、
直後に新しい記事がアップされたので、ふたたび
お邪魔させていただきました。
今回の記事、深い言葉ですね。
人生に対する考え方、とても共感しました。
私は昔から文系的な人間ですが、一つの答えにも
さまざまな解き方があるというのは興味深く感じます。
人生では、文系も理系もすべて混じり合っていて、
最終点に向かう過程では、どちらも同様に役立つのでしょうね。
投稿: hanano | 2016年3月27日 (日) 18時31分
hananoさん、こんばんは。
いつでもお待ちしております
私の家系は文系で、末っ子の私だけが理系(ただ文系が出来ないだけですが・・)で、両親や兄、姉たちの会話について行けませんでした。
誰も皆、それぞれが影響し合ってこの世の中は成り立っています。誰が偉いとか偉くないのではなくて、どの人もどの職種も大切な要員ですね。
真っ直ぐ太い道を歩く方もいますし、細々と曲がりくねった道を歩く方、厳しい坂道を歩む方もいるでしょう。でも最終地点は同じなのです。そしてその瞬間に皆、同じスタート地点に立ってあの世へ歩んでゆくと考えるのです。
最後にいい人生だったと言えるためにも頑張ろうと思うのです。
投稿: omoromachi | 2016年3月27日 (日) 21時49分
先生こんばんは。
受験勉強中、理数系の得意な人を神様みたいに思っていた私は文系でした。
しかし、先生が記されているように理数系が苦手だからと言って、特別に困ったこともなく65年間生きてきました(笑)
中学・高校の数学物理が面白かった先生は、やはり羨ましいですが。
年を重ねてくると、理系文系よりも経験でしょう~か。
祖父が「一生 勉強」と、よく話していたのを思い出します。
話は変わりますが、西島三重子(昔 「池上線」のヒット曲があります)の近年の歌、♪お日さまの種♪ お忙しいと思いますが、また聴いてみてください。
孫たちが保育園で歌っています。
子供たちの悲惨な事故事件の多い昨今、良い歌詞ですよ。
先生のギター&歌声、楽しみにしています~。
投稿: 神戸のomoroおばさん | 2016年3月28日 (月) 00時01分
神戸のomoroおばさんさん、こんばんは。
私は逆に文系が出来る方が羨ましかったです。確かに受験では大変でしたが、受験が終わればあまり実社会では困りませんね。
年を重ねて経験から学べる方はずっと強くなりますね。人間は生きている以上、一生が勉強で色々と学習することで、本当の知恵がつくのでしょう。
「お日さまの種」早速さがして聞いてみますね。
沖縄のお孫さん達も春休みではないでしょうか。電話などありますか? 今は色々な連絡手段がありますので、いつも身近にいれるのではないでしょうか。
投稿: omoromachi | 2016年3月28日 (月) 00時43分