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2016年3月11日 (金)

今週の生け花(平成28年3月第2週):2016年3月11日

平成28年3月11日ですね。あの東北大震災から5年が経ちました。あの日の光景を忘れることは出来ません。 沢山の方がお亡くなりになり多くを失った方も多いと思います。5年を迎えてまだ復興の足音さえ聞こえない地域もあると思います。どうか少しでも心が癒されることを願うばかりです。

3月11日を前にテレビや新聞などで被災地のことが沢山語られていました。聴いているだけで本当に大変な苦難を生きていらっしゃるのだと胸が熱くなりました。 この方々の話から私は生きる力や励ましを頂いているのだと改めて感じました。 あの時に「生と死」を間近に体験されて方から私達は改めて生きる大切さを教えてもらっていると思います。本当にありがとうございます。

Th_img_4274 震災直後に私は被災地へは行っていません。私達病院の看護部を中心に5人のメンバーが交換で被災地でボランティアとして活躍してくれました。私がやっと訪ねたのは昨年です。学生の時あるいは学会で何度か行った景色とはまるっきり違った風景を目の当たりにして改めて被害の莫大さを感じました。 私の様な部外者が言う権利はないのかも知れませんが、かさ上げされ、大きいな堤防が海と生活空間を隔ててしまったことに寂しさが込み上げて来ました。 地震がまたいつか来るかも知れません。これが現実的とは思うのですが海と生活が離れてしまうことが残念です。

いつもの病院の2階の小さな空間に生け花クラブの皆さんがお花を飾ってくれていました。明るく希望に満ちたお花達です。いつも飾ってくれるこの場所は、元々電話を設置する場所でしたので殆ど目立ちません。そこに生け花が飾ってあります。当初、その場所を歩いて思わず生け花を見つけた瞬間はとても嬉しくなりました。何気ない場所にある綺麗な花達、心を和ませてくれます。 今回のお花のせいでしょうか、この場所を通るといつもより明るい日差しが降り注いでいるように暖かく感じられました。

赤いチューリップが可愛らしいです。あくまで私の偏見でしょうがチュリップは若い女性をイメージしてしまいます。同じ可憐な赤いバラは少し大人の女性に見えてしまいます(エッ、トゲがあるからではありませんよcoldsweats01)。 チューリップが春のイメージで花弁も柔らかく平たいからでしょうか、着飾ることなくそれだけで美しい気がします。Th_2016311

レンギョウは中国原産の落葉性低木広葉樹で、日本にも古くから植えらたようです。沖縄でもみることが出来ます。早春に沢山の黄色の花を咲かせ、全体として目立つ木になるのですが、この小さな花々ひとつひとつもまた可愛らしいのです。2〜3Cmの4弁からなる黄色の花が細い枝から沢山連なり一斉に開花します。

紫の萼を持ったスターチスと茶色の幅広の葉をもつドラセラが赤いチューリップと黄色のレンギョウを更に華やかに引き立ててくれています。

今日、私は大変な思いをされている方々から、沢山の希望や励ましを貰って生かさせてもらっています。どうか皆様にも希望という新たな光が目の前を照らしてくれることを祈っています。

<花材:チューリップ、レンギョウ、スターチス、ドラセラ>

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コメント

院長先生
こんばんは。いつもありがとうございます。
 あの日から5年の歳月が流れ、被災地の復興が少しづつは進んで
いるのでしょうが、まだまだ仮設住宅にお住まいの方々が多く胸が痛みます。
いつ自宅へ帰れるのか?また復興住宅に入居できるのか不安で一杯と思います。
命をつなぐ事が出来た方々に少しでも早く安心を届けて頂きたいですね。
そして犠牲になられた方々のご冥福を御祈り致します。

 今週の生け花ですが赤いチューリップ2本はまっすぐ立って
希望を現しているように思いました。彩りも綺麗ですね。

マコママさん、こんばんは。

あれから5年ですね。まだ5年なのか、もう5年なのか私には分かりません。あの時、駆け付けてやれなかった負い目が私にはあります。自分の手術を待っている方も沖縄にいて、どうしたらいいのかと悩みました。その時に看護部が私達が先生の代わりに行きますと言ってくれたのです。本当に有難かったです。

あの災害後まだ仮設住宅だったり、帰還さえ困難で新しい場所で住まいを作った方も多いと聞きます。 復興は時間も大切です。共同体としての皆の絆がきれないうちに戻さないと本当の復興には遠いと思います。

私は亡くなった多くの方から、命の大切さを学ばしてもらった気がします。 残された皆様は皆大切な命です。力強く生き抜いて欲しいと願っています。

チューリップの生き生きとした赤、新しい復興を願っているようです。

あ、こういう花好きです♪チューリップが若い女性
赤いバラが大人の女性、なるほどそうですね。私もそんな
イメージがあります。2月に松島に行ってきましたが途中の
双葉、富岡、浪江、あたりは重機がうごいているだけで
ふつうの人がいない所や、建物はそのままで回りが草に覆われ
生活感の全くなく、黒い袋が山積みされてるのをみると
切なくなりました。私の友人も富岡が実家で、瓦一枚落ちてない
のに、帰れないのがつらいと言ってました。

フーミンさん、こんばんは。

赤いチューリップ素敵ですよねshine
余り男女を区別することはないのですが、花ややはり女性に思えてしまいます。同じ赤でもチューリップは若い女性に思えてしまいました。

私の方は被災地に行きたいと思いながらなかなか時間も取れずにいけませんでした。昨年の春に出かけて色々な思いが込み上げて来ました。

私の知り合いでも原発事故で実家に帰れない方がいます。災害後にネットなどでは自業自得だとひどい話をしている方もいました。このような話が出た時に、ただただ悔しい思いでした。 福島の事後の処理も終えないのに原発再稼働をしていいのだろうかと疑問に考えています。

日本中の方が5年経ったからいいのではなくて、この地域が普通の生活に戻れるまではいつまでも関心を持ち続けて欲しいと思いますし、私もいつもこの地域のことに関心を持っていたいと思っています。

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