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2016年2月

2016年2月28日 (日)

世界を夢みて 24: 英国 湖水地方 ①

北のスコットランドから南下し、スコットランドの丘陵地帯とはまた違う風景が広がります。イギリスの観光地でも人気の高い湖水地方へとおおよその観光は続くと思います。湖水地方と言われるだけあって大小様々湖と小高い緑の小さな山々が織りなす景色へと変化して来ます。

エジンバラからロンドンへ南下するコースでは、湖水地方、コッツウォルツ地方へと回るコースが人気が在り、私もご多分に漏れず、同じ様なルートを20年前と今回旅をしました。この湖水地方では多くの場合、湖上クルーズと蒸気機関車の組み合わせです。旅券もボウネス桟橋乗り場からレイクサイド着、そして鉄道とのジョイントチケットがあり、殆どの方がそれを購入していました。 20年前の写真を見返しても同じ場所から同じ様に全く同じルートを辿ったようです。

Th_ 湖水地方は大小様々な湖が点在しますが、その中でも1番大きな湖がウィンダミア湖です。細長い湖でクルーズ船で遊覧すると両サイドの湖畔の景色を楽しみながらあっという間に1時間程度の船旅が楽しめます。

ボウネスから乗船。今回、そのノンビリとした船旅を楽しんでいた時に、突然目の前からイギリス空軍の超音速戦闘機(一瞬見た感じでは最新のF-35?)が超低空でもの凄い爆音を立てて船の真上を過ぎ去って行きました。私は一瞬目の前から戦闘機がやって来たのをみた瞬間に爆音を聴いて通り過ぎましたが、横を向いていた方は皆爆音にビックリしておりました。

街の中を低空での訓練は出来ませんので、この様な細長い湖は空軍の練習場にもなっているそうです。そういえば何処かの渓谷でもこの様なことがありました。場所は忘れましたが東欧だった気がします。

気を取り戻して、穏やかなクルージングの続きです。湖畔はホテルや別荘、キャンプ場などもあり,気持ちよい湖上の風に吹かれて楽しめました。Th__2

そしてレイクサイドに到着後、直ぐ隣のハバァースウェスト鉄道の駅には既にレトロな蒸気機関車が待ち受けており、そこに乗り込みます。余り景色を楽しむと言うより、約20分間の蒸気機関車の旅を経験するっといった感じです。 私的には大切に保存された蒸気機関車よりも機関車トーマスの顔をした機関車であったらいいなと密かに思った時代です・・・lovely

この行程やはりイギリス人が好みそうな組み合わせで20年前も全く同じ様なものでしたので、これから先も頑固の受け継いで行くのでしょうね。如何にもイギリスらしい感じを受ける行程でした。

そう言えばイギリスでは古いモノを残す活動が盛んです。このハバァースウェスト鉄道も廃線になったものをボランティアで買い取って運営しているそうです。この様に鉄道や名所旧跡や自然環境もナショナル・トラストなどが買い取って管理しているところが沢山在ります。イギリスって素敵ですheart04

2016年2月26日 (金)

今週の生け花(平成28年2月第4週)

Th_img_4234 二月もあっという間に終わりに近づいています。例年なら沖縄は暖かくなるはずですのに、今年は寒さが長引いています。 2月から始まった沖縄でのプロ野球の春季キャンプも終盤となり紅白戦などで実戦に備えた最終の準備段階に入ってきたと思います。

今週もいつもの2階の場所に生け花が飾られていました。 この場所を通るといつもワクワクしてしまいます。いつも新鮮な出会いが待ち受けています。

今年の沖縄は寒いのですが、この場所はもう春の陽気です。菜の花の花などはやはり春を思い浮かべる花材ですね。

今週の生け花はギュッと絞った縦長です。Th_2824 の枝が真っ直ぐに伸びてガーベラの花が太陽の光を求めているように咲いています。黄色いマントを被った花器と深緑の大胆な葉のモンステラの組み合わせが斬新です。

季節感の少ない沖縄ですが、梅の花が咲き、菜の花が咲き、そしてガーベラの花をみると早春を感じてしまいます。本土の方でも春が近づき、もうすぐに桜の季節が訪れることでしょう。

約束されたように季節が巡り、新しい命が芽吹いて来るのでしょうね。 素敵な春の足音が聞こえて来そうです。

<花材:桃、菜の花、ガーベラ、モンステラ>

2016年2月24日 (水)

人間はなぜむせてしまうのでしょう

今日(平成28年2月24日)のFMレキオは呼吸器感染症について話をしました。上気道炎(風邪)、気管支炎、肺炎の違いについて説明しました。肺炎は日本の死因の第三位でまだまだ多く、寒い冬は特に注意が必要です。 モノを間違った飲み込むことで起きる誤嚥性肺炎も問題となります。 今回は嚥下に関して書いてみました。

多くの皆様も御飯を食べながらむせた経験をお持ちではないでしょうか? 主に呼吸は鼻から、食事は口から摂っていますが、口の奥の部分で、共通の通路より一方は空気の通り道である(声帯)気管から肺へと空気が流れ、その後方からは食道から胃へと食事の通り道となっています。どうしても喉の奥で空気の通り道と食事の通り道がクロスしてしまうのです。

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他の動物と比べて立位となったこと、オマケに声を使い分けるために喉の部分の空間にスペースが大きくなった人間は構造上複雑な仕組みになってしまいました。そのため御飯を飲み込んだ時には呼吸が出来ない仕組みになってしまったのです。 ですのでお喋りしながら同時に御飯や水分を食べたり飲み込んだりすると誤って気管に入りむせてしまうのです。

言葉で言っても分かり難いでしょうから、シェーマを書いてみました。私達の口の周りを横からと口を大きく広げたときの図を書いてみました。鼻や口は喉の奥では1つの構造になっています。大きく口を開けても見えませんがその更に奥では気管と食道に分かれています(前方に気管、後方が食道の入り口)。気管の入り口には声帯という組織がありそれを広げたり閉じたりして声を出しています。

空気は鼻から通って気管、更に肺に達する呼吸が出来る仕組みは、まあ単純かも知れません。食道から風気が入って胃に行ってもげっぷやおならが増えるだけです。  水や食事を食べ飲み込む仕組みはそう単純ではありません。 食事がそのまま食道に入ればいいのですが、気管に入ったらむせ込んで苦しくなります。 運任せではいけないわけですcoldsweats01。 嚥下の仕組みは非常に複雑に出来ています。 食事は唾液腺を舌の力を借りて飲み込みやすい大きさの食塊となります。

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食塊が喉の奥にくると嚥下反射で飲み込むことが出来ます。その時に繊細な動きが口の奥では行われています。

喉チンコと言われる口蓋垂(垂れた部分だけではなくて全体を使用)が後方へ移動し、鼻への逆流を防ぎます。 そして気管の入り口にある喉頭蓋がまさしく蓋のように声帯(気管入り口)に覆い被さり、食べ物や水分が気管に入らないようにし、喉の奥の筋肉も協調して御飯を食道へ流し込めるようにしています。

この様な複雑な動きを瞬時に私達の脳の中枢は指令を出し、沢山の筋肉を総動員して嚥下という大変な作業を行っているのです。 この様な神経や筋肉の反射も年齢と共に衰えます。高齢はむせる機会が増えてしまいますし、脳などの障害があると更に嚥下困難となる場合もあるのです。

この様なことを考えると食事中にむせないでお喋りできるのは奇跡なことのように思えてしまいます。皆様方はどうお考えでしょうか? 

ちなみに犬や猫などの人間以外の動物は四つ足ため食道と気管の位置や声帯を含めた構造が単純のため、食事をしながら同時に呼吸も出来る様です(詳しいことはわかりません)。

口蓋垂が閉じて、喉頭蓋が開いていたら何が出来るでしょうか?・・・・ トランペットを吹いたり口笛を吹いたり、風船を膨らませたりはこの状態だから出来すのです。両方開いていたら空気は鼻から抜けてしまいます。・・・そんな素晴らしいことを無意識にやってのけている皆様方は凄い方なのですheart04

2016年2月22日 (月)

子供の貧困:学びの扉を閉ざさないで欲しい

いつも心の何処かで引っかかっているのが子供の貧困の問題です。自身で決出来る訳でもなく、悩んでいても何か出来るわけではありません。

「子供の貧困」・・・十数年前までは何処かの国のことと思っている方も多かったと思います(以前からそれはあり、潜在的な心配ごとでした)。次第に顕著になり、最近ではマスコミでも取り上げられるようになりました。少子化や子供の貧困がこの国も最も大きな問題だと捕らえる意見も出てきました。

ユニセフの統計で日本においては17才以下の子供の相対的貧困率は15%程度で、先進国35ヶ国中9番目の高さです。これは日本の子供達の6人に1人は貧困の状態に置かれ、私の住む沖縄県は全国で一番高く3人に1人が貧困家庭と言われています。

Th_c0b117014458365178346f902209f5e4 もちろんそんなことはない例は沢山あります。批判する方は多いかも知れません。ただ現実的に親の経済格差が子供の学力格差を生み出しています。 私は多くの子供の成長は環境次第で変化すると思っています。もちろん生まれ持った個性や能力の差もあります。 しかし経済格差が子供の学力差を招き、社会的な地位や経済格差を生み出しています。そしてその格差は世代間で連鎖してますます経済格差、教育格差が広がっている状況になっています。

やっと行政が動き出し対策が始まっています。どうかその施策が起動に乗って欲しいと願っています。 「子供は親が面倒みるのが当たり前」・・確かにそうです。ただ子供を教育して行くことはその家庭だけのメリットに止まらず日本の将来への投資でもあると私は考えているのです。

食事も満足に取れない子供達が日本には沢山います。その子達は教育も満足に受けることが出来ません。沢山の優秀な子供達が教育を受けられず、成長の芽をつむいでしまっているのは実にもったいないのです。

教育とはなんだろうと思います。沢山のことを学び自分の小さな世界から大きな世界、難しい問題を考え解くことが出来るようになることだと思います。さらに重要なのは問題を一方向からではなくて多面的に考える力を得るのが学ぶことの大切さではないかと考えます。

多くの子供達に沢山の世界を観て欲しいです。理想論でしょうが、191192 学ぶことで更に学ぶことの大切さを知ることが出来るのではないかと期待しています。 他人を知ること、他国を知ることがグローバル社会で生きて行くためには必要だと考えます。 若者たちが更に視野を広げることで、今ある西洋文明に帰属するグローバル化ではなくて、これから未来へと続く全人類を見回せるグローバリゼイションを追求して欲しいと願っています。

今の日本は個々の家庭でも地域的にも経済的格差が広がってきています。自由競争という聞こえのよい言葉により、競争に参加させてもらえない子供が増えているのではないかと心を痛めています。 土台を作ってやれば沢山の優秀な子供達が世界へと羽ばたいてゆけると思います。子供達の学びの扉が自由に大きく開かれることを祈りたいです。

2016年2月19日 (金)

今週の生け花(平成28年2月第3週)

暑いのか寒いのかこの頃の気候の急変に体がついてTh_img_4206 行けなくなります。また低気圧が近づき、全国的にも荒れ模様となりそうです。

今日もいつもの2階の場所に、お花が飾られていました。写真を撮るときには気がつかなかったのですが、今日の生け花はみようによっては、冬と春のせめぎ合いのような気にもなりました。

Th_img_4206_2 こんなことをしたら生け花クラブの方に怒られそうですが、解り易いように生け花にラインを引いてみました。向かって左上方は、レッドウイローの葉のない細い茶色の枝が少し冷たい風を感じてしまいます。 一方ラインの右下方は薄いピンク色の啓翁桜、橙色のガーベラ、赤紫の小菊は春の太陽で輝いているようで、モルセラキキョウランの緑も早春のを感じさせます。

Th_2823 赤い花器を前後にずらす構図も奥行きを感じさせてくれます。花を生ける方々のセンスの良さが伺えます。

啓翁桜(ケイオウザクラ)のことは初めて知りました。Th_28220 昭和5年頃中国系のミザクラを土台にして、ヒガンザクラを接ぎ木して人工的に作った桜のようです。12月の後半からは咲き始めることもあり、迎春用の花材として重宝されているそうです。名前はそれを作った良永敬太郎さんから名付けられたそうですから、ネーミングも面白いです。

もう少し冬と春のせめぎ合いの季節が続くでしょうが、確実に春は近くに在るのでしょうね。良い週末をscissors

<花材:レッドウイロー、啓翁桜、モルセラ、ガーベラ、小菊、キキョウラン>

2016年2月17日 (水)

バス転落事故;個人情報のあり方と社会の歪み

Th_475f6e68ca9c47890b18a98df583a58c 先日のニュースで気になったのがありました。 軽井沢のスキーバスの事故、これから未来を担う若者たちの命が一瞬で奪わたニュースに関してです。とても悲しい事後(事件)です。亡くなった方々の無念、その家族、友人達の悔しさ、虚脱感を考えると胸が苦しくなります。

ただこの事故で私がとても気になるのは、運転士さんの個人情報が余りにも易々とマスコミで報道されていることです(犠牲者になった方々のプライベート情報も無制限に流れいます)。 私は医者をやっていて、これまでも患者さんの医療的な個人情報を他で話した事はありません。もの凄く重要なことで、医師として当然でもある守秘義務です。

運転手さんの技量の未熟さや精神的な素因が事故原因となったと報道されています。恐らくそのような事が大きな要因かも知れないと考えます。しかしこれは憶測でしかありません。真実ではないのかも知れないのです。

0.001%でもバスの整備不良が原因、あるいはそれ以外の原因はなかったのでしょうか? その会社の雇用責任は、その所轄監督のお役所の責任はなかったのでしょうか? 

死人に口なしです。あまりに安易に個人に全責任を負わしているように感じます。こんなに沢山の方を犠牲にしたのだから個人情報なんてあり得ないと仰る方も多いと思います。 しかし、全ての原因が判りそれ以外にないと判断された後から個人の適性検査などは公表しても遅くないと思うのです。

この事故から日本の今の社会の歪みも見えてきました。少なくとも人の命に関わる企業に対しては私達も「安全を犠牲にした価格競争をするべきではない」ともう一度再確認をする必要があるのかも知れません。 規制緩和の名のもと実は過当競争を強いられている社会が私達の命を奪うことになりかねないと熟考しないといけないと感じるのです。

このようなことが起きない社会制度を作り上げることが、死んでいった若者達への供養になるのではないかと考えるのです。

2016年2月15日 (月)

春一番;ニンガチカジカジマーイ

昨日のニュースで本土の方では「春一番」が吹いたと放送していました。北日本(北海道・東北)と沖縄を除く地域で立春以降の強い南の風を「春一番」というのですね。                Th_

沖縄でその様な風のことは春一番とは呼ばないそうです。私も初めて知りました。 そう言えば春一番に近い風を沖縄の方言ではと思ったら、似たような表現がありました。

沖縄の方言では「ニンガチカジマヤー」と呼ぶようです(最近は使う人は少ないのでしょうが)。まるっきり判らない言葉でしょうが、ニイガチは「二月」でカジマヤーは「風が舞う」ことです。二月に舞う(強)風のことを指しますので何となくニアンス的には分かる気がします。

Th_dsc02955 私はおばあちゃん子でしたので、ある程度沖縄の方言を聞くことは出来ますが、余り上手くは話せません。 よく本土の方からも沖縄の方言はまるきり違う言語のようで、日本語より中国語に近いのではとの話を聞いたことがあります。 以前にも書いたのですが(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4cde.html )、沖縄の方言は京都や奈良時代の方言が多く残っています。中国語は英語と同じように主語、動詞、目的語の順ですが、沖縄の方言は日本語の一地方方言ですので並びは変わりません。

風についても南風を「はえ」と呼んでいますし、東風を「こち」と呼んでいます。日本の古語と同じです。この地名が今もあり「南風原町(はえばるちょう)」、「東風平町(こちんだちょう)」などが残っています。

春一番が吹いた後一挙に春にはなりそうもないですね。また寒さが戻るようですので、皆様方もお体に気をつけて下さいねheart04

2016年2月12日 (金)

今週の生け花(平成28年2月第2週)

2月も中旬となってまいりました。今日の沖縄は暑く感じました。最高気温が23度、最低は20度の予想となっています。明日はもっと気温が上がりそうです。このまま暖かくなるのかと思ったら来週初めは少し気温が下がるようです。この時期は気温の上がり下がりを何度か経験して春を迎えるのでしょうね。                    Th_img_4189

今週もいつもの2階の場所に、生け花クラブの皆様がお花を生けてくれていました。今週のお花はとても柔らかです。穏やかな日差しがお花たちに降り注いでいるようです。

花器もそうですが全体的には白色が目立ち、その中に紫のスイートピーと橙色のガーベラが余り出しゃばらずに咲いています。どれも春を思い浮かべる花ですね。

スイートピーはイタリアのシチリア島原産の一年草ですね。松田聖子さんが歌って有名になった「赤いスイートピー」の曲で名前を覚えました。色は違えど、「心に春が来た日」は何となく(赤い)スイートピーを思い浮かべます。しかしこの歌が出た1982年当時は赤色のスイートピーはなかったそうです。この歌の影響で交配がすすみ赤いスイートピーが出来たとのことです。あの歌がなかったら紫がメインだったのかも知れませんね。 

Th_2822 こんなことを書いたらお花に失礼かも知れませんが・・・「スイートピー」という名前から受ける感じは軽やかですが、「ガーベラ」となると何となく垢抜けていない感じを受けてしまいますweep・・・余計なことを書いてしまいました。ガーベラはドイツの植物学者ガーバー(Gerber)さんから名付けられたそうですから、仕方ありませんね。

お詫びの印に、ガーベラはその均整のとれた美しさから別名「クレオパトラ」とも呼ばれているようです。かのエジプトの絶世の美女に例えているお花だそうです(これで名誉回復になりましたでしょうかcoldsweats01)。

余計なところに脱線してしまいましたが、小手まりの小さな白い花と緑の葉、そしてドラセラの白い縁取りの葉に月桃の緑の葉がマッチして全体の優しい雰囲気を出していますね。今週の生け花も素敵でした。生け花クラブの皆様有り難うございます。

<花材;小手まり、ガーベラ、スイートピー、ドラセラ、月桃>

2016年2月10日 (水)

寝違い

今日(平成28年2月10日)のラジオ放送は首や肩の痛みについて話をしました。多くは整形外科やペインクリニック、内科で扱うことが多い疾患でしょうか。

以前のブログに「肩こり」については書いたので(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-7b99.html )、今日は,多くの皆様が経験した「寝違え」について考えてみたいと思います。専門外ですので余り正確でないことも多いと思いますが・・coldsweats01

寝違いの定義って以外と難しいのです。色々と諸説飛び交っております(笑)

Th__2 おおよそ一般的には朝に目が醒めた時に昨夜までなかった頸部の痛み、特に首を動かした時に「アイタタ」と痛みが生じる状態を寝違いと呼んでいると思います。

「寝違い」と対応する医学用語はありません。頸部周囲の筋肉や靱帯の急性炎症による痛みの総称と取ることが出来ますが、頸椎捻挫(けいついねんざ)とか急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)が近い定義かも知れません。

スポーツや運動もしていないのに頸椎捻挫?・・なんでよ〜となるわけです。

私達は大人で頭の重さが5〜8Kgもあります。大きなスイカやボーリングのボールの重さがあるのです。これを私達は首の骨(頸椎)や首の筋肉、肩周りの筋肉で支えています。こんな重さを1日中支えることは大変なことですので、姿勢を正して首に負担をかけない、適度な運動をして血行をよくしたりしなければ、いわゆる肩こりが起こってしまいます。

動かないで同じ姿勢を続けるのは大変なことで、それを続けるのは拷問みたいなものです。同じ姿勢できつくなったら、意識的にあるいは無意識のうちに動かして一方だけの負担を軽減するようにしています。

同じ姿勢や、不自然な体勢を持続すると体の一部分に負担がかかり大変です。しかし私達が寝ている間はどうでしょうか? 普段は同じ姿勢で首の痛みなどや肩の痛みなどがあれば、目が醒めたり、無意識のうちに寝返りを打ったりと体勢を変えているはずです。

しかし不自然な姿勢で眠り続けてると、頭の重さに負けてしまい睡眠時に首に大きな負担がかかる場合も起こり得ます。その負担をかけたまま、朝を迎えると、寝違えの状態にもなってしまうことは想像できます。                        Th__3

お酒を飲んだ後に不自然な姿勢で寝てしまったり、疲労や睡眠不足で寝入ってしまい、痛くても反応せずに眠り続けた場合、また睡眠中に上半身が冷えてしまった場合などは「寝違い」がしやすい状況となります。 また枕が合わない、パジャマが窮屈、ベットが狭く寝返りが打てないなどでも起こやすくなります。

寝違いを全くなくすことは出来ないでしょうが、上記のことを考えるとある程度予防出来るのではないでしょうか・・・やはり寝ている時は分からないので難しいでしょうか?・・・取り合えず自分に合う枕などを捜した方がいいのでしょうかね・・・最後は素人っぽくなってしまいました。まあ私の知識レバベルはその程度ですのでご了承をweep

言い忘れていました・・寝返りは一種の急性炎症ですので、寝返りで痛いのに無理して動かすのは逆効果です。2〜3日はアイシングをして、その後徐々に温めるようにします。5〜6日しても改善しない場合や悪化するようなら頸椎などに異常があるかも知れませんので、整形外科を受診されて御相談下さいね(チョッと医者らしくなったscissors)。

2016年2月 7日 (日)

世界を夢みて 23: スコットランド番外編: 成熟と熟成

お酒を殆ど飲まない私としては、俄に注目度が上がった日本のウイスキーに関して、20年前に行ったスコットランドの小さな蒸留所を思い出しました。 今では何処の蒸留所を回ったのか定かではないのですが、森の中にあるこぢんまりとした蒸留所でした。 それよりビックリしたのはその近くを流れる小川(スペイ川の支流?)の水の色でした。先ほど出たばかりの蒸留所で試飲したスコッチウイスキーと同じ色で蒸留所からウイスキーの原料?が流れ出したのかと勘違いしたぐらいでした。  

Th__2 これはスコットランドの地方の川の色で、堆積したビートの中を濾過された澄んだ水で、ビートの色(琥珀色)が川の水に混ざったからだったのです。 蒸留所で飲んだお酒のために私の視覚が麻痺したためではありませんでしたcoldsweats02  

ビート(泥炭)は植物の葉が堆積した出来たのですが、北の寒い地方では微生物が余り育たずに森の分解速度が遅いため、落ちた葉が充分分解されないまま堆積した地層のことです。 泥炭は石炭になる前のような状態で、可燃性があるため燃料としても使われています。泥炭は不純物も多くて余り質の良い燃料ではありませんが、スコットランドではウイスキーに使用する麦芽を泥炭で乾燥させるために、このビートの香りが麦芽に移って、これがあのウイスキーの香りとなるのだそうです(ビートの染み出た川の水を使うから色がついたわけではないのです)。                          Th_img_1947_3

色と言えば、ウイスキーは元々は蒸溜酒ですから、 蒸溜によって出来た原液(ニューポット)は無色透明なわけで、ウイスキーの琥珀色は後がら着いてくるものなのですね。 色々な工程を経て、樽詰めとなります。

この小さな蒸留所の樽の中で何年もかけて熟成し、出荷の日を静かに待っているようでした。 この樽の中でウイスキーは樽を介して外界と呼吸をしながら熟成すると共に樽の原料であるオーク材から色と香味成分がしみ出してウイスキーの色が出来上がってくるそうです。

このようなことを想いながら、私に人としての熟成の時は来るのかと考えてしまいました。 恐らく何十年か前に取り合えず成熟はしたと思うのですが、私に熟成と言う時は来るのでしょうか? 

私は熟成よりも味気なく劣化してしまったのではないか?、熟成するためには何かを得て何かを失うことで身軽になる必要があるのか? 今でも間に合うのか?・・・お酒が余り飲めない私はウイスキーの味より違うことを考えてしまったのですweep

2016年2月 5日 (金)

今週の生け花(平成28年2月第1週)

2月に入りました。2月と言えば沖縄では球春、プロ野球のキャンプの始まりです。しかし今年は雨が多いです。今年の1月は沖縄で初めて雪が降ったとニュースになりました。そして降水量でも、1月の最高値を更新し、とても雨の多い1月でした。

沖縄の桜と言えば避寒(ひかん)桜で、とても鮮やかなピンク色の花を咲かせます。寒さを経験することで開花する桜ですので沖縄では1月の後半から北部を中心に花が咲き始めて、日本一早い桜祭りも催されます。 染井吉野などと違い、北から南の順に開花してきますので、那覇市内でも桜が咲き始めました。               Th_img_4165

避寒桜と呼んだり寒緋(かんひ)桜と呼んだりしますが、ひかんさくらの名称では「彼岸(ひがん)桜」と言う別の品種と間違いやすいため、わざと反対にして寒緋桜と呼んだりしているようです。ですので避寒桜も寒緋桜も同じ品種です。 ソメイヨシノも「吉野桜」と呼んでいたそうですが「吉野山の桜」と間違いやすいため,あえて誕生地名をつけて「染井吉野」と名付けたそうです。これと似た命名なのですね。

今週も生け花クラブの皆様が、2階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました。 外は寒い風が吹いているのですが、ここは春です・・・誰がどう言ようが「春」ですcoldsweats01

Th_2826 春の日差しがピンク色の緋寒桜を映し出しています。このサクラはピンクが強いのですが、このようにお花を少なくすることでその美しさが際立ってきます。染井吉野の儚い美しさと比べて、力強さを感じさせます。その色と同色のスプレー菊が太陽に向かって微笑んで咲いています。ともに命がみなぎっています。 

花器のシャープさに併せるように月桃の葉を切りそろえることで二つの間に調和が生まれるようにしています。月桃の葉をこのまま使っていたらその丸みのため違うイメージの生け花になったのかも知れません。生け花クラブのセンスの良さが分かる気がしますgood

立春もすぎ、この寒さの中でもこれから確実に春に近づくのでしょうね。もう少し耐えて春を待ちわびましょうheart04

<花材:緋寒桜、スプレー菊、月桃>

2016年2月 3日 (水)

インフルエンザの季節となりました

今日(平成28年2月3日)のFMレキオは急遽インフルエンザに関して話をしました。日本列島が急速に寒くなり乾燥してきたためでしょうか、日本各地でインフルエンザの流行が起きているようです。
厚生労働省が公表した先週1月29日の全国のインフルエンザの患者数の報告で、全国各地でその前の週よりインフルエンザの患者数が増加し、流行の注意報レベルの定点あたりの患者数10人を超えた地域が増えています。
沖縄県でも急速に増えていますので、注意が必要です。ちなみに全国では新潟県が最も多く、29.3人、沖縄県が2番目で18.2人、次いで千葉県14.1、福岡県13.7、神奈川県13.1、岩手県12.3、埼玉県12.7、長野県12.7、秋田県12.2、岐阜県12.2、山口県12.0、愛知県11.9、北海道11.9、茨城11.9、東京都11.2、山梨10.7となっています。

Th_ 沖縄県でも急激に増加しています。インフルエンザの予防接種を受けた方でも罹患した方もいますので流行期には注意は必要となります。今期(2015〜2016年)のインフルエンザワクチンはこれまでの3価ワクチン(A型2種類+B型1種類)から4価(A型2種類+B型2種類)となっています。これまでのところワクチンと今期の流行とは大きくは離れておらず有効のようです・・・・・でもワクチン接種を受けたのに罹ってしまっているじゃないですか? と思うかも知れません。

子供を除いてワクチンは1回摂取のことが多いです。米国の統計ではワクチン接種の予防効果は65歳以下の健康成人では70〜90%だそうです。施設で入居している様な高齢者では1回の摂取の予防は20〜40%と低下しているのですが、インフルエンザが重症化して死亡するリスクを減らす効果は80%あるとのことです。 このことよりワクチンを打っていても罹るリスクはありますが重症化を減らすメリットもあるのです。

インフルエンザウイルスは増殖スピードが非常に早く、そのため急速に進行します。昨日まで元気だったのに今日から急に40度の発熱もあるのです。

罹ってしまったら早めに医療機関を受診して下さい。と言うのは増殖が速いため症状が出現して48時間以内に体内でのウイルスの増殖のピークを迎えます。インフルエンザの特効薬として期待されたいる薬はウイルスの増殖を抑えて感染の防止を計る薬ですので、発症して早く飲まなければ意味がないんのです。 その後では解熱剤などの対症療法しかありません。

後は一般療法として、安静にして睡眠、休養をとり、脱水症状を起こさないように水分の補給を行って下さい。Th__2

この季節の急な高熱はインフルエンザの可能性が高いですし、無理に働いて他に人にうつす危険もあります。診断されても治らないうちに無理して働きに出るのは美徳ではなく社会的義務違反です。ゆっくりと休んで下さいね。

インフルエンザの完治を証明するのは難しいのですが、「おおよそインフルエンザにかかって5日以上で、解熱してから2日(幼児では3日)以上たってから」の出勤は可としています。

現在のところ今期のインフルエンザの殆どの患者さんはA型インフルエンザです。A型はB型と比べ変異を起こし易く、爆発的な大流行を起こすタイプです。また細菌性肺炎を併発するなど高齢者では死亡するケースも多いので要注意です。

皆様方も人混みを避けて手洗い、マスクなどでインフルエンザを予防して下さいね。

2016年2月 1日 (月)

みんな夢の中

何となく慌ただしい1月で、寝る前の日課になっていたギターも余り触れることがなく過ごしていました。日曜日は午前に病院に行って午後は少しゆっくりしてギターを弾いたりしました。何故か眠いなと思っていたら、夜中にサッカーU23リオ五輪予選の決勝をみていたからだったのですね。

この世代は他の日本代表と比較されて、谷間の世代と言われて辛い思いをしていたと思います。対韓国との決勝戦は凄かったですね。2-0で先行された時にはもう駄目かと思ったのですが、その後アッと言う間に2点取り同点。そして3点目で逃げ切りとなりアジア優勝チームとなりました。U23日本代表メンバー偉いですgood

Th_ 病院の帰りのラジオで「みんな夢の中」という古い曲がかかっていました。私が小学生の頃に聞いた曲ですのでやはりだいぶ古いです・・・曲調からすると戦前の上海のような雰囲気です(私だけかも知れませんが・・weep)。

子供の頃いつもやさしくしてくれた従兄弟のお姉さんが歌っていて覚えた曲です。この曲を唄っていた高田恭子さんと言う方を知ったのはだいぶ後になってからでした。 子供の頃何故かこの曲を聞くと・・「上海のジャズの流れる古い酒場で唄われるようなイメージ」が浮かんで来ました・・・何故なのでしょう?不思議です。

タイトルもいいですね「みんな夢の中」・・・恋のことを唄っていますが、人生も同じような気にもなります。 喜びも悲しみも色々あって、そこで生きている私達・・・・「泣かないで なげかないで 消えていった面影も みんな夢の中」・・・・どんなに苦しくても時間と共に夢の中へと消えてゆくのかも知れません。 だからいま大変な方もどうか「泣かないで、嘆かないで」欲しいと願っているのですheart04

いつものように動画にしてみました。皆さんのイメージとは違うかの知れませんが、宜しければお聴き下さい。

<みんな夢の中>

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<You-tubeをご覧になられただるま様から作詞作曲者の名前の間違いを指摘されました。「浜田庫之助」は誤りで「浜口庫之助」が正しいお名前です。動画の方は変えることが出来ておりません。このままご視聴下さい。平成28年10月21日記載>

 

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