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2016年1月

2016年1月29日 (金)

今週の生け花(平成28年1月第4週)

1月も終わりに近づいてきました。3〜4日前までは沖縄も寒いと思っていましたが、今日は暑いです。那覇市は25度の夏日となりました。 恐らく日中に車で移動の方はクーラーを入れないと暑いぐらいだと思います。

寒さに弱い私ですので、暖かくなるのはいいのですが、これだけ気温差があると体かおかしくなりそうですweep  Th_28121

今週も生け花クラブの皆様が花を飾ってくれていました。丸いドーナツ状の青い花器とサンシュユの真っ直ぐな枝の先に小さな黄色の花、チューリップの赤、スターチスの紫、ドラセラの紺色が春の日差しの中で輝いているようですshine

花器の色大好きです。スカイブルーというのでしょうか? もう少し白みがかったら初めてカナダのロッキー山脈でみた湖の色に近いですね。ティファニーブルーと呼ばれる色がありました。 高級装飾のティファニーに興味があるわけではありませんし、今でも宝石のことを「綺麗な石」としか感じない私なのですcoldsweats01。 ティファニーはオーロリー・ヘップバーンさんが主演の映画のタイトルで覚えた名前でした。 カナダの湖の色に偉く感激していた私に近くにいた旅行者が横でティファニーブルーの様な色と言ったことを聞いて覚えた名前でした。

Th_28121_2 旅行記ではありませんので話を生け花に戻します。サンシュユは去年の今頃に生け花クラブが飾った花材で初めて知りました。 中国や朝鮮半島を原産地にする落葉小高木で、江戸時代に日本に入ってきたと書いて在りました。秋にグミのような赤い実がなり、珊瑚にたとえて「アキサンゴ」と呼んだり、早春に葉が付く前に、今日の生け花のような黄色の花を一面に咲かせることから「ハルコバネバナ」とも呼ばれるようです。

この様に季節の折々に花や実がなる樹木はいいですね。この木が咲いている地域では黄色の花が色づく頃になると桜より早く春を感じさせてくれるのかも知れませんね。

沖縄では桜(避寒桜)の季節となります。明日(1/30)からは名護市の方で桜祭りが催され、沢山の花見客が押し寄せると思います。 確実に春が訪れますね。 チューリップも春の花ですね。 そう言えばハウステンボスあたりではそろそろチューリップ祭りに向けた準備が調う頃でしょうか?

日本各地まだまだ寒さが厳しいと思いますが、確実に春の足音が聞こえて来そうです。

<花材:サンシュユ、チューリップ、スターチス、ドラセラ>

2016年1月27日 (水)

大脳の機能局在と利き手の関係

日本列島大寒波が押し寄せて寒くなりましたね。今日のFMレキオはこの時期に多い脳卒中について話をしました。脳卒中についてはこれまでにも書いたので、今日は脳の局在と利き手の関係について書いてみました。

Th_ 人間が他の動物より発達した部分に大脳があります。色々な研究から大脳の中でもその部位によっての役割が違うことが分かって来ています。 その部位が脳卒中などでやられると特有な症状が出てきます。例えば前頭葉の梗塞などでは情緒不安定になったり、側頭葉では聴覚や言語を理解できなくなったりします。

今日はちょっと気になったのものに、右利き、左利きが何故起こるのかを脳の側から考えてみました。・・・色々と調べましたが結論は出ていません(このあたりになると私も素人と何も変わらないレベルですので怒らないでくださいねcoldsweats01)。

人間は右利きが多いと言われています。字を書くのに右手が便利だとか、左手はトイレにて使うからとか、戦闘では大切な心臓を守るため右を前にして剣を持ったからだなど・・・諸説あります。

何も原因がなければ、右利きも左利きも同数いるはずです。

しかし全人類ではやはり、左利きは5〜10%と少数です。おおよそ3才頃までには利き手が決まるそうですが、強制的に直されなくてもそれぐらいの確立ですので、利き手に左右差があるのは偶然ではないはずです。

人間の脳は左右で形も大きさも対称に分かれていますが、それぞれがカバーしあっています。しかし右脳と左脳ではそれぞれが担う役割に違いがあります。 皆さん方も右脳人間とか左脳人間と言う呼び方を聞いたことがありますでしょうか(医学用語ではありませんが・・)。 

人間の多くは左の脳が優位で、そこでは「言語、算術、理論、概念的」なことを担っていて、右の脳では「音楽、幾何学、発想」などを司っています。 ・・・そのため理論的で算術に秀でているのは右脳人間、芸術に長けている方は左脳人間だと表現したりするわけです。

優位半球が逆の方もいますし、そのことは遺伝的要素も加味されているようです。 人間が地球で生き抜くためには言語の獲得が重要で、算術なども他の動物とは異なり人間固有です。 ですから右脳、左脳のうち言語や理論的な思考を司る側を優位半球と呼んでいます。芸術よりも生きるためには重要だったのかも知れません。      Th_

右利きと左利きの言語に関する優位半球を調べた検査があります。「右利きでは優位半球は左半球が97%、右半球が3%」、「左利きでは左半球が69%、右半球が19%、両半球が12%」でした。左利きは全人類の5〜10%ですので、人間全体を見ると、圧倒的に左脳が右と比べて優位半球である確立が高いのです。

私達の脳が体に伝える神経は大脳の近くで交差します。左脳は右半身の運動等を司り、右脳は左半身の運動を司どることはご存じと思います。

人間は左の脳が優位半球が殆どです。そのことより逆に考えてゆくと、左の脳の支配する右半身がより重要となり細かな操作などを行えるはずです。そのために多くの方が右利きになるのではないかと私は考えています。

しかし右半球優位でも左利きにならない人もいます。これは先天的な優位半球では説明出来ませんので、更に後天的な部分でも利き手が決まる因子があることとなりますね。

Th__2 ・・・まあどっちが利き手でもいいのですけどcoldsweats01・・・昔左利きは強制されることが多かったようですが、無理する必要はないですね。 そう言えばなんとなく今では左利きが格好いいように思えたのは、音楽やスポーツの影響が大きいでしょうか?

ピンク・レディー「サウスポー」麻丘めぐみ「私の彼は左きき」、アリス「秋止符」などがヒットしましたね。その頃より左利きが「ギッチョ(差別的用語に近いので嫌な思いをされた方はすみません・・)」から急に「サウスポー」と格好良く呼ばれる様になりましたね。

スポーツでは王貞治さん、具志堅用高さん、イチローさんなどなど・・・

・・・まあいいか・・・ちなみに私は右利きですcoldsweats01。 そういえば外科の初期の頃に左右の手が同じ様に使えるために食事などで左手を使ったりしました。今でもハサミもお箸も左手で扱えますscissors

2016年1月22日 (金)

今週の生け花(平成28年1月第3週)

1月も後半に移行するにつけ寒さの便りが増えて来ました。南国の沖縄でもこの1週間は寒くなっています。 この寒さや大雪の中での受験生は本当に大変だろうと思いながら眺めています。どうか体調を崩さずに本来の力を発揮して欲しいです。頑張って下さい。Th_img_4134

今週もいつもの2階の場所に生け花が飾られていました。椿の深緑の葉が下方へ伸び、その両脇にカーネーションの花、次第に上方に向かうとニューサイランが取り巻き、そして黄色いバラに青みがかった紫のアリアム、上方に伸びるサンゴ水木の枝・・・何故か今回は下から上へと見上げる構造のような気がします。

Th_281 黄色いバラは自ら発光している様に感じられます。その光のために他の花材はしっとりと慎ましく感じられるのかも知れません。この黄色のバラの代わりにピンクのカーネーションだったら、全然違う印象になるのでしょうね。 

華道を知らない私としても、この一瞬の輝きや美に関しては興味をそそがれます。 当たり前ですが生け花はどんなに綺麗でも時間と共に枯れてしまいます。 だからこそこの時間を大切に見届けようと思うのかも知れません。 なんか人生みたいですね。

まあ余り深く考えずに綺麗な花をみる喜びに浸っていましょうshine

<花材:ニューサイラン、サンゴ水木、バラ、アリアム、カーネーション、椿>

2016年1月20日 (水)

世界を夢みて22:城塞都市エジンバラ(エディンバラ)

スコットランドの首都がエジンバラです。やはりこの地は英国でも北の地にありますので、やはり寒々とした感じが第1印象でした。

20年前の初めてのエジンバラは、9月初旬で、日本特に沖縄は暑い季節です。この頃より日本から北回りの直行便が出た時期でした。沖縄→羽田→成田→ロンドン→エジンバラと乗り継いで、辿り着いたのでした。

入国審査を済ませエジンバラ空港を出た時には既に22時を過ぎていました。外は冷たい雨で、かなり強烈に風も吹き付けていました。機内用の薄手のカーデガンだけでしたので、全身がガタガタと震えスーツケースから服を取り出したいのですがこの状況では取り出すわけにもゆかず、寒さに震えながらホテルへのバスを待っていました。周りを楽しむ余裕などなく、とにかく寒いと言うのがエジンバラの私の初印象でした。しかし迎えに来た運転手さんはなんと半袖・・・coldsweats02

Th_ 翌日は完全防御でまだ9月の初旬というのに着ぶくれしての観光ですcoldsweats01 最初の起点となった通りが、ロイヤル・マイルと言われるメイン通りです。エジンバラ城からホールリードハウス宮殿を結ぶ1マイル続く大きな石畳の通りで、道沿いには16世紀から17世紀にの大きな石造りの建物がずらりと並んでいます。 以前にもブログで書いた様に同じ茶色の石を使った建物が軒を連れ、街全体が単色で地味です。 この街の景色や気候を考えたら、南仏やイタリアの太陽が降り注ぐ明るい街とは同じヨーロッパでも対照的な街並みだと感じました。

Th__3 暗いと言えば暗いのでしょうが、この頑丈さはイギリスの堅実さをみるようで、決して嫌な街ではなくて、ゆっくりと眺めてみたくなる風景です。メイン通りに並んで沢山の通りがあり、ショッピングや食事を楽しむことが出来ます。歴史を感じさせるシックな雰囲気のあるお店も多かったですshine

Th__4 ロイヤル・マイルからなだらかな坂を登って行きます。暫くするとキャッスル・ロックという岩山に建つ要塞、エジンバラ城が見えて来ます。まさに要塞にふさわしい頑丈な建物で、ベルサイユなどとは違う戦争特に守りを固めた城だったと想像できる建物です。 登り道を歩くには丁度いいぐらいの涼しい風を感じながら頂上を目指します。中庭に達すると遠くエジンバラ市内から海(フォース湾)を挟んで対岸まで見渡せる広場に出ます。黒塗りの大砲が遙か海に向けて並べられています。 メアリー女王の悲劇と重なりスコットランドが置かれた複雑な歴史に思いを寄せながら、女王も眺めたであろう遠い街並みを眺めていました。

Th__5 ぺたぺたと石畳の階段を下りながら、歴史のある城の中で繰り広げられた人々の暮らし、権力闘争、宗教や民族の対立、様々な策略などなど・・・数多くのドラマがそこにはあったのだと思いながら歩いたのです。だだ20年前と今でも殆ど変わらない建物・・・きっと100年前も同じ景色で、100年後も同じ景色、ただ違うのはそれを眺めている人々なのだろうか?  人は歴史の小さな1点を生きているのです。だからこそ愛するべき存在なのでしょうか・・・heart01

2016年1月17日 (日)

阪神淡路大震災と今

阪神淡路大震災から21年目を迎えました。当時大学病院に勤めていた私は、「阪神地方に大規模な地震があったようです」との一報をラジオで聞きながら車で出勤していました。そして自分の患者さんを診て、医局に戻るとテレビの中に映し出されたのは今現実に起こっているとは信じがたい光景でした。

Th_dsc02967 その日の午後に、教授からもしも医療支援の要請があったらいけますかと言われて「はい、行きます」と答えました。その後当直や手術、外の病院への予定も他の人に変わり、何時でも向かえる態勢を取っていたのですが、私の出番はありませんでした。もしも行っていたら人生観が変わったのかも知れません。

突然、普通の日常を震災、人災が襲い、これまでの人生が変わった方も多いと思います。どんなにか大変だったのだろうかと・・。

先日、スキーバスで多くの未来ある若者が犠牲になりました。特に若い方が亡くなるのを目のあたりにすると苦しくなります。突然、希望を抱いた若者達がいなくなるのは辛く悲しいことです。

この様なことを書いたらまだまだ若いのにと私より年配の方からお叱りを受けるかも知れませんが、私はこのような若者達をみるにつけ、自分はもう十分によりよく生きたと思うのです。私の叔父達が16、18才の年齢で沖縄戦で亡くなったという記憶と重なるのです。

このバス事故についての原因究明はこれからでしょう。ただ今の日本は成長のためといって、とても無理をしている様に思えます。 ○○ミクスで景気は良くなっている、税収も増えたと言っていますが、それは多くの方(企業)が無理をして、沢山の大切なことも削った結果ではないのかと考えています。

私が関わっている医療や福祉の分野でも、余裕がなくなっているのです。人が生きてゆくための最低限の部分が切り捨てられることで、生活への不安感が増しているのだと思うのです。

将来への不安があると、今ある生活、金銭に対してもいつ崩れるのかと恐怖心を抱いてしまいます。今の国策は民間に眠っている貯金を株や消費行動に結びつけよう誘導しています。しかし現状では無理してでも貯め込む方が優先となります。

あの大地震から21年の今、国民の多くは以前より将来に対して希望より不安を抱いている方が増えたのではないかと危惧しています。

もう少し余裕を持って生きて行けたらと思います。ゆとりは経済的な基盤も重要ですが、最も大きいのは心のゆとりです。行政に対しては最低限の生きるための保障を充実させ、人々が将来この国で安心して暮らして行ける施策をとって欲しいと願うのです。

支離滅裂な文書になってしまいましたが、お許しを

2016年1月15日 (金)

今週の生け花(2016年1月2週)

全国的に冷えて来たようで、ここ沖縄でも寒い日が続いています。皆様の地域はいかがでしょうか? そう言えば明日からセンター試験ですね。この寒い時期に入試ですので、受験生は体調管理も大変と思います。どうか実力を発揮して欲しいと願います。Th_img_4113

さて、年末・年始と生け花クラブがお休みだったために、お花の紹介が出来ずにいましたが、今週から再開ですscissors

いつもの2階の場所に、今年初の生け花が飾られていました。赤い花器が直線と対比して赤目柳の曲線が斬新です。花が蕾から開花した紫色のアイリスの花や椿そしてカーネーションが冬の時期からまさに春へと移らんとする景色を見ているような気になりました。まだ椿も硬い蕾の状態です。皆が寒さをこらえて春を待っているようです。

Th_2812 オクラレルカはトルコ原産のアヤメの花で、英語名がアイリスとなっています。沖縄本島北部の大宜見村では3月から4月にかけてこの紫の花が一面に咲きほこります。この時期に沖縄を観光に来られる方は海洋博記念公園の後に少し寄り道してこのお花畑を眺めるのもいいかもしれません。

このアイリスなる言葉は、ギリシャ語の「虹」を示すイリスから由来しているそうです。私がアイリスの言葉を覚えたのは花の名前より先に、某製薬会社の目薬「アイリス」で覚えました。コマーシャルの力は凄いですね。 ちなみにこのアイリスの語源は「虹」ではなくて、英語の虹彩(iris:アイリス)から付けられた名前です。

今年も生け花クラブの活動が始まりホッとしています。Photo これからもよろしくと言うことで以前「赤目柳」のワタワタがゴマアザラシに見えて書いたゴマちゃんの久々の登場です。お花クラブの皆さん今年も宜しくですheart04

<花材;赤目柳、アイリス、カーネーション、椿>

2016年1月13日 (水)

睡眠と記憶の整理

今日(平成28年1月13日)のレキオは先週の睡眠に関連して不眠症について話をしました。
以前、睡眠にも二つのパターンが存在することをブログでも書きました(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-f982.html )。
身体の眠りの「レム睡眠」と脳の眠りの「ノンレム睡眠」がありそれがワンセットで90分程度あり、この眠りを3〜4回繰り返し朝を迎えるパターンが一般的です。

レム睡眠は5分程度ですが、覚醒した時に近い状態で脳は活発に動いていて、記憶の整理をしているのではないかと考えられています。その一部分を私達は夢として覚えていることがあります。

記憶の整理と関連して、記憶はどのように形成されるのでしょうか?

Th_ 大雑把に記憶には短期記憶と長期記憶があります。例えば「子供の頃の何十年前のことは覚えているのに、昨日食べたものは忘れた」なんて言うはよくありますね。これは特に年齢に関係なくよくあることです。

この記憶のメカニズムをコンピューターにたとえて説明します。コンピューターでは最初に記憶されるのは情報処理の早いメモリで行われます。そこで処理された必要なものはハードリスクに記憶されて永久保存されます。メモリはあまり容量は大きくないため、不必要なものは消し去りますが、ハードリスクと何度も行きしながら記憶を蓄積しています。

私達の脳の中で中央にある部分に海馬というメモリと同じ短期記憶の中心部分があります。小さな組織ですがタツノオトシゴのような形をしています。タツノオトシゴは英語では「sea horse」と言うため日本語では「海馬(かいば)」と呼ばれています。(ちなみにイルカ(海豚)は中国語を当て字にしたものです)

人間が他の動物と違い高度に進化したのが大脳(皮質)でこれはあらゆる記憶や感覚記憶の中枢となり莫大な情報を処理できます。これがコンピューターのハードリスクに相当します。

私達が色々な経験をした場合、この情報はまず海馬で短期記憶として記録されています。海馬は容量が少ないため余り重要でないのはこのまま消去し次の情報を入手します。重要なことや感動したり、大きな出来事、勉強のように来る返し起こることは、消去しないように大脳皮質に長期記憶として保存できるように情報のやり取りを行っているのです。

この海馬も年齢と共に縮小してしまいます。これが生理的な現象なら単なる物忘れになりますが、病的になると認知症と言う事になります。脳梗塞などがなければ比較的大脳皮質の機能は失われないため、最近の出来ごとは余り記憶になくても昔のことはよく覚えているのです。

アルツハイマー型認知症はこの海馬が先にやられてしまします。新しい経験を記録出来ない為、記憶・記銘力の低下がおこり、先ほど経験したことも記憶に留められないことになります。

巨大なハードディスクである大脳皮質は生まれた後減少を続けますが、それでも全てを使い切りません。基本的に神経細胞は細胞分裂をしません。ですから分裂して数を増やすことも再生することも殆ど出来ません。

しかし海馬には神経幹細胞があり、成長後も新しく神経細胞が新生することが確認されています。

よく「脳トレ」なる重要性が指摘されています。これはパズルを解くとか漢字を覚えるのが目的ではなくて、記憶の中心にある海馬の細胞に刺激を与えて活性化させるのが目的なのだろうかと私は考えています。

今回も私の専門外ですので、間違っているかも知れませんがご了承をcoldsweats01

2016年1月11日 (月)

また君に恋してる

今日は成人の日でお休みでした。年始年末にやり残していた仕事をかたづけて、のんびりとギターを弾いていましたhappy01

Th_ 折角なのでビリー・バンバンさんや坂本冬美さんが唄って有名になった「また君に恋してる」を録音してみました。ギターのサビの部分で引っかかって前に進まず、5〜6回で諦めかけていましたがどうにか1回通しでやれました。後で聞くとギターの音や息継ぎの部分も可笑しいのですが、素人の私としては現時点ではここまでしかやれませんでした。

年を取ってきて気が付いた一つに時間は有限であることでしょうか? 決して悪い意味だけでは在りませんが・・・ギターの練習もしたいのですが、リタイヤしてからかなと思うし、リタイヤする頃には声も出なくなっているのかもと・・・やはり私はよくばりでなのでしょうかcoldsweats01 

今日は成人式ですね。私の20歳は予備校でしたので沖縄に帰らずに東京で着飾った同じ年の方々の横を脇目も振らずに歩いていました。あえて見ないようにしていたのかも知れません。将来への不安も望郷の念も複雑に絡み合う辛い時期でした。

今年から18歳で選挙権が獲得できるようになり、ますますこの20歳がどのような意味を持つのかが分かりづらくなった気がします。

今日「また君に恋してる」を唄おうと思ったのは、この曲の2番目に「若かっただけで許された罪」という歌詞が出てきます。あの当時は感じなかったことですが、若いだけで素晴らしいのです。この素晴らしい時期を大切に大切に使って欲しいですね。

この若者らの未来が輝くことを祈るだけですshine

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2016年1月 9日 (土)

世界を夢みて 21: 英国ハイランダー地方 ② (ネス湖)

Th__0019_2 イギリスへは30年前と20年前そして昨年と3度旅行する機会がありました。しかしエジンバラより北の地方を回ったのは20年前の1回だけです。 スコットランドの首都のエジンバラより北を目指しての観光にはネッシーは大きな役割を果たしたのかも知れません。 日本からも20年前はハイランド地方ネス湖までが周遊に組み込まれた観光ツアーが多くありました。

そういえば今ネッシーはどうなったのでしょう?  Nessie はネス湖の怪獣  (Loch Ness Monster)の愛称で、20世紀最大級の未確認生物として一時日本でもブームとなり、ネッシーの大捜査網の番組なども放映されていました。(私の方はこの種の番組に関しては直ぐに理詰めで考える悪い癖があり、ネッシーの夢は追えませんでした)。そういえばネッシーにあやかって(?)日本でも池田湖のイッシーや屈斜路湖のクッシーなども出現しましたねhappy01

そう考えながらも、段々とネス湖に近づくき、その地に立つと私の心にも冒険心とロマンが溢れ出し、思わずネッシーがいないかを目を凝らして見回したりました・・・coldsweats02                       Th__2

観光バスが止まるビジターセンターではネッシー探索に関する写真展やビデオを見ることが出来ました(今もあるのでしょうか?)

Th__0021 ネス湖の湖畔に立つ、古城は13世紀に建てられたアーカート城で、ただ13世紀末にはイングランド軍によって破壊され城壁の一部が残っているだけとなっています。 逆のその廃墟がネス湖の雰囲気と調和して古代のロマンや神秘性を更に駆り立てていました。

入り口には当時、キルトを着けた音楽家がバクパイプを演奏していました。バクパイプの音色と周りの景色が調和し楽しいひとときでした。

私も探検隊気分で散策しましたが、世紀の大発見、ネッシーは捜せないままこの地をさることになったのでしたcoldsweats01

2016年1月 6日 (水)

メラトニンと睡眠の変化

今日(2016年1月6日)のFMレキオは年頭の番組でしたので、時間と睡眠について話をしました。

人(動物)は何故眠くなるのでしょう? さあ皆さんはどうして眠くなるのかご存じですか?・・・・

そうですね、疲れたから眠くなる眠くなるから眠る・・・どちらも正しいのですhappy01

眠くなるメカニズムは二つに大別されます。疲れたから眠るとは運動や作業した後に肉体的な疲れをとるために、また日々の色々な活動の中では脳も活発に活動していて、体や脳の疲れをとるために眠くなります。  普通の筋肉の疲労だけなら、少し横になれば回復します。(スポーツなどの場合は筋肉の挫滅が起こりますのでそれを回復するには時間がかかります。) 心臓や呼吸筋ななどは私達が一生を終えるまで動き続けていますが、疲れたから休むことはしませんね・・・coldsweats01

脳は覚醒している時、私達が想像している以上に活発に活動し、全身に比べたらはるかに小さい脳が血液の1/4、酸素消費量もカロリー消費量も1/4を使うほど過酷に働いています。 体の筋肉を休めるためではなくて、脳の疲れを回復させるために私達は1日の1/3〜1/4程度の時間を睡眠に費やしているです。

眠くなるもう一つの要因は、眠くなるから眠る(夜になると眠くなる)仕組みが人間の体には備えらているからです。 これが皆さまの聞いたことのある「体内(生物)時計」によるものなのです。地球で生まれた生物はやはり太陽と密接に関係しているはずです。日が昇ったら動き出して、日が沈んだら眠るという行為はごく当たり前の備わってきた機能だと思います。

生活のリズムを保つために、セロトニンメラトニンの重要性が解って来ています。セロトニンは神経伝達物質でメラトニンはホルモンになります。

皮膚の色を司るホルモンのメラニンを調べている中で偶然、(牛の)脳の中ににある松果体という部分で作られるメラトニンと言うホルモンの存在が発見されます。後に人間にもあることが解りました。そのホルモンを抽出し、ボランティアの方に投与したところ皆眠くなったことが判明しました。そのためメラトニンが「眠りのホルモン」と呼ばれる様になったのです。

メラトニンがセロトニンから分解合成されることも解るようになって来ました。

私達の自律神経には交感神経と副交感神経が強調して体のバランスを保っています。交感神経は体や脳の細胞を刺激し活動的にさせますし、逆に副交感神経は休んだり、リラックスする時に関与します。

Th__2 朝起きて、光を浴びるとセロトニンの分泌が上昇し、その為交感神経が刺激されて活動性が増して、日中の行動がスムーズに出来るようになっています。そしてセロトニンは夕方になると減少してゆきます。 セロトニンが上昇しそれを材料としてメラトニンが生成されますが、時間差がありセロトニンが低下していく頃にメラトニンが増えてゆきます。その為日没後暫くすると増加したメラトニンの作用によって私達は眠くなっていきます。真夜中にピークになり次第に体内で分解されて朝には減少し、寝覚めの準備状態となります。そして夜が明けて、光が入ってくると、セロトニンの分泌が盛んになり・・・それを繰り返して私達は生きてゆくわけです。

ではメラトニンの具体的な作用としては、メラトニンが増えてゆくと、私達の体は「脈拍」「体温」「血圧」などが、低下してゆきます。それを感知した脳内で寝る準備が整ったと判断し、眠りにつくのです。

このメラトニンは1〜5歳頃がピークで年齢と共Th__4 に減少してゆきます。子供はコロッと寝てしまうのに、年齢を重ねると睡眠障害も増えてしまうのです。

高齢になるとメラトニンの減少のため入眠しにくくなったり、途中で覚醒したり,朝早く目が醒めてしまいます。

上記のことを踏まえて、私達の良眠を得るための対策を考えたら理解しやすいと思います。

一定のリズムで起床、入眠出来るようにする。朝起きたら日を浴び、日中の適度な活動や運動を行い、セロトニンを増やしておきます。夜になると(少なくとも入眠前は)パソコンやスマホなどの強い光の影響を受けないようにし、リラックス出来る環境を整えます。入浴も体温を上げたあと、体温が下がってきますので、脳はメラトニンと似た効果を感じて眠る準備が出来たと思うわけです。 可能な限り寝るときには部屋を暗くして、光刺激を避けて方がいいでしょう。

まあ外科医の話す内容ですので大雑把で間違っている部分もあるかも知れませんがお許しをrun

2016年1月 2日 (土)

2016年明けましておめでとうございます。

Th_img_4385 年末の慌ただしさや12月30日まで手術があり、頭の切り替えもないまま正月へと突入した感があります。
それでも元旦に各部署や入院患者さんへの挨拶も込めて病院へ向かいました。今年の沖縄は晴れて暖かい正月を迎えています。

病院に着くと、新年のポスターが貼ってあったりTh_img_4389 、正月用に大きな生け花が病院の入口にあったり、医局の入口にも正月らしく可愛らしい生け花が飾ってあったりとやはり新年を迎えたのだと感じさせて貰えました。

年末に手術をしたり、肺炎などで入院の方は病院で正月を迎えることになり、また新年早々手術に臨まれる方もいつもと違う特別な正月を迎えているのだろうと思います。皆が元気になって欲しいと願っています。

Th_2016 2016年医療界も様々な変革が求められています。それだけでなく日本国内の様々な問題に対しこれ以上にないスピードで選択を迫られる1年になるのだとうと予想しています。更に近隣諸国をふくめた国際関係に日本も巻き込まれざる得ない状況となるのだろうと考えるのです。

余りに多くの問題が個人的にも国家としても、世界に住む全ての生物として巻き起こって来るのだろうと考えます。色々な問題に直面した時にやはりその核となる部分、本質的な部分を見つけ出して対応しなければ迷ってしまうと思います。生きづらい世の中でも生き抜く力を持たねばと思います。

この地球で偶然に生命が育まれてその進化のTh_img_4394 過程で人間は生まれました。私達全ては沢山の命のリレーを引き継いで存在しています。どんな状況になろうとも自分と言う人間は唯一無二の存在です。だからことよりよく生きてゆきたいし、幸せを求めて生きたいと思います。そして私がそのように考えたいのなら他の方もそう思うのだろうと認めて共に歩めればと考えたいのです。

2016年どんな年が私達を待ち受けているのでしょう? 楽しみですheart04

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