ジェットストリームと異国への憧れ
異国へ憧れ、旅をすることへの渇望みたいなものが時々顔を覗かせます。
高校卒業まで1度も小さな沖縄を出たことがなかった私にとっては、子供の頃にテレビで見た兼高かおるさんの「世界の旅」とパーキンス教授の「野生の王国」が世界への憧れの扉でした。
外科医になっても、世界への憧れは消えません
でしたし、旅への憧れも消えませんでした。 20代30代は朝6時に家を出て、城達也さんの「ジェットストリーム」を聴きながらの帰宅でしたが、年に1回は旅に出ていました。40代はもっと多量の仕事が待っていて旅に出ることも出来ませんでした。
「ジェットストリーム」のオープニング曲は「ミスター・ロンリー」で始まりました。オープニングもエンディングも城さんのナレーションが本当に素晴らしかったです。今でも城達也さんの声と詩の美しさを思い返すと涙が溢れそうになります。
<オープニング>
遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。 満天の星をいただく、はてしない光の海を ゆたかに流れゆく風に心を開けば、きらめく星座の物語も聞こえてくる、 夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。 光と影の境に消えていったはるかな地平線も 瞼に浮かんでまいります。
<エンディング>
夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと区別がつかなくなります 。 お送りしております、この音楽も 美しく、あなたの夢に、溶け込んでいきますように・・
・・・・・皆様の中にもこのナレーションを思い出す方がいらっしゃるのかも知れません。
満天の光輝く星空は物音ひとつたてませんでしたが、疲れて帰る私に、旅への憧れを饒舌に語りかけてくれました。そして沢山の夢を与えてくれました。その美しさに励まされて、また旅に出るまで頑張ろうと思えたのでした。









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