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2015年9月16日 (水)

9月はちょっと苦手

私にとって1年のうち9月はもの悲しくて、泣きたくなるような衝動に駆られる月でもあるのです・・・・あらまあ、こんないい月だのにと仰る方も多いのかも知れませんが・・

子供の頃、7月25日から8月31日までの長い夏休みは本当に楽しくて待ち遠しい期間でした。なんて素敵な月だと思いました  夏になると近所の皆と海に出かけ、釣りをしたり泳いだり、大体夏休み初日から泳いで,その日から日焼けで、背中が水ぶくれとなり、痛みに耐えながらまた遊ぶに行くのです。 今のように日焼けがどうのと気にすることはなく、紫外線を浴びていました。その結果おおよそ夏休み中に2回程度背中の皮が剥ける経験をしました。

Th_img_3731 毎日のように子供達の笑い声が響いていた海岸沿いも、9月に入るとぴたりと人影がなく、賑やかだった8月と同じ場所に立つと寂しくなりました。風の匂いも変わり、暫く岸壁に腰掛けていると波の音だけが聞こえて人の声が消えているのです。

高校卒業後、初めて沖縄を離れて予備校生活が始まりました。春、夏と必死になって勉強してもなかなか成績が伸びず、秋へ向かって行くのです。受験時期が近づく秋、そして予備校からの帰り道、同じ時間帯なのに次第に日が落ちるのが早くなり、寒さと暗さが共に進んでいくことへの孤独感と不安感。そして子供の頃に感じた秋へ向かう寂しさも同時に波の様に押し寄せてくる季節・・それが私の若い頃に感じた9月への想いでした。 

あれから何十年たって耐性は出来ましたが、やはり9月の名前を聞くとなんとなく悲しくなってしまうのです。皆様方もこの様なことありますでしょうか?

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コメント

私も「秋」は寂しいので苦手です。
一番苦手なのは「冬」なのですが、「冬」の手前の「秋」もダメです。
これから芽吹く「春」が一番! 花粉症もあるし、埃っぽいしですが、
萌える季節は希望があって、良いですねえ。

日本国も「秋」?
若者も希望のない話をしますし、年配者も今後が心細いと言います。
寂しい、心細い季節になりました。

omuromachi様
こんばんは 9月は何となく寂しいと
感じる理由、よくわかりますね。
大人になって働くと関係はないのですが、
子どもの頃は夏休み明けに、何となく調子に
乗れませんね。9月は敬老の日、秋分の日が
あるので、それで心身をリフレッシュしつつ
体調を整えているような気がします。
台風が過ぎて沖縄も朝夕、涼しくなった気が
します。よかったです。

お黒ちゃんさん、こんばんは。

私も冬が苦手です(基本的に暑さに強いのですが寒くなると冬眠したくなります

秋は好きですが、ブログに書いたように9月は余り好きになれません。10月11月は大丈夫です

日本国も「秋」・・・実りの秋ならいいのですが、冬にならないようにしたいですね。

nadoyamaさん、こんばんは。

子供の記憶は強烈なのでしょうか?夏休みが過ぎる9月は寂しかったです。

そうですね、もう少しでシルバーウィークになりますので、少しリフレッシュして秋、そして冬に向かう体勢を整えたいと思います。

nadoyamaさんも秋は色々行事が多くて大変でしょうが、お体に気をつけて頑張って下さいね。

院長先生
今晩は。
お久しぶりです。
9月ですが、私はそれほど嫌いではありません。
妹が生まれた月、まだ残暑が続いても朝夕は秋を感じます。
でも日暮れが少しづつ早くなりちょっと物悲しくなりますかしら?
すっきり晴れた青空は大好きです!
やはり10月からでしょうかね?

今はもう秋、誰もいない海、知らん顔して人が行き過ぎても・・・
という気分ですね。9月が物悲しいって、人それぞれのものに寂しさを感じるものなんですね。私、今日、初めて稲刈りをしている風景にぐっと寂しさを感じました。稲が実のり、その収穫の時の一番豊かな気分になるはずの風景なんですが、広い黄色い田んぼに一台大きなコンバインがざーーーって稲を刈っているんです。人は一人だけ。そしてあっという間に刈れてしまうのです。走るように早いんです。それを見ていると悲しくなってきたのです。そこは実家の村の田んぼのところ、昔子どもの頃家族みんなでわいわい言いながら弁当もちで夕方までかかって稲刈りをしたり、いねこきをしたり、稲木に稲を掛けたり、苦しかったけどしんどかったけれど楽しかったしお米のありがたさを実感したし、家族の協力の仕事がうれしかった思い出の地だったので、あまりの様変わりの秋の収穫にぐっときたのでしょうね。この頃ではいつもの風景で、私も見慣れている風景なのにね。なんでこんなに寂しく見えるのかしらと自分でも不思議でした。omoromachiさんのさみしさとは違うけど、私の感じたことでした。

マコママさん、こんばんは。

9月は妹さんの生まれた月だったのですね。
きっと1年で暑さから解放されて過ごしやすくなる季節で
素敵だと思います(私がちょっと苦手なだけです)。

日暮れが早くなると、何となくもの悲しくなりますよね。
これから空が高くなり空気も澄んで、過ごしやすくなるのでしょう。

「天高く馬肥ゆる秋」となりますが、肥えるのは私だったりして・・・体重計を眺めながら美味しいのを頂きたいと思います

はるかさん、こんばんは。

トワ・エ・モアの曲懐かしく、今の時期にピッタリですね。

実りの秋の収穫、昔と違う風景・・・それと共に記憶の中にある思い出が重なりあうのでしょう。 私も小さい時に周囲が畑だけでしたので、色々な収穫に人の力が必要で、皆が汗を出しながら収穫の喜びを噛みしめていました。

私自身、当時の経験がとても有難かったのだと気づくようになっています。 私の子供達は都会で生まれ育ち、そのような光景をみたり、経験をさせてやれなかったことは残念に思えてしまいます。

変わりゆく時代を見つめ、これからの日本が私達の生きた時代よりもよくなることを願いたいものです。

こんにちは。お久しぶりです。秋!え、私大好きです。暑い夏から
解放され、農作業もコンバインであ、という間に終わり、暑くもなく
寒くもなく、さみしさなんて一度も感じた事ないです。デリカシーないんです。
でも、ご存じのように、先だっての大雨には、びっくりでした。
大雨特別警報なんて、はじめて経験しました。家の前の小川が、
みたこともない、激流に変貌しました。常総市とは、離れてるので
被害はなかったけど実家には、避難指示がでました。でも無事でした。
自然の猛威をみせつけられました。

フーミンさん、こんばんは。

秋!大好きなのですね。私も10月になれば大好きになります

秋になったらフーミンさん元気倍増のようですね。デリカシーではなくて私はトラウマ的なのでしょう・・・次第に日が短くなると寂しくなってしまうのです

フーミンさん、今回の豪雨大変でしたね。心配してニュースを観ていました。これからまた雨が来そうですので、どうか用心して下さいね。 これ以上被害が増えないことを祈っています。

こんにちは!

実は私も9月は悲しくて、泣きたくなるような気分を感じることがあります。
9月は私の誕生月なので楽しみもあるのですが、不安の方が大きいです。
小・中学生の頃ですが、涼しくなってくると祖父母が体調を崩して入院をすることがしばしばありました。あの時の不安な気持ちが今でも時々思い出されてしまい、少し憂鬱な気分になります。特に雨の日はちょっと・・・。

ゆうつぁんさん、こんばんは。

ゆうつぁんさんも、私と似たような気持ちになることがあったのですね。 大切な祖父母さんがこの季節に体調を崩された記憶が、この季節の変化と重なって思い返されるのでしょうね。

ゆうつぁんはきっと祖父母思いの優しい子供だったのでしょう。だから今でも憂鬱な気持ちになるのかも知れませんね・・分かる気がします。 憂鬱な気持ちも秋の高い青空をみればきっと気持ちが楽になると思いますよ。頑張って

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