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2015年8月 9日 (日)

戦争を繰り返してはならない。

戦争はしたくない、平和が一番・・・皆そう答えるのでしょう。今日は長崎に原爆が投下されて、70年目になります。Th_  
あの大戦を経験した人皆が、「二度と戦争をしてはいけない」と口を揃えて言います。

地球上で本能より理性(知性)を選んで進化したのは人類です。人類の歴史の中で戦争は最も非理性的な行為です。それを回避する唯一の方法は戦争を自分のものとして考えて(想像して)理性に訴えることしかありません。

戦争を下した政治家(軍人)、戦争で利益を得ようとしている一部を除き、戦争を経験させられた全ての人間が戦争を否定するはずです。しかし何故なくならないのでしょうか?

戦争は国と国の政治家(軍人)達が繰り広げる政治的な駆け引きの延長でしかありません。彼らが国を支配しやすくするため、あるいは国際社会において、自国の軍事力の影響を自慢し合う政治家にとっては、世界の安定のために「自国民が沢山血を流している」ことがステータスとなるのです。

国際会議の表舞台で「どうか私も一流の政治家として仲間に入れて」と言いたいために国民に血を流して欲しいのです。世界中でインフラの整備や教育、医療などの地道な活動を通して粘り強く平和を追求し、世界に貢献をするより、経済的・軍事的な力のバランスの方が重要となる政治集団なのです。

Th_173513 戦争は「戦争という看板」を抱えてやってくるものではありません。仮想敵国をつくり、国際社会の一員として分相応の貢献をするのが人間の義務として、徐々に巧妙に制度を変えていくのです。本当に徐々にです。「戦争をするための法案ではありません」と説明します。確かにそうです。「この文面からは戦争できない」と欺されるような文書です。 しかしその次があります、解釈の変更も容易になります。

私達国民を欺くような法案の向こうに、気がつけば、反対できない、言葉も発せない、拒否できない状況にいつでもなり得るのです。 私達はマッチョな単細胞の方に付き合う必要はありません。

先日ある議員が、デモを行った学生に対して「自分中心、極端な利己的な考え」で「戦後教育の誤り」とツイッターで述べたとか・・・それは逆です。ある意味戦後教育が正しかったから、デモが起き、政治家の支配下に置かれないように敏感に感じて行動しているのです。

戦後70年経ち、日本国憲法は政治家を縛る法律であり、国民を縛る法律ではないことを政治家は謙虚に学ばなければいけないのです。政治の失敗が戦争であることを学ばないといけないのです。

私は沢山の犠牲の上で戦後の平和な時代を生きています。戦争で死んだお祖父さんや若い叔父さん達のためにも「貧しいながらも平穏に暮らしていた人々が何故、国策のために死んで行ったのか」を考えないといけないと思うのです。

原爆投下から70年目の今日です。改めて不戦を誓いたいのです。

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コメント

omoromachi様、お久しぶりです。

人間が知性で克服しないといけないのが
戦争なのだと理解しました

内容に頷きながら読み進めてました
今の政治家はなぜあの戦争が起きたのかを
もう一度学び直さないといけませんね

言論の自由や個人主義を否定して
都合のよい解釈を続けたのが戦争
だったのでしょうか

アメリカだってそうです。戦争を回避しようと
思えたらやれたはずです

原爆を落としたことに対して
何の言い訳も出来ません
悪魔に手を染めたのです

今度国と国の戦争が起きれば
戦勝国も敗戦国もないのかも知れません
世界にはこの地球を何百回も破壊できる
核爆弾が存在しています

平和を求めることが人類の
生き延びる道だと思います

本当に私達の子や孫の世代まで
平和で有り続けて欲しいと祈っています

いつもomoromachi様の戦争に対する
考え方には共感を持っております

ツクシンボさん、こんばんは。

私は戦争はなぜ起こってしまうのかを、時々考えることがあります。私達の多くの国民は日々の生活で忙しく勤勉に慎ましく生活していると思うのです。 たとえば政府がしきりに危機を煽っている中国に関しても、政策的にはいい国とは思えなくても、顔も知らない中国の方とわざわざ命をかけて戦争しようとは思わないはずです。
なぜ戦争になるのか? それは国のトップの人達がお互いの国民を殺し合わないようにどのようにすべきかを重要と思っていないからではないかと思うのです。

戦争ほど愚かな行為はありません、戦争が起こらないためにも安保法制を議論する前に、まずは周辺諸国と仲良くすることに全力を注ぐべきではないかと考えます。

唯一の被爆国として、核爆弾に大義名分などないことを米国にも伝えないといけないと思います。

ツクシンボさんが仰るように同盟国を主軸とした世界規模の戦争が起きれば、態勢が不利になったら核爆弾の応酬になり、人類そのものがいなくなると思うのです。
ですから、平和を求め続ける事が、人類が生き延びる道だと考えているのです。

omoromachi様
おはようございます。戦争について
それが二度と、起こしてはいけないもの
それが起こるとたくさんの人々が死ぬという
事実が待っています。
高校生、大学生がしっかりと反対であると
意見をいえること、デモを行うこと、大切な
ことです。一度、作った法案の解釈を変更して
間違えた方向へいくこと。その不安を払拭する
には、法案を作成しないことだと思います。

nadoyamaさん、おはようございます。

今の政治情勢は、お上が正しくて、民は理解出来ないだけと、自分達政治家が一番偉いという「おごり」があることが根本的な誤りだと思うのです。

政治家が何故戦争になったかを理解していないために、同じ過ちを犯そうとしています。ツイッター発言などから読み取れるのは「何かあれば、お国のために働く(死んで行く)のが国民の義務」とも取れるような発言です。

政治の暴走が戦争に繋がることを学んだ多くの国民や若者が「なんとなく怖いよね」と感じているのだと思います。

国民の殆どが理解できない法案を通すのは独裁国家への歩みを加速することになりそうで不安です。

こんにちは。私も戦争と無縁ではありません。私は
戦後生まれですが、夫は戦中派です。終戦間際に
産まれました。母は24歳、夫とは約3年の結婚生活だそうです
いつか母に再婚は考えなかったの?と聞くと周りには同じような
ひとがたくさんいたので、まったく考えなかったと答えました。
結局それから98歳まで長生きしました。でも性格の明るい人で
苦労話など聞いたこともなかったです。
戦争は、戦場に行かないひとが安全な場所で、指示をだし
なにもわからない若者が血をながします。叔父は大学生の時
特攻隊として数時間しか訓練をしないのに特攻がきまってたそうです
でも間際で終戦となり3年前に他界しました。
日本は盛んに中国での悪行を否定してますが、私は古いアルバムで
とても残酷な写真を見たことがあります。戦争絶対反対!!

フーミンさん、こんばんは。

そのようなことがあったのですね。お母さんも本当に苦労なさったのだと思います。苦労話などあえて言わなかったのは周りも大変な思いを経験したからだったのでしょうね。

昨日でしたでしょうか、東京市谷の大本営地下壕が公開されていましたね。 戦争を下した人々は、地上が廃墟となろうが、南方や中国戦線で沢山の死傷者がでても、人間のコマを動かすように安全な地下高の中で作戦を練っていたのでしょう。

戦争ではいつも若い人、子供や民間人が最前線に立たされ苦しい思いをさせられるのです。政治の暴走が日本を戦争に駆り立てた反省から日本国憲法は作られています。 この日本国憲法をないがしろにする人々を自由にさせておくといつの間にか戦前と同じ様になると考えます。そんなことはあり得ないと言うのですが、初めから戦争しますと宣言した政治家はいませんので・・・

私達は子や孫に国家のためと戦争に送り出してはいけないのです。

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