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2015年7月29日 (水)

紫外線と皮膚・目の病気

今日のFMレキオは紫外線と皮膚および目の病気について話をしました。両方とも私の専門ではありませんので、調べた範囲内で説明しました。

紫外線は可視光線より短い波長の光で、私達が目で見ることは出来ません。しかしそれから受ける影響は確認出来ます。紫外線は波長の長い順にUVA,UVB,UVCに分けます。 紫外線も光の波ですので、波長の長い程、物質の奥まで達する性質を持っています。 

Th_5e6b8a2234d1c6c5bf54ca3680c17149 紫外線が影響を与える部位には皮膚と眼があります。 皮膚への対策としては日傘などをさして直射日光を避けたり、UVカットを塗り対策を講じることができます。 

UVAは皮膚の表面だけでなく真皮と言われるコラーゲンなどの皮膚の弾力と関わる部位まで達するため、その影響によりシミやシワが出来ます。 UVBは皮膚の表面に達して皮膚のやけど(日焼け)を起こし、皮膚を黒くします。UVCは通常は大気圏のオゾン層で吸収され地上には達しません。

では目に関して紫外線はどのように影響するのでしょう。 UVBは主に眼球の表面に影響し、角膜炎や結膜炎を起こします。 沖縄の私達にとっては余りなじみのない「雪眼(せつがん)炎」は雪山や氷上での紫外線の暴露で発症し、目の異物感、なみだ目、眼瞼けいれん、Th_0852ba20a32ac4bfc01fe1310783c5_2 羞明(しゅうめい)、眼痛などの症状がおこります。UVAは目の奥の水晶体に影響を与え、長年の紫外線の暴露で、水晶体が濁る白内障翼状片(よくじょうへん)が起こりやすくなります。翼状片は白目を被っている半透明な膜である結膜が目頭(めがしら)の方向から黒目に向かって伸びて来る病態です。自覚症状は充血や異物感などがあります。

流石に眼にはUVカットのクリームを塗る訳にはいけませんので、無防備に太陽光線を浴びないことやサングラスなどで対策をとる必要があります。

これから長い夏で屋外で過ごされる方も多いともいますが、紫外線対策も講じながら夏を楽しんでくださいねyacht

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コメント

院長先生
今晩は。
いつも有難うございます。

紫外線、怖いのはよく分かっていてもついつい陽射しを避ける手立てをせずに
過ごしてしまいます。「シワ・シミ」年と共に増えてweep
しっかりUVカットに心がけます。

「白内障」は3カ月に1回の検診を受け、
点眼薬は一日3回さしていますが、段々視力も落ちてきて
そのうち「白内障」の手術になると思っています。
眼鏡に装着する「サングラス」は外出時にはつけていますが・・・。

マコママさん、こんばんは。

余りに日常過ぎて、紫外線対策をせずに出かける事は多いと思います。無防備に紫外線を浴び続けると肌や目に影響が来るようです。

白内障は加齢や紫外線の暴露、生活習慣病などによっても影響を受けますので、1つだけの対策では予防は難しいのかも知れません。

この十数年で飛躍的に進歩したのが白内障の手術だと感じています。超音波装置や眼球レンズの進歩が急速に進んで来ていますので比較的短時間に済むようになってきています。外科の手術もそうですが、普及すればするほど、やる側も慎重に対応しないといけないと思います。

水晶体に入る光は日光が斜めに差す朝夕が多いので、その時には上手くサングラスを使用した方がいいでしょうね。

白内障に使う点眼薬は、本当に効果があるんでしょうかthink
グローバルな薬品なのか、いつも疑問に思ってます
半世紀以上前の薬です

酒が好きさん、こんばんは。

専門家からの御意見の通りだと思います。白内障の原因の水晶体は角膜などの表面ではありませんので、点眼薬の薬理作用がその奥の水晶体まで到達するとは考えにくいかも知れません(←歯切れの悪い返答ですがcoldsweats01)。

白内障に伴う症状の緩和や定期受診を促すために処方をしていることも多いのでしょうか? 

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