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2015年4月

2015年4月29日 (水)

なぜ極寒の地で人類は生き延びられたのか

今日のFMレキオはビタミンの第2弾ということで主に欠乏症について説明しました。

前回、大航海時代のヨーロッパの船員に海賊より恐れられていた病気に壊血病がありました。現代ではビタミンC欠乏によって起こっていることや当時でも新鮮な果実などを積み込むことで解決された話をしました。

2〜3ヶ月の航海で野菜や果実を取らないでビタミン欠乏になるのに、イヌイットやアリュート(エスキモー)と呼ばれた方々は野菜も育たない極寒の地で生活できたのでしょうか?

人間のDNAから辿ると、人類の祖先はアフリカに住んでいた1人の女性に辿り着くそうです。人類は約7万年前にアフリカを出て、世界中に広まったと言われています。北に進んでヨーロッパの寒く太陽の当たらない状態に適応して白人に変化し、西に進んで黄色人種になっていきます。アリュートやイヌイットは私達と似ているといえますので、西に進んだ人類が比較的短期間に北に到達したと思います(私の推論ですが、ヨーロッパに広がったようにゆっくり進化すれば白人?になっていたはずです・・)

Th__3 極北に進むにつれて、植物は育たなくなります。それと共に木もないわけですから、火を熾して食事を作ることもできない訳です。そうなると当然生きて行くためには、動物(主にアザラシとかセイウチ)などを摂って生で肉を食べることになると思います。 

ではもう一度話を戻すと、大航海時代に新鮮な野菜を食べないだけで船員の多くがビタミン欠乏により命を落としました。 ではなぜ北に住む人々は生き延びることが出来たのでしょうか?

それは彼らがアザラシやセイウチなどの生肉、それも内臓なども生で食べたことにより、動物が貯め込んでいたビタミンを摂取できたからなのです。

当然生の肉とは言え、野菜や果実などと比べたらビタミンの量は少ないのです。それと極寒地では木も育ちませんので肉を焼いて食べることもなかったのです。 もしも焼いて食べたら更にビタミン不足となり生存できなかったかも知れません。 そのような偶然と言うか必然的にそのような状況となり、人間は極寒の地でも生活ができ、更に人類は北米を南下し、とうとう最果ての地南米の端まで辿り着くことができたのです。

1人のホモサピエンスから出て来た人類はアフリカを超え、世界中に広がったのですね。やはり人間って凄いなって改めて思うのです。人類の遙かなる旅にロマンを感じてしまいますheart04

(今日2015年4月29にちFMレキオ「いきいきタイム」はこちらから視聴できますdownhttp://www.stickam.jp/video/182431721

2015年4月26日 (日)

危険は空からやってくる?

空を自由に飛びたい。そんなことを考えたことのある方は多いと思います。 子供の頃、無線飛行機を操縦している方がいてそれを眺めながら「いいな〜、格好いいな〜、自分もやってみたいな〜」と憧れて眺めていました。 当時はそのような余裕もないし親も与えてくれませんでした。

次第に小型化し、操縦も安定してきた無線飛行機や無線ヘリコプターも登場しました。 進歩したとはいえやはり操作は難しく安定飛行するにはかなりの経験が必要となっていたと思います。 

ここに複数のプロペラとジャイロ機構やコンピュータ管理で安定飛行できるドローンが登場しました。 小型カメラを搭載でき、災害時や原発事故などで人が近づけない場所を撮影できるなどこれからの活用方法が検討されています。 しかし3年程まえにこのドローンをネットで見たときに、私は恐怖を感じてしまいました。 絶対に悪用する方が出てくると想像したからです。

Th_ 人間の目は上下左右の視野の確認は出来ますが、頭上の確認は出来ません。 それは有史以来人間が頭上から襲われることがなかったからだと思うのです。 それと自分の敷地内などは人が侵入しない限り大丈夫な領域(地上権も含め)を確保出来ていたため、家にいると心が休まるのだと思います。

規制がなければ、プライバシー侵害の領域まで簡単にドローンは入り込むはずです。 殆ど気づかれずに1日中監視されるようになるかもしれません。
またストーカー行為に利用されるかも知れませんし、おいそれと露天風呂spaも楽しむことが出来ないかもしれません。 

飛ばす人のモラルの問題といっても、観光地でのドローンによる撮影や人混みの中での撮影などを行っている方は、ドローンが操縦不能になったり、バッテリー切れになって落ちる場合の危険性を考えていないと思います。 中には規制がないから今のうちに飛ばしていると言う方もいらっしゃるようです。 

この急速な普及に対して、その危険性への対応や法整備が追いついていないと、多くの方が以前から指摘していました。それでも政治家は動きませんでした。 しかし今回、勿論いいことではありませんが、首相官邸にドローンが落下したことを受けて、急遽対策に乗り出したようです。 自分に危険が及ぶようになると政治家は直ぐに動くのだなと、ある意味感心しながらニュースをみていました。(自分達に都合の悪い議員定数減少などには重い腰は上がりませんが・・・)

空は無限に広がり自由の象徴であって欲しいと願うのですが、同時に皆の共有空間でもあることを念頭に早急なルール作りや法整備を進めて欲しいと願います。新しい技術はいつも明と暗の両方を持って発展します。その都度、人間としてのモラルが試されるのです。

2015年4月25日 (土)

今週の生け花(2015年4月4週)

今月も第4週目となります。4月は暑いか寒いのか判らない季節でした。

今週も生け花クラブの皆様が素敵な生け花をTh_img_3549 飾ってくれていました。ピンクのバラリアトリスの紫の花があり上品です。 しかしなんとなく何時もと違う印象です。 美的感覚の鈍い私にとっては、右の上下に伸びる変な奴は何だろうかと・・・思ってしまったのです(生け花クラブの皆さん怒らないで下さいねangry)。

この花はドナセナ(千年木)のお花のようです。ドナセナも沢山の種類があるそうで、いつも見慣れた千年木とは趣が違っています。白い花が咲いてなかったらなんとなくザトウクジラにみえてしまいますcoldsweats01

リアトリス北米原産の植物で地中に地下茎があり,球根植物として扱うこともあるとのことです。 春に芽を出して夏に花が咲くそうで、お花は有限花序で、上から下に向かって咲き進んで行きます。生け花として使うのは咲き始めが綺麗のでしょうか? 

Th_201543 左上にすっと伸びている枝はエニシダ(金雀枝)です。エニシダは2系統あるそうで、エニシダと言えば地中海地方原産で落葉低木で、4月から5月にかけて黄色い花を咲かせるそうです。 

もう一つの系統はカナリー諸島原産で正式にはヒメエニシダと呼ばれるようです。今回はまだ蕾のようで、はっきりしませんが、今回の生け花のはヒメエニシダのような気がします。葉を落として蕾のままだと柳のようにみえます。 

カナリア(カナリー、カナリアス)諸島ってご存じですか? 1981年の大滝詠一さんの最強アルバム「A LONG VACATION」の中に「カナリア諸島にて」と言うタイトルの名曲がありました。 当時カナリア諸島って何処だろうと調べた記憶がありました。 スペイン領ですが、場所的にはモロッコの西に浮かぶ13の島からなっている観光地です。大航海時代はスペインが中南米への進出基地として重要な役割を担った島だそうです。 

あの当時日本でカナリア諸島のことを知っている方がいるのだと感心したことを覚えています。 作詞は松本隆さんです。 後日判ったことなのですが、松本さんはカナリア諸島には行ったことはなくてイメージでこの歌詞を書いたそうです・・・やはり凄い人です。

お花を眺めながら、久しぶりに大滝詠一さんの曲でも聴いてみたくなりました。

綺麗な花にいい音楽・・・最高ですhappy01

<花材:(ヒメ)エニシダ、リアトリス、バラ、ドナセナ>

2015年4月22日 (水)

ビタミンの定義と役割

今日のラジオはビタミンについて話をしました。健康ブームもあり、ビタミンを知らない方はいないと思います。

ではビタミンっていったいどんなものでしょう? 人が摂らないといけない栄養素として、蛋白質、脂肪、糖質(炭水化物)の三大栄養素があります。これらは私達の体を作る材料となり、多量に必要となるためマクロ栄養素と呼ぶ場合があります。 三大栄養素以外にビタミンとミネラルを加えたものが五大栄養素と呼んでいますが、ビタミンやミネラルはごく少量で済むため微量(ミクロ)栄養素と呼ばれています。

ここでビタミンの教科書的な定義を書いてみます。体の組織の構成成分でなく、エネルギーに変換出来ない(蛋白質、炭水化物(糖質)、脂肪とは違う) 体内で必要量を合成出来ない(同じ微量でもホルモンとは違う) 欠乏症が確認されている 無機質(ミネラル)でないも をさしているそうです・・・これを読んで理解出来たら天才的頭脳の方だと思いますcoldsweats01

Th_ そのような事から、ビタミンの必要量は極めて少ない量なるも人間の体で作られないため食事から必要分を絶対取らないといけない有機物ということになります。 

食事で摂った栄養素は消化・吸収、分解、合成などの化学反応によって人間の体が使えるようになります。三大栄養素が私達の体の材料となりますが、それだけでは使用することは出来ません。その材料を利用するために体の中では色々な化学反応が起こっています。 体の中で起こる様々な化学反応を触媒する(補酵素)役割がビタミンです。

例えばブタの肉を食べたとします。このまま人間の肉にはなりません。消化・吸収されて、私達の体の中で、いったん1番小さな部品(アミノ酸)まで分解されて行きます。 次ぎにこの部品を利用して、私達のDNAの設計通りに組み立てられて、私達の体の成分となることで初めて利用されます。 この様な沢山の化学反応を行う為に必要なのがビタミンなのです。

ビタミンとは、ないも美しい肌になるためのものではなくて、これがないと人間栄養を摂っても利用できず生きてゆけませんし、欠乏症も過剰症も認められている物質なのです。

有名なビタミン欠乏症は、ビタミンB1欠乏による脚気、ビタミンC欠乏による壊血病、ビタミンD欠乏によるくる病・骨粗鬆症、ビタミンA欠乏による夜盲症、ビタミンB12欠乏による悪性貧血、などがあります。 過剰症には脂溶性ビタミンであるビタミンA・D・E・Kがあり、その他の水溶性ビタミンは摂りすぎてもオシッコに流れるだけです。 必要な分を必要なだけ摂りことが肝心となります。 色々な植材を摂ることでビタミン不足になることはありません。 サプリメントを摂る前にまず自分の食生活を見直す必要があるかも知れませんね。

(2015/04/22のFMレキオ「いきいきタイム」はこちらから視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/182429612

2015年4月19日 (日)

名医でなくても

私自身、医療を志した時のことを何時も忘れないように心がけています

私は名医には程遠いのですが、名医かどうかは医師自身が判断するものでもなく、最終的には患者や家族にとって信頼できたかどうかで決まることだと思っています。

某新聞社のコラムで「名医でなくていいから、せめて誠実な医師に診てもらいたい」と書いてありました。 一般の方には医療の世界は専門的過ぎて判りづらいことが多いと思います。 説明を尽くしても分かりにくいことも多いでしょうし、実際の検査や手術、薬(内服・点滴)、治療などに関しては医師の裁量にまかせるしか方法がない場合もあります。

だからこそ、医療を提供する側に最低求められることは誠実に使命を果たすことだと思うのです。

Th_2015041_2

<医療を受ける側と提供する側に関し、以前ブログに書いたことがあります。よろしければご覧下さい: ①2013年5月20日のブログ(医師ー患者関係); http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-403f.html

2015年4月17日 (金)

今週の生け花(2015年4月3週)

4月も中旬となりました。例年なら4月に入るとこのまま暖かくなり、半袖の準備をするのですが未だに長袖でその上からカーデガンを羽織ったりしていました。春が遅いなと思っていましたら、今日は突然27度近くなりもう夏と言いたくなるぐらいです。              Th_img_3528

先週は新入職職員のオリエンテーションで生け花クラブが開催されずにお花がなかったのですが、今週はいつもの2階の場所に生け花が飾られていました。

今週の生け花は気品に満ちた鮮やかさがあります。何とも言えない上品な紫色の蕾が綺麗です。 初めてみました。 葉っぱからすると芭蕉やバナナに見えます。 ネットで色々検索しても見つからずにいたのですが「ピンクバナナ」で検索したら一致しました。 日本語名は早乙女蕉(サオトメショウ)と呼び、芭蕉科の多年草でインドやアジアで栽培されているようです。 バナナのような実がなるそうですが、種が多く食用には向いていないそうで主に観賞用として育てられているようです。それにしても綺麗な色ですheart04

オンシジューム(群雀蘭)の可憐な黄色の花びらが綺麗ですね。チョウチョがヒラヒラを舞っているようです。 オンシジュームは中南米の熱帯・亜熱帯地域に広く分布するランの仲間で、およそ400種もあるそうで、小型で香りのよいものから、大型でボリュームたっぷりに開花する品種まで様々なタイプがあるとのことです。 

Th_2015043 ゴムロは葉を楽しむものだと思っていましたら、可愛らしい小さな赤い実を沢山つけていて私達を楽しませてくれます。実があると言うことは花はどんな形なのでしょう?

今回は正面での写真では見えませんが裏にザミアカルタスと言うソテツの仲間が飾っています。私がイメージする先が鋭い葉ではなくて幅広の左右均等に生えた青い葉が清々しいのが特徴です。ソテツにも色々種類があるようです。初めて知りました。

昨日ぐらいから急に沖縄も暑くなりました。日本各地でも暖かくなってきましたでしょうか。少し重いコートからも解放されて、気持ちも軽やかになれる季節かも知れませんねheart04 皆様の心の中に温かい風が届きますようにscissors

<花材:早乙女蕉、ゴムロ、オンシジューム、ザミアカルタス>

2015年4月15日 (水)

嵐もいつかは過ぎ去る

誰もが持つ大変な時、その大変な時期もいずれ過ぎ去る事を私達は知っています。 しかしその中にいるとき、これが永遠に続き嵐が更に激しくなるのではないかと不安と絶望に打ち拉がれてしまいがちです。

Th_img_0598 自然もそうでしょう。温暖な気候で風もなくすくすくと伸びた木は美しい枝を伸ばしますが、突然の嵐で根っこから倒れてしまいます。 風雨にさらされ葉を何度も落としても、それに耐えた木は嵐がすぎれば、落ちた葉の間からまた新しい芽が吹き出しだし、花を咲かせることを知っているのです。

人間だって同じだと思うのです。嵐が来ないことに越したことはないけれど、その嵐が私達を鍛えるのです。 楽しいことだけでなく、耐えることを覚えて初めて成長すると考えるのです。

大変な時だからこそ、嵐が過ぎ去った時の事を想像しながら、何食わぬ顔をしてじっと待っていればいいのです。

2015年4月11日 (土)

世界を夢見て10:ハプスブルグ家の栄華

中世ヨーロッパの中心であるハプスブルグ家の栄華と衰退に興味がありました。

Th_1987 ヨーロッパ史は戦争の歴史といってもよい程で戦争によって領土を奪い合い、国の形が作られていきました。 

その中でハプスブルグ家は婚姻によってヨーロッパの多くの国の権力者になります。 ハプスブルグ家の家訓に「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」というのがあるそうです。・・・当時のヨーロッパ地図を見るとなるほどと頷けます。

結婚により、ハプスブルグ家は元々のオーストラリアを始め、 ブルゴーニュ領ネーデルランド(現在のベルギー、オランダ、ルクセンブルグとフランス北部、ドイツ西部)、ブルゴーニュ自由伯領(フランシュ=コンテ地域)、スペイン王国、ナポリ王国、シチリア王国、トスカーナ大公国、ボヘミア王国、ハンガリー王国などを支配下に置く大帝国となります。

そのような大帝国を築きながら、次第に後継者騒動、宗教戦争、フランス革命後のナポレオン戦争などで小さくなりはしたものの、1815年のウィーン会議でオーストリアはヨーロッパの4大強国(オーストリア帝国、ロシア帝国、プロイセン王国、イギリス王国)の1つとして認められます。

その後、第一次世界大戦で、オーストリアTh_1987_2 (オーストリア=ハンガリー帝国)はドイツ、トルコ、ブルガリアと共に4年間戦うも、敗戦国となります。それにより、これまで巨大帝国として600年間ヨーロッパを支配してきたハプスブルグ家は衰退します。

しかしながら、長きにわたりハプスブルグはヨーロッパに大帝国を築き上げました。その栄華が首都がウイーンで今でも輝いているのです。 ウイーンはいつまでも華麗なる都です。

かつて城壁で囲まれていたウイーンの旧市街は歩いて回れる規模ですが、その中に王宮、教会、寺院、オペラ座、博物館などなど沢山の建物、その中にある美術品、音楽、絵画などのあらゆる芸術に触れることができます。街を歩けば伝統のあるカフェが軒を連ね、歩くだけで薫り高い文化のフラッシュを浴びている気持ちになれます

(30年前の写真をスキャナーで取り込みました。当時の車は角張ったフォルムが主流だったのでしょうか? 懐かしいデザインです)

2015年4月 8日 (水)

アルコールが脳に与える影響。

今週のFMレキオは急性アルコール中毒について話をしました。4月に入社した皆様方にとっては長い一週間が過ぎて、少し職場や環境にもなれてきましたでしょうか?

日本において、最近10年間で70人以上の若者が急性アルコール中毒で亡くなっています。この時期は職場や大学などの歓迎会など飲み会が増えると思います。緊張して断れなかったり、お互いに飲み方を知らなかったりしすることで急性アルコール中毒が増加する時期でもあります。折角、希望に満ちた若者をアルコールで失いたくはないものです。

Th_dsc01290 飲んで楽しむことはよいことでしょうが、どうか「一気飲み」などの無茶な飲み方、お酒の強要は命に関わることも分かって欲しいと思います。

よく、千鳥足にたとえられるように「お酒が足にきている」と言いますが、お酒が足に作用するわけではありません。多くは脳の機能を麻痺させることのよって起こってきます。

人間の高位の機能を司る脳には、血液の中から運ばれる色々な物質を脳の中に通さないような巧妙な仕掛け(バリア:血液脳関門)があります。こ機能のため、脳に必要のない血液中の脂肪やケトン体、多くの薬物やホルモンも脳細胞には直接行けないようになっています。しかしアルコールは分子が小さいので、脳にも入り込み、脳を麻痺させます。脳が麻痺することにより身体に変化が起きた状態が「酔い」です。お酒は脳を麻痺させるのです。 

酔いの状態は、血液の中のアルコール濃度により違います。アルコールの分解能は遺伝によって決定されます、後天的に強くなるのはありません。 脳の麻痺も大脳皮質(私達の感情・思考・記憶を司る)、小脳(平衡感覚)、次に延髄(呼吸・心拍・体温)の順で一般的に進みます。

ふだん脳は、必要に応じてブレーキをかけ、その人の言動を適度にコントロールしています。「歯止めが効く」のは、大脳がきちんと働いているからなんです。

でもお酒を飲んで大脳が酔っぱらうと、人によってはそのブレーキが効かなくなります。普段考えられないようなことを言い出したり、必要以上にハイテンションになったりするのです。本人にとっては楽しい時期です。

次いで小脳が麻痺してくると、運動・平行感覚の障害が起こります。千鳥足になりますが、足が麻痺するのではなく、平衡感覚を司る小脳が麻痺するのです。めまいや嘔吐も起こってきます。 

最終的に延髄まで麻痺が来ると呼吸停止、心停止、低体温などが起こり場合によっては命を落とすことになります。

今回の説明は少々乱暴ですが、分かりやすいくすために書きました。

お酒は「百薬の長」と言われます。脳にとっても決してお酒は悪者ではありません。大切なのは(これが一番難しいのですが)“ほどほどに飲む”ということです。

(2015/04/08のFMレキオ「いきいきタイム」はこちらから視聴できますdownhttp://www.stickam.jp/video/182424433

2015年4月 6日 (月)

習慣化する大切さ

人間って結構惰性で生きているものです。

Th_dsc03008 大変だとか、嫌だと思うこともまずはやってみるのです。やったら続けてみるのです。そしたら次第にそれが当たり前のこととなり、大変だと思えることもやれる余裕が生まてくると考えます。そのうちやれる容量も徐々に増えてきます。

少しずつそれを習慣化していけば大したことはないのです。そしていつの間にか自分の容量の増加や多様な視点をもった自分に気づくと思います。

更に高みを目指すために、今度は一度習慣化した日常を一瞬だけ離れてみるのです。 そうすると新たな自分、新たな世界が見つかると思うのです。

その中から自分に必要なものを新たに取り込む努力をしてみるのです。 するとまた一つ自分のポケットの数が増えてきます。 そのようにして少しずつ成長すると思うのですflair

(新年度になり、新しい職場、新しい学校などで頑張っている全ての皆さんへエールを送ります。頑張ってgood

2015年4月 4日 (土)

今週の生け花(2015年4月1週)

四月に入った途端、沖縄は気温が上昇し、Th_img_3503 今日は28度にもなりました。病院の帰りの車ではクーラーをかけないと暑いほどです。一気に半袖姿の通行人が多くなりました。

日本は縦に長いお陰でそれぞれの地方で特徴があります。こんな暑い沖縄もありますし、きっとまだ雪が残っている地方もあるのでしょうね。そして多くの所では桜の開花があり、今日の皆既月食と合わせて夜桜を楽しんでいる方もいらっしゃるかも知れません。

今週もいつもの2階の場所に、生け花クラブの皆様が生け花を活けてくれていました(有り難いことです)。

今週の生け花はオクラレルカ(ダッチアイリス)の凛とした紫のお花のお陰で気品に満ちています。 このオクラレルカは切花や葉を生け花の花材と使うことが多いのですが、沖縄は北部にはその栽培場所があります。 

Th_4 沖縄県大宜味村喜如嘉(きじょか)は全国的にも長寿の村と知られ、県内では芭蕉布を始め、オクラレルカの栽培で有名です。 おそらく今の季節は畑一面オクラレルカが紫の絨毯のような光景が広がっていると思います。 那覇市からは遠いのですが訪ねてみたくなります。 とても綺麗ですのでドライブにお出かけする機会があったらネットで調べて訪ねるのもいいと思います。

今回の生け花は千年木コデマリ旭ハランにアイリスの葉と共に花器も緑・青色の系統で統一され目に優しいですし、紫のアイリスの花、赤紫の菊(アナスタシア)の花を上手く引きただせてくれています。

今日は、本土の方では桜の花とお月さんが同時に見られて綺麗のでしょうね、羨ましいですheart04

<花材:オクラレルカ(ダッチアイリス)、千年木、金波コデマリ、旭ハラン、菊(アナスタシア)>

2015年4月 1日 (水)

塩と高血圧

今日のFMレキオは高血圧について話をしました。

今日は塩分と高血圧の関係を話したいと思います。

ご存じの通り人も動物も塩がないと生きて生きていけません。
海に囲まれた日本では塩がある程度手に入りやすいので、その必要度は普段は感じられないと思います。

私は旅行が好きでヨーロッパに何度が行ったことがあります。そこには「塩」にちなんだ町や地方の名前もありますし、金と同じ値段で取引されていたなんて言う話しもよく耳にしました。 ラテン語で塩はサル(Sal)と言い、英語のソルト(Salt)、ドイツ語のザルツ(Salz)、フランス語のサレ(Sel)の語源となっています。

人間の祖先はアフリカで生まれたと言われています。次第に世界各地に広がってゆくのですが、北に進みヨーロッパへ移住すると太陽光線が少なくなり白人となってゆきます。 ヨーロッパへの人類の移動は海岸沿いに進んだそうです。 それは海から離れると塩が手に入らず、生きていけないからなのです。 内陸に住むには塩が絶対的な条件となります。 

Th__4 ヨーロッパ大陸も太古は海だった部分もあり、 所々に岩塩が閉じ込められています。 偶然、内陸でその岩塩を地中から発見することが出来たため、人が生活できるようになり、その塩の貿易で莫大な富を手にして巨大都市がヨーロッパ内陸に生まれるのです。 

オーストラリアのザルツブルグ(Salzburg:塩の城)、ハルシュタット(Hallstatta:Hall はケルト語で塩、 Stattaはドイツ語で場所)はザルツマーグート地方(Salzkammergut:塩の母鉱脈)の有名な観光都市です。サクソン人は製塩所を「ウィッチ:-wich」と呼んでいて、イギリス町にはノースウィッチ(北の製塩所)とナントウィッチ(南の製塩所)と呼ばれる地名があります。

これ以上書くと、旅行記なのか健康の話しか判らなくなってしまいそうですcoldsweats01  ようするに塩がないと人は生きてゆけないと言うことです。 塩分が必要量取らなくなると、最初は虚脱感・疲労感がきて、次第に精神錯乱、頭痛、食欲不振となり最後は痙攣・昏睡となります。

現在の日本では殆どの場合Th__3は塩分の取りすぎのことが多いと言われています。以前より減ってきていますが、2014年で男性で平均11.1g、女性で9.4gだそうです。 厚生省の推奨塩分量は男性で9g未満、女性で7.5g未満、高血圧の治療をしている方は6g以下となります。WHOの世界の減塩目標は5gですので日本人にはかなり厳しい値となっています。

旅行記のようになってしまいましたが、塩の取りすぎで高血圧になるメカニズムを図に書きましたので参考にして下さい。 血液中に塩分が増えると、それを薄めるために血管内に水分が増えて来ます。 血管を水道のホースとします。ホースの長さは決まっているので、その中に多くの水を入れるとホースの中の圧が高くなります。 それが塩分の取りすぎたために起こる高血圧のメカニズムです(本当は色々な病態がありますが、単純にはそのような感じですhappy01

(今日2015/04/01のFMレキオはこちらから視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/182423948

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