今週の生け花(2015年2月3週)
早いもので2月も後半へと移ります。沖縄の北から南へと下りてきた桜前線(寒緋桜)も那覇の方でも満開となりました。
先週は生け花クラブがお休みで生け花が飾って
なかったのですが、今週はいつもの場所に生け花が活けられていました。
今週の生け花は少し落ち着いた質素な感じがします。かすみ草の小さな白い花が加わるとこの様な感じになるのでしょうか? 金魚草も目立つお花ですが、色彩が淡いピンクのせいか派手さを感じません。 普段なら膨張色の黄色は鮮やかで目だつんのですが、黄色の小菊も金属製の花器の直ぐ上に飾られることより色が打ち消されているように感じ、サンゴ水木の直線的な枝を使うことより、花器とのバランスも保たれています。
今回初登場の金魚草です。オオバコ科キンギョソウ属の多年草。南ヨーロッパ、及び北アフリカを原産地とするそうです。
金魚に似た花をつけることからその名がつけられたとのこと・・。花言葉は「清純な心・騒々しさ・でしゃばり・おせっかい・仮定・推測ではやはりい嫌です・欲望・負けない・快活」 となるそうです。
この花言葉に統一性がありません「いったい誰がつけたのよ」と突っ込みを入れたくなるぐらいです。 金魚草を女性に贈って花言葉を添えたら殴られそうです
「かすみ草」・・・あまり花のことを知らない私ですが、この花結構好きなのです。 あまり出しゃばらないけど、この花が添えられるだけでチョッと嬉しくなるのです。 霞草(カスミソウ)は、細かく分かれた沢山の枝先に小さな白い花をつける姿が、春霧のように見えることに由来します(いい感じ)。かすみ草の花言葉は「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」だそうです(これもいい感じ
)。
でも金魚草の初めの花言葉の「清純な心」とかすみ草の「清らかな心」って結局同じじゃないのって・・・やはり突っ込みを入れたくなります。
金魚草は金魚から由来しているとのことですので、金魚なら水の中でなくっちゃと言うことで、水槽ならぬ「金魚槽」に見立てて,金魚を泳がしてみました。 また生け花クラブの皆様からひんしゅくを買いそうです(いつもお騒がせをしております、お許しを)
<花材;金魚草、サンゴ水木、小菊、かすみ草>
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先生こんばんは。
いつも素敵な”生け花”有難うございます。
今回は爆笑してしまいました(失礼!) いつもは初めて目にするお花・生け花の配色等々・・・うっとりしながら勉強させて頂いています。
金魚草は、我が家の庭さきを3シーズン彩ってくれる花です。
今ごろは開花準備中かしら~ もう一カ月もすれば、次々と咲き始めます。
金魚草の花言葉は知りませんでしたが、年々成長する姿(?)は確かに「逞しさ」を感じます。
今年は金魚草が咲くのが楽しみです、きっと笑ってしまうでしょうね。
ちなみに我が家の色は、うすいピンク・赤・白・黄色です。
投稿: 神戸のomoroおばさん | 2015年2月20日 (金) 22時29分
神戸のomoroおばさん、こんばんは。
今回も余計な事をしてしまい、金魚の水槽を描いてしまいました。きっと生け花クラブの皆様からは怒られるでしょうが、足は速いので直ぐに逃げます
金魚草を庭に植えられていらっしゃるのですね。多年草ですから毎年楽しめるかもしれません。お花を知らない私ですので、最初はグラジオラスかと思いました。
これから春に向けて色とりどりの金魚草の花が咲くのが楽しみですね。
投稿: omoromachi | 2015年2月20日 (金) 23時47分