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2015年1月18日 (日)

自分を鍛えること

まだ医師に成り立ての頃、殆どを病院で過ごし、遊ぶことなど考えたことがありませんでした。 とにかく学びたかったし、その時間が惜しかったのです。

そんな私にも後輩が沢山でき、彼ら彼女らを教えたり教えられたりするわけです。 殆ど仕事のことしか頭にない私に後輩が済まなそうに「今度の日曜日にゴルフに行きたいので、回診をお願いしてもいいですかと」・・ゴルフの趣味はないですし、日曜日に何もない私ですので「いいよ楽しんで来なさい」と

今では考えられないかも知れませんが昔の研修医には日曜日もなかったのです。 しかしその後その研修医が真顔で、先輩もゴルフなされたらいいですよ、今後の仕事関係で役に立ちます。色々な役職を持っている方と付き合いは今後の利益になりますと」・・・

私は表には出しませんでしたが、ある種の「怒り」を覚えたのです。気晴らしにゴルフをやるのはかまいません、しかしまだ医者の実力のない者が今後の仕事での利益を考えてゴルフをすることを考えていることが、自分の中に違和感と怒りを感じたのです。 

人生にとって、医者としての何が大切なのか? それは周りに取り立てられて上にあがるのではなくて、自分自身の人格を高めることで認めてもらうのが先だと思えたのです。そのことを外に出すことはありませんでした。人にはそれぞれの生き方、考え方があるからです。

60近くになって最近やっと私も丸みを帯びて来たと思うことがあります。そんな生き方もあるよと認めることができるようになってきました。 ただ自分に対してはまだやはり家族より仕事を選んでしまいます。 

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