眠れぬ夜の羊たち
今日のFMレキオは新しい年を迎えての初めての番組でしたので、初夢にかけて,睡眠について話をしました。
今日は番組とは関係ないのですが、未年ですので羊と睡眠が重なって思い浮かべたのが、眠れない時のおまじない「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・・・」でした。
私はますます目が覚めて・・・「ヴェ〜(←羊の鳴き声のつもり)! 眠れないじゃないか〜」って怒りたくなることがしばしばです。 羊も一匹から次第に群れになって、最後は大群が押し寄せてしまい、頭が冴えてしまうのに、何故この様な目が醒める呪文を使っているのでしょうか?
なぜって考えたことありました? 干支の未のことをことを調べている途中に未(羊)を英語で言うから睡眠の効果があるのかということを初めて知りました
日本に元々羊はいないはずですから、羊が一匹・二匹・・の呪文は昔はなかったはずです。やはりその鍵は発祥国の英語に在るようです。
羊は英語で「sheep シープ」で、その言葉を繰り返しているうちに「sleepスリープ(眠る,眠りなさい」に近づいていって、最後は眠りなさいの繰り返しになって自己暗示に掛かって眠くなるとのこと・・・少し納得
英国人でなので分かりませんが「sheep」を繰り返すと次第に「p」がでなくなって「シープ」が「シー」となって、次第にリラックスして「寝息に似た「シ〜 ・ シ〜 ・ シ〜」となって眠りに就き易いとのこと
・・・やや納得
やはり私は英国人ではありませんでした(当たり前です・・・)。羊が何匹と数えても牧歌的な景色もスリープもシーも当てはまらず、羊の大群だけが押し寄せてくるわけです。
英語のシープを諦め、日本的なものはないでしょうか? そう言えば学術名でNipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)の名の付く「朱鷺」はどうでしょう?
トキが一羽、トキが二羽・・・・やはり眠れそうにありません
(2015年1月7日FMレキオ「いきいきタイム」は時間と睡眠について話をしました。こちらから視聴出来ますhttp://www.stickam.jp/video/182400002 )
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今日は睡眠の話!私のことです!まさに明日予約してある県の医療センターに
いきます。もうずいぶん前から眠剤を飲んでるのですが、悪くもならず、よくもならず。
不眠が精神科だとは、知りませんでした。始めは眠剤ってこわい!と思ってましたが
今は平気。翌朝はスッキリ、サッパリです。そう羊なんか私には一万匹ぐらいきそう。
でも大群で押し寄せてもだいじょうぶ。翌朝には一匹もいなくなるのですから
投稿: フーミン | 2015年1月 7日 (水) 21時35分
フーミンさん、こんばんは。
PCは回復しましたか?
そうでしたか、不眠に悩まされていましたか。 不眠は現在非常に多い疾患です。
昔のイメージが強いのでしょうか、眠剤の話をする場合に依存になってしまうのではないかと心配される方がまだまだ多いのが実情です。
不眠といっても色々なタイプがありますので、タイプによっても眠剤の処方は異なってきます。 現在使用の眠剤の多くは依存になりにくいタイプが多いです。 心配なら主治医の先生に相談されてください。
よく不眠の為にお酒を飲むという方がいますが、その方がずっと依存が強くなり、次第に飲む量も増えて、体も心もぼろぼろになることもありますので注意が必要です。
私も眠れない時は、羊が大群で押し寄せる前にさっさと眠剤を飲んで寝ています。
不眠は我慢するより眠れるように環境面やお薬で調整する方がよいと思いますよ。
投稿: omoromachi | 2015年1月 8日 (木) 00時13分
羊が1匹、羊が2匹・・・これが睡眠へ導くというの話、不思議に納得です。それが英語からきていたとは目から鱗です。
実は昨夜の俺・・・眠れずにウツラウツラ、午前3時でした。その後もまた・・・結局、5時過ぎには眠ったようです。
以前は、午前1時頃まで起きていたので、すぐに眠っていましたが、帯状疱疹以来、11時までには布団に入っているのです。リズムがまだ合わないのか・・・眠れないことは辛いものですね。
投稿: でんでん大将 | 2015年1月 8日 (木) 12時01分
こんばんは(^^♪
)


「羊が一匹。。。」時々話題になってます。
そして勿論はなのいろも寝つきが悪い時は
(殆どその時は無いのですけど
羊を数えたたりしましたね~
ところが、話題に上っても
「sheep→sleep」のことを耳にしたことありませんでした。
これは納得です
(複数でも[s]がつかないですしね)
賢くなった気分です、有難うございます
投稿: はなのいろ | 2015年1月 8日 (木) 18時41分
でんでん大将さん、こんばんは。
私も今年の干支の未と不眠を考えていたら、そう言えば世の中の人は、あの有名な羊の呪文(?)で眠れるのだと思って調べたら、いくつかの説が出ていました。
何となく納得のいく答えが羊の語呂から考えて眠いとなる英語圏の人に対して当てはまることではないかと思えたのでブログに書いてみました。
帯状疱疹で無理をしないことが一番ですが、日頃の生活バターンを変えるのは難しいですよね。 不眠はやはり辛いと思います。
投稿: omoromachi | 2015年1月 8日 (木) 19時29分
はなのいろさん、こんばんは。
日本でも眠れないときにささやく「羊が一匹・・・」はとても有名ですよね。私もやったことがあるのですが、ブログに書いたように何匹数えても、段々頭が冴えるだけで眠くなりませんでした。
何となく英語からきたsheep→sleepは妙に納得の行く答えでした。
流石、はなのいろさんですね。sheepなどの群れをなす動物は単数でも複数でも「s」が付きませんね。大学受験以来、何十年かぶりに単数、複数について考えました。 私こそ勉強になりました
投稿: omoromachi | 2015年1月 8日 (木) 19時38分
羊が一匹と数えると眠れるという言葉が
英語圏から来ていると思いもしませんでした。
眠りにつけない私の方に問題があると
思っていたのですが、実際は違っていて
よかったです。
また一つ賢くなりました。
私も仕事のストレスから睡眠障害で入眠剤を
服用していますが、それでしっかりと睡眠を
取って仕事に対応しています。
宿舎生活は、一人なので、望み通りに4月から
転勤できたら実家に戻り、新生活を再スタートして
入眠剤を減らしていきたいと思います。
投稿: nadoyama | 2015年1月 8日 (木) 21時23分
nadoyamaさん、こんばんは。
英語圏から来ていると思いますが、確実とは言えません(フランスだったりドイツだったりしたら大変ですが
)。
外国から来たおまじないなら、日本語で育った私達には眠れる呪文にはならないのかも知れませんね
ストレス社会の現代では睡眠障害はポピュラーな病気のひとつです。
nadoyamaさんも春からは実家から通える職場になれたらいいですね。
投稿: omoromachi | 2015年1月 8日 (木) 22時53分
いつも為になるお話ありがとうございます。このスリープとシープの話納得がいきました。「羊が一匹・・・」では、眠られませんね。私は眠られないのではなくて起きられない症候群の中にいます。これのおまじないはないものでしょうか。朝日を浴びるとか目覚ましをかけるとかで覚せいを促すのですが、朝はまるで体が動きません。でも必ず起きないといけない旅の日とかは起きられるのです。年をとると睡眠は少なくていいとか、朝早く目が覚めるとか聞きますけど、私には当てはまりません。またいつか起きられない症候群についても教えてください。
投稿: はるか | 2015年1月10日 (土) 19時56分
はるかさん、こんばんは。
今年の干支の未と睡眠のことを考えていましたら、このおまじない(?)を思い出しました。 私は眠れなくなるのに、他の方は眠れるのだろうかと調べましたら、英語で書いてあるのがあって、その方が納得がゆきました。
はるかさんは朝が弱いのですね。 私の患者さんで元気なお婆さん達に朝までよく寝る方がいて、とても元気ですよ。きっとはるかさんも元気な証拠と思います。 ただ朝が弱い方に、貧血や低血圧、甲状腺機能低下症(橋本病)などのこともありますので、この辺りはチェックしていてくださいね。
また今年もよろしくお願い致します。
投稿: omoromachi | 2015年1月11日 (日) 00時05分