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2014年12月22日 (月)

それでもサンタはいる

私の子供の頃、小学校からは村立小学校に通うことになっていましたが、幼稚園は何処に行ってもよいことになっていました。

家から一番近い幼稚園は、教会と併設した幼稚園でした。信者でなくてもその地域の子供は皆ここで、幼少期を過ごしました。 当時非常に貧しい中で、この教会には、米国(?)から送られた、オモチャやクリスマスツリーが飾ってありました。その時に唄った賛美歌を今でも憶えていて、その賛美歌の内容からするとカトリックの教会だったのではないかと推測しています。

Th_ 物のない時代でしたが、クリスマスの前に、この教会から紙でできた小さなクリスマスツリーを配ってもらいました。私の家では、なぜか仏壇に飾っていました。

幼稚園のクリスマスの朝、目が覚めたら、枕元にプレゼントが・・・・もう嬉しくて嬉しくて・・・紙を開けると「ブリキのラッパ」でした。 嬉しく嬉しくて、父、母、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんに「ワァ〜イ、ワァ〜イ、サンタさんがやって来た」と大はしゃぎし、もの凄く嬉しくて、1日中このラッパを吹いていました

無宗教の私ですが、今でも心の中に「サンタさん」がいます。 理論的にはあり得なくても、私の心の奥には「トナカイに乗ったサンタさん」が世界中を駆け巡っているのです。 世界の子供達に、こんな小さな幸せが届いたらいいなと祈っているのです

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コメント

なんか ちょっと涙出てきてしまいました
なんでなのかはわかりません
子供の純粋な気持ちを 大事にしてあげたいと よく思います

奈月さん、おはようございます。

涙が出てしまいましたか。 色々な思いが重なったのかも知れませんね。

子供の頃のブリキのラッパはとても印象に残っていました。
貧しいながらも、子供にプレゼントをくれた両親に感謝です。

omoromachi様、こんにちは。

私もコメントの中の奈月さんと
同じ様に涙が出てしまいました
とても温かくなりました

先生の優しさは,幼少時から
つくられていたのでしょうか

私はomoromachi先生から
温かいクリスマスプレゼントを
頂いた気分です

このクリスマスは、父と母への
プレゼント送りますね

サンタクロースがいるという思いを大切にしたいです。
小さいとき、分解ができるブルドーザーのおもちゃを
もらったように覚えています。
サンタクロースも忙しいので、プレゼントが遅れたり
違ったりすることもあると思います。サンタクロースを
信じることは宗教と関係なく大切な心だと思います。

ririkaさん、こんばんは。

いつも温かいコメントありがとうございます。私の方が何時もririkaさんからプレゼントを貰っているような気分でいますよ

そうですね。今は実家から離れているのでしょうか? 以前のコメントでお母さんは私と同世代と仰っていましたから、娘からのクリスマスプレゼントは嬉しいと思いますよ

nadoyamaさん、こんばんは。

nadoyamaさんはブルドーザーのオモチャでしたか。子供頃乗り物のオモチャをプレゼントされたのが、バイク好きになった原因かもしれませんね(今は格好いいライダーですもんね

そうですよね、宗教的なことではなくて、サンタさんは私達のヒーローで夢(プレゼント)を運んでくれる大切な方なのですね。 

そして世界中の子供達が目を輝かせて喜ぶ姿がみたいですね

こんにちは

サンタクロースのおはなし、じんわり心に染みました

一部では物も情報も溢れた時代ですが
世界中の子供たちがサンタさんの存在を信じていられるような
平和な世の中であって欲しいと改めて思いました。

snufkinさん、こんにちは。

サンタさんは、ある意味平和への希望なのでしょうか?
世界中で平和が訪れるのは、難しいのは分かります。 でもせめてクリスマスの日(それぞれの信じる宗教で大事なひでもいいです)には、銃声が響かない世界で在って欲しいと願うのです。

戦闘機や戦車一台、核ミサイル1個でどれ程多くの子供達の笑顔が見られ、どれ程の希望が世界を駆け巡ることが出来るのでしょうか。 世界の指導者にほんの少しの優しさが
在れば容易くできることなのです。

 こんばんは。
心暖まるお話有難うございます。 私自身ふり返ると小学低学年ごろまで、サンタさんはいる!・・・と信じていました。 子供たちにも、出来るだけながく夢を持って欲しく、プレゼント選びに気を遣ったものです。 近年は孫にプレゼントします。今年は、そろそろ読み書きが出来るようになった孫娘に”絵本”を! と、本屋さんへ・・・。 
見つけました。30余年まえ、息子が大好きだった「カラスのパン屋さん」の絵本を。
孫が手にした時、息子がどんなリアクションをするかしらぁ~(笑) そりに乗って沖縄まで覗きに行きたいものです。今頃は息子もサンタさんの準備に忙しいことでしょう。
こどもたちに夢を与える責任が大人にはありますね。

神戸のomoroおばさん、こんばんは。

孫娘に絵本のプレゼント、それも息子さんが好きだった絵本と同じ「カラスのパン屋さん」を見つけてプレゼントするのですね。

孫娘、息子さん両方のリアクションが楽しみですね。

カラスで思い出した絵本に「ふくろうのそめものや」というのがあり、よく読んでいたことを思い返しました。

クリスマスはプレゼントする方もプレゼントされる方もハッピーにしてくれますね。

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