今週の生け花(2014年12月第3週)
12月も中旬となり、街にはクリスマスのイルミネーションが輝き、恋人達が手をつないで歩いている光景が見れるかも知れませんね。 私の方は相も変わらず、殆どを病院で過ごしています。
今週の生け花はそんな私にも、そしてそれを見て頂いている患者さんやそしてブログを覗いて頂いている素敵な皆様にもクリスマス気分を味わえさせてくれています。 サンタがいると思っていた遠い昔の記憶が蘇って来ます。
今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所に生け花を飾ってくれていました。 いつものように期待しながらその場所を通ると・・思わずメリー・クリスマスお花たちと叫んでしまいそうになりました
今週の生け花は解説のしようもありません。クリスマスがテーマです、それ以外説明のしようもない状況です・・
薩摩杉は花材として、クリスマス用に合っています。 学生の頃、屋久島に登ったことがありました。その時樹齢1000年以上にならないと屋久杉とは呼ばない説明された記憶がありました。ではそれ以下の樹齢の杉はとなると・・?。
調べて見ると、どうも屋久杉は薩摩杉と同じ品種のようです。 屋久島に自生した杉のうち、標高500m以上の場所で育ち、樹齢1000年以上を「屋久杉」と呼び、それ以下を「小杉」と呼ぶようです。 また薩摩地域に自生したこの杉のうち、樹齢1000年以上を「本屋久杉」とよび、それ以下を薩摩杉(または屋久杉)と呼ぶようです・・・こんがらかってしまいそうです。
屋久杉は特別長生きする木のようです。 人間の色々な移り変わりも見てきたのでしょう? 屋久杉的な時間の流れからすると「人間の寿命なんてあっという間だ」などと・・・なぜか生け花と離れた所を空想してしまいます。
縄文杉は3000〜7000年以上生きています。 この杉が生まれた時地球(日本)はどんな姿だったのでしょうか?
皆様にとって楽しく素敵なクリスマスが訪れますよう、心よりお祈りいたします
<花材:薩摩杉、バラ、小菊、ポインセチア、その他>
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