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2014年11月 9日 (日)

ベルリンの壁崩壊後25年

2014年11月9日はベルリンの壁崩壊後25周年となったとニュースで報道されていました。

Th_dsc02871 私はベルリンが155Km高さが3メートルの壁で分断されたていた1980年代前半と壁が壊された翌年の1990年にドイツを訪問したことがあります。

最初のドイツの旅行では壁のある西ベルリンとロマンチック街道と言われるドイツの有名観光ルートを旅しながら、日本よりもっと第二次大戦で国土が破壊されたにもかかわらず復興をなしえたドイツの凄さを目のあたりにしました。 その時は壁の向こうで色々な問題が生じていることが東側からポツポツと聞こえて来た時代でした。

1989年11月9日大衆が押し寄せ、壁の一部が壊されるニュース報道を食い入る様に見たのを思い出します。 分断されたドイツが歓喜の渦のなかで統一を果たすことに、世界の希望を見いだした気がしました。 この状況を見てみたいと翌年にドイツを旅しました。 その時は旧東ドイツも回ることが出来、建物を見たり人々の生活を見るにつけて東西の格差を感じたものでした。

1年後に訪ねた時も、まだドイツ国内も興奮状態と現実の東ドイツの経済の立て直しの難しさに直面する混沌とした状況だったと思われました。 それでも希望で皆が輝いていることを旅行者の私も感じました。 あれから25年経ってもまだ旧西ドイツと東ドイツの格差の解消には至っていないようです。 沖縄で生まれ育った私にとって戦争、その後のアメリカの占領、復帰を成し得ても未だに簡単には格差が解消されないことを身をもって経験しています。そのことから少しは今のドイツの現状を理解出来るのです。                      Th__2_2

あれから25年世界は自由で豊かになったのでしょうか? ソビエトが崩壊し、いわゆる冷戦の時代は終わったかと思ったのですが、ウクライナ問題などでまだまだ豊かで歴史のあるヨーロッパ社会も色々な問題が台頭してきています。 

明日からAPEC会議が北京で開かれるようです。グローバル社会となり、自国だけのことでは世界は成り立たないのは、私達庶民の方がよく知っています。 世界のリーダー達はメンツや自己権利欲だけでなく、世界の人々さらには世界に住む生き物たちにに対しても配慮をして欲しいと願います。 やろうと思えば出来るはずです。それが人間なのです。

(上の写真はベルリンの壁のお土産です。まだ私の部屋にありましたので、今日写真を撮ってみました。今でもこの壁の一部はお土産にされているのでしょうか? 下の写真は1990年の写真をスキャナーで取り込みました。ベルリン壁のアート作品で有名なのが東ドイツの国家評議会議長ホーネッカと、ソ連最高指導者ブレジネフの熱いキスです。結構衝撃的でした・・色々な意味でcoldsweats02

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

おはようございます
朝、この記事を読んで、同じ民族が
分断されていた時代が一つの国として
スタートできたことはよかったと思った
ことを思い出しました。しかし、そこから
生じた問題が、今、沖縄で抱えている
問題と似ていることにも気づかされて
しまい、コメントが簡単にまとめて
書けることでないことにも気づきました。

難しい問題を簡単にまとめることが
できません。これからも考えていくこと
それが大切なのです。

nadoyamaさん、おはようございます。

昨夜のニュース番組でドイツの壁崩壊についての話題があり、私も感慨深いものがありました。

私の部屋には今でもベルリンの壁の一部があります。ベルリンの壁の近くの露天で買ってきた物です。昔のアルバムを開き、象徴的な壁の写真をパソコンに取り込みました。

目に見える建造物の壁がなくなっても、沢山の壁がドイツのみならず世界中にあります。 この壁の正体を考えてみたいです。 

沖縄の問題も含めてnadoyamaさんが仰っているように簡単ではありませんが、考え続ける必要はある問題だと思います。

omoromachi様、こんにちは。

いつもは「この時はまだ生まれていません」
と言えたのですが、今回は既に生まれて
おりましたcoldsweats01

ベルリンの壁については高校で習いました
東西ドイツがあった事は今では不思議です

omromachi様がいつもお話になる根底に
この格差の問題があるのでしょうか?

最後の「それが人間なのです」・・・
いつも前向きな姿勢に感動致しますheart04

ririkaさん、こんばんは。

やっとririkaさんの生まれた後の事を話題に出来ましたhappy01

東西のドイツが統一出来たことに関して、よかったと思っています。 ただいつも物事には光があたる面があればその後ろもあるはずです。 同じ民族、同じ顔貌など何一つ違わないドイツでもやはり旧東ドイツ側には、まだ賃金や仕事、年金などで違いがあるようです。 

単にアメリカとソビエトのために国が分断された結果ですのに、統一と言っても旧東ドイツは西ドイツに合併吸収された感が否めません。 何となく引け目を感じるような統一になったと感じています。

更に時間が経って、この分断の歴史を経験しない世代が増えればこの様な意識も自然に消えて行くのだろうと考えています。 統一ドイツが内向きになるのではなくて世界に開かれ、目標になる国になって欲しいです。

ご心配かけましたが、フーミン吹っ切れました。先生もよかれと思ってのことだったのでしょう。ドイツは5年前に行ってきました。東西ドイツなんて、全く頭になく
のんびりとロマンチック街道をいき、ライン川をくだり、ただ観光を楽しんできましたが
あれは、東西どっちだったのでしょう?

フーミンさん、こんばんは。

気持ちが吹っ切れて本当によかったです。心配していました。

ドイツへ行かれたのですね。 ドイツの観光の名所となるのがロマンチック街道でしょうか。 旧で言うと西ドイツになりますね。ドイツを南北の通るルートで効率よく色々な名所を見ることが出来ますよね。 ヴィルツブルグからローテンブルグ、ドナウヴェルトでライン川を周遊し、ヴィース教会や最後はノイシュバンシュタイン城を観光してとなりますでしょうか。  それともう一つの観光ルートのメルヘン街道も旧西ドイツです。

旧東ドイツの旅としてはベルリンから磁器で有名なマイセンやエルベ川のドレスデンなどが有名でしょうか。 そこまでくるとついでにポーランドなども一緒に回った方が良いかもですね・・・

済みません、つい興奮してしまいました・・・また旅に出たくなります(私の病気ですcoldsweats01

コメント頂き有難うございますscissors

こんばんは。
夕べ一度、このブログを拝見して、コメント残したいと思いながら
考えをまとめることができずに出直してきました。
ベルリンの壁崩壊のニュースに感動したことを憶えています。
世界が、少しずつあるべき正しい方向に向かっているのだと思いました。
でも今は、全然そういう感覚を持つことができなくなっています。
目先の(一部の人の)利益の追求や間違った正義、名誉欲や自己中心的な考え…
その他のもろもろのものが本当のしあわせを見えなくしています。
どうしたらこの行き詰まった世界を変えられるんだろう。

すみません。やっぱり考えがまとまらない。また出直します(笑)

sakiさん、こんばんは。

そうでしたか・・・昨日から悩まれていたのですねheart01

ベルリンの壁の崩壊のこと覚えていらしたのですね。 壁がハンマーで叩かれ、人々が壁の上にも昇って酔いしれていましたね。 昨日の様に映像が出ると思い出されます。

その時、時代が先に進んで、隔たりのない世界が生まれてくると期待していました。 しかし今はまた後戻りのような気がします。 sakiさんが仰る通りだと思います。

APECの会議での、日中の首脳同士の挨拶・・・小学生以下の対応しか出来ないことに呆れるやら、そこまでくると笑いさえ出てくる対応でした。 もう少し世界は大人になろうよと言いたくなりますcoldsweats01

sakiさん、「みんな悩んで大人になった」と昔のCMを思い出しました。悩ましてしまい・・・失礼致しましたhappy01

東西ドイツのことちょっと頭から離れるくらい遠くになってました。南北朝鮮の悲劇の方が頭にありますね。そして最近ベトナムに行ってきました。ここも二つに分断されていて、ベトナム戦争により統一され今国民一丸となって復興に向けて活気のある国になっています。ちょうど日本の戦後の復興のような様子です。私の子どもの時代とダブるようなところもありました。きっとこれから発展していくでしょう。
力のある国が弱小の国を陰で操ろうとしたり、侵入したり支配しようとする経済意識・国家意識がいつ無くなるのでしょうか。世界を歩くことによってそこの人たちと友だちになることが一番ですね。国家権力に負けない友情と絆をもっともっと。世界中に。

はるかさん、こんばんは。

歴史的にみて他国の大きな力によって祖国が分断された国々は幾つかあると思います。 現実的には今は南北朝鮮の分断が気になりますね。

私は東西のドイツが統一された時に世界は平和に向かうと考えていました。 しかし現実は小さな悪がはびこってしまっています。 小さな悪が対立し色々な国で戦争が繰り返されています。

イスラム国にしろ、アフガンやパレスチナ、北朝鮮の問題も、その国が悪いのだと国連などで批判しています。 小さな悪に皆、目がいっていますが、その原因をつくった張本人は誰なのかを私達は理解しないといけないと思います。

超大国の利害や対立で、いつも苦しむのは名も無い人々です。 私の少ない経験と旅行で色々な国を回って得たのは何処の国の人々もあまり変わらないことです。 

同じ人間、僅かな時間しか生存し得ない人間同士です。少しでも他人を理解し許すことが必要とされている時代かも知れません。

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