誰が儲けているのか
経済について素人の私の疑問です。
金融緩和で市場にお金が流れて、株価が上がってなにか日本が豊かになった錯覚を覚えてしまいます。 市場にお金を出すといっても、黒田総裁や安倍首相のポケットマネーから出した訳ではなく、単に国民の財産を市場に供給しただけです。
これだけお金を出せば、株価は上がるはずですし、物価も上がるはずです。
でも頭の悪い私は理解出来ないのです。 これだけ国の税金を出して、いったい誰が儲けているかということです? 日本の株を持っている人がその恩恵を吸い上げていて、お金持ちはまたお金持ちになる。
労働することでお金が生まれてきたのはもう古い考えなのかも知れません。 今はお金がお金を産み出し、労働力と収益は等価ではなくなり、大きな解離が出てきた気がします。
税金を投入することで株価が上がり、国の資産も増え国民が潤うというのですが、増えや分は株などを購入した方々の儲けに消え、物価は上昇し相対的に国民1人1人の財産は逆に目減りして、国民は疲弊して行く・・・なんかそんな構造がみえてしまいます(実際は違うのかも知れませんが
)。
日本国民は老後のことが心配で、銀行にお金を預けています。少しでも目減りする年金の補完としてです。 一般国民の景気がよくならないのに、物価や日常生活用品が高くなっています。 殆どの人は株など持っていません。 物価が上がると、銀行に預けているお金の値打ちは下がります。一方では生活するための経費も上がり、一般国民は二重に苦しい状況におかれるはずです。
今の経済政策で、国民の財産を投資に回すことにより誰がどれぐらい儲けたのかを調べて公表する時期が来たのではないでしょうか? もしかしたら国民のお金が一部の偏った人々だったり外国の投資家に沢山流れているのかも知れませんしね・・・
増税は誰も嫌だけど、国民1人当たりの借金が800万円を超え、毎年借金が増え続けています。 待ったなしの緊急課題なのに、誰も正面切ってその問題に取り組もうとしていません。不思議です。
経済のことは判りませんが、素人としての素朴な疑問です。
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こんばんは。
わたしも詳しい事わかりませんが、
お金を得るための手段として、
労働というのはもう時代遅れなのかなぁと
常々思っていました。
(ちょっと話はそれますが)
日々の暮らしでは電子化が進み、
へんな話、現金がなくても全然こまりませんし、
お金自体の感覚が狂ってきてるというか、
昔とは全然違うのを感じています。
投稿: アケ | 2014年11月21日 (金) 00時12分
アケさん、こんばんは。
私がいっているのは何かを作り出したりしたり、人との結びつきの中での仕事を通してお金が生まれるということです。
詳しくは説明出来ないのですが、あまりにも巨額なお金を動かすことで、お金を儲ける仕組みがいいことなのかと思ってしまいます。
勿論投資を仕事としている場合は、対価として得るのは当然でしょうが、この額がとてつもない額になるとそれが正当かどうかがわからないのです。例えば年収とかで人の一生分の給与を得るような場合は、これはいいことなのだろうかと思ってしまうのです。
必要ですが、お金の価値っていったい何だろうかと考えてしまいます。おそらくアケさんが、電子マネーが実感が湧かないのと同じ感じでしょうかね?
投稿: omoromachi | 2014年11月21日 (金) 00時39分
omoromachi様、おはようございます。
本当にアベノミクスでのお金は
何処に消えているのでしょう?
私達20代の友人達でも給与が
上がった様な話はありません
最後の日本人一人の借金
私が2年間働いても返せません
私達世代の負担も考えて
嫌なこともやれる政治家が
欲しいです
投稿: ririka | 2014年11月21日 (金) 08時28分
ririkaさん、おはようございます。
経済の動き、円安、株価の動きは分からない私の素朴な疑問でした。いったい何処に日銀が出しお金が回っているのでしょうか? この政策で国民の多くが実感できていないのに、日本国内で外国の高級車が飛ぶように売れている現実があるようです。 この格差の増大が1番気になっているのです。
政治家は本来なら国民が嫌がること(増税など)もどうして必要なのかを問うのが当たり前だと思うのですが、どの党も増税は先送りか廃止です。 ならばそれ以外の財源の具体策で選挙を争って欲しいです。 今回も議員削減と同時に消費税も上げると約束したはずですのに、今回は見送りで次回は経済状況がどうなろうが消費税を上げるという公約は誰も信じないし、無責任だと思うのです。
ririkaさんの様な若い世代に国の借金を背負わせたくないです。 若い世代頑張って下さいね
投稿: omoromachi | 2014年11月21日 (金) 08時40分
omuromachi様
こんにちは
経済的な指数が上向きを示したようですが,
私として,経済が豊かになったと感じることが
ありません。小学校の先生をしていて,昔は
理科で児童が試験管やビーカーを割って
買い足しをお願いした場合に,仕方がないねと
スムーズに買い足してもらえることができましたが
今は,お金をどうにか工面して買えるかどうか
検討してみようとなっています。
私として,景気が悪いという指標として,貯金を
預けた時に利率を見ています。今のような低い
利率では,経済が豊かになったと感じることは
到底できません。
今後,どのようになっていくか先行き不透明ですが
未来の世代に負の遺産を残したくはありません。
投稿: nadoyama | 2014年11月22日 (土) 12時57分
nadoyamaさん、こんにちは。
経済成長、少子化対策と政府は行っていますが、子供の生活環境や教育環境は悪くなっているのではないかと思っています。ゆとり教育と言ってみたり,急に変更したり、経済的なことで一学級の生徒数の増加の案まで出たりしています。
現場は個々の生徒に合わせながら、多様なことを行わないといけなくなっていますのに、これ以上の負担を教育現場にかけて欲しくないです。
経済は流動化しますが、一般の方が景気がよくなったと実感するにはまだ遠いような気がします。nadoyamaさんが仰る銀行の金利を見てもまだ景気が上向いたとは思えないのが実感なのですね。
次の世代を担う子供達が希望の持てる社会を築かないといけませんね。
投稿: omoromachi | 2014年11月22日 (土) 16時47分