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2014年10月25日 (土)

今週の生け花(2014年10月第4週)

10月も後半になると流石の沖縄も少し涼しくなりました。私はまだ半袖通勤ですが、本土の方では雪の頼りも聞こえる様になっていますね。 特に春と秋は日本が南北に長いおかけで色々な季節感を味わうことが出来ます。                         Th_img_3074
春は南から桜が北上し、秋は紅葉が南下して少しずつ時期をずらしながら日本の美しい景色を私達に見せてくれますね。

今週も2階のいつもの場所に、生け花クラブの皆様が花を活けてくれていました。 秋の太陽に向かって,日向ぼっこをしているお花たちと、なにやら見たことのないつぶつぶ達が一緒です。 これ何? と眺めていましたら、生け花クラブの方から「豆柿」とのこと。 柿・・・? ってことは食べれるってこと・・・と直ぐに発想がいってしまうのです。 その目で見るとやはり柿です。美味しそうです。 

Th_amagaki 豆柿って初めてその字を見た気がします。沖縄にないなって思って、ネットで調べていたら琉球豆柿というのがあり、沖縄や西日本で見かけることがあるようです。別名を信州柿というそうですが、長野にはないそうです(これも不思議です)。 今日飾ってある豆柿と琉球豆柿はまた違うようです。 名前だけでも頭が混乱しそうになります。 

この豆柿も赤く熟すると食べれるそうです。しかし粒が小さいので、お腹の空いた私にとっては生け花クラブの飾ってある豆柿を全部頂いてもお腹を満たさないような気がします・・・思わず「豆柿を 食べ尽くしても 腹満たず」と叫んでしまいました 

ガーベラ小菊は太陽に向かってまっしぐらです。花器の緑と月桃の緑が秋の清々しさを演出しています。 生け花クラブのお陰で、2階のこのスペースは深まる秋を感じさせてくれます。 いつも生け花クラブの皆様有り難うございます。

<花材:豆柿、ガーベラ、月桃、小菊>

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コメント

こんにちは。

今週の生け花で使われている、豆柿、こちらでは聞いたことが(私だけかも)ありませんでした。
豆柿は枝をたわめて使ってるのでしょうか?
流れるように活けて有り、花器とお花との色合いもいいと思いました。

毎回、生け花を拝見できることを、いつも楽しみにしています♪
お花は癒されます。

先日のこちらの朝の気温、氷点下でしたが、昨日今日と暖かいです、それでも
そろそろ、雪マークが、天気予報で見られるようになるのも間近です。

Garnetさん、こんばんは。

豆柿については私も全く知りませんでした。子供の頃もこの木を見たことはありませんでした。琉球豆柿についても私の住んでいた沖縄本島の南部では見かけませんでした。

Garnetさんは北海道ですので、よっとすると豆柿は北海道には自生していないかも知れませんね。 小さいけどよく見るとやはり柿の実です。 私も生け花クラブのお陰でお花を観るようになって、いけてくれることを期待して廊下を歩いています。 枝の方をたわめているのかは判りませんが、見た感じでは強制はしていないようです。

沖縄の方はまだ半袖でいいですし、車の方もまだクーラーを入れて走っています。北と南では気温差がありますね。

20年ほど前に冬の富良野で学会があり、スキーを楽しんだことがありました。 冬の北海道も訪ねてみたくなります。

こんばんは。
生け花って空間芸術ですよね。
凝縮された美の境地。。。凄いですね。
人の手で、作り出される空間芸術。
こちらは高い山が初冠雪だとニュースで伝えていました。
あとひと月で雪の季節です。
冬だけでいいから、沖縄で暮らしたいです。

EOSのパパさん、こんばんは。

これまで私は自然の中の花が1番美しいと思っていました。その為その花を切り取って生けることに関してはあまり興味がなかったのです。

しかし30年前にブルガリアのソフィアに旅行で行った時、とても質素な暮らしぶりの中で、朝市で沢山の花が売られていたことにビックリしたことがあります。 私達は美しい物を眺め、心やすまることがあるのだろうと思ったのです。

今、病院の生け花クラブのお花を見るにつけ、パパさんが仰っているように活けている空間も含めた芸術だと思っています。生け花の美しさは一瞬で、永遠のものではありません。 それたからこそ一瞬の美を探求するのだと思っています。

これから寒くなりますね。夏は北海道、冬は沖縄と民族の大移動が出来ればいいのですけど・・・

おはようございます

私も豆柿って初めて知りました。
生け花は花の組あわせも悩むところですが、
この花器、活けるのが難しそうですね。
活けた方のセンスに感心してしまいます。

ところで、沖縄では本州の事を本土って言うのですね。
深い歴史を感じます。
北海道でも本州の事を「内地」と言います。
昔は歴史的意味があったのかと思いますが今は「内地米」など北海道弁と
して定着している感がありますね。

monnaさん、こんにちは。

豆柿は私も初めて見ました。 生け花の方々は色々な組み合わせを頭に入れて活けると思いますし、花器を選ぶのもその方のセンスに因ることが大きいと思います。 

バランスの取れた美しさにいつも関心しています。

沖縄では沖縄以外の日本を指して「本土」として使っていました。 沖縄の復帰も本土復帰と呼んでいました。 それと同時に沖縄では「内地」と言う表現も使います。 私が高校卒業して初めて沖縄を離れ、東京の予備校に行った時に、隣にいつも座っていた方が北海道の方で、2人で「内地」に出てきた話をして盛り上がりました。

北海道も沖縄も「内地」という言葉を使うのだと知りましたし、東京という中心地にやって来た田舎者の性質が似ていたと感じました。 中央との対比や郷土愛や思いが強いのが北海道や沖縄だと感じましたね。40年前の話ですが、今でもこの気質はあるのではないでしょうか?

たしかに、以前沖縄にお伺いしたとき、
「本土」といってました。
私もつい
「『本土』から来ました」
と地元の方に話していました。

亡くなった祖母は、
沖縄のことは「沖縄」と言い、
フィリッピンで戦死した息子(私にとって「おじ」)のことを
「外地で戦死した」
と言っていましたよ。

とんぼさん、こんばんは。

沖縄では米軍の占領下の時代もあって、本土復帰と叫ばれていましたので、沖縄以外の地域のことを一般的に本土と呼んでいました。 

戦前は今の日本の枠組み(沖縄も内地の一部でした)と南樺太を内地といって台湾や朝鮮半島、中国、南方諸島などの植民地を外地と区別していたようです。トンボさんのお婆ちゃんも戦前のこともありフィイリッピンを外地と呼んでいたのでしょうね。

本土や内地などの呼び方によってもそれそれの地域での捉え方は違うようで面白いですね。

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