胃の収縮性について
今日のFMレキオは胃潰瘍について話をしました。来週も胃潰瘍について説明する予定です。
胃は消化管の中で特別な格好をしています。口から肛門までは食べ物の通り道で、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸と基本的には1本のチューブのようなものですが、胃だけは特別大きく、収縮性も強く、形も歪です。
胃の役割として、食事を貯める、胃液などを出して食べ物を消化し、お粥状に撹拌する、ビタミン吸収に必要な内因子を出すなどがあります。
胃は非常に収縮性に優れています。私達が1日2回や3回の食事で、多量の食事を短時間に食べても、胃は一度に貯め込むことが出来ます。それから胃で食べ物と胃液をかき混ぜて、お粥状にしながら4〜6時間かけて、消化吸収を担当とする小腸へとゆっくりと送って行くのです。
胃は空腹時にはせいぜいコップ一杯分ぐらいしか容量はありませんが、食事と共に大きく拡張して、食物を貯め込むことが出来ます。 例えば食事会などでテーブルの上に山盛りとなった食品や多量の飲み物があったとしても、あっという間に、マジシャンのように消すことが出来ます・・・・・・単に皆様の胃袋に消えただけです
。 その際にはコップ一杯分ぐらいの容積が一升瓶ほどになるのです。 胃は結構大きいのです。
検診などで胃下垂を指摘されたことがある方がいらっしゃるかも知れません。 「胃は何処にありますか」と質問したら・・・恐らくみぞおちの当たりを指す方が多いと思います。間違いではないのですが、胃下垂の定義は立った状態でバリウムを飲んだ時に胃の下の部分が骨盤の中にまで伸びている方をいいのです。
ですから胃はみぞおちから骨盤の中まで届くよう
な大きな組織なのです。何となく大きさをイメージ出来ましたでしょうか?
梅雨のうっとうしい時期ですが、気持ちだけは晴れ晴れとですね![]()
(平成26年5月28日のFMレキオ「いきいきタイム」はこちらから視聴出来ます
http://www.stickam.jp/video/182317592 )















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