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2014年4月 3日 (木)

ウンチはどうなっているのか

昨日のFMレキオは過敏性腸炎にについて話をしました。器質的な疾患がないのに重い下痢や便秘を繰り返す病気で、周りが理解出来ない場合はとても辛い思いをする病気の1つです。病気の詳細は本やネットでお調べになって欲しいと思います。

Th_ 本題とは離れますが、どうせなら私達のウンチについてお話をしたいと思います。いや〜先日の綺麗な桜の話題から突然ウンチですかと・・・呆れる方も多いと思いますが・・・。 何となく「ウンチ」といってしまうと「あらまあお下品な」となるのですが、恐らく就学前の子供さん達だったら「ウンチ」の話題は大好きで、大はしゃぎですhappy01。 年齢と共に色々な羞恥心が出て大声で話せなくなるのかも知れません。

私達が食事をすると1〜3日程度かけて便となって出て行きます。私達の消化管の中には沢山の分泌液が出て食事と混ざり合いながら消化・吸収を助けていきます。 例えば唾液、胃液、胆汁、膵液、小腸からの分泌液など1日おおよそ10リットルも消化管の中に分泌されます。 出ているだけなら人間の体はすぐに干からびてしまいます。 おおよそ8リットル以上が小腸で再吸収され、大腸で1.5〜2リットル更に吸収され、最終的に便として出ていく水分量はおおよそ100〜200ミリリットル(0.1〜0.2リットル)だけになります。

その僅かな水分量ですが、それが私達の便の形態と関係してきます。便の中の水分量の割合が60以下ならコロコロした硬い便となりますし、水分の量が90%以上なら下痢となります。バナナbanana状のウンチはだいたい70〜80%程度の水分量でしょうか。

さて、私達のウンチの成分となると80%が水分ですが、残る20%が固形成分となります。この固形成分は全て食べ物の残りかすと考えている方もいると思います。 しかし実際はその重量の約30%が食べカス、50%は生きた腸内細菌やその死骸、20%がはがれた腸粘膜などです。 と言う事は、私達のウンチの半分近くは目に見えない腸内細菌が占めているというです。

細菌は顕微鏡でしか見えない小さな微生物です。わずか1gのうんちに、約1兆個の腸内細菌が含まれているのですwobbly。 一般的いわれる善玉菌20%悪玉菌10%、残りの70%は「日和見菌」といって、良い働きも悪い働きもする菌種が占めています。それぞれの菌が日々勢力争いをしながらも、均衡を保って、私達の健康を保っているのです。

私達の腸の中には100種類以上、その数も私達の身体の細胞の数を上回る100兆個にのぼる腸内細菌が住み着いて私達の便を形作っているのです。なんか不思議な気がします。

放送内容と違う方向にいってしまいそうですので、私のウンチクcoldsweats01もこのあたりで終わることにします。

2014年4月2日FMレキオ「いきいきタイム」はこちらから視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/182281587

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コメント

桜のコメントを書こうかと思ったら、いりなりウンチの話で意表を突かれました。

このイラスト分かる気がします。自分の子供のことを思い出しました。確かにこんな小さな体からこんな立派なウンチがでるなんて、「こいつは大物になるな」などと親ばか的に考えていました。

便の中にこんなに多量の細菌がいることにはびっくりしました。いつも為になる情報・うんちく(笑)有り難うございました。

ツクシンボ様、こんばんは。

済みません、急に美しい桜からウンチの話題になってしまい違うコメントになってしまったのでしょうか?

昔、子供達が小さい時に映画館でウンチやチンチンの話題になると同時に歓声が上がるのみると、どこの子もウンチは結構身近な話題なんだと気づかされました。ツクシンボさん家もこのような反応だったのではないでしょうか?

ツクシンボ様の所では桜は咲き出していますでしょうか?沖縄はソメイヨシノのような淡い桜はないので、本土での桜見が羨ましいです。

こんばんは~fullmoon

私の疑問が
一気に解決しました!
何も食べないのに、便が出る理由も納得!
食べかす=便の量ではないんですね!!
知らなかった~sweat01
はがれた腸粘膜っていうのが何かすごいですね。
いや~勉強になりますpencil

腸の日和見菌を善玉菌にして、
水分量もちょうどよくを目ざしたいところですが
それがなかなか・・・。

monna様、こんばんは。
疑問か解けてなによりです。

便の殆どは私達の食べたものが消化されて残ったものが出てきたものだと思っている方が多いと思います。 便の半分近くは多量の細菌で、日々お腹の中では細菌達が自分達の勢力を伸ばすために闘っているのです。

便の中の水分量を確保するためには、繊維質は水分を蓄え容量を増す作用がありますので、コロコロ便の方は繊維をとった方がいいのです。 下剤としてよく使用されているマグネシウム製剤は水分の保持作用があり、便の中の水分を増やして柔らかくする作用があります。 よく温泉などで飲む水の中にはマグネシウムが多く含まれていて、便秘の解消のも役立つようです。

私はコロコロ便です。食物繊維はとるように心がけていますけど、なかなか改善されません・・。bearing
ウンチが、食べかすよりも内臓が剥離したものの方が多い、といのは最近知りました。
でも、細菌も含まれているんですね~。
衛生状態が悪いと、感染病が流行るのはそのためなんでしょうか。
今日もまた、読ませていただきました!

ナニワ様、こんばんは。
女性は便秘症が多いですね。コロコロ便は日本人に多いです。黒人や白人に比べて大腸が長い方が多く、便が硬くなる傾向にあるようです。
腸の中は細菌だらけですが、日々勢力争いをしながらも飽和状態で均衡を保っています。これはある意味、自分達の身体を守ってくれていて、簡単に外からの悪い菌が増殖しないような働きがあるようです。
ただ感染源になった方からはトイレや色々な場所から感染を引き起こしてしまうので、やはり予防は手洗いでしょうか・・。 読んでくれてありがとうございます。

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