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2013年11月 4日 (月)

西山事件と特定秘密保護法案

「特定秘密保護法案」なるものが審議入りしそうな状況となっています。
国の対外交渉の中で秘密がないのはおかしなことです。

交渉中であったりあるいは後で国として明らかに不利益になるものは、ある期間は秘密でもよいと思うのです。 ただしどんなことはあっても議事録は正確に残すべきことです。 それは誰が何時どのように話をしたかまで正確に記すべきことだと思うのです。 

Photo 秘密保持と正確な記録はセットなのです。 もしもその時々で不都合な事実も記録がなくなれば永久に葬り去られてしまいます。時の権力者には都合のよいことになります。

西山事件においては沖縄と関わりがあり以前記事を読んだこともありました。 この秘密保護法に関連して森担当相はじめ多くの閣僚から、罰則を科す取材活動に関し「西山事件に匹敵するような行為と考える」と何度も何度も西山事件のことを引き合いにだしています。

西山事件において最高裁は当時毎日新聞の記者であった西山さんの取材方法とりわけ外務省の女性との関係を利用して情報を入手したとのことで有罪にしました。

私は女性との関係など個人のシモネタに興味などありません。この様なしょうもないことより国家の責任者が国会の場でも国民を欺していたことが何十倍も重要だと思うのです。 

今回の秘密法に関して西山事件を引き合いに出した方の中に、政府が国民にウソをついたことへの懺悔や反省が聞かれないのはどうしてなのでしょう。大事な要点をすり替えている気がします

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コメント

omoromachi様、こんばんは。

特定秘密法など国民に知る権利がどのように制限されるのかがわかりません。何が特定秘密なのかわからない場合は取材を続けている中で暴露ができるような機密を捕まえた時点で逮捕されるのではないか? そうなってくると記者は表面だけの取材だかしかおこなれずスクープな様なことはなくなりますね。 一時関心のあった内部情報の暴露法と真逆の法案のような気がいます。

omoromachi様が懸念しているように秘密を葬った人々の罪は誰が評価し裁くのでしょうかね

ツクシンボ様、おはようございます。

特定機密保護法案に関して、今ある国家公務員の守秘義務以上の罰則を強化するわけですので時の権力者に都合のよいような解釈がされないような厳密な制度管理が要求されると思います。
ツクシンボ様が仰っているように企業には内部告発がし易いようにしながら、国に関しては内部告発は許さない様な仕組みにも矛盾があるような気がします。

omoromachiさん、

おっしゃる通り、外交には秘密があって当然です。
適正に守られることと、正確な記録、これがまさにセットで大事なのに、
「特定秘密」にしろ「適正評価制度」にしろ、
向いている方向が違う、としか思えないような点のみが強化されようとしています。
そのまま実現してしまったら、おそろしいことですよね。

考えただけでも気分が悪くなるので、気分転換に
私が尊敬する塩野七生さんの外交についての名言を紹介しましょう。
「ローマ人の物語」からです。

「戦争は、武器を使ってやる外交であり、
 外交は、武器を使わないでやる戦争である」

たった一行なのにシビれます。

はま様、おはようございます。

はま様の仰っているように今の日本は世界を見渡せる方向性に欠けている気がしますし、一点に偏りがありすぎてバランスがよくないと思います。もう少しグローバルな展開を望みたいところです。

人間は知恵を持って生まれて来たのですから、外交によって殺し合うような戦争をしないでも自国の主張は充分出来るはずです。粘り強さ、精密さ、計算し尽くされた外交を展開しないといけないですね。

沖縄返還協定に関わる西山事件については詳しく知らないのですが、
特定秘密保護法案についても、マスコミ等はあまり詳細に報道していないような印象です。
国家の安全保障のために機密事項があるということは当然ですが、
何を特定秘密とするのかという判断が、政府にとって都合の良い
作為的なものとなることはないのか、国民の知る権利や報道の自由が
侵害されることはないのか等々、よくわからないながらも、
単純に疑問に思うことはいろいろあります。

hanano様、こんばんは。

私も詳しいことは余り分かりませんが、この種の法律は知らぬ間にじわりじわりと締め付けがきて、いつの間にがものが言えない社会になることを本能的に感じてしまうのです。

多くの方が感じているように、どれが秘密なのかも知らされず突然この法律を根拠に逮捕になったり、後でひどいことになっても、どうしてこの様になったかすら分からないという「得たいの知れない恐怖感」が付きまとうのです。

よく分からないまま、どのようにでも解釈される法律が作られるのが怖いのです。

こんばんは。このブログの内容だけではどうコメントしていいのか知識不足で迷っていましたが、コメントを読んでいって、omoromachi様の心配はその通りだと思いました。国民に秘密にしなければならないことは単なる外交上の秘密ではなくて国民に不利になるつまり国民を裏切る行為を決める時だと思います。本当の外交上の秘密は関係者が絶対漏らしたりしゃべったりしません。そしてもし漏らしても今の公務員法で十分取り締まれるものです。それをわざわざ罰則を強化した取締用の法律を作り、正義感あるジャーナリストや国民を脅しているのは何か国民に秘密にして勝手に取り決めようとしているからです。日本版NSCとか言っても何のことかわからないでしょう。国民を煙に巻いて秘密にして恐ろしいことが始まろうとしているのです。私はそう感じています。今でも外交ではなくて国民が知らなければならないことがいっぱい秘密になっていると思います。日本のジャーナリストは切りこんでいません。もし切り込んでいる人がいたらごめんなさい。私が知らないだけです。頑張ってください。

「特定秘密保護法案」自体が曖昧でどのような意味合い、裏があるのか不明です。

過去に起きた米国のウォータゲート事件、日本のロッキード事件、最近では元CIA職員による世界各国への米国の盗聴問題など・・・多くの取材や内部告発などで日本国民だけでなく世界中が混乱するほどの影響が出ています。

この様な大事件でないにしても時の権力者がこの法律を恣意的に解釈して悪用すれば、恐ろしいこととなります。

私がブログで述べたのは、秘密(場合によっては悪事)があったとしてもある期間が過ぎれば正確に公開できる仕組みを作らなければいけないと考えるのです。そうしなければ永久に闇に葬りされれる判例が多く出ることが怖いのです。 
秘密にしなければならないことも正確に公文書に残すことで、何らかの歯止めがかかるだろうと思うのです。 その為に「秘密保持と正確な記録」は切り離して議論してはいけないと思いブログに書いてみたのです。

嫌な世の中にならなければいいのですが・・

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