フォト

« あなたの未来予想図は | トップページ | 今週の生け花(2013年11月第4週) »

2013年11月27日 (水)

認知症について

今日のFMレキオは認知症について話をしました。外科医が説明する認知症の話ですので間違いも多いと思いますがご了承下さい。

日本の65歳以上で認知症の有病率は推定12%で約300万人いるといわれています。

Th_ まず認知症と加齢に伴う物忘れとは違うことを認識下さい。 脳細胞は加齢と共に減少しますが、認知症の場合は通常より減少が速く確実に進行してゆきます。 認知症は物忘れを含む様々な知的能力の低下により、仕事や社会生活ができなくなった状態です。

認知症の主症状に「記憶障害」「見当識障害」「判断力の低下」があります。単なる物忘れは体験の一部を忘れるのに対し、全体を忘れるのが認知症です。例えば、単なる物忘れは朝食のメニューを思い出せなくても食べたことは判るはずです。認知症の場合は食べたこと自体を覚えていないことがあります。  見当識障害とは「今が何時なのか、ここは何処なのか」かがわからなくなる状態です。 判断力の低下とは「寒くても薄着のまま外に出たり、真夏でもセーターを着たり」と自分がどうすればよいのかを判断出来なくなります。 それ以外に、怒りっぽくなったり、不安なったり、異常行動が見られることもあります。

認知症に対して「本人はわからないからいいよね」と思っていらっしゃる方がいると思います。 しかし認知症の始まりは本人も何かおかしいことを気づいています。他人から間違いを指摘されると思い出すことが出来ずに焦ってしまいしばしば作話(場所あわせや話のつじつまを合わせる)が見られるのも特徴です。  認知症の患者さんを家族だけで支えるのは無理があります。医療や行政さらに地域と協力して増加する認知症患者を支えるシステムづくりが重要となってきています。

認知症を引き起こす病気のうち、もっとも多いのは、Th_209 脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる病気です。アルツハイマー病前頭・側頭型認知症レビー小体病などがこの「変性疾患」にあたります。 続いて多いのが、脳梗塞、脳出血などで、脳の神経の細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまうために起きる脳血管性認知症です。

新薬など治療薬が次々と開発されています。今後、変性疾患の病態の解明とともに特効薬が開発されるかも知れません。 現時点では早期診断、早期治療により進行を遅らせることが重要です

私達のささやかな抵抗として動脈硬化を防ぐ生活習慣を身につけたり、精神活動や社会活動を活発にしている方が脳神経細胞の減少を遅らせることが解っています。 ボランティアや趣味を持つのもよいかも知れませんね。

私は遅ればせながら50歳を過ぎてギターを始めましたが、脳細胞の減少に歯止めをかけてくれたらいいのですが・・・もう手遅れと医者からいわれたらどうしよう・・coldsweats01coldsweats02

(今日のFMレキオはこちらから視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/182183964

« あなたの未来予想図は | トップページ | 今週の生け花(2013年11月第4週) »

医療 FMレキオ」カテゴリの記事

コメント

omoromachiさん、こんばんは~。

私は、人の名前が出てこなかったり、
食後のサプリを飲んだのかも定かではなかったりで
認知症の初期かと内心おびえていましたが、
単なる物忘れという事にしておきたいと
思いますbleah

それにしても、50歳を過ぎてギターを始めたとの事!
すばらしいですねshine
てっきりお上手なので、昔からの嗜まれて
いるのかと思いましたshineshineshine

私もささやかな抵抗としてブログを細々と続け、ごく
たまに絵を描いていこうと思います。

monna様、こんばんは。

「物忘れ=認知症」ではありませんので、今のところは大丈夫そうですねhappy01

monna様のように絵が上手く描ければ色々書いてみたいのですが・・・・4コマの漫画を書いてオチを考える行為は手を使い頭を使いますので、ささやかな抵抗になっていると思いますよ。 

お互いに絵と音楽でささやかな抵抗を続けて行きましょうheart04

こんばんは~
玉木院長先生
認知症は義母が5年ほど罹患し亡くなりました。
最後は食べる事もできず もちろん排泄はオムツでした。
あんなにしっかり物で お金に厳しかった義母が
料理の味がおかしくなり 手順も分からなくなったのです。
それはそれは 大変でした~
人の最後は あのようになって天に昇っていくのでしょうね。
自然な老衰か、突然死か、ボケて赤ちゃんになって逝くか・・・。
今から 私たちの老後の大きな問題です。
看護師長を定年まで勤めた義姉が 話してくれました。
「死ぬなら癌がいいよ。余命を告げられたらショックだけど、
自分を振り返り 生かされた時間を思い残すことなく過ごして
最後は 感謝しながらあの世に旅立てるからね」と。
どんな最後が良いか その人にしか分からないけど
老衰でも 突然死でも 認知症死でも 言えることは
今 この生きてる瞬間に 皆さんに生かされることを感謝して
どんな時にも 笑顔でありがとう^^と言って過ごせば
残された人の心の中に 和顔愛語で亡くなった人を偲べますね。
夫との別室は20年以上ですが(イビキがすごくて不眠症
になったのですsad)昨晩 休む前に心の中で手を合わせましたhappy01
一番身近にいる人が私の鏡。素直でない夫、私もそうみたいwink
お互いに認知症にならないように動脈硬化にならないように
食事や軽い運動を続けたいと思っていますhappy01

愛様、こんばんは。
認知症はこらからの私達にとって身近な病気です。

病気で亡くなることについてはいいことでありませんので癌による死がいいのかどうかはわかりません。ただ多くの癌患者さんを診ている中で、癌による死が必ずしも悪いことではないと考えます。
癌による死において時間の差はありますが、少なくとも身辺整理をする時間があります。
自身がおかれた年代や家族、仕事の関係でも変わってくるはずです。まだ伝えなければならない方なら朝元気で家を出て、交通事後や病気による突然死は避けたいはずです。しかし、子供も手を離れ仕事上の心配もない方なら突然死も悪くないかも知れません。

死は確実に私達にやってきますが死の原因を選ぶことは出来ません。

結婚してある時間を一緒に過ごした方が側にいます。お互いに素直になれなくても、きっと多くの時間を過ごした思い出があるはずです。死が訪れるなら最後は「ありがとう」といって死にたいものですhappy01

omoromachiさん、こんにちは。
認知症ってとっても身近な話題です。
母もそうでした。。。最後は一瞬息子の私がわかったようなわからなかったような。
映画「くじけないで」を見てきました。
その中で、奥様がご主人の世話をしていたら「どなたか存じませんが、ご親切にありがとう」って。。。
私も最近病気がついて離れません。
家内のことがわからなくなったり、家内が私のことをわからなくなったりすることへの恐怖心が強くあります。
最後の瞬間まで、夫婦でいたいと思う今日です。
一度家内を連れて沖縄旅行へ行きたいものです。

EOSのパパ様、こんばんは。

お母様も認知症だったのですね。私達にも家族にも起こり得る身近な問題ですよ。 認知症になる方が悪いことをした訳ではないのになってしまうと周囲が翻弄されることがあります。 昔ながらに地域の絆が強くて皆がこの方を知っていれば、徘徊などをしても上手く誘導してくれたと思うのですが・・・現在では難しいのでシステムとして構築しなければいけない問題と思います。

映画「くじけないで」はまだ見たことがないのですが、ネットで見る限り素敵な物語ですね。辛いことがあっても感謝する心が大切です。

大切な奥様と御一緒に沖縄に来ることができることを祈っています。これからも沢山の思い出を共につくられて下さい。

認知症への恐れは私の中にもあります。母の発病から最後までを見てきましたから。弟夫婦がよく世話をしてくれました。また、田舎ですので近所や地域の方がよく分かってくださっていて、突然家を抜け出していても誰かに連れて帰っていただけました。ありがたいことです。私も最後は誰かの世話にならなければならないのですから、せめて今しっかりと分かっているときに動けるときに誰彼の世話をしておこうと思います。みんな順番にあたりまえに世話をし合って送っていったらいいですね

はるか様、こんばんは。
認知症の問題は人ごとではなかったのですね。でも誰もがなる可能性のある問題です。高齢化と少子化といった人口の問題、認知症に対する問題も何年、何十年も前から判っていたことですのに何もしない日本の制度を憂います。

認知症患者さんを家族だけで支えて行くには限界があります。老老介護のことや認知症の方が片方の寝たきりの高齢者をみている場合あり、色々な悲劇が生まれています。

「ゆりかごから墓場まで」とはいかなくても、もう少し人に優しい社会になって欲しいなと感じます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/590699/58642035

この記事へのトラックバック一覧です: 認知症について:

« あなたの未来予想図は | トップページ | 今週の生け花(2013年11月第4週) »