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2013年10月

2013年10月28日 (月)

我慢すること、許すこと

人はそれぞれの目標や夢があって、そこに向かって進みたいと願っています。その進む速さは人それぞれで「ウサギとカメ」の話ではないけど速く進むことが良いとは必ずしもいえないと思います。Photo

心穏やかに進みたいと願っていても色々な邪念や横やりが入って来ます。心の中で理想を描いても自分1人で歩める訳でなく沢山の人との関わりの中で道を拓くことになります。 

他人から助けられることもあれば足を引っ張られることもあります。 突然嵐が吹いたり霧がかかり視界が閉ざされることもあります。 

そのとき地面に這いつくばって耐えることができるかどうかが要求されます。きっとそんな状況でも、遠くは見えなくても自分の足元の1歩先は必ず見えるはずです。重い荷物を持ってその1歩を踏み出す力が試されます。 

Th_dsc01773 他人の誹謗や無関心が雨に濡れた衣を更に重くしてたった1歩を踏み出せなくなります。 心がもう辞めて引き返して楽になろうよと甘くささやきます。 

それでも大地を踏みしめてあと少し我慢、辛抱するのです。他人から受けた恩を思い返すのです。そして寛容が怒りに満ちた重い心を軽くします。

その瞬間に厚い霧が消え、視界が開けて来ます。許すことで心は自由で軽くなるのです。 

人生はこの繰り返しのような気がします。 

2013年10月21日 (月)

そっとおやすみ

昨日は久々に自宅でギターをのんびりと弾くことができました

そして懐かしい曲を見つけ30年ぶりにこの歌を唄ってみました。「そっとおやすみ」という曲です。
昭和45年クニ河内さんの作詞作曲布施明さんが唄ったようです。その当時この歌は知りませんでした。

私がこの曲を始めて聴いて覚えたのは大学Photo 時代でした。おばさんが1人でやっていた小さなお店で夕食を食べたり、時には閉店までのんびりしていました。 最後までいる時の多くは社会人になっていた先輩から連絡がある場合で、食事もお酒もタダでおごってもらえたので閉店までお付き合いでした

大学卒業後10年ほどして訪ねたら閉店になっていました。カウンターと小さなテーブルがあるとても小さなお店でしたが、家庭的な料理を出してくれて私には欠かせない場所でした。あれが食べたいと言えばメニューになくとも作ってくれたり、お腹をすかせた学生のことを考え一品余分に付けてくれたりしてくれました。

この小さなお店の終了時間になると先輩が「そっとおやすみ」を唄って閉店となりました。私がこの曲を覚える頃からは、私が唄うようになり、酔っ払いの先輩は曲と曲の間に「本日も誠にご来店有り難うございます」「この時間をもちまして本日終了といたいます」「また明日のご来店をお待ちしております」・・・などとかけ声をかけながら・・気持ちよく閉店を迎えるのでした。 

この曲はあの当時のように閉店の時間で唄う機会がなくなり私にとっては「消えた名曲」になっていました。久々に学生の思い出がよみがえりました。

ちょっと切ない歌ですが、よろしければお聴き下さい。(何時ものように聴いて気分が悪くなるようなら早めに近くの医療機関を受診して下さい

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聴いてくれてありがとう、そしておやすみなさい

2013年10月17日 (木)

果てしない宇宙

子供の頃、屋上に登って星を見るのが好きでした。Akinoann 星の名前を覚えようとは思いませんでしたので、今でもわかると言えば北斗七星ぐらいです

広大で無限の広がりをもち、今見ている光が何年も前の光でこの瞬間には実際は存在しない星があるかも知れない。同じような生き物が同じように遠くから眺めていて語りかけているかもしれないと想像していました。

少し大人になって宇宙には始まりがあって拡大を続けていること、そして宇宙の始まりにビッグバンという現象があったことなどを知りました。これが理論値なのか実際の値なのかはまだ解明されていませんし、まだ宇宙の4%程度しか理解していないという方もいます(細かいことは判りません)。

私はその様な現象がどうして判るのかが理解できずもやもやしていました。

今年のノーベル物理学賞のビックス粒子や2002年の小柴先生らのニュートリノなど宇宙の始まりについて理論上計算されそれを実証することで証明されていきました。あまりに難しすぎて私の頭では理解できません。

Th_blog 計算上で色々なことを言われてもビッグバンについてどうしても理解できませんでした。唯一理解できたのは望遠鏡にも名前を冠したハップル博士の天体観測があります。 ハップルは望遠鏡を使い、私達地球を含めた天体はお互いの距離が時間と共に遠ざかっていることを発見します(ひょっとしたらマヤやインカなどの古代文明でも既に知っていたのかもしれません)。

全ての天体が遠ざかっていくというのは宇宙そのものが膨張している証拠になります。 

時間と共に遠ざかっていくというのであれば、時間軸をあと戻ししてみます。宇宙に浮かんでいる星が次第に集まりいつかは1つになることになります。 この時間を測定したのが137億年前となったのです。

137億年前に高温で高密度の1つの物体があって、大爆発(ビックバン)がおこり、宇宙上にそれぞれは銀河や惑星を形成して広がっていったのです。

その僅かな時間を偶然に地球上で生きています。挫けそうになった時、星を見ながら今生きている瞬間を大切にしないといけないなと思うのです。

大切な皆様と偶然に今生きていけることを感謝したいと思います。ブログ読んで頂いて感謝です

2013年10月13日 (日)

ヘイトスピーチを悲しむ

私が1番嫌いなものに「ヘイトスピーチ」があります。私達は色々な違いを持っています。多様性こそ人間の財産Photo なのです。 私達ひとりひとりが人種、民族、国籍、年齢、性別、障害、宗教、思想、職業などに違いがあります。 ひとりひとりがかけがえのない世界にただひとつの大切な存在です。

公序良俗に反しない限り表現の自由は担保されなければなりません。それは少なくとも生まれながら変えることが出来ない事柄(国、民族、人種、性別(一部変えられますが)、容姿)やその後獲得した宗教、思想、職業に関して個人を対象に攻撃、それも全く根拠のない差別的な汚い表現で罵倒するような攻撃は「表現の自由から」逸脱し断じて許してはなりません。

体制や組織に対して自分の良心・思想と違うことで非難することは、自己表現として認可されなければならないでしょう。しかし体制は憎んでも個人を攻撃対象にすべきではありません

Th_ 世界的な傾向として社会が混乱したり、経済格差が出現した時に責任を転嫁したいがために異なる少数派を攻撃対象にすることが多々あります。
しかしそれは不満のはけ口でしかありません。単に自分の中のもやもやした怒りをぶつける対象を見いだそうとしているだけなのです。 その様な仲間が増えていくとそれが正しいと思い込んでしまうケースが増えてきます。これが実は怖いことです。 

ヘイトスピーチは表現の自由には当てはまりません。犯罪予告であり脅迫ですので、本来は早めに芽を摘み取らなければならないのです。 エスカレートして人を傷つけても良いのだという正当性を身につける前に諭さないといけないのです。

左翼的、右翼的な問題ではなくて本来自分の主義・主張と異なる場合に抗議の対象となるのは組織や国です。個人に向けるべきではありません。 私は沖縄への基地の集中偏在を異常だと思いますし、人間として平等でない日米地位協定もいやです。ですが基地に勤務する人に対して非難しようとは思いません。みんな私達と同じように生活の糧を得るために働いているのです。

2013年10月 9日 (水)

関節についてNo2

2013年10月9日のFMレキオは関節についての第二弾をお話ししました。

関節の痛み特にTh__2膝の関節の痛みを訴える方は多く、年齢と共に増加します。膝は体を支えながら、歩行やひざまずきなど可動域が大きく負担が大きな関節です。

膝の関節の模式図で大まかに説明します (整形外科医ではありませんので実におおざっぱに書きました)

大腿骨頸骨(腓骨)のつなぎ目が膝関節です。骨を正面から見ると、頸骨は水平でその上の大腿骨の関節面は球状と思って下さい。関節の骨の表面には滑らかな2〜4mmの厚さの軟骨がついています。 水平の上に球状を置くと、当然横の部分は空間が出来てしまいます。それを埋めるために膝には特殊に発達した半月板(本当は三日月状ですが)という軟骨が存在します。 膝がグラグラしない(関節の上下の骨が前後左右にずれない)ように4つの強靱な靱帯がついています。

負担の架かる膝はスポーツなどでひねったり、ジャンプなどで強い力が加わり損傷が起こりやすい構造となっています。スポーツ選手が起こしやすい半月板損傷とか靱帯断裂などです(沢山の有名選手が経験しています)。

もう一つ膝には特殊性があります。関節がもう一つあります。膝蓋骨(お皿)があります。これは下腿の強力な力を得るため大腿の筋肉の動きを下腿に伝わりやすいように滑車の役割をしています。これが在るため下腿が前方に出やすく、力が伝わり易くなるのです。

Th_dsc01179 この様に膝には常に大きな負担がかかり、年齢と共に膝の軟骨がすり減ることで変形性膝関節症が出現します。 全国で少なくとも700万人以上の方がかかっている病気で膝の痛みの1番の原因となっています。初期では運動時の膝の痛み、動く範囲の制限、その後膝に水がたまる、更に悪化すると安静時にも痛みが出現し歩行困難となる場合もあります。

予防法として大腿部の筋肉を鍛えることも必要ですが、膝が痛いのに無理は禁物です。 まず体重を減らして膝への負担を減らことです。正座を避ける洋式の便座を使用する、膝を冷やさないようにして血行をよくするなどがあります。生活様式を変えるのはなかなか難しいですが、人間の膝には構造上非常に負担がかかっていることをご理解下さい。膝に痛みや水が貯まるようならお近くの整形外科の先生と御相談なされて下さいね。

2013年10月 7日 (月)

低気圧に効く目薬?

地球の温暖化もあって、台風の発生する場所も進行方向も予想がつかなくなっています

以前は日本に近づく台風の多くはフィリッピンの近くで発生して発達しながら沖縄に近づいてその後勢力を弱めながら偏西風にのって北東に進んで熱帯低気圧に変わり消失することが多かったように感じます。今は予測不能です。

子供の頃は台風の被害より学校が休みにTh__3なるかが1番の関心事でした。もう一つは、低気圧なのだから隣にある高気圧を持ってきたら良いのにとか、台風のエネルギーを取り出して使えないかと考えていました。

効率よく台風のエネルギーを取り出すことが出来れば台風が小さくなり被害も無くなり、日本のエネルギーも確保できる一石二鳥だと思っていました。
私の子供の時の夢でしたが、これからの若い人達が熱帯の海のエネルギーを電力に効率よく変えるような仕組みを発見をしてくれませんかね。期待したいと思います。

沖縄は土曜日に台風23号が過ぎたと思ったら今日は24号の到来で午後から慌ただしく休診となりました。再度、外来・入院の日程や検査、手術も組み直さねばいけないので大変ですが、リスク管理の意味からも無理は出来ませんし自然には逆らえません。

「高気圧という薬」があったら台風をやっつけることが出来るのにと子供の頃に考えていました。 大人(老人?)になった今もこの薬が1家にいや1国家に1本欲しいです。 (台風で暇なのか疲れたのか判りませんが昔を思い出してしまい書いてしまいました

2013年10月 2日 (水)

関節について:No1

今週(平成25年10月2日)のFMレキオでは私達の関節について話をしました。

Photo 厚生労働省は毎年アンケートをとって、どのような症状で国民が悩んでいるかの統計を出しています(病名ではありません)。    多い順番に男性では「腰痛」「肩こり」「鼻がつまる・鼻水が出る」「咳や痰が出る」「手足の関節が痛む」となり、女性では「肩こり」「腰痛」「手足の関節が痛む」「鼻がつまる・鼻水が出る」「体がだるい」となっています。

このように関節と関連のある症状で悩んでいる国民が如何に多いかが判ります。

腰痛や肩こり以外の関節の痛みに関しては圧倒的に膝の関節の痛みを訴える方が多いのです。

私達の体には骨と骨を結ぶ関節が265箇所あります。形も様々で動く範囲も異なります。

関節の大きな役目は体を支えることと可動域を保つことになります。 人間は進化の過程で直立・二足歩行を選びました。そのため立っているだけで全体重が膝の関節にかかります。平地歩行で膝には体重の1.5倍から3倍の負荷がかかります。それと膝は動く範囲(可動性)が広く、例えば歩行時で60度、しゃがむ動作では100度、正座では140度曲がることを強要されます。 人間の膝の関節には体重を支えることと同時に広範囲の動きも要求されるために長年使っていると消耗してしまいます。人間の構造上の原因で膝関節は変形性膝関節症、半月板損傷、関節炎を初めとする多くの病気を抱えることとなったのです。Hl07_03_2

私達が歩くには膝の関節を曲げ伸ばししなければなりません。 登山などをなされている方なら実感として判るかもしれませんが、山を登る時はエネルギーを使い息切れするのですが、今度は下り道では膝に負担がかかり膝がガクガクしてしまいます。

 登る時より降りる動作の方が膝を曲げる角度が強くなるためと体重の負荷が直接かかってくるからなのです。 そのため階段の昇降時に膝の悪い方は降りる時がつらい場合があるのです。

時々デパートなどで客を引き込むためでしょうが,昇りのエレベーターはあるのに下りがない場合があります。膝の負担のことを考えたら下りこそエレベーターをと言いたくなります。

しかし他人任せではなくて膝の負担のことを考えたら、もしも標準体重以上でしたら体重を落とすことをお薦めします。 膝には平地で体重の1.5〜3倍、階段の昇り降りでは3〜6倍の負担がかかります。体重が10Kg オーバーでしたら10Kgの錘の入ったバックを担いで歩いているようなもので、膝には30Kg〜60Kgの力が余計にかかってしまうのです。

体重増加は膝を痛める原因ともなります。きっと体重を減らしたら、膝からは「ご主人様有り難う!」と感謝されます

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