今週(平成25年10月2日)のFMレキオでは私達の関節について話をしました。
厚生労働省は毎年アンケートをとって、どのような症状で国民が悩んでいるかの統計を出しています(病名ではありません)。 多い順番に男性では「腰痛」「肩こり」「鼻がつまる・鼻水が出る」「咳や痰が出る」「手足の関節が痛む」となり、女性では「肩こり」「腰痛」「手足の関節が痛む」「鼻がつまる・鼻水が出る」「体がだるい」となっています。
このように関節と関連のある症状で悩んでいる国民が如何に多いかが判ります。
腰痛や肩こり以外の関節の痛みに関しては圧倒的に膝の関節の痛みを訴える方が多いのです。
私達の体には骨と骨を結ぶ関節が265箇所あります。形も様々で動く範囲も異なります。
関節の大きな役目は体を支えることと可動域を保つことになります。 人間は進化の過程で直立・二足歩行を選びました。そのため立っているだけで全体重が膝の関節にかかります。平地歩行で膝には体重の1.5倍から3倍の負荷がかかります。それと膝は動く範囲(可動性)が広く、例えば歩行時で60度、しゃがむ動作では100度、正座では140度曲がることを強要されます。 人間の膝の関節には体重を支えることと同時に広範囲の動きも要求されるために長年使っていると消耗してしまいます。人間の構造上の原因で膝関節は変形性膝関節症、半月板損傷、関節炎を初めとする多くの病気を抱えることとなったのです。
私達が歩くには膝の関節を曲げ伸ばししなければなりません。 登山などをなされている方なら実感として判るかもしれませんが、山を登る時はエネルギーを使い息切れするのですが、今度は下り道では膝に負担がかかり膝がガクガクしてしまいます。
登る時より降りる動作の方が膝を曲げる角度が強くなるためと体重の負荷が直接かかってくるからなのです。 そのため階段の昇降時に膝の悪い方は降りる時がつらい場合があるのです。
時々デパートなどで客を引き込むためでしょうが,昇りのエレベーターはあるのに下りがない場合があります。膝の負担のことを考えたら下りこそエレベーターをと言いたくなります。
しかし他人任せではなくて膝の負担のことを考えたら、もしも標準体重以上でしたら体重を落とすことをお薦めします。 膝には平地で体重の1.5〜3倍、階段の昇り降りでは3〜6倍の負担がかかります。体重が10Kg オーバーでしたら10Kgの錘の入ったバックを担いで歩いているようなもので、膝には30Kg〜60Kgの力が余計にかかってしまうのです。
体重増加は膝を痛める原因ともなります。きっと体重を減らしたら、膝からは「ご主人様有り難う!」と感謝されます
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