病棟のタペストリー
今週はお盆のため生け花クラブがありませんでした。 きっとお花の写真を楽しみにされている方がいらっしゃったのではないかと思います。
今日は以前アップできなかった病棟のタペストリーを紹介したいと思います。
5階病棟の廊下の角に電話を置くための場所が使われないで空いていました。
昨年退院後間もない患者さんから、趣味で造花などを作っているのでその場所に飾らせてもらえないかと頼まれたのです。 その方は術後の早期の離床訓練のため、病棟を歩いていたのです。痛いのを我慢しながらあと1周と頑張ってリハビリしたのですね。 何かお花など目標となるものがあったら、入院中にリハビリをしている方がそれを見るためにもう1周頑張ろうと思うかも知れないと提案してくれたのです。・・もちろん即OKですと返事をしました。
その翌日患者さんが病棟に造花を飾ってくれました。その後もクリスマスバージョン、そして年明けも花を飾ってくれました。
今回はタペストリーを飾ってくれています。この飾りを紹介出来なかったので今日のブログに載せました。
かなり大きなサイズですので作るのに時間がかかったと思います。 色もカラフルで愛情に満ちています。ハートで一杯です。
ひとつひとつ想いを込めて縫ったのだろうと思います。それを見ながら、昔「キルトに綴る愛」という映画があったことを思い出しました。
大学院生のお孫さんが卒論を書くためにお婆ちゃんの家に居候することになります。その家でキルトを綴る女性達がそれぞれ自分が聞いたり体験した恋愛物語を時代を超えて織り交ぜながら物語りは進められます。 色々と織り交ぜ過ぎたせいか、映画の内容は残念ながらあまり記憶には残りませんでした。
ただ「キルトに綴る愛」というタイトルが新鮮で印象に残っているのです。なんと綺麗な言葉だと・・・英語のタイトルは「How To Make An American Quilt」です。直訳して「アメリカンキルトの作り方」と訳されたら何とも味気ない映画のタイトルになりそうです。 多くの素敵な女性が出る恋愛物語ですが、私は映画よりタイトルが好きなのです。
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「病棟のタペストリー」綺麗ですね。
omoromachiさんの人柄に惹かれて
いい話や綺麗な花などを持ってきて
くれるのだと思いますよ。
「キルトに綴る愛」私もDVD借りて見ましたが
男性が見るより女性が見て感動するのでは
ないでしょうかね。やはり英語のタイトルを直訳
していたら借りなかったかも知れません。
タイトルって重要ですね。
いつも楽しいお話有り難うございます。
沖縄はまだまだ暑そうですのでご自愛下さい。
投稿: つくしんぼ | 2013年8月23日 (金) 08時36分
つくしんぼ様、おはようございます。
タペストリーを作って頂いた女性も70代後半の方ですが、いつも新しい感性を持って色々と作っているようです。素敵ですね。
「キルトに綴る愛」題名最高ですよね。
私は映画よりもその題名に惹かれてDVDを借りて見ました。その時は感動したと思うのですがあまり憶えていませんでした。時間があればもう一度見てみたいですね。今度は違う印象を持つかも知れません。
投稿: omoromachi | 2013年8月23日 (金) 08時42分
いつものお花も素敵ですが、このタペストリーもその作者の方のお話も素敵です。
一人でこつこつのやっていることが、他人を通していろんな方々へ広がっていくのですね。そして勇気を与えたり安らぎを与えていたり元気をもらったり楽しみを覚えたり・・・ちょっとしたことが人と人とをつなげて生きる力を育てているのですね。こうしてみるとブログもいい役割を果たしているのですね。
投稿: はるか | 2013年8月23日 (金) 14時29分
こんにちは~
このタペストリー 元患者さんが持ってこられたんですか
可愛いですね~ 感謝ですね~
ピンク色を観てるだけで胸が躍ります。
ハート尽くしなので 生きる勇気をいただけますね。
私も 味気ない病室から抜け出して 飾りコーナーに
お花や 手作りの人形や人形の着物(豪華なものでした)で
癒されていました
この方 素敵な素晴らしい方ですね~
投稿: 愛 | 2013年8月23日 (金) 17時49分
はるか様、こんばんは。
1人1人は小さいのですが、小さな積み重ねが大きな財産になりますね。 悔しかったり自分が出来ない壁にぶつかると自分1人になった気分になります。そんな時に患者さんから頂いたタペストリーを見ると色々な人に支えられているのだと思い元気が出て来ます。
まだブログを始めて1年にもなりませんが、色々な方の話を聞くことが出来るようになったことに感謝しています。
投稿: omoromachi | 2013年8月23日 (金) 18時18分
愛様、こんばんは。
ブログに書いた経緯で今病棟にタペストリーが飾られています。
患者さんは辛いのを我慢しながら色々な思いで入院されていると思います。 味気ない病院の中で、お花が飾ってあったり、季節の行事にあわせた飾り付けがあったりすると和む方もいらっしゃるだろうと思い飾らせてもらっています。
以前、病院の中央階段に蘭の花を1輪浮かべた小さな丸いコップがそっと置いてあったのです。その様な職員がいることに感謝しました。
何気ない日常に小さな喜びを見つけたいと思います。
投稿: omoromachi | 2013年8月23日 (金) 18時39分
おはようございます(^_^)
素敵なタペストリー一目で 気に入ってしまいました
あたたかい病院の雰囲気が伝わって来ますね。
私もピンクのキルティングに小花柄の生地でハートのパッチワークをした
壁掛けのウォールポケットを作ったことがあります(^^ゞ
もう色焼けして 引っ越しの時に処分してしまいましたが…(^_^;)
こちらのタペストリーの 一針一針の糸の縫い目や
それぞれの生地の柄や配置の仕方を見て
私も「また作りた~い」と強く思いました(*^_^*)
患者さんや病院でお仕事をされてる方々も
何か自分でも頑張ろう~(*^o^*)と 心が前向きになれるような
素敵な作品だと思います
前回の生け花(omoromachiさんの解説も^^b)斬新で素敵でしたね。
また 次回も楽しみにしています(^^*)
投稿: モカラテ | 2013年8月24日 (土) 08時50分
モカラテさん、おはようございます。
タペストリー素敵ですよね。ハートが一杯です。
モカラテさんも自分で可愛らしいコースターなどを作っていますから、きっと可愛いキルトが出来るかも知れませんね。
病院の職員や患者さんにはこのブログはあまり知られていませんので自由気ままに書かせてもらっています。
生け花の解説というか印象に妄想を広げて説明しています・・・素人がまじめに解説してもきっと見たくなくなるとおもうので・・これからもまじめに変な(?)解説でいきたいと思っています。 ご了承下さい。
投稿: omoromachi | 2013年8月24日 (土) 09時11分