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2013年8月 8日 (木)

食中毒について:No1

平成25年8月7日のFMレキオ「いきいきタイム」は夏場に多い食中毒について話をしました。

多くの皆さまの食中毒のイメージは傷んだ食べ物や保管衛生管理が出来ていない食品のバイ菌に因って起こされると考えていると思います。間違いではありませんが、食中毒は口から入って来た有害・有毒物質により、下痢や嘔吐、発熱などをきたす疾患の総称なのです。

ですので食中毒といっても ①細菌性食中毒(微生物が原因で一番多い)②ウイルス性食中毒(冬場のノロウイルスなど)③化学性食中毒(ヒ素、水銀など)④自然毒食中毒(キノコ、フグなど)⑤その他 に分類されます。

Photo_2 食中毒で90%以上を占めるのは①と②で、飲食店や家庭での料理あるいは弁当などや夏の屋外でのバーベキュウ、冬場の生牡蠣などで感染することがあります。

では、もし皆さまが食あたり(食中毒)と考えた場合、1番最後に食べた食材から考えていくと思います。先ほど食べた昼の食事の・・・が原因かとか、昨夜の食材が・・などと考えると思います。

多くの場合2日前、3日前に食べた食材を原因とは考えないと思うのです・・如何でしょう(私などは先ほど食べた食材も思い出せませんので、ましてや2日前となると無理ですshock

しかし夏場に1番多く発生するカンピロバクターによる食中毒は原因の食事をとってから2〜3日してから下痢や嘔吐、発熱が出てきます

夏の食中毒の御三家は、食肉を介して感染しやすいカンピロバクター菌魚介類を介することの多い腸炎ビブリオ卵や卵製品介して起こしやすいサルモネラ菌があり、夏場の食中毒の多くを占めます。

食中毒を直接的な原因で分けると、原因物質が毒素を持っている為に起こる毒素型と細菌・ウイルスが体内で増殖することで症状を起こす感染型に分けることが出来ます。

毒素型は最初から毒を持っていますので、症状も早く出ます。感染型は微生物が体内で増殖するにはある程度時間が掛かるため、症状が出るまで時間がかかる訳なのです。

夏の食中毒の御三家のうち、腸炎ビブリオはPhoto_3 毒素型で数時間程度で症状が出てきます。感染型のサルモネラは半日程度たってから更にカンピロバクターは時間を有して2〜3日たってから症状が出るのです。

食中毒も色々です。食中毒予防の基本は、1.菌をつけない(清潔・水洗い) 2.菌を増やさない(迅速・冷却・乾燥) 3.菌をやっつける(加熱)です。

日本列島猛暑の夏が続きます、沢山食べて夏を乗り切っていきましょう。

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コメント

こんにちは、暑い日が続いています。体が弱っているからよけいいろんな細菌やウィルスにやられてしまうのですね。はるかは刺身を食べた後時々下痢をすることがあります。生物は食べない方なので食中毒にはなったことがないのですが、教えてもらうといろいろな原因があるのですね。私の体は単純で、変なものを食べるとすぐ下痢をして出してしまいます。そしたら後はすっきりとするというパターンです。

はるか様、こんばんは

同じ食材を食べても食中毒になる方とならない方に分かれる場合もあります。 

食事が入ってきた時の最初のバリアは胃酸で、胃の中の塩酸によって多くの細菌やウイルスは死滅します。 胃酸の出が悪かったり、潰瘍などで胃酸分泌を少なくする薬を飲んでいたり、胃の手術を受けた方などは食中毒になりやすいですね。
その日の体調によっても変わります。 

元々胃腸の弱い場合は、生ものは避けて、加熱処理した食材を頂いた方がいいかもしれませんね。

暑い日が続きますので、体調管理が難しい季節が、食事も普段より注意しながら召し上がって下さいね。

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