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2013年8月

2013年8月30日 (金)

今週の生け花(平成25年8月第5週)

台風15号が沖縄の西の海上を北上し九州方面に向かっているようです。九州を中心に雨による被害がでなければ良いのですが。沖縄・那覇の方はいつもより風が強い程度で雨も降りませんでした。

いよいよ8月も終わろうとしています。Th_img_0132_2 今回も2階に生け花が飾られています。

今日のお花は秋の香りがします。まだまだ夏ですが、少し眺めるとあちこちに秋を感じることが出来るかも知れません。

今回初登場の「パンパスグラス」が存在感を発揮しています。 この葉はススキに似ています。私ははじめススキと勘違いして秋を感じ取りました。 パンパスグラスはブラジル・アルゼンチン原産のイネ科の多年草だそうです。ススキと似ていますが高さが2〜3mとなる大型の草とのことです。確かにススキより大柄です。 

思わず「地球の裏側からようこそ」と御礼を言いたくなってしまいます。

ツインタワーのようなパンパングラスの下方の両サイドに青が鮮やかなリンドウがあり、中央に赤い鶏頭がすっと伸びて対照的の美しさを出しています。

Th_gousei リンドウの青紫が美しいです。沖縄にリンドウは咲かないのですが、子供の頃の漫画のせいで憧れがありました。  それは子供の頃に読んだ「カムイ外伝」の中に「りんどう」が出てくるのです。 カムイが砂地獄に落ちて生死の瀬戸際に目の前で咲いていた「リンドウ」の美しさに初めて気づくシーンが出てきます。 何故がその場面が子供の頃とても印象に残り 「リンドウ」の名前を聞くと美しいイメージが浮かんでくるのです(パブロフの条件反射のようなものでしょうか・・・と言う事は私は犬に近い? )

そして鶏頭の淡い赤が涼しげですね。鶏頭を見るとやはり秋の気配を感じてしまいます。

まだまだ暑い沖縄から一足先に秋をお届けしました。

<花材:バンパスグラス、雪柳、鶏頭、りんどう、モンステラ>

2013年8月28日 (水)

夏バテとは

今日のFMレキオ「いきいきタイム」は夏バテについて話をしました。

「夏バテ」とはどのような状態でしょうか? Th_nat025_t 実はその定義は難しくて、多くの場合は夏場に起こる疲労、倦怠感、無気力、めまい、食欲不振、不眠などを称して定義されます。夏バテは医学用語ではありませんので、強いて言うなら「暑熱性障害」とか「熱衰弱」が近いかも知れません。

人間は体温の維持に沢山のエネルギーを費やしています。暑いと体に貯まった熱を逃がすため、体表の血管を広げ、汗をかいて体温の維持に努めます。そのため莫大なエネルギーを必要とすると共に自律神経にも負担がかかります。

クーラーなどがなかった時代は熱の放散のためエネルギーを費やされ、食欲も落ち、暑さのため眠れなくなり体の衰弱として現れました。いわゆる「夏負け」の状態で、夏に体重が落ちていく原因となりました。

Photo それに加え(今はこちらの方が多いでしょうが)、現代社会ではクーラーの不適切な使用により、自律神経に負担がかかり異常を来します。  クーラーのかけ過ぎた室内と暑い屋外を出入すると人間の体は夏なのか冬なのかわからない状態となってしまうのです。いわゆるクーラー病の状態で体温を調整する自律神経のリズムが乱れて、体全体の不調となります(暑い屋外で体表の血管や毛穴や汗腺が開き汗がでやすいようにしますが、急に冷えたクーラーの中に入ると血管・汗腺・毛穴などが閉まります、この調整をしているのが自律神経です。これが1日に何度も繰り返されると自律神経は疲れ果ててしまい、「もう勘弁して」となるのです)。

現代の夏バテは前者加えて後者の病態も加わった、エネルギーの消費増大自律神経の不調が大きな要因となるのです。

夏バテの諸症状は「全身の疲労感」「無気力」「イライラする」「熱っぽい」「立ちくらみ、めまい、ふらつき」「食欲不振」「下痢・便秘」「不眠」などなど・・

この症状は皆様も良く耳にする「自律神経失調症」という病態と似ています。これは主に精神的なものから引き起こされますが、諸症状は夏バテに似ています。ホルモンの急激な変化による自律神経の乱れが起こる「更年期障害」も症状的には近い状態なのです。

おおざっぱに言えば夏バテも自律神経失調症も更年期障害も似ている側面があるのです。(専門家が見たら何を言っているのヤブ医者と言われそうですが・・・)。 原因は違っていても自律神経の乱れが症状として出てくるわけです。

体にとって無理のない気温の適応範囲としは5度以内と言われています。夏バテを完全に防ぐことは出来ませんが、極端に外気が暑い場合を除いて、外気温と室内のクーラーの温度差は5度以内に調整出来たら良いのかも知れませんね。

もう少しですので上手に夏を乗りきっていきましょうhappy01

8月28日のFMレキオの放送はこちらから視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/182114726

2013年8月25日 (日)

猟奇的な彼女 I Believe

「運命というものは、努力した人に、偶然という橋を架けてくれる」

とても励まされるような言葉ですね。

これは私が言ったのではありません。私が大好きな映画の「猟奇的な彼女」のシーンでおじいさんが主人公に語りかける言葉です。

この「猟奇的な彼女」という韓国映画を初めてみたのは10年ぐらい前だったでしょうか 偶然レンタル屋さんで目にとまったのでついでに借りてきた一本でした。

初の韓国映画でした。最初は期待もしていませんでしたが、見てしばらくするともう完全にこの世界にはまり込んでしまいました。洋画がではあり得ないような場面だったり、余りに複雑すぎる邦画とちがってストレートで単純で強烈でした。

ここまでやるのかと思えるシーン、これは流石にないだろうと思いつつもジーンとさせられたり、涙がポロリとなったり、見終えて「やった!
shinehappy01」と思える映画です。邦画にも洋画にもなかった、単純で奇想天外で深みもあってテンテコ盛りの内容ですが凄く良くまとめられた恋愛(+コメディー?)映画となっています。 「カノン」が流れてきたりと音楽の使い方も良いですよ

彼女(チョン・ジヒョン)が可愛いのです。男性の主人公にはキョヌという名前があるのですが彼女の名前は最後までないのでやはり彼女と紹介するしかありません・・この辺りも面白いです。

「猟奇的彼女」の主題歌はシン・スンフンが作詞・作曲されていて歌も唄っています。凄く素敵な内容で歌も抜群に上手いです。

この歌も大好きです。日本語のカバーはF.O.Hや上新功祐さんなどがカバーしていますが、映画の中で歌っている歌詞とは違うようです。

この歌のギターのコードがわからずに弾くことが出来ませんでしたが、ネットやYou tubeの音楽などから少しずつ拾い集めて弾いて見ました(まだ一部コードが掴めずにいますが・・)

よろしければ聞いて下さい。折角の映画のイメージを損ねたら困りますので、まだこの映画ご覧になっていなければ、お薦めの映画ですのでみて下さいね。

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2013年8月22日 (木)

病棟のタペストリー

今週はお盆のため生け花クラブがありませんでした。 きっとお花の写真を楽しみにされている方がいらっしゃったのではないかと思います。

今日は以前アップできなかった病棟Th_img_0179のタペストリーを紹介したいと思います。 

5階病棟の廊下の角に電話を置くための場所が使われないで空いていました。

昨年退院後間もない患者さんから、趣味で造花などを作っているのでその場所に飾らせてもらえないかと頼まれたのです。  その方は術後の早期の離床訓練のため、病棟を歩いていたのです。痛いのを我慢しながらあと1周と頑張ってリハビリしたのですね。 何かお花など目標となるものがあったら、入院中にリハビリをしている方がそれを見るためにもう1周頑張ろうと思うかも知れないと提案してくれたのです。・・もちろん即OKですと返事をしました。 

その翌日患者さんが病棟に造花を飾ってくれました。その後もクリスマスバージョン、そして年明けも花を飾ってくれました。

Th_img_0180 今回はタペストリーを飾ってくれています。この飾りを紹介出来なかったので今日のブログに載せました。

かなり大きなサイズですので作るのに時間がかかったと思います。 色もカラフルで愛情に満ちています。ハートで一杯です。

ひとつひとつ想いを込めて縫ったのだろうと思います。それを見ながら、昔「キルトに綴る愛」という映画があったことを思い出しました。

大学院生のお孫さんが卒論を書くためにお婆ちゃんの家に居候することになります。その家でキルトを綴る女性達がそれぞれ自分が聞いたり体験した恋愛物語を時代を超えて織り交ぜながら物語りは進められます。 色々と織り交ぜ過ぎたせいか、映画の内容は残念ながらあまり記憶には残りませんでした。

ただ「キルトに綴る愛」というタイトルが新鮮で印象に残っているのです。なんと綺麗な言葉だと・・・英語のタイトルは「How To Make An American Quilt」です。直訳して「アメリカンキルトの作り方」と訳されたら何とも味気ない映画のタイトルになりそうです。 多くの素敵な女性が出る恋愛物語ですが、私は映画よりタイトルが好きなのです。

2013年8月19日 (月)

童謡「ぞうさん」

「ぞうさん」 まど・みちお作詞/團伊玖磨作曲

 ぞうさん             Photo
 ぞうさん             
 おはながながいのね
 そうよ
 かあさんもながいのよ

 ぞうさん 
 ぞうさん
 だれがすきなの
 あのね
 かあさんが すきなのよ

一度は聞いたことのある歌でしょう。突然私が童謡を歌うために書いたのではありません。 私の知人のTさんからこの詩の意味の説明を聞いて、感激しましたのでブログに載せたいと思います。

作詞はまど・みちおさんという方で、1994年に児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞、作家賞を日本人で初受賞した凄い方だったのですね。昨年、103歳になられました。まど・みちおさんが以前この詩についてご自身で解説されています。
「ぞうの子は、鼻が長いねと悪口を言われた時に、しょげたり腹を立てたりする代わりに、一番好きな母さんも長いのよと、誇りを持って答えた。
それは、ぞうがぞうとして生かされていることが、すばらしいと思っているからです。だからこの歌は、ぞうに生まれてうれしいぞうの歌、と思われたがっているでしょう」 
「目の色が違うから、肌の色が違うから、すばらしい。違うから、仲良くしようということです」 
と解説されているようです。

この詩は私達のアイデンティティについて述べていると思えるのです。 個性や違いを、鼻の長いお母さんをよりどころに持つことで自己を確立しながら、自分と他者の違いも好きになってしまうのでしょう。 本当に凄い歌詞の内容です。

今、世界はグローバル化といいながら、自分の肌や目などの身体的な違いだけでなく、思想的な違いを認めようとしない偏狭な方向に進んでいるのではないかと危惧しています。 

私は違う個性が沢山あるからこの世は素晴らしいのだと思います。違いがあるから楽しい発見があり、学ぶ事も沢山あるのです。そして、どうか私が違うことも認めて欲しいと願うのです。 

今、生きている世界中の人々は人類の起源となる1人の母親(ミトコンドリアイブ)から進化してきました。 それぞれの環境や社会に適応して人間は個性を産み出していったのです。 人類の進化は次第に違いを持つ方向に進んでいます。これが自然の摂理なのでしょう。 人類が築き上げた多様性こそが本来もっとも素晴らしいのだと思えるのですheart04 

皆様はどう思われるのでしょう・・・

(・・・「ぞうさん」の二番目の歌詞でもう1行「そうね、とうさんもすきなのよ」と加えて頂けたら、忘れられがちな父親として、ちょっと嬉しいのだけれど・・・っと思ったりしていますcoldsweats01

2013年8月17日 (土)

今週の生け花(平成25年8月第3週)

本土の方ではお盆も終わりましたでしょうか? 沖縄ではお盆は殆どが旧盆(旧暦の8/13〜8/15)で行われるため今年は8月19日から21日(1部22日まで)となります。ですのでまだお盆前なんです。

今回も2階に生け花が飾られています。 Th_img_0107いつもの角を曲がる時「生けてあるかな」と思いながら歩いているのです。今回は生け花が目に入ってきたときはオッ! と少し心の中で叫んでしまいましたhappy01 
小さいのですが、存在感ばっちりです。茶色の蜂の巣みたいな変な花材(変なとは失礼ですが)は何なのと思いました・・・なんと私、今までハスの花は見たことあったのですが、その後の実がつくところは全く知りませんでした。

この茶色のヤツはハスの果托(カタク)だそうです。知りませんでした。

最初にみた印象です・・・・いけ花クラブの皆さん怒らないでね・・・。
全体を見た時、思ったのはアニメ「ワンピースに登場する海賊船」をイメージしてしまいました。 ハスの果托のうち上を向いているのが海賊船の見張り台で、横を向いているのが大砲、モンステラの青い葉が風を受ける帆で、そして下の部分のホオズキが救命ボート(ワンピースの海賊船にはないでしょうが・・)のように見えてしまったのです。

Th_img_0110 今回、蓮のお陰で自分の無知さ加減を知ることとなりましたcoldsweats02。 蓮の花の美しさしか知りませんでしたが、花(果)托という時期があってこの蜂の巣のようなものの中に種があること。 蓮の茎の部分が水中で膨らんだのが「レンコン」と言うことも知りました。 これまで、普段食べている「レンコン」が「蓮根」と書くわけですのに「蓮根」と「蓮の花」が結びつかなかったは、少なからずショックでしたね。 今度は蓮根と漢字でイメージしたら、蓮根は「根」ではなくて「茎」だそうです。

(蓮根は茎の部分に栄養をため込んでいて、ジャガイモや里芋と同じだそうですが、サツマイモは根が栄養を貯めた部分だそうですよ:植物界も難しいです)

クルクマ、ホオズキが初登場ですが、「蓮」だけで動揺してしまい、ご紹介出来ませんでした。あとは皆さまの印象にお任せです。

<花材:蓮の花托、クルクマ、ほおずき、モンステラ、小菊>




2013年8月14日 (水)

食中毒についてNo2

平成25年8月13日のFMレキオ「いききタイム」は食中毒の第二弾として食中毒が減らない原因や対策等を話をしました。

戦後、日本も豊かになって、冷蔵庫をはじめ様々な電気器機に囲まれた生活をしていますし、食生活も豊かになってあえて腐れかけた食べ物を食しなくてすむようになったと思います。
しかし戦後殆ど、食中毒の件数は減っていないのです。何故なのでしょう? 

人間の五感はあてにならなくなっているですPhoto 五感とは視覚、触覚、味覚、嗅覚、聴覚です。食事を楽しむ方はこの五感を総動員して食べていると思います。五感も鋭い人もいれば鈍い人もいるはずですね(ドキッ・・)。 

まず1つ目は、食中毒の菌が増殖した場合でも、見た目も味も匂いも変化がないのです。 食べ物の色が変だったり、臭かったり、味が酸っぱかったり、糸を引くようなら,五感の鈍い人でも「腐っている、やめておこう」となるはずです。この様な変化は腐敗菌により起こって来ます。

腐ったらやめておこう。そう単純だったら良かったのですが・・・人間の飽くなき追求により、食べ物が微生物により分解され変化する中で発酵食品などは食べれる、食べても大丈夫と経験を積んで来たのです(最初に食するには勇気がいったのかも知れません)。 

同じ微生物による分解の中で、食品中の糖分が分解されて、乳酸やアルコールなどが生成される過程を「発酵」と呼んでいます。それに対して食品中のタンパク質やアミノ酸などが分解されて硫化水素やアンモニアになるとなる過程は「腐敗」と呼んで、いわゆる腐れた匂い、味がするわけです。

しかし、この発酵と腐敗は厳密に決まっているわけではなくて、私達の五感では区別が出来ない場合もあるのです

Ami_2 もう1つ食中毒が減らない原因のひとつが、大脳の発達によって知識・経験が五感を越えてしまったこともあのようです。 

通常生物にとってブドウ糖などの甘いものは「栄養源」として認識され、苦みは「毒」として感じる味覚センサーを持っています。 しかし人間は大脳皮質が進化したため、経験や学習を受け入れやすくなり、本来回避すべき苦み(コーヒーやビールなど)や辛み(激辛食品など)も取ることが可能となったのです。  きっと(子供の頃?)初めて味わった時は美味しくなかったはずです。 しかし本来の味覚を経験が上回り、次第にコーヒーもビールも「うま〜い」となってしまったのです

ビールが「旨い」と感じているあなた! 食中毒を区別する五感は既に死んでいる(「北斗の拳」みたいですcoldsweats02)と考えて下さい(冗談ですよ・・)

それではまたrunrun

2013年8月12日 (月)

平和はボケてなんかいない!

色々な場面で「平和ボケ」なる用語が飛び交うことがあります。

平和ボケ」とは何でしょうか? 両極端の意見があると考えます。

1つは戦後ぬくぬくと生きてきて、自分たちPhoto だけ平和な中で繁栄し、外敵や侵略の危険も気づかない脳天気な人々。世界はこんなに甘くなくて、そこにある危機に気づかないことを言うこともあるのでしょう。 自分たちでは何もしないのに、隣人が全て紳士であり優しく、自分たちに干渉しないし危害を加えないと確信している人々で、現実にはあり得ないということを知っていない無責任論者

もう一つは、周辺諸国の脅威や威嚇に対して自分の小さなメンツを潰されたように勘違いし、力には力で対抗しようと考えている幼稚な人々。 辱めを受けているのに戦争をするぐらいで対応しないと、更に馬鹿にされ続けることになると思っている人々。相手が攻撃できないぐらい軍事力を持たないと心配で仕方がない。相手が核を持っているのであれば核を持たないとやられてしまうという悲観主義者。必要なら核の先制攻撃も辞さない強者で、使用した後、人類そのものが滅ぶことに対する想像力を持たない方々。枕元にナイフか銃を置いていなければ怖くて眠れない人かも知れません。

208 「平和ボケ」と相手を非難する方はおおよそ上記のようなことを考えていると思います。 両極端の意見をお持ちの方に共通のことは「本当の戦争を知らない」からで、この根底にある思想が平和ボケではないかと考えています。

戦争ほど愚かなことはなく知性のかけらもないのです。どんなに挑発されても戦争をしないための、命がけの交渉をしないといけないのです。 些細なことで戦争が始まると若い兵士やそれ以外に子供や非戦闘員が死んで行くのです。 それも内蔵が散り、頭が吹き飛んで死んで行くのです。 戦争をくだした人は地下深くの安全なフィルターの中でコンピューターを見ながら戦争ゲームのボタンを押すのです。

平和を維持するために莫大な努力、準備も覚悟も必要です。 

平和はボケてなんかいません! 平和に対して失礼です。 第二次大戦の膨大で莫大な犠牲を払って平和を得たのです。

終戦記念日が近づいて来ました。私の考えは間違いが多いと思いますが、平和について、命について少し考えたいと思います。私達は多くの犠牲者の上で今生きているのです。

2013年8月10日 (土)

今週の生け花(平成25年8月第2週)

沖縄は暑く晴天の日が続き、一昨日沖縄本島での観測史上最高温度の36.1度を記録しました。 高温と共に雨も降らず農作物に与える影響や断水も心配となります。                        Th_img_0097

今日も2階の角のスペースにお花が飾られています。ありがたいです。
今週のお花はとても清々しくて可愛らしいです。 暑さを忘れさせてくれて夏にぴったりです。

花器が角張っていて、宇宙船を思い浮かべながら、全体を見渡すと「宇宙戦艦ヤマト」の司令室みだいだなどといつもの妄想を膨らましていますcoldsweats01 今にもイスカンダルへと出発しそうです

今回初登場の唐辛子が涼しげです。それにしても実が赤、橙、黄色、紫と虹の七色のような色合いでとても綺麗なのです。 同じ枝からどうして色の違う実がなっているの不思議でしばらく見とれてしまいました。思わずオズの魔法使いの「somewhere over the rainbow/虹の彼方へ」を口ずさんでしまいましたhappy01

Th_img_0100 そして実の表面の滑らかのこと、近くで見るとこんな感じのあめ玉があったような記憶があるのですが、思い出せません。唐辛子ですので食べたら強烈なのでしょうか? 食べてみたいけど怖くて食べれませんdelicious

今回はアザミ鶏頭も脇役になってしまいました。目立たなくても落ち着きを持たしているゴッドセファイアも下の方で頑張っています。

<花材:唐辛子(カメレオン)、鶏頭、ゴッドセファイア、アザミ>

2013年8月 8日 (木)

食中毒について:No1

平成25年8月7日のFMレキオ「いきいきタイム」は夏場に多い食中毒について話をしました。

多くの皆さまの食中毒のイメージは傷んだ食べ物や保管衛生管理が出来ていない食品のバイ菌に因って起こされると考えていると思います。間違いではありませんが、食中毒は口から入って来た有害・有毒物質により、下痢や嘔吐、発熱などをきたす疾患の総称なのです。

ですので食中毒といっても ①細菌性食中毒(微生物が原因で一番多い)②ウイルス性食中毒(冬場のノロウイルスなど)③化学性食中毒(ヒ素、水銀など)④自然毒食中毒(キノコ、フグなど)⑤その他 に分類されます。

Photo_2 食中毒で90%以上を占めるのは①と②で、飲食店や家庭での料理あるいは弁当などや夏の屋外でのバーベキュウ、冬場の生牡蠣などで感染することがあります。

では、もし皆さまが食あたり(食中毒)と考えた場合、1番最後に食べた食材から考えていくと思います。先ほど食べた昼の食事の・・・が原因かとか、昨夜の食材が・・などと考えると思います。

多くの場合2日前、3日前に食べた食材を原因とは考えないと思うのです・・如何でしょう(私などは先ほど食べた食材も思い出せませんので、ましてや2日前となると無理ですshock

しかし夏場に1番多く発生するカンピロバクターによる食中毒は原因の食事をとってから2〜3日してから下痢や嘔吐、発熱が出てきます

夏の食中毒の御三家は、食肉を介して感染しやすいカンピロバクター菌魚介類を介することの多い腸炎ビブリオ卵や卵製品介して起こしやすいサルモネラ菌があり、夏場の食中毒の多くを占めます。

食中毒を直接的な原因で分けると、原因物質が毒素を持っている為に起こる毒素型と細菌・ウイルスが体内で増殖することで症状を起こす感染型に分けることが出来ます。

毒素型は最初から毒を持っていますので、症状も早く出ます。感染型は微生物が体内で増殖するにはある程度時間が掛かるため、症状が出るまで時間がかかる訳なのです。

夏の食中毒の御三家のうち、腸炎ビブリオはPhoto_3 毒素型で数時間程度で症状が出てきます。感染型のサルモネラは半日程度たってから更にカンピロバクターは時間を有して2〜3日たってから症状が出るのです。

食中毒も色々です。食中毒予防の基本は、1.菌をつけない(清潔・水洗い) 2.菌を増やさない(迅速・冷却・乾燥) 3.菌をやっつける(加熱)です。

日本列島猛暑の夏が続きます、沢山食べて夏を乗り切っていきましょう。

2013年8月 6日 (火)

事実を謙虚に認め、出発しよう

次々と繰り返される、幼稚な政治家の発言にPhoto_2 怒りとともにこの国の行く末を案じてしまいます。 許してはいけない発言を繰り返し、諸外国(何故かこの種の発言をする方は米国には弱い気がしますが・・)からの批判を浴びると、直ぐに言い訳がましい発言、本意ではなかったと責任転換し、最終的には発言が不適切だったとひっくり返してしまいます。

不用意な発言、説明不足だった発言などなど・・・。もし自身が発した言葉を反省するのであれば二度とこの種の発言はしなくなるはずです。 しかし繰り返します。

日本の政治家による慰安婦やナチスの発言。 国際的に見て非常識であり、全く配慮に欠けた意見、個人としても情けなく大人げない発言だと思うのです。

慰安婦にしてもナチスにしても間違いなのです。それを何だかんだと理由をつけて正当化しようとしても、根本的に誤りなのですから、後で言い訳をしてもその発言者の人間性が失墜するだけで、恥の上塗りとしかなりません。

8月6日は日本(広島)に原爆が投下された日です。原爆に正義はないのです。戦争を早く終結させるために必要だったと連合国側、あるいは日本の植民地支配に置かれた中国、朝鮮半島の方の中にもそう思う人がいるかも知れません。

Gau これも上記と同じです。原爆そのものが無差別殺人兵器であり、その後も後遺症を残す非人道的な爆弾です。 ですから原爆を投下した正当性などどの国も、どの人も持っていないのです

日本の政治家も、そして私達も悪いのは悪いのだと認めて、初めて新しい世界を構築出来ると思うのです。

スポーツに政治を持ち込まない。世界各国の共通認識です。ですからサッカーの試合で「歴史を忘れた民族に未来はない」という横断幕は間違いなのです。しかしその内容は世界どの国にとっても正解です

日本だけではなく、どの国も、そして私達個人もそうです。自分の失敗から学ばなければ正しい認識も成長もないのです。

歴史(過去)から学ばない国(個人)に、発展・成長はないと思うのです

8月6日、人類初の原爆でなくなられた方々のご冥福を心からお祈りしますと共に哀悼の意を捧げます。

2013年8月 3日 (土)

今週の生け花(平成25年8月第1週)

沖縄は毎日快晴で、雨が降らず農作物が心配です。本土の方は梅雨後半と異常気象が重なって大変な豪雨の場所もあり、土砂災害が心配です。

今週も生け花クラブの皆様が、病院のTh_img_0097 2階の角のコーナーに生け花を飾ってくれていいます。 今回は大柄です。繊細さで勝負ではなくで大胆な構成となっています。

コーナーぎりぎりまで月桃の葉が勢いよく伸びています。月桃の花は白い先にピンクがかった房が連なる清楚な花です。そしてその花の香りがまたたまらないのです。すっきりしたとした爽やかな甘い匂いがします。今回は花が散った後の丸い実がついた状態を使っています。花の女性らしさから一変し実の方はゴツゴツとした男性的なイメージになります。

沖縄では月桃は「サンニン」と言って、サンニンの葉で包んだ餅を蒸してムーチー(鬼餅)として食べる習慣があります。沖縄では、毎年、旧暦の12月8日(1年で1番寒い時期にあたります)にムーチーをかまどや仏壇、神棚などに供え、家族の健康を祈り、厄払いをします。

月桃の葉の香りと餅のほのかな甘みがうまく溶け合い、子供からお年寄りまで皆大好きです。それぞれの家庭で違いがあり、餅に甘みを加えたり色を加えたりと楽しみながら作っています。白糖味の白餅、黒糖味の黒糖餅、紅芋味の紅芋餅が代表的なムーチーでしょうか。

Th_img_0099 さて、今日はグロリオーサが初登場です。アフリカ原産の百合の仲間です。
花びらを上に反り返らせるように開花します。うねりながら先端が赤くなっていく姿は情熱がほとばしる炎をイメージさせます。夏にぴったりの花です。フラメンコを連想してしまいます。

花とは関係が無いのですが、グロリオサの球根には人体に有毒な成分「コルヒチン」が含まれていますので、間違って食べると危険です。日本でも誤食による死亡事故が発生しています。

情熱のほとばしる恋はヤケドをします、更に本性まで見極めようと根まで食べると死の危険にさらされます。 美しいのは遠くから眺めるのが一番です。 夏の陽気に浮かれて、ひと夏のアバンチュールを楽しみたいと思っているあなた!・・おやめなさい。 グロリオーサ嬢につかまってしまい、毒を盛られるのがおちですよ。  今週もお花から妄想が駆け出す8月の第1週でした。(生け花クラブの皆様毎度ご迷惑をおかけしています)

<花材:月桃、ニューサイラン、グロリオーサ、ケイトウ>

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