フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

« 猟奇的な彼女 I Believe | トップページ | ものの豊かさを求め過ぎなのか »

2013年8月30日 (金)

今週の生け花(平成25年8月第5週)

台風15号が沖縄の西の海上を北上し九州方面に向かっているようです。九州を中心に雨による被害がでなければ良いのですが。沖縄・那覇の方はいつもより風が強い程度で雨も降りませんでした。

いよいよ8月も終わろうとしています。Th_img_0132_2 今回も2階に生け花が飾られています。

今日のお花は秋の香りがします。まだまだ夏ですが、少し眺めるとあちこちに秋を感じることが出来るかも知れません。

今回初登場の「パンパスグラス」が存在感を発揮しています。 この葉はススキに似ています。私ははじめススキと勘違いして秋を感じ取りました。 パンパスグラスはブラジル・アルゼンチン原産のイネ科の多年草だそうです。ススキと似ていますが高さが2〜3mとなる大型の草とのことです。確かにススキより大柄です。 

思わず「地球の裏側からようこそ」と御礼を言いたくなってしまいます。

ツインタワーのようなパンパングラスの下方の両サイドに青が鮮やかなリンドウがあり、中央に赤い鶏頭がすっと伸びて対照的の美しさを出しています。

Th_gousei リンドウの青紫が美しいです。沖縄にリンドウは咲かないのですが、子供の頃の漫画のせいで憧れがありました。  それは子供の頃に読んだ「カムイ外伝」の中に「りんどう」が出てくるのです。 カムイが砂地獄に落ちて生死の瀬戸際に目の前で咲いていた「リンドウ」の美しさに初めて気づくシーンが出てきます。 何故がその場面が子供の頃とても印象に残り 「リンドウ」の名前を聞くと美しいイメージが浮かんでくるのです(パブロフの条件反射のようなものでしょうか・・・と言う事は私は犬に近い? )

そして鶏頭の淡い赤が涼しげですね。鶏頭を見るとやはり秋の気配を感じてしまいます。

まだまだ暑い沖縄から一足先に秋をお届けしました。

<花材:バンパスグラス、雪柳、鶏頭、りんどう、モンステラ>

« 猟奇的な彼女 I Believe | トップページ | ものの豊かさを求め過ぎなのか »

」カテゴリの記事

コメント

こんばんは(^_^)
私もひと目みて 秋を感じました
「リンドウ」の繋がった花の青が好きで
よく義母の写真の前に飾ります
赤を取り入れると 淋しいカンジにならなくて良いですね。
この暑さのせいで(?) すぐに お花が傷んでしまう気がしますが
病院の飾られている お花はどうかしら…と いつも思います(^^ゞ
こちらでも風が強くなっていますが
台風の被害 出ないといいですね。。

モカラテさん、こんばんは。

秋を感じさせる花材ですね。義母もリンドウが好きだったのでしょうか。青色に紫が混ざっていて凛としたこの花は昔の漫画の影響もあって好きです。

病院の中は冷暖房が一年中きいていて年中あまり温度差がありません。私も殆どの時間をこの空間で過ごしていますので季節感を感じない体になってしまっています。お花も病院内では少し長持ちするようです。

今度の台風により日本各地で大雨による影響が出なければよいのですが。

omoromachiさん おはようございます。
リンドウ、美しい響きですようね。
omoromachiさんの記事を読んで、カムイ外伝の場面がおぼろげながらに浮かんで来ました。私も子供のころは大阪に住んでいて実際にこの花を見たことはなかったはずなのに、何故か昔からこの花を知っているような気になっていたのは、この漫画のせいだっのかも知れません。
随分後に、大人になって本物の花を見た時に、「あれっ?こんな花だっけ?」と思った覚えがあります。多分、私がこの漫画を見て私が勝手なイメージを頭の中に作り上げていたのかもしれません。
カムイ外伝、子供心にすごくインパクトのある漫画でした。

Khaawさん、こんにちは。

リンドウについて全く同じようなことを「カムイ外伝」から受けたのですね。私は復帰前の米軍統治下の沖縄で兄が買ってきたカムイ伝を読んだ記憶があります。

子供の頃、リンドウは北海道の北の国に咲く可憐な花というイメージをずっと持ち続けていました。 本物をみて多少違ったとしてもやはり「リンドウ」の名を聞くと美しい気持ちになれます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今週の生け花(平成25年8月第5週):

« 猟奇的な彼女 I Believe | トップページ | ものの豊かさを求め過ぎなのか »