ロマンチックな七夕?
今日は七夕ですね。皆様も願い事されましたでしょうか?
七夕伝説の彦星と織り姫のロマンチックな年に1度の再会を思い浮かべながら夜空を見上げたりします。
何年か前にラジオで話をしたことがあるのですが、織り姫と彦星の2人はどんな関係なのでしょう? 「遠距離恋愛の恋人同士」「幼なじみ」 いやいや既に婚姻届を出した「夫婦」 あるいは実は「赤の他人」 「不倫カップル」・・・・さて二人の関係はどうなんでしょう
七夕伝説は中国で生まれました。天空で一番偉い神様「天帝(てんてい)」には「織女(しょくじょ)」という娘がいて、日本では「織り姫」と呼んでいます。織女は神様たちの着物を織っており、評判も上々。そして天の川の対岸には毎日まじめに働く牛飼いの「牽牛(けんぎゅう)」が住んでいました(日本では彦星)。天帝は娘の織女と牽牛を引き合わせ結婚させます。 親の目にかなった夫婦の誕生でめでたしめでたしで終わるはずでした。
結婚生活はよっぽど楽しかったのか・・この辺りは「大人の事情なのか」細かいことは書いてないので判りませんが・・・結婚してからの二人は遊びまくり、織り姫は縫い物をせず、神様の着物はぼろぼろとなり、彦星は牛の世話をせず、牛は病気となってしまうのです。
天帝は怒って、二人を天の川の両岸に引き離してしまいます。今度は二人は悲しみのあまり何も手につかなくなります。そこで妥協案として毎日まじめに働くなら、1年に1回は逢わせてやろうとなったのです。
天帝の見る目がなかったのか、結婚が人生を狂わせる程ある意味凄い出来事なのかを示すために七夕伝説は始まったのです。
この様な伝説から、次第に現代のようにロマンチックな物語となったのですから、短冊に願い事をしたくなります。 私も年を取ってもロマンチストでいたいなと思います。
病棟にも笹の葉が飾ってあって、患者さんや御家族そして看護師さんも願い事を短冊に書いていました。 ナースステーションで私も「可愛い彼女ができますように」と書こうかな〜と言ったら、皆から一斉に「却下」され没になりました
夢と違い、現実は厳しいのです。
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omoromachi様、こんばんは
久々のコメです。七夕伝説は実際は余りロマンチックではなかったのですね。はじめて知りました
omoromachi様のブログはシリアスな文面もあり今日のように冗談めいたこともあって、考え込んだり笑ったりと楽しめています。
私が「彼氏が出来ますように」と短冊に書いてもいいのですが、奥様に見られたら大変ですよ
また色々教えて下さいませ
投稿: ririka | 2013年7月 8日 (月) 00時25分
ririkaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
折角の七夕の夢を壊してしまいましたでしょうか? でも現在はちゃんと願い事を聞いてくれはずですので、心配しないで下さいね。 ちゃんと「彼氏が出来ますように」と書きましたか・・・まあいらぬ心配はしませんが・・・
思いついたままブログに記載していますので、呆れずに時々読んで下さいね。 ありがとうござました。
投稿: omoromachi | 2013年7月 8日 (月) 00時33分
おはようございます。
こちらは昨日の七夕は大変な天候でした。
雷雨 豪雨 一転の晴れ間・・・又 天をつんざく雷。。。豪雨。。。
残念ながら 夜も雲に覆われ 天の川も織姫 彦星も見られませんでした。
七夕伝説 ロマンティックに思っていたら そんなことを伝説で学ばせていたのですね。
牽牛と職女の喜びと天帝の怒り 引き裂かれた悲哀の豪涙とが昨日の天候と重なりました。
もうすぐ セミの鳴き声で夏の到来が分かります。
沖縄には首里城が再興される前に観光で行ったきりです。
3月に行ったのですが梅雨のように蒸し暑くて 3日間ずーと曇りで海は灰色でした。
記憶にあるのは悲惨な戦争のことと 妙に立派なお墓が観光バスの窓から見えていたことでしょうか。
沖縄のきれいな真っ青な海を見るには いつ頃行ったらいいでしょう?
暑さが苦手なので真夏以外の時期に行きたいと思います
投稿: 愛 | 2013年7月 8日 (月) 09時29分
夕べ空を見上げたのですが、お星さまは見られましたが、曇り空で天の川は見られませんでした。これも旧暦の7月7日にするものなのでしょうか。今頃は梅雨でなかなか見られませんから。
天の川を挟んで明るく輝く星を織り姫と彦星として物語を作った昔の人たちってやっぱりロマンチックで想像力豊かだわ。
我が家も笹に短冊を付けて、飾りを付けて七夕祭りをしました。孫たちがいるとこういう行事がきちんとできるのでうれしいです。大人ばかりでは、家で笹飾りをしませんからね。
投稿: やまなみ はるか | 2013年7月 8日 (月) 13時25分
愛様、こんばんは。
七夕にまつわる話は色々ですが、季節の行事として楽しめますね。
沖縄を随分前に訪問されたのですね。その当時と比べて大きく変わったと思いますよ。首里城が復元し、私も初めて観たときには異国のような雰囲だと感じました。沖縄に来られる機会がありましたら、首里城は是非訪ねて下さいね。
沖縄の夏は長く7月8月はまさに太陽が刺すような季節です。9月10月でも十分夏の海が味わえると思います。秋は台風も多いですので、天気予報を見ながら来県された方がよいと思います。 晴れた日と雨の時では沖縄の印象は全く違うと思います。
コメント有り難うございました。
投稿: omoromachi | 2013年7月 8日 (月) 18時43分
はるか様、こんばんは。
昔の方は私達と較べ星空は身近で、夜空には溢れるばかりの星が輝いていたのでしょうね。その無数の星達に名前をつけて、空想し、物語を創っていったのでしょうか。
星空を眺めながら、おばあちゃんが孫達に語りかけたのかも知れません。 先祖から受け継いだ言い伝えや色々な経験を元に、やって良いこと悪いこと、自然の大切さや夢や希望までも話したのかも知れませんね。
星を見るのは好きです。ウジウジしている自分が馬鹿らしくなって、悩んでいることさえ小さく見えて来るのです。
はるか様もお孫さんと七夕の短冊を飾ったのですね。お孫さんはまた次の世代へ短冊を渡していってくれるのでしょう。とても良い経験になったと思いますよ。
投稿: omoromachi | 2013年7月 8日 (月) 18時59分