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2013年7月24日 (水)

日光による障害No1

平成25年7月24日のFMレキオ「いききタイム」は直射日光が与える障害について説明しました。

夏は特に太陽が気になる季節Photo_3と思います。 地球上で暮らす生物にとっては太陽のない生活はあり得ません。太陽光線は食物連鎖の始まりである光合成を産み出し、骨を作るために必要なビタミンD3の合成、最近話題の自然エネルギーに至るまであらゆる方面で恩恵を与えてくれています。一方、光生物学の研究より発癌性や光老化に代表されるデメリットも明らかになってきています。

そもそも「光」とはいったいどのようなものなのでしょう?
「光は粒子なのか?それとも波なのか?」この問題は20世紀前半まで大きな問題でした。 光には波長があり長い短いがあります。波ですので伝わって行きます。それも驚異的なスピードです。私達が「い〜ち」と数える間に地球を7周半出来ます。想像を超えています。 光ぐらいの乗り物があれば、私の一番欲しいアイテムの1つのドラえもんの「どこでもドア」は必要なくなります(笑)
光が粒子であることは蛍光灯などの光電効果で判ります。波だけならぶつからずに通りすぎてしまい発光しません。

ですので光は周波数特性を持った小さなエネルギーの塊(フォトン=光量子)なのです。 エネルギーを持っているので日光を浴びたら色々な反応がでるわけです。 重さがあるので敏感の人なら光に当たってあっちこっち痛くなります(冗談ですbleah 信じないで下さい)

Photo_2 日光は波長の長い順に赤外線、可視光線、紫外線に大別されます。人間の目で認識できるのが可視光線で虹の七色です。目で見える最も長い光は「赤」ですので、それより外の見えない光を「赤外線」といい、目で見える一番波長の短いのは「紫」でそれより外の光を「紫外線」と呼んでいます。

波長により私達に与える影響は異なり、赤外線は熱として感じますが体に害は及ばしません。可視光線のお陰で私達はものを見ることが出来ます。紫外線は波長の長い順にA、B、Cに別けますが、体表の組織(皮膚・目)に影響を与えます

多くの場合波長が長いと遠くまで達します。波長の長いA波は皮膚の中のまで通り、真皮のメラニンを誘導させ、黒くなってシミなどの原因になります。B波は皮膚の表面までしか到達せず日光を浴びると皮膚が赤くヤケド状態になります。C波は地上のオゾン層で吸収され地上には降り注ぎませんが、オゾンが少なくなるとC波も地上に降り注ぎ皮膚癌の発生を進めます。(余談ですが紫外線より短いX線やガンマ線は波長が更に短くて、ここまで来ると物質を構成している分子に当たる確率が少なく、物を通過してしまうことが多いのです。そのため医療器機のレントゲンやCTなどで使えるのです)

皮膚の表面より深い真皮や皮下組織にはコラーゲン繊維や弾性繊維があり、皮膚の弾力や張りを作っています。この繊維が日光を浴びてダメージを受けて弾力を失いシワの原因となります。

「さて質問です」 シワの原因となるのは紫外線A・B・C 波のどちらでしょう?・・・・・・正解は波長の長いA波です。それではご機嫌ようまた来週(何のこっちゃ・・・)

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医療 FMレキオ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
いつも勉強させていただいております。

私は軽い紫外線アレルギーがあるようで、たくさん日光を浴びると皮膚がかゆくなったりしますweep
それでも、陽だまりのにおいが好きなので、つい無防備に日に当たってしまうのですが・・・  (科学的ににおいってあるんでしょうか?(^_^;) )
「光は周波数特性を持った小さなエネルギーの塊」とのこと。
環境破壊が叫ばれる今、認識を改めていかなくては と感じました。

X線についても、今日この記事を読むまで、全然理解していなかったことに気付きました。まさに目からウロコ!笑
ありがとうございました。


omoromachiさん、こんばんは^^
光についてのとても分かりやすいご説明をありがとうございます。
日焼けで赤くなる要因の光と、黒くなる要因の光は微妙に異なるんですね。
先日もまた田沢湖に行ってきまして、あいにくの曇り空だったんですが、
帰ってきたらしっかりと日焼けしていて、紫外線の威力というものを感じました。

上の空のお写真、素敵ですね☆

サボテンの花さん、こんばんは。

紫外線に弱い方は痒みを伴ったりするようですね。患者さんの中にもいらっしゃいます。

本当「陽だまりのにおい」って何でしょう? 考えたことはありませんでした。 ちょっと暖くて新鮮な空気と草木の香り、そして木漏れ日のような柔らかい光、なんか色々な要素が混ざったにおいのような気がします(何故か科学的には解明して欲しくないように思えています)。

私もサボテンの花さんのコメントを見ながら外の美味しい空気を吸いたくなりました。

kokage_zzzさん、こんばんは

私はkokage_zzzさんの写真を見て癒されていますので
コメント嬉しいです。いつも光と水と木々と自然がいっぱいのブログの写真ですので、光の取り入れ方が上手いと感心していました。

紫外線は意外と曇り空でも多いので外出の際は注意が必要なことがありますね。 オゾン層が破壊されると最も波長の短いC波に暴露されるため、皮膚がんや白内障などが増えると言われています。目に見えなくても地球は微妙なバランスの上で成り立っているのですね

(空の写真は許可を頂いて載せたもので、私はこんな綺麗な写真は撮れません)

こんにちは、きょうは曇り空ですが、蒸し暑くちょっと外仕事をすると汗が滴っています。こんな日も紫外線は降り注いでいるのですね。畑に行くときは日焼け止め、帽子長袖長ズボン長靴と防具しているのですが、光はいろいろ透してしまい、シミやしわが・・・ああ!wobbly
光のお話よくわかりました。紫外線のことをもっと考えないといけないですね。C波を吸収してくれるオゾン層を大切にしないといけませんね。雨以外はいつも畑に出ている者としましては、オゾン層が私を守ってくれているのですから。オゾン層さん、ありがとう。

はるか様、こんばんは。

太陽光線は私達に恩恵も与えてくれますが、無防備に当たりすぎるとシミやシワ、癌の原因ともなります。

地上の25〜45Km上空にあるオゾン層がフロンなどによって破壊されると地上に有害な紫外線が降り注ぐことになるのです。

地球は色々な沢山の偶然、それも素晴らしい偶然の絶妙なバランスの上で生命を育んでいるのですね。

地球が誕生して46億年ともいわれています。長年かけて作り上げた生態系をこれからも守り続けて行きたいですね。

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