新年度のスタート
いよいよ明日から4月、新年度のスタートです。今年は4月1日スタートの新職員が15名いますので、明日の朝に挨拶をする予定でいます。その後オリエンテーションが2週間程度続いていきます。
新入職の若い方が入った時、「入職した今の想い」を聴きながら、「医療にはどの様なことが重要か」をお話します。
現代医療は何となく大規模な施設で、最先端の医療器機が揃わないと良い医療は行われないのではないかと皆が勘違いしていると思うのです。
科学的な医療は医療器機が殆どなかったヒポクラテスの時代(紀元前)から脈々と受け継がれてきています。
医療はいつの時代も「人間愛」と「知識
」の両輪が揃わなければやってはいけない分野だと思っています。 医療は決してオートメーション化出来ない分野です。いつも人がいて、その人のことを想って行う行為なのです。
どの職種でも途中で挫折してしまいそうになることがあると思います。 そのためにも私は新人の職員に「どうしてこの世界に入ろうと思ったのか、どの様な夢を持ってこの仕事を続けようと思うのか」 を記録に残して欲しいとアドバイスしています。 今日の言葉はきっと挫折しそうになった時、辛くなった時に自分を応援する言葉となり、苦難を乗り越える助けになってくれると思うのです。
新しい職員をみながら私も身を引き締めていかねばなりません(・・体重ではありません)。
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