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2013年2月 7日 (木)

骨の構造や役割

今日(平成2526日)のFMレキオでは骨の構造や役割について話をしました。

 私達人間の骨は大小様々で、数はおおよそ206本です。おおよそとしたのはまれに腰椎が5本のところが6本あったり、足の小指の骨が1本少なかったりする方がいますので、多少のバリエションはあります(異常ではありません)

Sugarcane_2 冬の沖縄は製糖時期も真っ盛りですので、骨の構造を「さとうきび」の形を例に説明します。サトウキビの表面のぬめりみたいのものが骨膜で、骨の表面を薄く被います。その骨膜には神経が多数あり、骨折すると骨が痛いのではなくこの骨膜の神経が痛むのです。

 サトウキビの硬い皮の部分が、骨の強度をつくっている皮質骨と呼び、中心の甘く柔らかな部分が海綿骨となります。この海綿骨の部分には、血液の元をつくる骨髄があります(骨髄移植などは主に腸骨の部分から注射器のような物で硬い皮質骨を貫いて、内部の骨髄液を採取して移植します)。


骨は硬くて、石みたいに変化しないと思っているかも知れませんが、実は、髪の毛や皮膚と同じように、常に新陳代謝を繰り返しています。 骨における新陳代謝の役目を果たす細胞には、破骨細胞と骨芽細胞があります。


「破骨細胞」は弾力や固さを失った古い骨を分解する細胞です。骨の新陳代謝に欠かせない細胞ですが、女性の場合は、閉経を迎えると破骨細胞のはたらきを抑える女性ホルモンが減少し、そのことにより骨を溶かす細胞が力を増して、急速に骨の量が減ってしまう状態となります。これが閉経後に急速に骨粗鬆症の割合が多くなる理由となります。

 

「骨芽細胞」は私達の骨の土台となる部分(コンクリートのビルにたとえると、鉄筋にあたる部分)で、骨のコラーゲン・繊維をつくりながら、この繊維に絡めるように、血液中のカルシウムを骨にとりこんで、破骨細胞が壊した部分を修復する働きの細胞です。運動で骨に力が加わると、骨芽細胞のはたらきが活発になり、骨が丈夫になります。


骨の働きは身体を支持し運動を支える機能、骨髄における造血、そして血液や細胞のカルシウム濃度の調整という3つの主な働きに集約されます。                                       653_2

 

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