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2012年12月 6日 (木)

肝臓とお酒。

平成24年12月5日FMレキオ放送内容の要約です。

Dsc00401 私にとっては12月は落ち着かない季節なのですが、皆様はどうなのでしょうか? これから忘年会が続き、食べ過ぎ飲み過ぎに注意が必要です。

忘年会も若い人にとっては憂さ晴らしと、二次会に流れ、二日酔いが心配かもしれません。 少しお歳を召してくると、「忘年会行ってみれば老人会」と自分だけ若いつもりでいても、周りからみると五十歩百歩だったりするわけですsweat01。 年齢と共に忘年会の話題も、恋人から、子供や仕事について変わっていき、ついには健康談話へと移っていくのかも知れません。

 

年末ジャンボも発売され、忘年会の飲み過ぎにかけて「当たったら、肝臓も弱る宝くじ」とつい1句読んでしまいましたが・・忘年会→飲み過ぎ→肝機能障害eyeとなることもありますので、この時期注意が必要です。

肝臓の位置は、お腹の右上、主に右の肋骨の下に収まっています。見た目は人間の肝臓も、スーパーで売れている豚や牛などレバーと殆ど同じです。 

肝臓の機能をまとめると、次の4項目の働きに分けることが出来ます。 

①消化管で吸収された栄養を体内で活用できる形に分解・合成。

②有害な物質の解毒作用(アンモニア・薬物・毒素など)。

③消化機能を補助する胆汁の産生。

④女性ホルモンを分解作用。

 

続いて、特にこの時期・気になる「お酒と肝臓」について。

 日本人では、肝臓病というと、C型、B型などの肝炎ウイルスによる肝炎、肝硬変、肝臓がんが多いのですが、日本人のアルコール消費量の増大とともに、アルコール性肝障害が増えています

 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、肝障害が余程ひどくならないと、症状がでないのです。健診などで肝機能障害、脂肪肝を指摘された場合はしっかりと検査を受けて下さいねhospital

Dsc00449

<アルコールの体内での代謝>アルコールは胃と小腸から吸収されて肝臓へと運ばれ、アセトアルデヒドへ分解され、さらにアセテートへと分解、代謝され、最後は炭酸ガス(息として)と水(オシッコ)になって排出されます。

・アルコールの分解能には個人差も人種差もあり、「日本人は欧米人に比べてアルコールに弱い人が多い」のです。日本人ではアルコールを分解、代謝する酵素の能力が高い遺伝子を持つ人が6割、低い人が3割、分解能力がない完全な「下戸(げこ)」が1割だといわれています。

 

アルコールの強さは遺伝で決まっていますので、鍛えて飲めるのでありません 
分解能力の低い人が無理して飲む場合は注意が必要です。 このような人はアルコールの中間代謝産物で毒性の強いアセトアルデヒドが長い時間血液中を巡回することになりますので、その結果、頭が痛くなったり、吐いたり、“悪酔い”が長時間持続します。 宴会などで“一気飲み”して、急性アルコール中毒で急死するのもこうした人に多いのです。 

また、もともと酒が飲めない体質なのに、“鍛えて”飲めるようになっても、喜べるわけではありません。 なぜなら直接アルコールを代謝、分解する酵素が増えたわけではなく、肝臓の別の酵素が代役を務めるようになっただけのことなのですね。 実際には、アルコールの弱い人が、頑張ってお酒を飲めるようになっても、肝臓に負担がかかり、代謝能力が良い人に比べて、アルコールによる脂肪肝、肝線維症、肝炎、肝硬変へと進行する率が高いのです。 


 

酒は心身をリラックスさせてくれますが依存や肝障害などの原因ともなります。

お酒は楽しく、ゆっくりとマイペースで飲んでいきましょうok

詳しくはFMレキオの放送をインターネットで聴けますのでお時間のある方は

こちらをクリックdownhttp://www.stickam.jp/video/181718809 して下さい。

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