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2012年11月

2012年11月30日 (金)

今週の生け花2012.11.30

今週は生け花クラブがお休みだそうで、新しい花がありませんrain。 

困ったcrying 早くもこのブログは休止かと考えましたが・・・・Img_0133_2

しかし、そこはぬかりのない私scissors
このブログを始まる 前に撮った写真がありましたのでお披露します(ひと安心)。

お花の知識ゼロの私pigには、この花の名前はわかりません。どなたか教えて欲しいです・・

花瓶といい、なんかスレンダー美人といいますか・凜とした美しさがあります。

我ながら・表現力の無さに呆れますが、
どなたも私の文書は読む必要はありませんね。

お花を見て、それぞれがなにかを感じて欲しいです。

それでは、また。来週はお花いけて欲しいで〜す。

生け花クラブの皆さん、ヘルプ・ミ〜tuliptuliptulip

2012年11月29日 (木)

ヘルニアについて

こんにちは、昨日FMレキオで放送したヘルニアについてのまとめです。

「ヘルニア」って 聞いたことがありますか? 恐らくよく聞く病名と思います。 ヘルニアと言っただけでは、人によって、全く違う病態を考えてしまうだろうと、私は想像しています。

色々な名前のヘルニアがありますので、まず「ヘルニア」という言葉の定義を述べてみます。

 ヘルニアとは臓器またはある組織が、元々あった場所から、直接その横から飛び出すことを言います。 ですから、実際に・・○○ヘルニアなど沢山の病名が存在します。 それを区別するため、飛び出した臓器や場所を頭につけて「○○ヘルニア」という病名にして区別している訳なんです。 

 たとえば足の付け根のところは医学用語では、鼠径部といいますので、その場所にお腹の腸などが飛び出すことを鼠径ヘルニアと言っています(俗に言う脱腸です)。

 腰椎には椎間板という腰の骨と骨の間のクッションの役割をする組織があり、それが重いものを持ったときなどに飛び出してしまい、神経を圧迫して痛みを生じる場合があります。 

mobaqではこの場合は 何ヘルニアと言うのでしょう?。・・・・A:そうです。「腰椎椎間板ヘルニア」といいますね。 急に医学用語を使いこなせた気になりませんでしたか?(*^m^) 

外科の日常診療で一番遭遇するヘルニアは鼠径ヘルニアです、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。

Photo

 脱腸と俗に言われている鼠径(そけい)ヘルニアは子供の病気と思われていますが、実際は子供よりも成人に多く、その発症のメカニズムも治療・手術方法も子供と大人の場合では異なってきます。

鼠径ヘルニアの症状は? 

 初期のころは、立ったり、お腹に力を入れた時(子供の場合は泣いた時など)、鼠径部の皮膚の下に腹膜や腸の一部などが出てきて柔らかい腫れができますが、普通は指で押さえると引っ込みます。

 また 鼠径部に何か出てくる感じがしてきますが、それはお腹の中から腸がはみ出てくるために起きる症状です。その為に腸が脱出すると言うことで、「脱腸」と呼ばれるようになったのですが、必ずしも飛び出してくるのは腸だけでなく、お腹の大網や腸の脂肪部分だったり、女性だったら卵巣だったりと様々です。

 小児期の一時期を除いて、自然に治ることはなく、手術が必要となります。

 いつもは出たり引っ込んだりするのに、この腫れが急に硬くなったり、押さえても引っ込まなくなると、お腹が痛くなったり吐いたりします。この状態になってしまうと、飛び出した腸が次第に腫れて、更に引っ込まなくなります。 次第に入り込んだ部分の腸の血液が流れなくなり腸が腐ってきます。この様な状態で56時間で急いで手術dashhospitalをしなければなりません。放っておくと、お腹を開けて、腐った腸を切除しつなぎ直さなければならなくなり、場合によっては命にかかわることになります。 ヘルニアと診断されたら手術のご検討を・・

お時間がある方は
この番組をインターネットで視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/181706736

2012年11月27日 (火)

インフルエンザ予防接種

今年も、インフルエンザワクチンの接種が始まり、多くの患者さんが接種のため、来院していますhospital。 風邪のような感染症の多くは、原因としてウイルスによる場合と、細菌による場合があります。 ウイルスと細菌は全く違うものです(いつかその違いはこのブログでも説明したいと思います)。

 細菌による病気には抗生物質という治療薬が効きます。しかし、ウイルスには抗生剤は全く効きません。 インフルエンザウイルスに効果がある抗ウイルス薬も少しは出てきましたが、一般的にはウイルスによる感染症は、もっぱら私達自身の免疫力punchで治していきます。

私達の免疫系統は、似たようなウイルスに一度感染すると覚えていて、これに似たウイルスが体に入ってくると直ぐに反応して、ウイルスが体内で増殖する前に、やっつけてしまいます。

インフルエンザは少しずつ変化して、Photo_2 流行を繰り返します。毎年WHOは今年はやりそうなインフルエンザの型を予測して発表します。 その型を元に、製薬会社はインフルエンザのワクチンを製造し、流行の前に摂取できるように、9月頃市場に薬を提供します。

インフルエンザは一般的に冬場の乾燥する時期に大流行することが多いため、秋頃にワクチンを接種します。 そうすると2〜3週間で私達の免役システムは態勢を整えます。 そうなるといつでもかかってこいと強気に出ることができます(笑)

インフルエンザのワクチンの効果は約半年間ですので、1年に1回は流行時期の前に接種する必要があります**稀にワクチンを接種しても感染することはありますので注意が必要ですが**

2012年11月26日 (月)

第28回ナイスハートバザール

日曜日は天気もよく、第28回ナイスハートバザールheart02に出かけてきました。
heart01ナイスハートバザールheart01は心身になんらかの障がいを持った方々の福祉施設や作業所などで作っている製品を紹介・即売するバザールです。沖縄だけでなく全国規模で行われています。

今年は11月24日、25日の両日、南風原のショッピングセンターを会場に行われました。沖縄でも今回で28年連続して行われていますので、運営・出店された方々は大変だと思いますが、とても立派なイベントになっていますfull

沢山の方が立ち寄り、出品を購入したり、食事をしたり、音楽を聴いたりと賑わっていました。私もいくつか購入してきましたが、どれも本当に素晴らしい作品でした。

今回も音楽関係のボランティアの方々(超一流の歌い手さん達です)が2日間代わる代わるステージで音楽を演奏していました。音楽好きにとっては、沢山のアーチストの曲を、それもタダで聴けるのですから有難い限りのイベントでもありますhappy01

20121125_2 私の知り合いの方も沢山でていましたので、私も楽しんできました。

以前病院の食堂で、私と一緒にコンサートをしてくれた黒木寛樹さん(尋)もパワフルな演奏を聴かせてくれました(またいつか一緒に歌いたいです・・)

障がいを持った人たちが健常者と同じように過ごせる社会ができるように皆で助けあっていけたらいいですね。

2012年11月25日 (日)

祖母の33回忌

おばあちゃんの33回忌がありました。もう33年たったのか、Flower_06まだ 33年なのかという両方の気持ちが交差しますsign01

 明治生まれの矍鑠(かくしゃく)とした人でした。両親が共働きで、子供の頃はおばあちゃん子だった私。 体は丈夫な方だったが、白内障で夜は見えづらい様で、暗くなって近所まで出かける時にはいつもおばあちゃんの手を引いて行くのが私の役割でした。 そのお陰で近所のおばあさん達にもずいぶん可愛がられた気がします。 

今では白内障ならさっと治してしまっているかも知れませんが、そう思うと医療はずいぶん進んだなって実感します。

今振り返りると、私がこの医療の世界を目ざすきっかけも、このおばあちゃんだったのだろうと思います。 私の生まれた田舎には医療施設はなく、高血圧のため薬を貰いに隣町の医院に出かけなければなりませんでした。
 個人病院ですが、近郊の人々が受診するものですから、開院前から患者・家族が順番待ちのため朝早くから並んでいて、朝1番で受付をしても昼頃の診察となります。

Dsc_0038_2 その診察の予約をするのが私の役目で、医療を受けるのは大変なのだと子供ながら感じていました。 その様なことが自分が医療を目ざすきっかけになったかも知れません。

周りに医療関係者はいませんでしたが、私が医師になることを話すと、嬉しいとは言いましたが、医者は大変な激務だから、体をこわさないか心配だと、他の道に進むことを希望していました。

確かに激務ですが、以前は尊敬もされていた様な気がします。 今は激務より自分の時間を大切にする傾向にあるようです。

医師ー患者関係で何かを得て、何かを失った気がします(あえて何かとは言いません・・ご想像にまませます)。

2012年11月23日 (金)

結婚おめでとうございます

今日は職員の結婚式があり、出席してきました。Photo1_40
若い二人の門出は、希望に満ちこちらも嬉しくなります。

人を愛することは、本当に素敵なのですheart04

結婚に関しては、世界中に色々な格言・名言があります。その中の多くは結婚をなぜか皮肉ったものが多いようです。 でも人を愛し、相手を尊敬し続けることは大変なことです。 恋愛中は熱病にうなされている様なものかも知れません、でも熱が冷めたとき(いざ結婚・家庭を持った時)、いま二人でいる喜びをかみしめ直さなければいけないのではないでしょうか。

結婚したとしてもやはり相手は違う人間です。たまには相手の気持ちになって考えてみる必要があるのかも知れません。

結婚して良かったかどうか死ぬときまで判らないかも知れません。お互いに、死ぬときあなたがいてくれて「幸せな人生だった」と言えたら最高ですねscissors。 ガンバロウ(笑)・・・・・。

私の大好きな斉藤和義さんの「ウエディング・ソング」を聴いて下さい。「その人を選んだ人生が今始まるのです」・・・いつか私もこの曲をギター弾き語りが出来たら、このブログに貼り付けたいと思いますけど・・いつになりますやら

2012年11月22日 (木)

生け花2012.11.21

毎週、生け花クラブmaple(私は美的感覚が無く20121121_3メンバーでは ありません)の方が花を生けてくれます。  私がいけたら、ピカソのような生け花になるのかも知れませんが・・(芸術は爆発だbomb!・・いや、これは岡本太郎さんでしたっけ・・失礼しました)

このブログを書くきっかけにもなったのが、この花たちです。このクラブの作品は、一階の受付にも飾ってあり、多くの方を癒してくれるものと思っています。

もう一箇所お花tulipを飾って貰っている場所があります。 余り目立たない2階の角の人目につかないことろですが、通り かかった時にこの花たちに気づいた時は正直ホッconfidentとします。 
この場所の花たちを、今後もこのブログで紹介できればいいなと思っています。

右の生け花は今週の花です(2階の角に何気なくと飾ってあります。 如何でしょう。   

                                                                                             (島月桃、糸菊、青文字、りんどう草月流

2012年11月21日 (水)

第13回 固定チームナーシング研究集会

第13回 固定チームナーシング研究集会 Photo 沖縄地方会の開催が今週末の11月24日(土)に沖縄県医師会館を会場に行われます。当院の看護部長が会長となっています。
有意義な研修会となることを期待していますね。

当院の発表もあり、遅くまでスライドづくりを頑張っているようです。
同じ医療者ですが、看護師には頭が下がる思いですheart02。 学問的にも技術的にも医学の専門職として期待されつつ、患者さんに寄り添い、時には危険な仕事を笑顔を絶やさず行っています。

責任があり大変な職種ですが、看護師さん達は本当によく頑張っていると思います。

医療hospitalは人の温かみで成り立っています。決してオートメション化できず、国が財政的に厳しくなっても、医療の質は落とせませんし、人員も減らすことは出来ない分野だと思います。

その医療の中心をになっているのが看護師さんです。私もいずれお世話になるのでしょうから・・・・・今後もよろしくお願いします(笑)。

2012年11月19日 (月)

iPS細胞について

Dsc00520_2 無事院内発表会も終了しました。それぞれが、各部所で知恵を絞って演題を考え・発表までこぎつけていますので、どちらも100点満点でしょうかfull。 来年は更に良い発表を期待しています。

今週のFMレキオは私の担当ではないため、以前放送した、iPS細胞について説明したいと思います。 (2012年10月24日放送内容のまとめです)

 先月、非常に嬉しいニュースが飛び込んできました。2012年のノーベル生理学・医学賞に山中伸弥(やまなかしんや)、京都大学教授が選ばれた知らせです。 先生の発見はノーベル賞の研究の中でも、際だって凄い発見で、これからの医療に大きく寄与していくと思いますgood

 人類の病気に対して多大なる恩恵を与えると同時に、人間とはいったい、どこから来て何処へ行くのかという、極めて哲学的な問題まで問いかけられる研究と思われます。

 今回の授賞理由は「分化した細胞も多能性細胞にリプログラミングできることの発見」ということです。

 ここで「分化した細胞」とは、私達が一般的に考えている体の細胞のことです。 皮膚は皮膚の細胞、神経は神経細胞、心臓や肝臓などはそれぞれ心臓や肝臓の細胞なのです。 心臓の細胞を皮膚に移植しても皮膚にはなりません。 

 この様に一度分化して、人間の体で何らかの機能を補う細胞になった場合は他の細胞へは変化できません。・・そうだ・・なるほどと思いますね。 皮膚の細胞が突然目の細胞になったりしたら、それこそ大変ですbomb

 私達人間の体には、二百数十種類の細胞があり、体全体の細胞の数としては約60兆個あるといわれていますimpact

 しかし、私達人間は元を辿れば、受精卵という一個の細胞から出発しているのですね。ということは、元の1個の細胞から2個、2個から4個と細胞分裂を繰り返して、しばらくすると、神経に変わる細胞、筋肉、皮膚、内臓、などの幹(みき)となる細胞(これを幹と書いて幹細胞(かんさいぼう)と呼んでいます)に分裂し、更に分化していって、私達の体を構成している細胞に姿を変えます。

 

 この様に「受精卵幹細胞分化した細胞」というのは一方向の変化で、一度分化し得えた細胞は、生涯この役割を果たしていき、巻き戻しはできないと考えられていました。このために生物は世代を受け継いでいったのですね。 神のなせる技であったわけです。

 

 色々な機能に分化できる幹細胞をつくり、これから筋肉や神経の細胞がつくれないかどうかという研究や実験が行われきています。さらに受精卵の核を取り出して、他の遺伝子を入れることで、受精卵の様な細胞が出来ることが次第に判ってきたのです。

 

今回のノーベル賞の授賞者は、山中先生とジョン・ガードン先生です。ガードン先生は山中先生の実験に先駆けて、カエルの体細胞クローンの作製に成功したことが授賞理由です。しかし、これはやはり、卵細胞を使用してクローンをつくり出したのです。

 

受精卵を利用することは、卵子を取り出すのも大変ですが、受精卵そのものが、既に生命だとすることに対する嫌悪感や宗教観、倫理的な問題もあり、なかなか実験を進めることができないわけです。

 ここで、iPS細胞の作製に成功した山中伸弥先生の登場です。山中先生の功績は通常の細胞に遺伝子操作を行い、この幹細胞を作ることに成功したのです。このことは本当に凄いことなんです。

 

 今回山中先生の発見もガードン先生から導かれたものです。 ただなんと言っても、卵子を使わないで普通の皮膚から細胞の初期の段階を作り出すことに成功したことが、人類にとっての大発見です。 卵子を使用することと違い、倫理的あるいは宗教的な事柄からのハードルが引き下げられ、一気にこの様な研究が、全世界的に進むことが出来るようになったのです。

Ips_3

 生命学的には卵子に精子が受精して、分裂が起こり、それぞれ体の元になる細胞:幹細胞に分列し、その幹細胞からそれぞれの細胞が分化し、人間(動物)の体が出来てきます。

1個の受精卵が分化を続けて、200種類60兆個細胞になり、私達の体となっています。

理論的には分化した細胞といっても、元々は受精卵から分裂した細胞ですから、きっと遺伝子を引き継いでいるはずなのです(色々な細胞になれる力を持っているけど、あえて私は「皮膚なら皮膚の細胞で頑張ります」といっているのが私達の細胞達なのです:その様に考えると判りやすいかも)。

 

 受精卵が分裂して行く過程で、その様に幹細胞を作る遺伝子がどの細胞にもあるはずと考え、遺伝子を追究していったのです。膨大な研究の中から、この遺伝子の候補は24種類となり、さらに候補を絞って行き、最終的には4つにまで絞り込むことが可能となりました。 それをマウスの皮膚の細胞に注射すると、見事に幹細胞に戻り、さらにいろんな種類に細胞に変化できることを発見しました。

これが 山中先生がノーベル賞を取ったiPS細胞です。iPS細胞は induced Pluripotent Stem cell(人工多能性幹細胞)の略語となるのです。

iPS細胞は、受精卵がなくても「細胞のリプログラミング」ができることを実証しました。

 

これまで、細胞は受精卵から次第に分化したら、後には戻らないとされていましたが、分化した細胞も受精卵の様な状態に戻すことが出来ることを証明したのですね。 これが倫理的に問題となる受精卵を使わなくても済んだことで、これからの医学・生命学的な研究へ革命的な変化を与えることとなったのです。  勝手な言い方ですが、ノーベル賞の中のノーベル賞だと思います。

 

 これと共に、これまで人類が神にしか与えられていないと考えられた、生命そのもの、不老不死への扉を開くかも知れない、危険な領域へも踏み込みことが可能となる成果かも知れないのです。

 

この番組をインターネットで視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/181646057 (クリックで飛ばない場合はコピー&ペーストでお願いします)

 

2012年11月17日 (土)

院内研究発表会

今日は院内研究発表会があります。11演題の発表が組まれています。各部署が1年かけてテーマを決めて、発表質疑応答があり、それぞれの部署でどのようなことを行っているか他の部署や職種の考えが改めて判る最高の機会となりますhappy01

私が15年前にこの病院に来た時、通常の勉強会ましてや病院全体で取り組む院内研究発表などもう何年も開かれていない状態でした。
医療の世界は日進月歩の進歩を続けています。昔良い医療でも直ぐに時代遅れになります。日々勉強を続けて行かなければ、患者さんのニーズに応えることが出来ません。

Photo 当時、看護部長と協力して、毎週勉強会を行うことを決心しました。私も若かったのでしょう。診療・手術を終えて、家に帰り毎日のように1〜2時まで勉強会の資料づくりを行っていました。

当時は同僚からも、「勉強会なんてどうせ続かないよ」と言われたことを思い出します。
それでも「一人でも参加者がいれば」続けようと行って来ました。毎週3年間続けて、平均で25名程度の職員が参加してくれました。 その年に全部署で発表する院内研究発表会を開くことにしましたが、はじめは皆慣れず大変だったと思います。毎年レベルが上がっているのを実感します。

最初は、手書きの発表内容が殆どで、次第にワープロ、プロジェクターに映すようになり、今では、普通にパソコンでパワーポイントなどを使用し、動画のよる解説もあり、確実な進歩を感じています。                               Illust_cute_07_2

病院は「接遇と勉強」が車の両輪と同じと繰り返し訴えてきたことが、今では当たり前になりつつあります。最初は、手取り足取りの発表会でしたが、今では院内研究発表委員会から、「出席宜しく」とのことで全く関与することは無くなりました。ただ楽しく、皆の発表を聴くだけになりました。14時から始まります。楽しみで〜す。

これからも「自分達の不勉強は患者さんの不利益だと」ずっと考えていければと思います。
若い人の発表を聴くと、年取って禿げてbanきたけど、ガンバロウって思いますねdelicious

2012年11月15日 (木)

糖尿病について

(2012年11月14日FMレキオの放送要約です)

沖縄が長寿県であるのも過去の話となります。原因は肥満、特に男性の肥満にあります。中年男性の肥満率をマラソンに例えると、ぶっちぎり・ダントツ・桁違いのdash・・・・これぐらい表現できるほど、2位以下の団子状態の集団(都道府県)からみても、先を走っている姿が見えない程、違いがあります。

これが良いことなら・・嘆きはしませんがpig。この肥満と関連のある2型糖尿病について話をしました。

 糖尿病というと、その文字から「尿に糖が出る病気」だと思っている方が少なくありません。糖尿病はオシッコの病気ではなくて、血液の糖分すなわち、血糖値が高くなりすぎて、結果として尿に糖があふれ出てしまう病態なのです。しかし、「尿に糖が出ていなければ糖尿病ではない」とは言えません。

 

ではまず、血糖とはなんでしょうか? 血液の中のブドウ糖のことを血糖といいます。

Dsc00901  わたしたちが食事(炭水化物riceballbreadnoodle、砂糖cake)を摂ると、それはおなかの中で消化されて、ブドウ糖となって吸収され、血液中に供給され血糖になります。血液の中の糖分は、全身の細胞のエネルギー源として使われ、筋肉や臓器、頭を働かせる源になるのです。 ただ、ブドウ糖が単独で細胞に入り込むことはできません。その為には、膵臓から分泌されている「インスリン」というホルモンの働きを借りて、細胞の中に取り込まれます。血液から細胞にエネルギー(糖)を取り込むことで、血液の糖(血糖値)は下がります。

 私達が必要以上に食事を取りすぎると血糖を下げるため、インスリンを沢山作り出さないといけなくなります。こんな状態が続くと膵臓も次第に疲れはてて、インスリンを出す能力が低下します。 次第にインスリンに対する反応が鈍くなるのもですから、細胞も糖分を上手く取り込むことが出来なくなり、ついには高血糖の状態となるのです。これが糖尿病(Ⅱ型糖尿病)の発症のメカニズムです。

血液中の糖分が高い状態が糖尿病なのですが、血液の中の糖が増えたからっといって何が良くないのでしょう?

 初めのうちは、血液の中の糖が増えても、体に感じる症状はありません。

無症状だからといって糖尿病を治療せずにいると、必要以上に高い血糖状態は私達の体の中の血管が傷め続けられ、「合併症」と呼ばれる、様々な病気が起きてきます。糖尿病は別名“合併症の病気”と呼ばれるほどです。 

糖尿病は極端な話をすると、「血管をボロボロにしてしまう病気」と言えます。

 全身の顕微鏡でしか見えないような小さな血管がボロボロになると、目の網膜が障害されて視力が低下する「糖尿病性網膜症」→日本人において中途失明の原因の1位、次に腎臓の働きが低下する「糖尿病性腎症」→人工透析を受けている患者さんの原因の第1位、それに末梢神経の障害です(手足のしびれ、知覚異常低下)。

 糖尿病のため動脈硬化が進み、大きな血管がやられると、心筋梗塞脳梗塞、足に行く血管がつまる閉塞性動脈硬化症など病気が起こって来ます。

その様に血糖が高くても「なんなのさ」ではすますことが出来ない、まさに糖尿病は合併症の病気なのです。 沖縄の「なんくるなゆさ(ナントカナルサ)」はある意味、私達を勇気づけてくれる言葉であり、思想と思うのですが、生活習慣病に関しては「なんくなゆさ」では済まないことを分かって欲しいと思います。

 人間は血管と共の老いて行きます。

 血管の老化現象と言える動脈硬化は加齢とともに進行しますので、完全には止めることは出来ません。しかし、その進行を速くする「危険因子」と呼ばれる要因が明らかになっていて、危険因子の数によって動脈硬化のスピードが変化し、危険因子の数が多いほど心筋梗塞や脳梗塞の頻度が高くなります。

 主な危険因子として、性差(女性よりも男性)、家族歴(血縁者に動脈硬化性の病気の患者さんがいること)、喫煙、高脂血症、高血圧、高尿酸血症そして糖尿病などが挙げられます。

 このうち、糖尿病、高血圧、脂質異常症は、互いに絡み合っIllust_animal_01て動脈硬化を進行させます。これらはいずれも自覚症状がないまま進行する病気で、治療をせず放置してしまうことが少なくありません。気付かないうちに突然、生命を脅かすような状態を招きかねないため、サイレントキラーshadow静なる殺人者) と呼ばれることもあります。

 

この共通の基盤は肥満、特に内臓脂肪型の肥満です。沖縄の男性の皆様、たらふく食って飲んで、近くのコンビニまでも車で移動するような生活スタイルは辞めましょう。

 そんなことを言っている私も、健診で腹囲を計られると、なぜかお腹を引っ込めてしまいます(どこかのCMみたいに・・(*゚ー゚*))。

この番組をインターネットで視聴出来ますdownhttp://www.stickam.jp/video/181683751 (クリックで飛ばない場合はコピー&ペーストでお願いします)

2012年11月14日 (水)

ふと見れば花が微笑んで

こんにちは、何気なく見上げた時、予期しない景色に出遭い感動happy01を覚えたことがありませんか?  院内を歩いていた時、突然目に生け花が映った時はとても嬉しくなりました。

 2階の廊下を曲がった部分に、本来は公衆電話などを設置予定のBoxスペースがあります。病棟や一階のフロアではまだ必要かも知れませんが、今や携帯電話が中心なので、固定電話も設置されずに、空きスペースとなっていました。Img_0125

この場所はとても目立たない空間なのです。そんな場所に、毎週生け花クラブの皆さんが交換で花を生けてくれるようになったのです。

このブログを書きたい理由のひとつに、毎週活けてくれる花達を紹介したいと思いがあるのです。

人目に付きにくいところですが、花々に気がついた人を癒してくれます。

今では、どんな花たちに出遭えるのかを楽しみにその角を曲がって行く私がいます。

2012年11月13日 (火)

「アコギ弾き語り」のきっかけ

50歳を過ぎて、突然ギターを弾いて虜heart02になってしまいました。
30年近く、飲みにも行かず、ゴルフをするわけではなく、家と仕事場の行き帰りの日々、それこそ、仕事中心の生活しか知りませんでした。 

それが突然、仕事の延長上とはいえ、FM局で番組を担当したり、その為に音楽を聴くようになったり、はたまたギターを弾くようになったりとこれまでの生活ではあり得なかった変化が現実になってしまっています。

・私は未熟なので孔子の様に「40にして惑わず」では無くて、50を過ぎてますます迷いが深くなり、「50にして天命を知る」など更に程遠く、情けなくもあります。 迷いの中で必死に答えを見つけようと努力するも、全く解決の糸口さえ見えない時もあるのです。Omc28lj_2

・こんな時、些細な切っ掛けでギターの弾き語りを始めてみました。

アコギの弦は硬く、押さえても指は痛く、スムーズに音は出ないのです。 

全くの素人にとってはギターのコードを覚えて、必死で弦を押さえながら、更に詞を読みながら、歌うとなると、五十半ばのおじさんにとっては、オリンピック選手がD難度の技をこなすのと同じぐらい大変な訳です(^-^;。

・ギターのコードを押さえ、歌詞を見て、歌うとなると私の頭ではこれ以上の処理が不可能となり、他のことを考える余裕が無くなってしまうのです。 

・こんな時、一日中悩み続けて、頭から離れなかったことが、歌っている3〜4分の間、消え去ってしまいます。頭の中が空っぽの状態になっていて、心がスーと軽くなるのを経験したのです。

・本当に音楽って楽しいですよ。皆様も始めてみませんか? 幸いギターを始めて、沢山の素晴らしい方々との出会いがありました。 これからの人生を豊かにしてくれるもとの感謝しています。

・さあ、皆さんも新しいことにチャレンジしましょう

がん罹患率は50%

自分はがんにならないと思っていませんか? この様に書くと一様に驚くのかも知れません。
・現在、日本人で生涯にわたってがんになる確率(このことを罹患率と言います)は、おおよそ男性で54%、女性で41%。すなわち日本人の二人に一人ががんになります。 
・日本人の死亡の第1はがんに因るものなのです。Dsc00762_3

・がんは特別な病気ではありません。誰でもが起こりうる病気の1つなのです。大切な命、一緒に考えて行きましょう。

平成24年11月7日放送のFMレキオでは、日本人で最も増えている大腸癌についてお話をさせて貰いました。

  <大腸がんについて>

one大腸の内腔の粘膜から発生する、イボみたいに飛び出した格好をポリープ呼んでいますが、大腸ポリープにも大きく分けて、がんになりやすい線腫(しゅ)と高齢者に多い過形成ポリープがあります。過形成ポリープはがんにはなりませんので、線腫が治療の対象になります。

two大腸の腺腫が癌へと変化する場合はある程度大きさで決まります。

ポリープの大きさとがん化率に関しては、4mm以下の小さなポリープのがん化率は、%です。5~9mmでは10%。10~19mmでは30%。20~29mmでは50%です。しかしこの程度の大きさのポリープはがんになっていたとしても、ほとんどはがんが粘膜内にとどまっていますので、内視鏡で切除するだけで、治療を終了することができます。3cmを超えると、進行がんが増えてきます。

three定期的に大腸の検査、内視鏡を行って、小さい内にポリープを切除することが進行した大腸癌を防ぐ方法ですので、多くの方は大腸内視鏡検査を受けル事をお薦めします。

four症状:出血(赤いだけでなく黒っぽくなることも)、便が頻回になる、便秘・下痢が続く、腹痛・腸閉塞状態、貧血・顔面蒼白、体重減少など

five思い当たる症状はありませんか? 一度は大腸内視鏡検査を受けて貰いたいと思っています。早期発見で大腸がんは根治できる癌なのです。

 ・ご自身だけでなく、家族あるいは職場の仲間のためにも、検査を受けて欲しい思います。

 

もし、お時間があれば、詳しくは下記のFMレキオの放送をお聴き下さいね。

FMレキオの放送をお聞きになりたい方はdownhttp://www.stickam.jp/video/181671157

2012年11月12日 (月)

FM放送。

FMレキオの生放送を行って、早5年が過ぎますslateFm  

那覇市を中心としたミニFM局ですのでお耳にかかることは少ないかと思います。 健康や病気について、自分の調べた範囲でなるべく、一般の方にも理解出来ますように心がけながら、話をしています。 やはりFM局musicですので、音楽も間に挟んでとなった訳ですが、かれこれ30年近く音楽を聴いていなく、突然CDを買って来て、聴いたりしています。 やはり、青春時代に聴いた曲しか、思い入れはありませんので、この番組でも60年代や70年代のフォークやニューミュージックと言われた(今ではどちらもオールドミュージックですが)曲を中心にかけています。 

毎週水曜日午後6寺から7時まで生放送で行っています(第三週は他の職員が担当しています)。FMレキオslate 80.6Mz:ホームページは http://fmlequio.com です。 受信が出来る範囲は狭いのですが、インターネット放送pcでも聴くことが出来ます。サイマルラジオ で検索してみて下さい。 水曜日午後6〜7時の時間帯に視聴出来ます。

花への想い

hospital病院は無機質な印象を受ける場合あります。当然、楽しんで入院している訳でもなく、大変な思いしながら、治療を受けています。
 以前は入院、特に手術後は安静を要求されましたが、今では早期離床が勧められています。私達医療側にとっては、早期離床は早期に機能を回復を計るために行うのですが、当の本人にとっては「こんなに痛いのに歩行なんて」と思うわけです。 

以前退院された患者さんから「廊下の歩行時、あと一周頑張ろうpunchと思う目標があれば良いのですが」と指摘をされたことがありました。  その後他の患者さんから「趣味で作っている造花があるのですが、飾って貰えませんかと」 ご提案がありました。

Img_0124_3 有り難く廊下に飾らせて頂きました。

患者さんの目標にと置いたのですが
病棟を回るたび、その花に心が和み、癒されているのは自分でした。

お花を飾ってくれた患者さんに感謝です。

どうして人は花を見て癒されるのでしょうか
私達のDNAの中にそれが隠されているのでしたら・・人間ってなんで素晴らしいのかと感動してしまします。

2012年11月11日 (日)

素晴らしい仲間達

新しい何かを始めようとすると、そこに壁があり、その壁の前で登るべきか、避けて通るべきか悩むことがあります。壁を乗り越えんと決心し、やっとの思いで昇りつめた時、自分の功績の様に思えてしまうことがあります。 でも、本当にそうだったのでしょうか? 

私の場合は、周りに素晴らしい仲間scissorsが居て、皆に支えられて始めて出来た様な気がします。 これからも沢山の壁が立ちはだかるのでしょう。 生きている以上皆そうなのかも知れません。 自分だけが悩んでいるのだと勘違いしているのでしょう。

 
Illust_cute_08_2このブログで少しでも素晴らしい仲間達を紹介できればと思っています。 医療・写真・花・音楽・FM局の番組を通して、色々な情報を発信できればと・・・これから宜しくお願いしますlovely

2012年11月10日 (土)

人生最初のブログ作成

初めましてomoromachiと言います、初心者ですがよろしくお願いします。
 この年になって(年齢はご想像にまかせますsecret)始めて書くブログ。
どの様に書いて良いやら・・・

karaoke音楽・camera写真・tulip花・hospital医療について・・伝えたい気持ちはあるのですが・・・   如何せん書き方がわかりません・・・どなたか教えて・・・・

・まずは始めてみます・・・・きっとベテランのブロガーにも出来ないこともあったのだろうと信じて

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