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2020年7月10日 (金)

今週の生け花(令和2年7月第2週)

東京での新型コロナウイルスの感染拡大から全国へと広がりつつあります。沖縄県でも危惧されていた感染者が出ました。これからコロナの感染者がでないことはあり得ないのですが、また辛い時期を耐えなければいけません。 日本が経済再開に舵を取った以上は医療崩壊が起こらないようにすることが求められています。やはり気になるのは、これまで純粋に医学的見地から生の情報を私達にわかりやすく訴えていた「専門家会議」の提言が色々な忖度の中に吸収されてしまうことです。経済が混乱しないようにウイルスの危険性が過小評価されないかも心配です。

沖縄県は日本国内からの移動による感染もありますが、日本国内の感染者にはカウントされず、正確な情報も伝わらない米国軍属からの感染がもう1つのルートとして存在します。 現時点で米国から持ち込まれた軍属の新型コロナウイルス感染症は10名以上いるようですが私達には細かな情報が伝わりません。これが東京なら抗議が殺到するでしょう。ここにも沖縄の現実があるのです。

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新型コロナウイルス感染症の新規発生による緊張感とイライラ感が増す中で、生け花が心を落ち着かせてくれました。生け花クラブの皆様に感謝です。 黄色の小菊とケイトウの赤が鮮やかです。

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丸い茶色の花器にビバの青い葉、そして雷のような雲竜柳の枝が燃えるようなケイトウの赤に繋がって見えて来ます。

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これから日本各地で重症者の急増や院内感染などが起きないことを祈りたいと思います。
<花材:雲竜柳、ヒバ、ケイトウ、小菊>

2020年7月 8日 (水)

マスクと熱中症

今日のFM放送は熱中症について話をしました。これまで熱中症に関しては病態や注意点については何度か書いています。去年のブログでは、人間の体は燃焼機関である事を書きました(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-2a25.html )  
連年通り、梅雨明けから熱中症患者さんが急増して来ます。特に今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防でのマスク着用により、例年以上の熱中症患者が増加しないか危惧されています。
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そこで、日本救急医学会の呼びかけにより、日本感染症学会・日本救急医学会・日本臨床救急医学会・日本呼吸器学会の4学会で構成するワーキンググループが組織され、「『新型コロナウイルス 感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言』について」が発表されています。これをご覧になれれば私のブログを見る必要もないかと考えます😅

同提言では、感染対策としての換気やマスク着用の重要性、熱中症対策としてのエアコン使用やマスクを外す必要性との両立など、夏季を迎えて注意する要点をまとめています。 特に真新しいことではなく常識の範囲内と考えています。

4学会の提言では、大きく5項目を示し、細かい解説を加えている。提言の内容は次の通り。
①屋内においては、室内換気に十分な配慮をしつつ、こまめにエアコン温度を調節し室内温度を確認しましょう。
②マスク着用により、身体に負担がかかりますので、適宜マスクをはずして休憩することも大切です。ただし感染対策上重要ですので、はずす際はフィジカルディスタンシングに配慮し、周囲環境等に十分に注意を払って下さい
。また口渇感に依らず頻回に水分も摂取しましょう。
③体が暑さに慣れていない時期が危険です。フィジカルディスタンシングに注意しつつ、室内・室外での適度な運動で少しずつ暑さに体を慣れさせましょう。
④熱中症弱者(独居高齢者、日常生活動作に支障がある方など)の方には特に注意し、社会的孤立を防ぐべく、頻繁に連絡を取り合いましょう。
⑤日頃の体調管理を行い、観察記録をつけておきましょう。おかしいなと思ったら、地域の「帰国者・接触者相談センター」や最寄りの医療機関に連絡・相談をしましょう。

これまでの熱中症対策の中で今年だけ変わるといえば「②のマスクの着用」についてではないでしょうか?・・・ここでマスクと熱中症について、私の考えを述べてみたいと思います(私の勉強不足で正確なエビデンスを書くことが出来ません)。私の経験も踏まえてのこと(←信用出来ない?😂)を記載します。

Th_1980035 ・私達医療者がCOVID-19対策でつける場合のあるN95マスク(0.3μmの粒子を95%以上を捕集するマスクのこと)は空気中の微粒子やウイルスもブロックする確率が高く、これまで結核やSARSなどでも効果が実証されています。 この性能はいいのですが、問題は付け方です。これは練習を要しますし、マスクの横から空気が出入りしたら何だ意味がありません。しっかりとN95マスクを装着して呼吸をすると、このマスクの布を通して外気との受け渡しをするので、結構息苦しさや、呼吸筋を使うためか長時間使用すると疲れが出てしまいます。

・では一般的な皆様方が使用しているマスクはとなると、多くの場合は布マスクやガーゼマスク、不織布を使ったマスクなど実にその性能は様々です。これらのマスクを皆様方が通常の状態で使っても息苦しさは圧迫感は余り感じないはずです。殆どのマスクは布やガーゼ、不織布を使ったとしても、それを通して以外に、マスクの前後左右から空気の出入りがあるために普通に息が出来ているはずです。
このことは一般の方にN95のマスクの使用を勧めていません。 ではなぜ、マスクを推奨するのとなると、無症状でも感染している方も多いために、せきなどで出る一部の大きな飛沫(ひまつ)が正面に飛ぶことで、周りの人や環境を汚染することを防ぐことが1番の目的です。新型コロナウイルス感染症は空気感染ではありませんので、接触感染のリスクを減らす作用もマスクにはあるのです。
・恐らくN95を正確に装着して作業すると息苦しさを感じますし、それで運動をしようなどとは思えません。しかし一般的なマスクでも、通常なら息苦しさは感じないと思いますが、ジョギングなどで運動する場合には、マスクを介することで若干の息苦しさや暑さを感じるはずです。

日本の夏は高温・多湿です。汗による気化熱で体温を下げる作用も多湿の場合には蒸発が進みにくく熱がこもります。その上マスクとなると更に熱の逃げ場がなくなるかも知れません。 周りとの距離を保てるのあれば、マスクを外したり、休憩をうれて運動をなされて下さいね。

つくづくコロナウイルスは嫌な奴だと思ってしまうのです😠

2020年7月 5日 (日)

世界を夢みて(199):パラドール・オンダルビア宿泊記(ホテル全体の説明)

オンダルビア・古城ホテルパラドール宿泊(ホテル全体の説明:パラドールについて)に記したいと思います。以前、スペイン旅行でロンダのパラドールに宿泊したことがありますので、スペインのパラドールについてはここを参照して頂ければ嬉しいです→(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/78-8ee1.html

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パラドールとは、古い城や修道院をホテルとしてよみがえらせた、スペイン国営の宿でスペインで100近くあります。元々が重要な場所に建立されていますので、立地条件も最高で観光の起点となる場所が多いのです。 今回宿泊の「パラドール デ オンダリビア」は、980年に建てられた要塞で、その後16世紀にカルロス5世のお城として改築されたそうです。これをホテルに改築するのですが、外観は当時のまま残すようにしており、外観は武骨ですし、外壁には当時の戦争での銃弾や砲弾の跡なのでしょうか所々に窪んだ場所も確認出来ます。攻撃から守るために城壁も本当にぶ厚いです。
パラドールの正面玄関に入ると左側にはフロントがあり、右側から進むと裏側のカフェテラスへと抜けることが出来ます。ここは一般の方も入れますので、宿泊しない方も覗いてみては如何でしょうか?

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フロントのある入口ホールは誰でも入れますが、それより中にはカードキーがないと入ることが出来ません。階段を3段上りカードキーで施錠を解除し、中に入ることが出来ます。 調度品も古い歴史を感じさせ、壁には中世の大砲や槍が飾られています。まるで歴史博物館にでも入った気になります。内部も昼と夜ではまた違いがあり、夜はイルミネーションやシャンデリアの光がありより幻想的な雰囲気になります。

元来が要塞なだけあり、頑強にできた外壁と共に内部も昔の石作を壊さないように丁重に改修されています。
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壁にはこの様な王様の紋章など飾られています。


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部屋に向かう前の1階にはレストランがあるようです。明日の朝食はここで取れるようです

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吹き抜けの中央部分の中庭(パティオ)にはテーブルが用意されており、ビュッフェ形式の朝食も自分でこの場所に運んで食べることも可能です。
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天井の部分が空いていて光が入って来ます。開けっぱなしではなくて上部はガラスで完全に被われており、雨は入って来ないようです。

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この様に階段の部分も可能なだけ昔の外壁を残すように工夫されている様です。所々に昔の外壁がのぞいています。(ホテルの室内は前回のブログに記載しています→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-6738e7.html  )

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部屋から階下におりて来ると、ホテルの中からも2階のカフェテリアに出ることが出来ます(表の方から入るとフロントと同じ1階部分となります)。ここは宿泊していない一般の方も入ることが出来るエリアです。

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私はこの場所で注文しませんでしたが、このテラスからの眺めはやはり素敵です。利用した方の口コミをみても、値段もリーゾナブルで、店員の対応も良かったとのことです。もしもこのホテルに宿泊しなくてもオンダルビアに来られたら写真撮影をしながらここで一休みもいいかもしれませんね。
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夜に街を散策後ホテルに戻ると、昼間とは違うホテルの外観にもため息が出ます。カッコ良いですよね👍 本当に自分が歴史のあるホテルに泊まっているのだという実感が湧いてきます✨️

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ホテルの窓からの夜景も美しく寝るのが惜しいぐらいです。手前がスペイン・オンダルビアで、奥の光はフランスのアンダイエの街の灯りです。

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私が出かけた時に、日本人のツアーの方々もチェックインをしていましたが、時間帯が違うのでしょうか?私達が朝一番だったようで、朝食の場所も貸し切り状態で、とうとう食べ終わるまで宿泊客は誰も訪ねて来ませんでした。

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朝食を取るダイニングルーム(?)は中にも沢山の席がありますし、中庭に出て食べることも出来ます。

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パンの種類やハムの種類も豊富ですし、フルーツにヨーグルト、ジャムなども幾つか種類があり選ぶことが出来ます。生のオレンジジュースもありました。赤ワインもありましたので、お酒が強い方は朝からワインが飲めるかも知れません。店内のディスプレイも綺麗にアレンジされています。武骨な外観に対して、内部は繊細で、色使いも優しい雰囲気でした。その当たりも評価が高くなりました⤴️

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先ほどまで誰もいないと思いましたが、席に着くと係の方が暖かい珈琲とミルクを出してくれました。さり気なくカップなどにもパラドールの文字が見えて来ます。大人の雰囲気ですね😃

もしもオンダルビアを訪ねることがありましたら、このホテルはお勧めです✨️

2020年7月 3日 (金)

今週の生け花(令和2年7月第1週)

1番懸念していた東京都での新型コロナウイルス感染症の増加は、一極集中の日本の構造からして、東京から地方へと全国各地に感染が広がることが予見されてしまいます。この事態で1番懸念されるのが、政府が何ら政策を打ち出さない中でも、医療や国民のことを考えて純粋に医学的な見地で頑張って提言をして来た「新型コロナウイルスに対する専門家会議」が突然廃止になったことです。 初めて人類が経験することに対して試行錯誤しながら進むしかありませんし、恐らく誰がやっても正しい答えは見いだせないかも知れません。これから新たに国民に多くの痛みを伴う政策をしなければならないでしょう。信頼出来るのであれば苦痛も耐えようと考えます。忖度が働いた政策が信頼出来ない場合の強要は拷問と同じです。

答えの見いだせない中では信頼が1番のよりどころです・・・そのようなことを考えながら「今週の生け花」をみていました。

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2020年後半の初めての生け花です。縄文土器のような素朴な色合いの花器とヘリコニアの直線的で太い幹、葉材のソケイ、野性味溢れる月桃の実が大胆で力強いです。
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黄色のひまわりは通常はそれだけで人一倍存在感があるのですが、今回は白いバラと同様に脇役となっています。
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今週も個性的な花々です
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野性的だった生け花も、このように丸い額に納めると、少し表情が優しく変わりました。私もイライラせずにこの時代を乗り切らなければならないと反省です😢。
<花材:ヘリコニア、ひまわり、月桃の実、ソケイ、バラ>

 

2020年7月 1日 (水)

皆が大好きなサプリメントは本当に必要なの?

今日のFM放送「いきいきタイム」はビタミンについて説明をしました。これまで何度がビタミンについては書きましたので、今日は時間もなく新しい情報は特にありませんので、以前書いたブログの紹介がてら気ままに書いてみます😢

ビタミンが発見されてまだ100年しか経っていません(→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-a453.html )。ビタミンの定義の1つに欠乏症が確認出来ていることがあります。

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歴史を振り返ると、大航海時代に長期航海をする船員達で海賊より恐れられていたのは、全身より出血し死に至る壊血病がありました。日本において日清戦争などでは戦死者の10倍以上を脚気で失っています。当時は誰も原因が判りませんでした。前者はビタミンC欠乏による壊血病で後者はビタミンB1欠乏による脚気です。

現在ビタミンは13種類あります(→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-f458.html )。それぞれに欠乏症が確認されています。しかしこの欠乏が生じる環境は特殊な状況です。昔、長期航海に出て新鮮な食材が手に入らないため起こったり、副食が殆どなく脱穀した米と沢庵程度の日清戦争当時の兵隊ではビタミンB1が不足となってしまったのです。

では現代の社会はどうでしょう。逆に飽食の時代となっていますし、余程偏食でなければ、5大栄養素は足りているはずです。しかし、周りにはビタミン類やポリファノールなどのビタミン様物質(→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-c72d.html  )などのサプリメントの広告がいっぱい溢れ、補充すれば今より元気に、今より美しくなるのではないかとインプットされています。

Th_105996 私自身もサプリメントで補充しても多くの場合は害にはならないので、あえて反対はしていません。 

ただ本当に必要なのと言われたら普通に食べていれば必要ないねとしかいいようもないのです。今は何処に行ってもサプリメントの広告で溢れています。ネットの内容や薬店などに行ってもその効能(有用性)しかうたわれていませんし、殆ど反対意見はでないのです。 

・・・今日は取り留めのない話となりましたが・・・私達は巨大広告の中で理論ではなくてイメージで踊らされているだけかもと考えてしまいます😅

・・・と言う私も「疲れた〜」といって栄養ドリンクの飲んだ後、オシッコの色と臭いで無駄に摂取したことを反省してしまうのです😢

2020年6月28日 (日)

世界を夢みて(198):パラドール・オンダルビア宿泊記(部屋を中心に)

フランスバスクの中心地のバイヨンヌから国境を越えたスペインのオンダルビアへのアクセスが難しそうでしたが、結果的にはあっさりと解決→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-f666c7.html

フランスのアンダイエ駅から国境を越えてスペインのオンダルビアの古城ホテル(パラドール・オンダルビア)の広場までタクシーで15分程度で着きました。

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古いお城をイノベーションして作られたスペインのパラドールです。街を見下ろす高台に建つ古城は10世紀後半にナバラ王国のサンチョ2世により要塞として建設されたそうです。なんと神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世)やベラスケスの絵画にも良く出てくるスペイン王フィリペ4世も1時期のこの城に住んでいたとのことです。1968年にスペインの国営のパラドールに改修され宿泊施設となります。無骨な外観ですが大きすぎて広角のカメラを使っても全体像を写せません。
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広場の正面に面したホテルの玄関です。中世の世界にタイムトリップしたかのようです。正面のファサードには神聖ローマ帝国の紋章である双頭の鷲がみてとれます。

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ホテルの入り口から振り返って広場をみたのですが、この扉もいかにも歴史を感じさせてくれます。入り口から入った大広間の左に受付があり、予約サイトの名前と私の名前を告げたらすぐに、チェックインが出来ました。この場所までは誰でも自由に入れますが、奥にはガラスの扉があり、カードキーがないと中に入ることが出来ません。昔のお城を利用していますので、内部には昔の調度品や武具も展示されていて、さながら博物館のようです(後日紹介したいと思います)。

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予約を入れた時点から、この部屋もそして何よりもその窓からの眺めが見たくてエレベーターに乗って急いで部屋に入りました。外観とは違い洗練された部屋となっています。
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この中だけみていると、お城をリノベーションしたホテルとは思えません。

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昔のオンダルビアの居城だけあってホテルはこの様に丘の上に建つ場所にあります。ホテルの入り口は広場に面しており、裏手はフランスとの国境となるビダソア川の沿岸部になります。

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予約を入れる時点で、ホテルとのやり取りを行い角部屋で対岸のエンダイエが見える部屋をリクエストしていました。必ずしも希望に添えないこともありますとの返事でしたが、希望通りのお部屋を手配してくれていました(感謝!)。宿泊出来る部屋の数は全部で68室あるそうですが、やはり絶景が観られるのは裏手に面した部屋だと思います。


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荷物も解かずに部屋の窓に近づくとこの様な景色が見えてきました😃😃
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窓を開けてみた景色です。この美しさにため息をたてながらしばしボ〜ッと眺めてしまいました。手前がスペイン、湾の向こうはフランスです。
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厚い窓枠の石も年代を感じさせてくれませす。湾の向こうはフランスです。両岸間を往来する船も見えます。

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パラドール・オンダルビアはその古い古城の外観と近代的な内装、そしてこの部屋から見える景色が最高のホテルでした。無理してオンダルビアに寄った甲斐がありました。次回もこのホテルを紹介致します。

2020年6月26日 (金)

今週の生け花(令和2年6月第4週)

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今週も生け花クラブの活動があったようです。何時ものように2階の角の方にもお花が飾られていました。時代を感じさせる茶色の花器にハランの青々とした緑が鮮やかです。薄紅色のクルクマの苞がハランの間から顔を覗かせています。まっすくに伸びる黄色のブラジオラスのお陰で安定感が出ています。
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正面と左右の斜めから写真を撮ると立体的なイメージが判ります。どの場所から眺めても美しいですね。
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高い場所にあるモヤモヤとしたのはスモークツリーです。これまでの使い方としては中央で使うことも多かったと思いますが、このように上部にスモークツリーを配置すると、より中央の花材にピントが合ったような演出効果もあるかも知れませんね。
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天井のライトをつけるとこのような感じになりました。額に納めるとまた優しい感じになりました。
東京都での感染者の増加が気になる沖縄県です。観光では来て欲しいのですが、それと同時にコロナも入ってくるはずですので、今沖縄県で発生者がいなくても気を緩めないようにしないといけませんね。今度のコロナは消耗戦の様相です😢

 

2020年6月23日 (火)

沖縄慰霊の日:戦後75年

6月23日は沖縄県の条例による「沖縄慰霊の日」です。あの悲惨な地上戦の終決から75年を迎えました。沖縄県でも戦後生まれが人口の90%を越え、私のように親や親族から沖縄戦について直接聞いて育った世代も少なくなっています。

まだまだ人間は未熟です。積み重ねてきた「歴史から学ぶ」知性よりも「自分の体験」で物事を判断してしまうことも多いのです。

他人と関わってゆく中で、いざこざは当然起こります。家庭内でも意見の対立もあるはずです。それは1人1人が違う人間だからある意味仕方ないことです。意見は違っていても理性があるなら、相手を殺してまで自分の意見を通そうとは考えないはずです。

国家間の戦争は「政治の失敗」の結果です。 バカな政治家の失敗のツケを罪も無い末端の人々が負わされるのが戦争なのです。 多くの情報が得られ、政治を選ぶことが出来る今では「戦争を私達も当事者として」考えなければならなくなりました。



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第二次世界大戦後、勝者も敗者もなく戦争を経験して生き残った人々は「二度と戦争などしてはいけない」と考えてはずです。しかし体験や記憶が薄れる中で、またエゴが顔を持ち上げて来ています。

今、世界は多くの問題に直面しています。国家間の紛争に限らず、あらゆる差別、貧困、世界規模の感染症、自然災害、経済・金融格差など私達が生きてゆく上で克服しないといけない問題が山積しています。

75年前の沖縄戦で学んだことが今の時代に活かさなければ死んでいった人々が報われません。相手を理解することから始めなければまた同じ轍を踏みます。他者を尊敬して、博愛の心で人権や正義を守らなければいけないと考える沖縄慰霊の日です。

2020年6月21日 (日)

世界を夢みて(197): バイヨンヌ(フランス)からオンダルビア(スペイン)への道のり

バイヨンヌ(フランス)からオンダルビア(スペイン)への道のりはとにかくアクセスがよくありません。オンダルビアをパスしようとも考えたのですが、はやりオンダルビアは魅力ある観光地のようですし、宿泊もパラドールに泊まることも可能です。悩みに悩んで決行することに。バイヨンヌからは国境近くのアンダイエ駅までは1本で行きます。

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慌ただしくバイヨンヌを観光して、ホテルで荷物をピックアップして、歩いて5分ほどのバイヨンヌ駅に到着。既に昨日、今日のチケットは購入していました。時間より1時間ほど早めについたために、駅内でサンドイッチとコーヒーで簡単に昼食を済ませました。他の駅同様に改札はありませんが、ちゃんとチケットに打刻印を押さないといけないとのことです。これをやっていないと罰金が結構高いとネットでは書いてありました。

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電車は予定通り、駅内に入って来ました。案内板も判りやすく問題なく進めました。手前の方々は自転車での旅行のようです。

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2号車に乗り込み、どうにかスーツケースも置くことが出来ました。車内を撮りたかったのですが、周りの多くの方が入ってしまうために車窓から外の写真のみアップします。隣に乗った50代のマダムは流暢な英語でいくつか質問してくれました。日本はまだ行ったことないけど行くのならどの季節が良いとか美味しい食べ物はなどと聞いてくれました。電車は大西洋に臨む場所を南下するように進み、時々海も見えて来ました。40分ほどでアンダイエに到着です。ここまでは何も問題はありません。

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この旅行の移動で1番近いのにアクセスが悪そうなのが、アンダイエ駅から目的地のオンダルビア駅の区間でした。上のルート以外にもアンダイエの港まで行ってオンダルビアに船で渡る方法も考えましたが、いずれにしても面倒くさそうです(スーツケースがなければどうでもいいのですが・・😢)。 本当はもう少し列車の旅がしたかったのですが、時間がもったいないので、距離も短く料金も余り高くありませんのでタクシーが便利そうですでした・・・・ではそうすればとなりますが・・・
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何が問題なんかと言うと(色々と旅行された方は判るかも知れませんが・・)、地方の駅にはタクシーが停まってないことも多く、予約したり、タクシー会社に電話したりすることが必要なのです。私の様に外国語が出来ない旅行者にはハードルが高いのです。
ネットで調べたらアンダイエ駅の前には一応タクシー乗り場の表示はあるようでした。辿りつけばどうにかなるだろうと、バイヨンヌからアンダイエまでの片道チケットでの乗り入れです。
・・・アンダイエ駅を降りて駅前に出ると「タクシー乗り場」の案内板が・・・やはりタクシーがいません。10分ほどこの場所で待ったのですが来る気配がなかったのです。 この乗り場の10メートル先に男女の警察官が乗っているパトカーが駐車していました。

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・・・こうなったらダメ元で、フランス語は全く分からないので(一応駄目だったらスマホの翻訳アプリに頼ろうかと思いましたが)パトカーの警察官に英語で話しかけてみました。「タクシー乗り場の表示はあるのですが、待っていたらタクシーはきますか?」と・・・・
そしたら、女性警察官が何やら自分の携帯で電話をしてくれていました(フランス語ですので意味は分かりません)。なんとこの警察官が「タクシー会社に直接電話をかけてくれたのです」・・・10分ぐらいで来るから乗り場で待っていてとのこと・・・都会のパリの警察なら無視されたのかも知れませんが・・・ありがたや!あるがたやです! Merci (beaucoupフランス語)💕💋Eskerrik asko(バスク語)💕💋


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10分程度するとタクシーが来てくれました✨️ 宿泊ホテルのパラドールオンダルビアを告げるとすぐに判ってくれました。フランスとスペインの国境も意識することなく通り過ぎて、湾を回り込んで12分程度(5.8Km)で丘の上に経つホテルの前に到着です。心配していたよりあっさりと到着しました。フランスの女性警察官に感謝です💖
オンダルビアも見所満載です。乗り継ぎの時間を短縮できましたので、その分オンダルビアを散策出来ます。折角の旅に出てもノンビリ出来ない性格は変わりません😅・・・・続いてはホテルの話や街の散策などを記載したいと思います。

2020年6月19日 (金)

今週の生け花(令和2年6月3週)

今日から東京都の休業要請も全面解除となり、国による渡航の移動も制限がなくなったことです。額面通りだと非常にありがたいことですが、東京で再流行が起こっている中での解除が、疫学に基づいたものなのか、流行の危険度を無視した政治判断なのか?・・・もちろん経済も大切ですが、国民を不安にさせたのは「自粛と手当がセットでないこと」だと思うのですが・・・まあ誰も答えを知っていない状況で進むしかありません😢

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今週も生け花クラブの皆様が何時もの場所にも生け花を飾ってくれていました😃😃 ひときわ黄色いひまわりが目立っています。

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金属製の花器に、正面から見ると大きな船をイメージしましたが、斜めから見るとまた違う印象を持ちます。私のような素人でも生け花は色々な角度から眺めるものだと最近分かり始めています(遅すぎますかね 😢)

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答えのないなかで右往左往していますが、お花達は何事もないように季節が来たら咲いてくれているのですね。私ももう少し心のゆとりを取り戻さなければですね♡
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<花材:ブルーベリー、ひまわり、バラ、カーネーション、千年木>

2020年6月14日 (日)

世界を夢みて(196): バスク・バイヨンヌ歴史博物館(バスク文化を判り易く展示してあります)

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マルシェを訪ね、ニーヴ川を渡る位置にバスク・バイヨンヌ歴史博物館があります。他の方のブログで日曜日は無料で入場出来ると書いてありましたが、それ以外の曜日の入場料は7.5ユーロでした。バスク地方の歴史や文化、人々の生活の営みを知る事が出来るように展示されています。常設展以外に、特別展も開催されているようで、訪ねた時にはゴヤなどの美術展の特別展も開かれていました。バスク語やバスク地方の民族衣装や踊りや信仰の様子、文化などがヨーロッパでも特殊な位置にあることが出来ました。とても古い民族のようです。

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外観は昔の建物を利用していて、中に入いると思ったより大きなスペースがありました。受付で何処から来たのかを訪ねられ「日本」と話すと、日本語で書かれたA4サイズの20ページほどにまとめられた案内本も貸してくれました(販売はしていません)。入口のベンチに座って、さっと目を通すと館内の内容が分かりやすいかも知れません。

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昔のバスク地方の家と人々の生活の写真が展示されています。この家の中には人間や家畜などの動物、道具等も一緒に入っていたとのことが書いてありました。昔読んだ柳田国男の遠野物語」に出る、人と馬が一緒に暮らすL字型の農家のことを思いだしてしまいました。
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バスクの踊りの衣装などがとても特徴的で、他のヨーロッパ諸国で見たことないようなスカート状の艶やかな衣装の踊り子を描いています。今回バスクの踊りを実際は見ることはありませんでしたので、今でもこのような衣装が使われているのか判りません。

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バスクの言葉も文字も独特で、非常に古い歴史があるようです。今でもバスク語の表記とフランスやスペイン語の表記が並べられる場合もありますが、全然違う場合もあるようです。バスクの地方を歩くと教会と隣接する墓地にある円盤状の墓石も特徴的です。もちろん今では多くの方がキリスト教徒ですが、キリスト教が定着するまでバスク地方は「太陽崇拝」の宗教だったとのことで、その当時から墓石は太陽神を表す円盤状だったとの事です(エジプトみたいですね)。今でもバスクに見られる十字ではなくて円盤状の墓石は人々に使われているとのことでした。
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バスク地方を旅すると、必ずと言っていいほど教会とこのバスク・ベロタを競技する広場を見かけますした。この起源は古代ギリシャや古代文化にあると言われるほど歴史がある競技のようです。現在のテニスの原型とも言われているようです。子供達から上級者・プロの方々まで、ボールの種類や素手やラケットなども色々とあるようです。

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バスク織はバスク地方で織られている伝統的な織物で、とても目立つ7本のストライプ色合いが特徴です。7本のラインはバスクの7地方を表すそうですが、きっとそれは今の7州に分けられてからでしょうから比較的新しい考えなのでしょうね。それ以前から基本は赤・白・緑の色を使い、縦のストライプは「海の波」を表現していて、バスクが海の民であることも象徴しているとのことです。
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この博物館の絵画の中にも、また街並みを歩いている時に、男性の方がよく被っているのがバスク帽で、いわゆるベレー帽です。何となく私などは画家などの芸術家の帽子のように思えましたが、「ベレー帽」はバスクが起源なのですね。
昔からこの地方で、日よけ、風よけの実用品として使われていた帽子が全世界に広がったとのことです。
短時間でしたが、見応えのある博物館でバスク地方の事を知る事が出来ました。はやりここを訪ねる時には、受付で日本語の説明を読んでから回った方がいいと思いました。 やはりバスク民族はヨーロッパの中でも歴史のある民族で、ヨーロッパだけでなく、スペインやフランスの主要民族と比べても特徴ある文化圏である事が理解出来ました。はやり単純に「バスク=美食」だけではないと味音痴も私も安堵しました(笑)。

2020年6月12日 (金)

今週の生け花(令和2年6月第2週)

6月も第2週となり、ここ沖縄県では40日以上新型コロナウイルス感染症の新規患者さんが出ていない状況でホッとしています。ただ沖縄県は地理学上、東京をはじめ大都市圏からの飛行機による人の往来が多いために、その場所での流行が波及することも考えて対応しています。東京が新規患者数が20名を超える中で次第に制限が解除されていて、夜の繁華街からのクラスターが発生しないことを祈るだけです。

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6月から生け花クラブの活動も三密を避けて、部屋をオープンにした状態で始まったようです。今週もいつもの2階の場所にも生け花が飾られていました(ありがとうございます😄)。たまには枠に入れた写真を最初に載せてみました。余りやり過ぎると本来の美しさがなくなることも考えて、私自身が深入りしないように考えていますが・・・😅

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丸いダリア、シャープなヘリコニア(?)、フワフワなケイトウ、それにこの時期各地で咲き始めるハナミズキを使用しています。真っ赤な花器に映えます。
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まだまだ不安だらけの感染対策ですが、出来るだけのことをやってゆくしか手立てはないようです。皆様方もお気をつけて頑張って下さいね💖
<花材:ダリア、ヘリコニア、ケイトウ、ハナミズキ>

2020年6月10日 (水)

胃潰瘍の治療(変遷)

今日のFMレキオは消化性潰瘍について話をしました。このブログでは消化性潰瘍の治療の変遷について書きたいと思います。

歴史上、消化性潰瘍と思われる症状や治療の記載は、ヒポクラテス(Hippocrates:紀元前460年)の時代と言われています。 近代的な治療は1700年代後半からで、1800年代には消化性潰瘍の原因として胃液の研究が進み、塩酸やペプシンなどの過剰によるもの、胃の粘膜の血流障害Th_説、迷走神経や自律神経失調などのストレス説など、現代に医療と結び付く説が学会で議論されるようになりました。

1963年に様々な意見を集約した形で攻撃因子と防御因子の破綻が潰瘍の原因とした説が認められ、現代まで支持されています。消化性潰瘍の原因を天秤にかけた状態でバランスが取れていたら潰瘍にならないが、何らかの原因で攻撃因子側に天秤が振れたときに潰瘍になるというモデルで、解り易いため現在でも説明に利用されています。

 

上の図のうち、潰瘍の治療薬の中心となるのは攻撃因子を防ぐことになります。1970年代までは胃酸の産生を直接抑制する治療薬はなく、潰瘍の治療は酸を中和する制酸剤と胃の動き等を抑える抗コリン剤が中心でした。これらは大きな潰瘍に関しては効果が少なく、長期入院や手術が必要でした。実際私よりも上の年代の外科医は毎日のように胃潰瘍の手術をしていたと聞いています。
胃潰瘍の治療を一変させたのは、今でも名前をよく聞くH2ブロッカーの開発と普及にあります。日本では1985年頃から普及して来ました。外科医になりかけの私も発売当時はこの効果に驚きを持って観ていました。その後改良が加えられ、更に胃酸抑制の強いPPI(プロトンポンプ阻害薬)が潰瘍治療に主流になります。またもう1つの流れとしてピロリ菌感染に対する除菌療法も行われるようになります。

ピロリ菌は胃に住み着いて胃粘膜に慢性の炎症を起こすことより、萎縮性胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの様々な病気を引き起こすために、ピロリ菌陽性の場合は除菌療法を行い、その他の治療を組み合わせます。

H2ブロッカーを開発した英国の薬理学者のブラック博士は1988年に、ピロリ菌感染の発見によりオーストラリアの微生物研究学者のマーシャル教授と病理学者のウォレン教授は2005年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。

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このようなことを書くと短い時間でも劇的に医療は進んだことを実感します。しかしこの潰瘍の歴史をみても改めてヒポクラテス大先生は凄いのだと感じる次第です。なんたってヒポクラテスが活躍したのは日本では弥生時代の年代だったのですから・・・💖 

2020年6月 7日 (日)

世界を夢みて(195): バイヨンヌのマルシェ

バイヨンヌはフランスでありながら、バスク文化を色濃く残す街でした。建築物や習慣や人々の暮らしぶりもフランスとはちっと違う雰囲気が見受けられました。建物の壁や色使い、教会の墓石の彫刻、街中で書かれているバスク文字の看板も観ることが出来ます。

食文化も豊かでフランスで初めてカカオが入り、そのためチョコレート産業も盛んで、街角には上品なチョコレート店も数多く立ち並んでいました。海の品も山の品も豊富ですし、私でもその名前を知っている有名なバイヨンヌ・ハムもこの地のものです。

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ニーヴ川沿いに、比較的新しいマルシェ(市場)「Les Halls de Bayonne 」がありましたので、街歩きついでに立ち寄ることに。どの土地を旅行してもマルシェは旅人にとってその地域の食文化や暮らしを知る重要な場所になります。 私のように食べ物の知識がなくても、観ているだけで結構楽しめます。(全体を写した昼間の写真がなかったので、上の写真の上段は前夜に街歩きした時の写真を、下段は早朝の写真です。夜は営業しておりません)
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マルシェの中に入るとそれ程大きくはありませんが、天井も広くモダンな感じの市場となっています。

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色々な食材が売られていますが、お肉類のコーナーも新鮮で、もちろんハム類も沢山の種類が販売されていました。

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大西洋にも近い為、新鮮な魚介類が並んでいます。見た目も綺麗ですね!

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市場の一角にはすぐに食べれる食材も売っていました。ここで買って川沿いのベンチで食べるのもありかも知れませんね。・・・ふと気づいたのですが、バイヨンヌの市場もそうでしたが市場と言っても叔父さん達のかけ声が聞こえません・・・イタリアやスペインの市場とは違う雰囲気・・・それもゆったりと廻れる原因だったのかも知れません。
食材の豊富さをみてもバスク地方の豊かさを垣間見ている気が致しました💖

2020年6月 5日 (金)

今週の生け花(令和2年6月第1週)

コロナに追われるように6月に突入した感じがします。沖縄県は5月中はCOVID-19感染者は1名も出ずにすみました。しかし東京の感染拡大が気になる所です。どうしても沖縄県は東京などの大都市圏からの飛行機の乗り入れが多いために、感染がおきている地域からの出入りには気を配ってしまうのです。東京で密になるのを避けるのは至難だと思いますが、少しでも感染リスクを減らして頂けたら嬉しいのですが・・

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生け花が何時もの場所に飾られていました。3月後半から中断されていた、生け花クラブも6月から再開したようです。しばらくは部屋も開けっぱなしで、三密にならないように行われると思います。
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今週の生け花は全体的には爽やかな印象です。柔らかい色合いで少しも梅雨のジメジメした感じは受けません。
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乳白色の花は山法師(ヤマボウシ)、薄紅梅色のグラジオラスに縁取りがピンクのバラの花が山法師の深緑色の葉によって引き出された感じを受けます。左側の小さなレッドパープルの可愛らしい花はナデシコです。ナデシコにも色々と種類があるようです。自宅で抱いていたのは「アメリカナデシコ(美女ナデシコ)」だったようで、深紅に周りが白い花でしたので、生け花に使われたナデシコとはイメージが異なっていました。私的にはナデシコはさだまさし(グレープ)の「追伸」やサッカー日本代表の「なでしこジャパン」の方がお花よりも先に頭に浮かんでしまいます😅 皆様方のイメージはどうなのでしょうか?
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上から光を当てるとこのような感じになります。パソコンで枠をはめ込むとまた違う印象になりました。まだまだコロナとは関わってゆかねばなりませんが、気を抜かずに感染を防いでゆきましょう

 

2020年6月 3日 (水)

痛み止めの種類と胃潰瘍

Th_3 胃潰瘍の主な原因は、ストレス、ピロリ菌感染、痛み止めと考えられています。以前のブログにもストレスとピロリ菌感染は書きましたので、今回は痛み止めと潰瘍の関係を書いてみました。細かい所を飛ばして、かなり大まかに書きますのでご了承を・・😅

 では、まず痛み止めなら皆同じか?と言うことになりますので、まずはその辺りから

痛み止めには、麻薬などのオピオイド系鎮痛薬と非オピオイド系鎮痛薬があります。非オピオイド系鎮痛薬の中で非ステロイド性鎮痛薬(NSAIDs)とアセトアミノフェンがよく使われている薬剤です。

商品名で言った方が皆様方には理解しやすいかも知れません。

非ステロイド性鎮痛薬(NSAIDs)には、ロキソニン(R)(ロキソプロフェン)、イブ(R)(イブプロフェン)、ボルタレン(R)(ジクロフェナク)、アスピリン(R)などがあります。

アセトアミノフェンの代表名としてはカロナール(R)、ピリナジン(R)、アンヒバ(R)、アルピニー(R)などがあります。

市販薬にもこの成分が入っていることもあり、これまでに多くの方がよく飲まれていると考えています。

では、この2つの系統に違いはあるのでしょうか?・・・これまで同じと考えている方が多いと思いますので記載します。

<NSAIDsとアセトアミノフェンの違い>

①NSAIDsの薬理作用はアラキドン酸カスケードのシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することで、プロスタグランジン類の合成を抑制します。プロスタグランジンの中でも、特にプロスタグランジンE2PGE2)は起炎物質・発痛増強物質です。NSAIDsは主にPGE2の合成抑制によって鎮痛・解熱・抗炎症作用を発揮します。

②アセトアミノフェンの薬理作用NSAIDs同様にCOXを阻害しますが、その作用は弱く抗炎症作用はほとんどありません。そのためアセトアミノフェンはNSAIDsには分類されていません。非常に歴史がある薬であるアセトアミノフェンの作用機序は、中枢神経におけるCOX阻害と考えられていますが、実は未だに詳細な機序が判明していない薬でもあります。

 プロスタグランジンの中でも細かな作用によって違いはありますが、胃に関して言えば、プロスタグランジンは胃の粘膜の血流を維持する作用や胃を保護する粘液を増加する作用があります。これが減ると、胃の保護作用が低下して胃潰瘍になりやすくなります(最初の上の図をご覧になって下さい)

 ですので、NSAIDsは胃潰瘍の原因にもなることが考えられますが、アセトアミノフェンは胃には余り影響を与えないと言う結果になるのです(もちろん長期に服用では腎障害などの副作用もあります)


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 <NSAIDsで胃腸障害を防ぐには中止か併用か?>

・実際の臨床でNSAIDsを止めれることが出来れば中止。中止出来なければ併用を考えることが多いです 。具体的には胃酸を抑えたり胃の粘膜の保護作用のある胃薬と併用することが多いです。またNSAIDsが直接胃の粘膜の刺激作用もありますので、空腹時の内服は避けて食後にとるようにするように指導しています。

NSAIDsの長期使用例で、消化性潰瘍の予防効果が証明されているのは、プロトンポンプ阻害剤、プロスタグランジン製剤、H2受容体拮抗薬と呼ばれるタイプの胃薬です。 NSAIDsを服用される方で元々胃が弱いとか長期間服用される場合には、胃を荒らさないために胃薬との併用を行うようにして下さいね。

薬剤師の方や専門家からは怒られそうですが、胃潰瘍と鎮痛薬の関連について書きました。

追記)・・・もう1つややこしくしているのは、皆様方がよく使っている市販薬のバファリンも実はどの分類になるのか判りづらいこともあります・・・私も覚えきれません😢

「バファリンA」はアスピリン(NSAIDs)、「バファリンルナJ」はアセトアミノフェン、「バファリンEX」はロキソプロフェン(NSAIDs)、「バファリンプレミアム」と「バファリンルナI」はイブプロフェン(NSAIDs)とアセトアミノフェンの両方・・・となっています。

・・・まあ、市販の薬のパッケージには書いてあると思いますので、一度ご覧になってみて下さいね。 

**今ではNSAIDsと言っても、副作用を減らすような薬剤が開発発売されていますので、胃潰瘍になりにくいNSAIDsも開発されています**

2020年5月31日 (日)

世界を夢みて(194): バイヨンヌ:サント・マリー大聖堂

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ホテルからもこの美しが判るバイヨンヌの、サント・マリー大聖堂(cathedrale Sainte-Marie de Bayonne)は、ユネスコの世界遺産「フランスにおけるサンジャック・デ・コンポステーラ巡礼路」の一部として登録され、バイヨンヌのランドマーク的な存在です。

 

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宿泊したホテルからもアドゥール川を挟んで、まるでディズニーランドのお城(表現が可笑しい?)のようにもみえた大聖堂です。サント・マリー=Sainte-Marieは「聖マリア」のことです。以前にもブログに書きましたが、そのためノートルダム・ド・バイヨンヌ(Notredum de Bayonne)とも呼ばれています(→ http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-dc19d9.html )。

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この大聖堂の身廊は入口からきれいに伸びていて、十字架のようになっている構造になっています。大きすぎて写真に全体像が出せませんので、上の写真はサント・マリー大聖堂の中にあった教会の模型です。

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朝教会に向かうとバスクらしい格子戸の可愛らしい街並から、この教会が見えて来ました。

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近くで見るとこの大きさが実感します。広角の写真機でも全体が入りません😅 フランスのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として、世界遺産に認定されています。壁の色も違いますので、何度か修復があったのでしょうか? 歴史を感じさせられます。13世紀から14世紀にかけて建設されたゴシック様式の大聖堂です。街の至とこから見える2つの尖塔は85mの高さがあるそうです。この大聖堂には、初代司教であった聖レオンの聖遺物箱が納められ、聖レオンはバイヨンヌの守護聖人として崇められています。

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なんとこの教会は無料で入れます。拝観料が必要と思い中に入りましたが、特に必要もなさそうです。 主祭壇で、上部のステンドグラスも綺麗のですが、朝日がバッチリ入りすぎて(笑)上手く写真に撮れませんでした😢

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正面からは光がもろに入るため、横にずれて主祭壇側を撮ってみました。やはり綺麗な教会内部です💖

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後方にはパイプオルガンと円形のステンドグラスがあり、このステンドラスの光は優しげでした。この部分はバロック様式ですので造られた年代がまちまちなんでしょうか?

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この教会も基本的にはヨーロッパの教会で見かける三層式構造となっています。1階の部分は、ヴォ―ルトというアーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)を特徴とする様式となっており、2層の部分は1人がやっとと通れるほどの狭いテラスがあり、3層部分は光を採り入れるステンドグラスのみの構造となっています。

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内部のステンドグラスは色合いが美しいです

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内部の壁面を飾っているステンドグラスは16世紀のもので色鮮やかに残っています。また周囲のフレスコ画や壁面の精緻な装飾も荘厳で、流石に世界遺産にも登録されているだけあります。



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中庭を挟んでぐるっと一周出来る回廊です。

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丁度朝の光が回廊のバラ窓の形をした部分の影を落としていました。壁は古くて剥がれている場所もあったのですが、この光がとても印象に残る美しさでした。

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回廊から中庭の緑、大聖堂、そして青空・・・今日も楽しめそうです💖
この大聖堂だけでなく南側に隣接する回廊がこれまた美しいです。教会の奥から入れますので、ここは観てから帰った方がいいと思います。

2020年5月29日 (金)

今週の生け花(令和2年5月29日)

気がつけば5月ももうすぐ終わりとなります。何となく忙しくて曜日の感覚がなくなりつつあります。緊急事態宣言が解除された週末を迎えると思うのですが、コロナウイルスはなくなった訳ではなく身近に潜んでいます。まだ気を緩める時期ではありませんので、注意深く行動することが大切なのでしょう。宣言を出すのはある意味簡単ですが、解除する方が難しいと考えています。

病院も中断していた、健診業務や内視鏡、待機手術などを再開するために、色々な問題が立ち上って来ます。誰も経験したことはありませんので、試行錯誤を繰り返しながら自分達で出来る方法を探すしかありません。それを考えるだけで頭の中が常に飽和状態となっています(まあ私の頭の容量が少ないのが原因なのでしょうが・・・😂)

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このような中で、2階のいつもの場所に、生け花が飾られていました💕 今週の生け花は、無骨な流木に独特な色合いの花器にスパイラルジンジャーの野性的な造形がマッチしています。中央にある紫の花材はムラサキゴデン(紫御殿)です。


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斜めからみても、荒々しい自然をみているかのようです。中国の桂林のような水墨画の世界にでも訪れたかの気分になります。

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またこれからの1週間、1ヶ月でどのように感染は推移してゆくのでしょうか? 先の見えない戦いは続きます👊

2020年5月27日 (水)

テレワークと肩こり

新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛やテレワークなどで肩こりや腰痛なども増えていると言われています。今日のFM放送は首の痛みに対して話をしました。 今日のブログは以前書いた「肩こり」について再度記載致します。

Th_090956 肩こりは、厚生省の調査で女性第1位、男性第2位となるくらい国民の多くにとって身近な自覚症状です。肩こりは、肩の痛みや不快感だけでなく、眼精疲労、集中力低下、めまいや頭痛などの症状に影響を与えます。

首の激痛と言うよりも、重く鈍い痛み(肩や首が凝る、肩が張る)などと表現され、痛いと言うよりも不快感を伴うこわばった感じが殆どだと考えます。 重苦しい感じ、イライラしてしまい抑鬱な気分にさえ感じてしまうこともあると思います。

私達の首回り(頸椎や筋肉)は色々な動きが出来ると同時に、頭という重い荷物をかかえています。頭は5〜7Kgの重量があり常にそれを支えていますし、首周りは肩を吊り上げたり上肢の運動も支えていて大きな負担と強いられています。

頸骨の変形やヘルニアによる神経的な痛みもありますが、今日は首回りの筋肉(特に僧帽筋など)の凝りについて私なりに説明したいと思います(結構いい加減かも知れませんので、詳しいことはネットで調べて下さいね

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長時間同じ姿勢でいると首や肩が凝るのを経験すると思います。今年は特にコロナウイルスのお陰で、外出自粛や在宅での仕事に切り替えている方も多いと思います。このような狭い空間で移動もないと、どうしても同じ姿勢でいる時間が長くなり、常に同じ筋肉が同じ方向に緊張状態を強いられます。 

 

筋肉の緊張状態が続くと、血液の流れも悪くなり、筋肉内に疲労物質である乳酸やピルビル酸といった痛みを起こす物質が溜まってきます。(走ると足の筋肉が酸欠状態となるだけでなく、乳酸やピルビル酸が溜まって痛くなりこれ以上走れなくなるのと同じです)。

 

簡単な図を書いて見ました。 首周りの筋肉で一番大きいのが僧帽筋ですが、その下に右側に書いた色々な筋肉があります。同じ姿勢で首や肩、手を支えていると常にこれらの筋肉には疲労物質が蓄積し、その筋肉にある神経を介して痛みを感じます。この痛みは刺されたような鋭い痛みではなく、筋肉の鈍い痛みと感じます。これがいわゆる「凝り」と表現されます。

ところで凝った所を指で押したりすると、同じ筋肉でも痛みが強かったり痛みが鈍かったりする場所の違いがあることに気が付きませんか? 筋肉が付着する肩甲骨や背骨などの近くには神経が多く、筋肉の中央部には神経の密度は減って少なくなります。 同じ筋肉内でもその神経の分布の差により、凝りによる痛み方にも違いが出てしまいます。

ワープロ仕事などで同じ姿勢は首周りの筋肉の緊張状態を強いますので、時々首や肩を回したりストレッチをするといいですし、眠る時も首の負担を減らすような枕を選ばれたらいいのかも知れませんね。パソコンなどでモニターを見上げるような姿勢(頭を反らす姿勢)はよくありません。背筋を伸ばして、少しアゴを引くぐらいが肩こり予防にいいと思います。

首の周りの筋肉を動かして、血流を良くすることが大切ですが、筋肉を意識してといっても沢山の筋肉があるので、私のおすすめは首周りの骨や関節を意識して動かしてみることです。

①頭を前後左右など動かす(首の骨を動かす)②肩を前後上下に動かす(鎖骨を前後左右に動かす意識)③背部の肩甲骨の間を広げたり縮めたりする前後左右に動かしてみる・・・まあ、整形外科が専門でない私の考えですので(間違いがあるかもしれません😢)、テレワークなどをなされる方はネットなどを参考に、定期的にストレッチしてリラックスして行って下さいね💖

 

2020年5月24日 (日)

世界を夢みて(193):バイヨンヌ街中散策

フランスのトゥールーズからルルドを経由し、山バスクの小さな村々を巡り、フランスバスクの中心都市バイヨンヌに宿泊しました。今回はバイヨンヌの紹介をしたいと思います。フランスの大西洋側でスペインに近い場所にバイヨンヌはあります。人口が約4万5千人の中規模な街ですが、歴史は長く紀元前3世紀頃にはローマ人によって駐屯地がおかれていたそうです。 フランスとスペインのバスクと呼ばれる文化圏で、元々はフランスやスペインとは違う生活スタイルの民族が住んでいました。 バスクの人々と関係無く、スペインとフランスによって国境線が引かれた為に、国としてはスペインとフランスに分かれる結果となっています。 この旅を計画したのは、バスク文化を直接観てみたかったことでした。 やはりフランスにあってもスペインにあっても、この地方にはフランスでもなく、スペインでもないバスクの文化が残っていて、人々もバスクであることに誇りを持っていることがよく分かる経験となりました。

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上のグーグルマップで記載したようにバイヨンヌは2つの川、ニーヴ川とアドゥール川によって「大バイヨンヌ」・「小バイヨンヌ」・「サンテスプリ」の3つの地域に分けられていて、それぞれが橋で結ばれています。 私が泊まったホテルはアドゥール川を挟んだ対岸でサンテスプリ地区にあり、直ぐ近くにバイヨンヌ駅があるために、鉄道を利用しての旅行の起点となっています。 

ニーヴ川挟んで、上の写真の左側が商業地域グラン・バイヨンヌ(大バイヨンヌ)で、右側が観光名所の集まるプチ・バイヨンヌ(小バイヨンヌ)でニーヴ川の両岸にはバスクらしい色とりどりの可愛らしい建物が並んでいます。その1階部分には沢山のカフェ・バールにレストラがあり、人々で賑わっていました。

今回もタイトなスケジュールです。夕方着いて、街を散策し、夕食をとり、今度は朝早くから街を散策して、教会や博物館を回り、昼にはバイヨンヌ駅から、スペイン国境を越えてオンダルビアへ向かうことになっています。

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ホテルで早めに朝食をとり、街歩き開始です。今日もいい天気になりそうです😃。 サンテスプリから橋を渡り、大・小バイヨンヌへと入ります。アドゥール川の流れは時間によって殆ど停滞していたり、急な流れになります。海に近いので潮の干満差で起こる現象なのでしょうか?

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橋を渡りかける手前で、ニーヴ川がアドゥール川に合流する場所に、バイヨンヌの市庁舎と区庁舎の建物が見えて来ました。その前の広場には椅子が並べられていて、朝食をとっている市民が数名いました。

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グラン・バイヨンヌは比較的細い道路に高い建物が密集しています。その窓枠がいかにもバスクらしい木の扉に鮮やかな色が塗られています。建物の高さは統一されているようですが、色は自由なのでしょうか? 色とりどりですが、何故か下品ではなくてまとまっていて綺麗です。不思議です

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実はこのバイヨンヌはフランスにチョコレートが最初に持ち込まれた街で、チョコレート店が沢山あります。まだ朝が早くこの時間帯は店が開いていませんでしたが、見ているだけで美しいです。まるで宝石店のような雰囲気もありました。

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数分歩くとバ13~14世紀に建てられたゴシック様式のサント=マリー大聖堂の前にでました。巡礼路の一つとして世界遺産に登録されており大聖堂です(こちらの中については別の回で書きたいと思います)

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更に南下すると、かつてのバイヨンヌを取り巻く城塞の壁沿いにでました。かなり強固な壁で外敵から街を防いでいたのでしょうか?

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ここでUターンして、ニーヴ川へと街の中に入りました。バイヨンヌはラグビーも盛んでラガーマンが集まるパブ(Chai Ramina)が、日本のテレビで放映されていたの覚えていましたが、偶然この店の前に出ました。その時に見た女性の方に「テレビで見たことあります」と言ったらはにかんでいましたが・・・ラグビー好きな方なら是非立ち寄って下さいね。

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ニーヴ川の両岸はカフェやバール、レストランなどが軒をつなれていますし、街がカラフルで綺麗です。写真撮影にはもってこいです。私の下手な写真撮影でも綺麗に見えます😊

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もう一つ忘れてならないのが、生ハムだそうです。私でも知っている「バイヨンヌハム」で有名な場所ともなります。折角なので、作り方の見学もさせてくれると言うお店(Pierre Ibaialde)がありましたので、このお店に寄って見ることに。店の奥には上の写真のように沢山のハムが吊り下げられていました。
見所満載のバイヨンヌですので、世界遺産の教会やバスク地方ついて沢山資料のある歴史博物館については後日記載致します。

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