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2019年4月21日 (日)

世界を夢見て(126); ゴーダ(Gouda)

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ロッテルダムからゴーダ、キンデルダイクからアントワープへ向かうことに。この場所をスーツケースを抱えて、電車やバスの移動は大変なことと時間がかかるために、タクシーでの移動手段を選びました。 日本で手配は済んでいます。 この場所をどう電車やバスで回ればいいのかをずっと悩んでいたのですが、オランダもベルギーもあまり大きくはないため、車(タクシー)で移動出来ないかどうか? あるいはレンタカーを借りることも考えました。レンタカーはイギリスならいいのでしょうが左ハンドルでカーナビがあるとは言え現実的ではないと考えました。 タクシーは移動手段で観光案内は出来ませんので、街から街への道は運転手にまかせて、どの街で何分待って貰うかなども自分で決めて、街歩きも事前にコースを予定を書き込んで臨みました。メールでどのように回るか、時間配分なども記載して現地のタクシー会社に依頼のやり取りで決定しました。

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ロッテルダムから北へ車で20分ほどでゴーダに着きました。料理や食べ歩きが好きな人ならゴーダと言えば判る方も多いかも知れません。ゴーダチーズで有名な街で、運河に囲まれた童話に出てきそうな小さな街です。Th_th_dsc01451

ここで1時間ぐらいの予定で運転手さんには、待って貰うことに(待ち時間はカフェなどで過ごしているようです)。徒歩で街の中心のマルクト広場に向かいます。真ん中の小さな建物がチーズ計量所です。

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マルクト広場からチーズ計測所(De Goudse Waag)を観たところです(中央)。1668年に建てられたチーズの計量所で、昔は広場で売っていたチーズを計ることに利用していましたが、現在は博物館となっています。Th_dsc01457

広場の中央にあるのがゴーダの市庁舎になります。白い窓枠と赤い覆いがあるテーマパークに使われるかのような可愛らしい建物ですが15世紀のゴシック様式の建物で歴史は長いのです。

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円盤状の大きなゴーダチーズ(1個10〜15Kg)。この広場で何個かをカゴに乗せて2人で運ぶ競争をするイベントも行われています(TVなどでご覧になった方も多いかも知れません)。私のスーツケースの半分は空いていますので、1個買おうかと一瞬思いましたが、これからの旅程のことを考え断念しました。
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市庁舎を回り込んだところです。こちらが正面なのでしょうか? だいぶ雰囲気が違います。

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マルクト広場から直ぐ後ろに聖ヤンス教会があります。ステンドグラスが美しいと言われています。多くの街では教会の前に広場があり写真を撮りやすいのですが、広場と教会の間に家があり、広角レンズでも全体を撮すことが出来ません。路地に面して直ぐに教会の玄関となっています。時間も無いため中に入らずに外観だけ撮影しました。

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更に運河沿いを歩くと、可愛い街並みであることが分かります。Th_dsc01470運河沿いにかつては病院であった建物がゴーダ博物館として利用され、当時の人々の暮らしや武器や金銀細工を観ることが出来ます。運河とこの建物がよく調和しています。入口に架かる橋も可愛らしいです。中世のおとぎの国に迷い込んだ様に感覚に陥りました。

更にこのまま進むと街を囲む運河の縁に到着。 運河に囲まれた街がゴーダですので、歩くことでこの街が如何に小さいかも分かりました。僅かな滞在時間でしたが、それなりにゴーダの雰囲気を楽しめました、
急いで歩い来た道を戻り、これから最も(?)オランダらしい風車の見えるキンデルダイクに向かいます。

2019年4月17日 (水)

パリ・ノートルダム大聖堂の火災

今週はFM放送がないため、健康ネタはありません。日本でも大きく報じられたパリのノートルダム大聖堂の炎上に絡めて、旅行記ではなくて思いで話として書いてみます。

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20代、30代は1年に1回海外旅行に行っていたのですが、大学病院から離れて30代後半から50代半ばまでは、年に1回の海外旅行も出来ないほど忙しくなり、本当に365日年中無休で働いていました。50代後半から思い切って海外旅行を復活させることにしました。病院の再建、移転と忙しく働いた仲間からも「行ってらっしゃい」と背中を押されて、ここ5年はヨーロッパに行っています(皆に感謝です)。

私がフランスに行ったのは1990年代ですので、随分と経ってしまいました。フランス各地を回るとフランスが農業国で各地方の文化度が高く、豊かな国だと言うことを実感しました。そしてその旅の最後が花の都パリの2日間でした。エッフェル塔からの夜景や運河からノートルダム大聖堂やオルセー美術館などを見学し、華やかなムーランジュールのショーも見学しました。本当に夢にような若い頃の旅行でした。

Th__9 昨日、悪夢のようなノートルダム大聖堂の炎上のニュースをみました。本当はもう一度ゆっくりと観る計画を頭の中では考えていたのです。 気になっていたノートルダム大聖堂が炎上する光景を観ながら、パリ市民が涙を流し賛美歌を歌っている動画には思わず涙が溢れそうになりました。 私自身は全くの無宗教家ですし、キリスト教のことも知りません。 だだ世界の美しい景色や街並み、教会や美術館をみるのも好きなせいで、ヨーロッパを旅行するとキリスト教の文化には触れることがあり、学ぶことも多くありました。

パリのノートルダム大聖堂はゴシック様式の始まりであり最高傑作にも挙げられる教会です。宗教革命やナポレオンの時代、2回の世界大戦も生き延びた教会で、パリ市民にはなくてはならない存在、そして永遠に有り続けると信じていた教会だったと思います。その火災を目の当たりする喪失感は如何ばかりかと想像します。

久々に20数年前のアルバム(当時はデジタルではありませんでした)を取り出してみました。懐かしい景色ですが、もう無くなってしまった部分も多くあるのでしょう。 その写真の横に小さな文字で私が書いた解説がありました。 「ノートルダム大聖堂は十字架の形」だそうです。

折角ですので、記憶の整理に書いてみたいと思います。

ヨーロッパを旅すると聖母マリア信仰が根強いことを感じます。キリスト教文化ですので、キリストが一番でしょうが、マリア様の方が人気が高いかも知れないと思うことがあります。 一度そのようなことを現地で聞いたことがありました。キリストの教えは絶対的なもので、戒律なども厳しいそうです。それに対してマリアさんは慈愛の象徴で、何もかも受け入れて許してくれるそのような母親像のために、マリアさんは人気があるのではと・・・なるほどと納得した思いでがあります(きっと諸説あるのでしょうが・・・)

この「ノートルダム」と言う名の教会は世界各地にあります。 炎上したのはパリのノートルダム大聖堂とわざわざ「パリ」のと付いているのです。 ノートルダム(Notre-Dame)とはフランス語で「我らの貴婦人」という意味で、聖母マリアをさす言葉です(フランス語を知らなくてもマダム(Madame)は聞いたことがあると思います。語源は「私の (ma)婦人  (dame)」から来ていて、英語のミセスやミスに相当するそうです。Notre-DameのDameもこれと一緒です)
。 そのため世界各地にノートルダムと名を記した教会(聖堂、大聖堂)があります。(以前、教会の呼び方について書いてますので、一緒に読んで頂ければ嬉しいです→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/88-4e57.html

ノートルダム教会の基本的な形は上空からみると「十字架の形」をしています。教会の上部にはマリア御堂があり、中央の交差部分にイエスの十字架がおいています。ゴシック様式は空高く造られ、内部の空間の広々とし、ステンドグラスなどの光が美しいのが特徴です。そのために壁の外部にはそれを支える支柱が沢山建ち並ぶ構造となっているのです。

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上の写真は20数年前に運河クルーズから眺めたシテ島にあるノートルダム大聖堂の威風堂々した姿です。私がノートルダム大聖堂を観てから随分と経ちましたので、もう細かなことは覚えていません。

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若かりし頃は時間も永遠にあると思い、旅行に行っても写真も余り撮りませんでした。今思うとノートルダム大聖堂の写真を沢山撮っておけば良かった思います。マクロン大統領もすぐに再建する話をしていますし、既に沢山の寄付を出すという方も多いようです。 ただ残念ながら昔の資材は消失したのも多いかも知れません。 再建され形は同じでも同一ないのですね。 

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私が観た昔の内部の彫刻や美術品はどうなったのでしょうか? キリスト教徒でなくてもこの教会は永遠だと思えていたのですが・・・・・

永遠というのは実際にはないのでしょう。永遠はなくても継承は出来ると思います。同じ作り手や材料ではなくても、人類の財産はその歴史の継承と共に次の世代にもみて欲しいですね。

焼灼されてしまいそうな貴重な美術品や重要な遺産をフランスの消防士の懸命な努力で救われたものも多いと聞いていいます。フランスだけでなく全世界の遺産ですものね。お怪我をなされた消防士もいたと報道されています。御回復をお祈り致します。

 

2019年4月14日 (日)

世界を夢見て(125); キューブハウス(Cube house Rotterdam)

オランダのロッテルダムにはユニークな建物が多いのですが、その中でも群を抜くのがキューブハウス・ロッテルダム(Cube house Rotterdam)だと思います。
ロッテルダムは第二次世界大戦で壊滅状態の破壊されてしまいます。戦後新しい街作りを進める中で一部の古い地区を除いて、斬新な建築物が次々と造られようまるようになります。まるで奇抜な建物の見本市のように競い合った感があります。
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キューブハウスはロッテルダムの街の中心部にあり、最近出来たマルクトハル(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-37ed.html )のある広場に面した場所にあります。

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皆が集うことが出来る集合住宅として設計されています。1984年(昭和59年)に完成していますので、当時としては本当に先駆的な建物だったと考えます。

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次第に近づくと、青い空と相まってより一層黄色の住宅が目立ってしまいます。

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45度の傾いた住宅部分は採光がよく、どの部屋も明るいのが特徴でした。傾きがあるお陰で、光が入りやすい構造になっていることを実感することが出来ます。

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1階部分にはカフェや幾つかのショップも並んでいます。変わった風景の中でゆったりとコーヒーを飲むのもいいかも知れません。

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この一棟がミュージアムとして公開されています。1人3ユーロで見学出来ます。私は2階の受付に上がる階段でいきなり壁にぶつかってしまいました・・・人間の意識は簡単に変えられないのかも知れません。45度のキューブ内ではバランス感覚がおかしくなりそうです。

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部屋の中も皆45度です。慣れるまでは気をつける必要があるのでしょうか?

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キッチンも斜めです。

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しかし、キッチンに立ってみると、意外と外の景色もよく見えて開放的でした・・

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住宅部分の2階、3階へも階段を登って行けます。次第の慣れて来ました。家具などの調度品を壁側につけるためには特注でなければはめ込めない気がします。市販のものは使えずお金がかかりそうです。

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最上階の部分です。やはり光が四方からはいり明るい部屋となっています。

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その場所からはこのような光景が見えます。やはり見慣れない斜め感ですね。

入って直ぐはいきなりぶつかりましたが、しばらくすると感じがつかめてだいぶ違和感もなくなりました。 形は変ですが、済んでいると採光がいいことや、廻りも良く見えるなどの満足感もある気がします。なんたってこのキューブに住んでいると言う楽しさもあるのかも知れません。
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最後に1階に降りて、もう一度写真を、青空に木々の緑と黄色の住宅が映えます。

これ以上体験したい方の場合は、一部を宿泊施設としても提供しているようで検討して下さいね。 平衡感覚がおかしくなる経験でした

2019年4月10日 (水)

下剤の長期服用に 注意(警告?):大腸メラノーシス

Th_303965_1   便通異常(便秘や下痢など)は多くの方が経験していると思います。年齢とともに便秘気味になる方は多くいらっしゃいます。そのために便秘に対して長期的に内服治療を行っている方も多いと考えます。次第に何種類の下剤や浣腸などを行っても改善せずに、私達の外科で大腸の大部分を切除する方がいます。 その原因の一つに下剤の選択の誤りにより大腸メラノーシスとなり神経叢も破壊されて大腸が全く動かなくなった症例が多く含まれています。

正常な大腸はピンク色した粘膜で、鎮痙剤の注射をせずに大腸内視鏡を行うと規則正しく腸が動く蠕動運動を観察出来ます。 しかし中には腸の粘膜が真っ黒くなり、殆ど腸が動かない方を見かけます。この粘膜が黒ずんだ状態を大腸メラノーシス(大腸黒皮症)と呼んでいます。

この大腸メラノーシスはセンナ、大黄(ダイオウ)、アロエなどの大腸刺激性下剤(アントラキノン系下剤)を長期連用(平均して9ヶ月以上)している方に起こって来ます(もちろん全員に起きるわけではありません)。

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大腸メラノーシス(大腸黒皮症)は、メラニン様色素がマクロファージに貪食されることにより大腸粘膜が淡褐色から黒褐色を呈するもので、内視鏡で観ると本来ピンク色の大腸の粘膜が黒ヒョウ柄のどす黒い色に変色していること確認出来ます。

色が変わるだけなら良いのですが、、腸管内の神経叢も破壊し、腸の蠕動運動が低下し更に便秘状態を増悪させてしまいます。早めに気づいてこれらの下剤を中止すれば1年程度で回復することもありますが、戻らない方も実際はいらっしゃいます。

ですので、今回は私としてはちょっと強い口調となりましたが括弧して(警告)とタイトルに入れたのです。

便秘に対してはまずは水分を多めにとる、食事の改善(繊維質の多い食事)や運動などの生活の改善が先です。排便する姿勢も重要で洋式の場合で本を読むように直立姿勢では、排便時のいきみがお尻の後方(仙骨)に向かいます。実際の直腸は仙骨から前方に向かいますので、前屈みで力んだ方がいいのです。排便姿勢からすると和式の方に分配が上がります。

その次ぎに下剤を考えて下さい。

下剤の大まかの分類では①塩類下剤 ②腸管刺激性下剤 ③上皮機能変容薬 があります(もっと細かな分類方法もありますが)。 生活習慣を改善しながら①より使い始め、続いて③の下剤を試して行きます。それでも駄目だったり短期的な使用として②の下剤を検討するのが現時点での慢性便秘に対する考え方ではないかと思います。

②を多くの方が使っている理由に、ドラッグストアなどでのキャッチコピーの誤りがあると考えています。「漢方などの自然の生薬は体にやさしい」とか「毎朝スッキリ」などという言葉が並べられています。

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・・・・ここまで読んで頂いた方にはもうお分かりかも知れません。 アロエ、センナ、ダイオウ、カスカラなどの成分が含まれる市販下剤、医療品ではプルゼニド、センノサイド、アジャストA、ヨーデルなどの大腸刺激性下剤、漢方薬の成分に大黄が入っている下剤などは長期連用を避けるべきですし、もしも長期連用が必要なら時々は大腸内視鏡検査を行って自身の腸にメラノーシスが起こっていないかを確認する必要があると考えています。

・・・あら「私も飲んでいる」と言う方も多いはずです・・・決して飲んでは行けないと言っている訳ではなく、短期間にするか、長期に飲むなら大腸メラノーシスのことを理解して検査を受けて欲しいと思い今回は書いてみたのです。

きっと心配なされる方もいると思いますので追記しておきます。大腸メラノーシスにおける大腸がんの有病率は、メラノーシスのない場合の有病率と変化なく、発がんとの因果関係は否定的です。

 

 

2019年4月 7日 (日)

世界を夢見て(124); マルクトハル

世界的にもユニークな建築群が多いロッテルダムです。その最たるものがキューブハウスとして非常に有名で、色々なテレビ番組や雑誌で紹介されています。キューブハウスと同じ広間に面して新しく出来たのがマルクトハルです。先にここを紹介致します。
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ロッテルダム駅から南下し、歩行者専用通路もあるラインバーン商店街を聖ローレンス教会に向かって進んで行くと大きな広場に出ます。観覧車の横に大きなかまぼこ状のマルクトハル(Markthal)が現れます。

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2014年に完成したマルクトハルはロッテルダムの新名所となっています。大きさも巨大でサッカー競技場ほどの広さで、内部がアーチ状に開いた空間構造になっています。 このアーチ状の前面の部分は巨大なガラスで出来ていて、鏡のように反対の建物が映ったり、逆にガラスを通して向こうの建物まで見渡せるようになっています。なんとも不思議な形です。

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内部の方から入ると、1階と2階の部分は100店舗以上の屋台やショップ、レストランなどが建ち並び、更に地下にはスーパーマーケットもある建物です。内部の壁はカラフルにペイントされていて、おとぎの国に入ったようなわくわく感があります。

・・・・さてこのユニークな建物本体部分(外側部分)はなにに使われていると思いますか?・・・
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これは実はマンションなのです。全部で228個のマンションで外側はマンションのバルコニー・居住空間になっていて、カマボコ状の内側はキッチンやダイニングルーム、収納スペースになっているとのことですが、一般公開はされていませんので分かりません。

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筒抜けの内の1・2階には沢山の店舗が並び、中を歩きながらも色々な食材も売っていて、楽しみながら歩けますし、食事も出来ます。そういえば内部の壁にペインティングされていない四角いガラス張りの部分が見えると思います。カーブをきったマンションの部屋からこの窓を通して、我々(筒抜けの内部の部分)を観ることが出来るそうですよ。ただし高所恐怖症の人には覗けないかも知れませんが・・・

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地下にはスーパーマーケットもあることより、マンションの住民に取っては居住環境はとてもいいかも知れません。 一戸当たりいったいどれぐらいの値段なのでしょうか?

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外に出て改めて観てみると、このガラス張りの部分にはうっすらとハード型の模様が浮かび上がっています。憎らしい演出です💕

夜のマルクトハルも素敵だそうですよ。ロッテルダムで宿泊する方は是非見に行って下さいね。

2019年4月 5日 (金)

今週の生け花(平成31年4月第1週)

4月になりました。4月1日が月曜日で、今週初めから新年度の入社職員も初出勤の方もいらっしゃると思います。

私達の病院でも18人にフレッシュな方々が入職して頂き、色々なオリエンテーションを行ったいる所です。初めての方にはこの1週間が長く感じたのかも知れませんね。お疲れ様です。

今週も2階のいつもの場所に、生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれています。今週の生け花はとても気品に満ちた作品です。

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どっしりとした花器の上に色とりどりのお花達が己の美しさをアピールしています。黄色の花が目立つのですが、同じような、同じでないようなと思ってみていたのですが、花が大きく独立しているのはカラーです。 黄色の花が連なっているのはグラジオラスの花です。 ぱっと見ては気がつきませんでした。

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ごつこつした花器の上に、葉形や柔らかな僅かに紫がかった花はスイートピーで、紫の毬のような花はアリウムです。 上方にスーと枝の伸ばしているのはピンクのツツジです。ツツジは外で見る時には密集して咲いていますので、この様に葉を落としてスッキリさせるとツツジもイメージもだいぶ変わってしまいます。

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さあ、平成もあと1ヶ月です。楽しみながら4月を乗り越えて行きたいものですね。

<花材;つつじ、グラジオラス、カラー、アリウム、スイートピー>

2019年4月 3日 (水)

過敏性腸症候群の特殊性

慢性的に腹痛(あるいは腹部不快)を伴う便秘や下痢を繰り返すも、内視鏡や血液検査などをしても異常を指摘できない疾患を「過敏性腸症候群」と呼んでいます。(今の現代医学で解明されていないだけでもっと違う病態があるのかも知れませんが・・)。<以前のブログにも書いていますので重複する部分が多いです(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-221e.html )>

Th_742954  多くの方が緊張やストレスでお腹が痛くなったり、トイレに行きたくなった経験はお持ちだと考えます。 しかしこれが毎日となると辛いと考えます。通勤時、あるいは学校や会社で、何度もトイレに駆け込む場合は余計にストレスに感じるはずです。

私達の胃や腸(小腸、大腸)の運動は私達が意識的には調節出来ない自律神経がコントロールしています。この胃腸をコントロールする働きに異常が起こると、便秘や下痢などの排便異常、腸蠕動異常による腹痛、嘔気などが出現します。

便通異常は消化器疾患の中でも最も見かける症状で、日本人では10%程度の方に認められるそうです。頻度が高いのは20〜40代に多く、男女比では2:3でやや女性に多く認められます。男性では下痢型が多く、女性では便秘型が目立ちます。不思議なことに統計上、人種間や国別でも差があり、東南アジアで7%、南米で21%、米国で10%、フランスで2%で都市部や農村部、職種によっても有病率が違うのです。 これらを観ても様々なファクターが過敏性腸症候群に関与しており、簡単に原因や治療法を決定出来ない難しさを含んでいると考えられます。

過敏性腸炎のタイプは①下痢型、②便秘型、③交代型に分かれます。下痢型は突然起こる下痢が特徴です。そのために通勤や通学、あるいは仕事上で支障が出ます。便秘型は腸の蠕動がスムーズに行かずに便が停滞します。コロコロした硬い便となり排便が困難になったりします。交代型は下痢型と便秘型が交互に繰り返します。

原因として現在として上がっているのが、心理的なストレス、腸管内の細菌叢の異常、腸管粘膜の炎症、神経伝達物質(セロトニン、コルチゾール、ヒスタミン、一酸化窒素など)、遺伝などがあります。どれも決定打はありません。

この様な病態を踏まえて、治療は様々な角度から行ってゆきます。ストレスや環境要因を整理し、生活リズムや食生活(繊維質の増減、油脂減少、香辛料減少など)を整えるようにします。それと併せて薬物療法として下痢止めや鎮痙剤、下剤や高分子重合体、セロトニン受容体拮抗薬などを組み合わせて治療を進めて行きます。

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多くの方が悩んでいますし、治療も一つで完結するものでもありませんので、家族や特に仕事場や学校などの周囲の理解が重要となります。

 

2019年3月31日 (日)

世界を夢見て(123): ロッテルダム

ロッテルダムはネーデルランド(オランダ)最大の産業都市で、ライン川と2本の支流(マース川とスヘルト川)が北海に注ぐデルタ地帯にできたオランダ第2の都市となっています。                                           
今回の旅行は全くの個人旅行で、全ての計画を自分で立てましたので、ロッテルダムは短い時間でユニークな建築群を回ることをテーマにしました。 と言うのも、前準備の段階で、ロッテルダムには奇抜な近代建築が多いと書いてありました。 
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ロッテルダムは第二次世界大戦で街が徹底的に破壊されて「破壊された都市 Destroyed City」と言われ壊滅状態となります。ヨーロッパの多くの街は、昔の面影を最大限に活かして復興することが多かったのですが、ロッテルダム市民は一部を除いて、完全に新しい街作りを行っています。左のモニュメントは海洋博物館の近くにあるのですが、この像は「心臓を失った男」というタイトルで、ここから戦後ロッテルダムの復興が始まったと言う記念碑となっています。
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ロッテルダムの入口、ロッテルダム中央駅から直ぐにユニークな建築群が始まります。いきなり近未来都市のイメージですね。

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ロッテルダム中央駅は2014年に改築工事も終了し、構内にはショップやカフェなども並ぶモダンな駅へと生まれ変わったそうです。

中央駅から南の海側に向かって歩き出しました。
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奇跡的に空爆を一部免れたロッテルダム市庁舎です。前が工事中でした。

ロッテルダム市内の歩行者専用のある商店街が「ラインバーンDe Lijnbaam」で、やはり新しい感じの通りです。
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そこから歴史的な建造物の聖ローレンス教会へ向かいました。1449〜1525年のゴシック様式の教会で、大きなパイプオルガンなどが必見だそうです。しかし入口に近づくと嫌な予感。何か行事でもあるようで、荷物をもった方が慌ただしく出入りしています。 入口で係の初老のおば様に聞いたら今日はイベントがあり駄目だと。日本から来ましたといったら、少しだけ入らせて貰ったのですが、いかめしい現場監督のような叔父さんから出てくれと言われ写真も撮らずに帰ってしまいました(残念。でも係のおば様にはありがとう!)                            

・・・<キューブハウスとマルクトハルに行ったのですが、ここは写真が多いので次回に紹介します>・・・・
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更に南下してゆくと河口に近代的な建築群があり、まだまだ新しいビルが建ち並ぶ活気溢れる都市です。

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ロッテルダムの北部と南部の境のマース川にかけられたエラスムス橋(Erasmusburg)も有名で、その優雅さから「白鳥」とも呼ばれるそうです。今回は時間がなくて橋の袂には行けませんでした。

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ロッテルダムのマース川の公園に立つのがユーロマスト(Eueomast)で途中の100mの位置にに展望レストランがあり、それから更にユーロスコープと呼ばれるガラス張りのエレベーターが塔を回転しながら一番上まで上がるそうです。この日は天気も良くて運転していて、地上からもその動きが分かります。登りたいのですが、今日はタイトなスケジュールですので、次を急ぎました。

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次に向かったのが「VAN NELLE」と言う世界遺産です。 これは地球の歩き方や他の旅行案内にも殆ど載っていない場所でした。世界遺産はおおよそ旅行の目玉的な場所ですので、紹介されないのはまだ登録されて新しいからでしょうか?そのため外観だけでも観てみたいと思い出かけたのです。

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ファン・ネレ工場は1995年まで操業されていたタバコ・コーヒー、紅茶の製造工場で、「オランダ機能主義建設の最高傑作」と言われているようです。工場棟や倉庫棟、運搬用のブリッジ、事務棟などが非常に運用しやすい形で機能重視で造られた工場のようです。現在はオフィスやイベントスペースとしても利用されており、基本的には関係者以外は入れませんが、色々なイベントがありその時には内部見学も出来るそうです。 もし皆様方もチャンスがあれば見て下さいね。             

次回はロッテルダムのユニークな建築、キューブハウスとマルクトハルについて書く予定です。

2019年3月29日 (金)

今週の生け花(平成31年3月第5週)

いよいよ3月も終わりに近づいています。入園、入学、進学に就職や転職など慌ただしい時間をお過ごしのことと思います。「猫の手も借りたい」ほど多忙の方も多いと考えています。 今や日本ではベットの数で犬を抜いて猫が一番多くなったようです。そのために「猫の手も借りたい」では・・・ないですね🐱?🐱? 昔、猫はネズミを捕るぐらいしか仕事がなかったと思われ一番暇な動物と考えられていました。それで、いつも暇そうにしている猫の力も借りたいために出た諺でした。 猫党としては「犬の手も借りたい」と言いたくなるのかも知れませんが、犬は番犬、狩猟犬やソリを引いたりと忙しく仕事をしていたために「犬の手も借りたい」とは思わなかったようです。 どうしてもと言いたければ「犬の手も人の手にしたい」という諺がありますので、使われて下さい😵・・・出だしから違う方向に行ってしまいましたが・・・

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 今週もいつもの2階の場所に生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。シックな花器の上に、赤いガーベラ、紫のバンダラン、黄色のレンギョ、更に白い糸菊など目立ったお花達が私達を元気にしてくれています。 生け花達から忙しい中で元気をもらい頑張れそうです。

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中国原産のレンギョですが、日本各地でこの時期に鮮やかな黄色の花を咲かせていることだと思います。紫色の大きめなお花のバンダランのことは初めて名前を知りました。アジア原産の高山性の蘭だそうですが、普通の蘭と違う育て方のようです。 根が空気を好み、高い木の上に自生するのですが、このまま根が空中に出ている形で、霧などから直接水分を吸収するそうです。

4月1日から新年度のスタート、新元号も発表されるとのことで、平成もいよいよ1ヶ月で終わりを迎えることになりますね。御多忙の折お体に気をつけてお過ごし下さい

・・・何時もなら職員から頼まれたらすぐにやるのですが、今回だけは職員から「院長の手も借りたい」と言われたら・・・複雑な気持ちになるでしょうね💦😞

<花材:レンギョ、ユーカリ、ガーベラ、バンダラン、小菊>

2019年3月27日 (水)

春先からの感染症に注意

寒い冬の時期はインフルエンザやノロウイルスなどの感染性疾患の流行が起こります。春先に向けてインフルエンザなどは少なくなるのですが、春先から初夏にかけて流行しやすいウイスル性疾患に注意が必要となります。

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 これからの時期は昨年から流行が続いている風疹(三日はしか)、麻疹(はしか)と流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふく風邪)が流行する季節となります。 どちらもウイルス性感染症で予防にはワクチン(あるいは既に子供の頃に罹患し免疫が出来ている)しかありません。

日本では4月に新年度がはじまり、入園、入学、進学、新社会人として新しい(or初めての)集団生活に入る方が多くいます。新しい生活では、これまでと全く違う環境、集団生活の中で、多くの方と接する機会が一気に増える時期になります。 ワクチン摂取や罹患により十分な抗体を持っている方ならいいのですが、 特に子供達にとっては親子関係以外に密に接することがなかった中で初めてのウイルスに出会う機会が増えるのです。今度は子供達から大人の社会へと感染が広がることで、この4月以降、集団生活の中で麻疹、風疹、流行性耳下腺炎などが増えるのです。 また海外から日本に持ち込まれる機会も増える季節になります。

前回のブログでも書いた様に、春先は気候が目まぐるしく変わる季節で多くの方が知らず知らず体調を崩す季節でもあるのです。これまでの日本においてはワクチン行政の不備もあり、子供の頃に十分なワクチンの接種を行っていない世代も多く混在しています。

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このような社会的、気象学的な原因も重なって春先から初夏にかけてウイルス性の感染症が流行することもあるのです。皆様方も感染症の情報に気をつけたり、自分自身のワクチンの接種状況などを母子手帳などでもう一度把握して欲しいと願っています。 

2019年3月24日 (日)

世界を夢見て(122); デルフト

Th_img_2_2 デン・ハーグを朝早く出発して、皆さま方も観たことがある白とブルーの鮮やかなデルフト陶器(←)で有名なデルフトを目指します。 デルフト陶器は中国の影響を受けたと言われていますが、本物は結構値段が高いです(買い物をしない私はスルーですが・・・)。
朝が早いため新教会よりも先にフェルメールの「デルフトの眺望」が描かれた場所を訪ねることに。途中で世界的にも有名な大学の「デルフト工科大学」へ行く、学生・教員の大自転車軍団が次々と進んでゆきました。これまでノーベル受賞者を3名出した名門校です。丁度授業開始時間になるのでしょうか? それにしても自転車が多いです。
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オランダの大学は授業料が安く(EU圏内の学生なら年間23万程度、それ以外は120万程度)で、4年生ではなくて多くは3年間で学ぶため、質も非常に高いと言われています。 世界の大学のランキングでもトップ100にオランダは7校が入っています。(第59位:デルフト工科大学、第65位:ヴァーヘニンゲン大学、第69位:エラスムス・ロッテルダム大学、第77位:ライデン大学、第80位:フローニンゲン大学、第86位ユトレヒト大学、第94位:マーストリヒト大学)。    
ちなみに我が国では東大が39位で京大が91位です。
目の前を通り過ぎる工科大学の自転車軍団の中から将来ノーベル賞の方だいるかも知れませんね。
 
世界的に有名なフェルメールですが、彼の本名はヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト (Jan van der Meer van Delft)です。オランダ語の「van」はドイツ語の 「von」と同じで英語で言うと 「of 」とか「from」と同じ意味で、denは男性与格で使われます。オランダ語は分かりませんがそのことからも、デルフト出身のJan van der Meer(これがvermeerと置き換わったのでしょうか?)ということのようです。
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フェルメールはほぼ生涯に渡ってこのデルフトで過ごし、37点の作品を残しますが、生きている時代は余り評価が高くありませんでしたが、死後100年ほど経って評判が上がったとのことです。あの「真珠の耳飾りの少女」も二束三文の値段でオークションに出されていたそうです。殆どのフェルメールは室内での女性達の作品が多く、風景画は「小路」とこの「デルフトの眺望」の2点だけです。彼が描いた場所からみた、今のデルフトの眺望です。350年経っても当時の面影があります。
Th_dsc01183 天気もいいので当初の予定通り、新教会に向かいます。デルフトは運河のある綺麗な街でした。朝早くですので気持ちがいいです。
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運河沿いを歩いて市庁舎の前の広場の奥に新教会があります。新教会と言っても1381年建造のゴシック様式の教会です。その前にすでに教会がありましたのでこれを旧教会とよんでいるのです。朝日に照らされて美しい眺めです。この教会の鐘楼は108.74メートルあります。9時になりましたので鐘楼に登ることが出来ます。鐘楼と教会内部の見学でチケットは8€でした。
朝から376段の階段を登ります。やはり疲れますが、この先にはご褒美が待っています。
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登った先の展望です。真下の広場の奥に、デルフトの市庁舎、右奥には旧教会が見えます。
Th_dsc01225 2つの尖塔を持った十字形のマリア・ファンイェッセ教会が見えます。
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北側の方向です。向こうには今日朝出てきたデン・ハーグの街並みが望めます。
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降りる前に市庁舎正面です。街並みが可愛くて、テーマパークに来たようです。
376段の階段を登ったら、同じ376段を降りなければなりません
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降りたら今度は旧教会の内部見学です。天井が高く開放的です。
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教会の奥にはHendrick de Keyser作のオラニエ公の霊廟があります。16世紀のスペインの支配下でオランダ人のオラニエ公(ウィレムⅠ世)はスペインに反旗を翻すのですが、この教会内でスペインの刺客により殺害されます。そのためこの教会に地下に埋葬され、その後歴代のオランダ国王(オラニエ公の子孫)は主にこの教会に埋葬されたそうです。
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建立当初からパイプオルガンはあったそうですが、何度か火災などで駄目になり、今のパイプオルガンは19世紀初め頃のものと言われています。今でもミサなどで使用されるそうです。
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ステンドグラスも美しく有名だそうですが、綺麗なものが多すぎてどれ程凄いのかさえも判らなくなります
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旧教会は外観だけ観て、美術館にも入らずに、急いでロッテルダムに向かいました(続く)。

2019年3月22日 (金)

今週の生け花(平成31年3月第4週)

ココロブのリニューアルに伴うシステム異常は私達利用者にとってはどうしようもない状況です。色々と改変することは仕方ないと思うのですが、こちらの操作ミスなのか単にシステムに反映されないのかも情報として与えて貰えずに、この何日かはイライラが募ってしまうブログです😖
3月の後半になったかと思ったら、いきなり夏日のような暑さになった那覇市内です。 皆様方の所では如何でしょうか? 昨日の秋分の日に病院への移動の車内では暑くてクーラー使用となっています。 とにかく暑い沖縄です。
今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました💕

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今回の生け花は、大きく枝を広げたコデマリのためにこの小さなスペースも手狭ですが、その分勢いがあって元気が出ます。
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全体的なバランスも良くとれていますし、色使いも今回は白系統と黄色の系統に分けて使っているようです。
小手毬と連続するように花器の上には白い小菊の花が違和感なく咲いています。 白い小菊の上方には黄色のフリージアの花が優しげに咲いていて、小菊と色の違いや花びらの違いを楽しめます。
右上方にはオレンジ色のストレリチアが春の太陽に向かって苞を開いています。
・・・今回の生け花もまだまだ、システムの不具合の中でココロブの皆様方にはお伝えすることが出来ていないかも知れません。早くこれまでのように分かりやすいココロブになって欲しいですね。
<花材:コデマリ、ストレリチア、フリージア、小菊>

2019年3月20日 (水)

世界を夢見て(121);  朝のデン・ハーグの風景

何時もは宿泊施設に入っても、それから22時頃までは夜遊びへと出かけています。綺麗な街並みは日中だけでなく、夜の風景はまた違った美しさをを持ちます。 
今回海外で初めてB&Bタイプの宿泊で、その夜はB&Bの居間でオーナーや宿泊客と身振り手振りの談笑(?)をしてワインを頂いて過ごしました。これまでとは違う楽しさを味わいました。
朝早くの出発でしたが、朝の景色を見にと、少し早めに起きて散歩をしました。
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街にはまだライトの灯火が残り、これから朝を迎える静けさがあります。
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通り歩きながら、両サイドの商店の中のライトアップも綺麗です。
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商店街の通りの上にはオランダ王室の王冠マークが・・・デン・ハーグは政治の中心地で、国王もここにお住まいです。
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ホランド州の勲章なのでしょうか? オランダは正式にはネーデルランドでその一部の洲(北ホランド州と南ホランド洲)がホランド(オランダの呼び名)となります。日本ではこれが国名のように歴史的に呼ばれています。
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宿泊はデン・ハーグの中心地で歩いて直ぐに池が観て来ます。ホフフェイファ池から望むビネンホフです。鳥のさえずりが聞こえて来ます。夜明けのビネンホフも綺麗です。
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デン・ハーグは国会議事堂を初めオランダの政治の中心、各国の大使館や国際裁判所などの国際機関もあるオランダ第3の都市ですが、人口は約52万人。マウリッツハイス美術館、エッシャー美術館、市立美術館なども存在する素敵な街でした。街行く人々も余裕を持って生きていることを感じることも出来ました。
<やっとココロブが使えるようになったようです。当初は自分のパスワードが間違っているのかとあたふたしてしまいましたが・・・😖>

2019年3月17日 (日)

原発からの決別を

3.11から8年が過ぎました。震災に遭われた方々は大変な悲しみや苦労をなされたことだと思います。 東京電力福島原発の事故も、復旧の見通しもたっていません。復旧するまで後何十年あるいは溶け落ちたデブリの取り出しは未来永劫に不可能かも知れません。

Th_ 日本は地震国です。いつ自然災害で同じことが起こるかも知れません。 原発について費用が安いなんて全くの誤魔化しではないかと考えるのです。

 福島原発事故の被害補償、その後の復旧に費やす費用も全て原発の費用に入るはずです。 原発に伴う核廃棄物(使用済み核燃料)の処理費用も計算には載っていません。 これからも一体原発の維持にどれだけのコストがかかってゆくのでしょうか? 本当に安い電力なのでしょうか? 「原発=低コスト」・・・本当ですか?

原発を進める政府は、北朝鮮や中国の脅威論も同様に述べています。 もしも戦争になっても「原発には爆弾を落としません」なんて紳士協定があるのでしょうか? 逆です、原発が標的にされたら、日本は戦争を続けることさえ困難です。 戦争しながら、爆破された原発からどのように住民は避難することが出来るのでしょうか? 日本の危機管理の問題上でも原発は止めるべきだと思うのです。 原発推進と北朝鮮や中国脅威論は矛盾する論法です。

日本も先進ヨーロッパ諸国のように再生エネルギーを主エネルギーとする政策に舵を切るべきです。 再生可能エネルギーは気象条件で変動し、安定しません。だから使い物にならないのではありません。 発想の問題だけなのです。

Th__2 再生エネルギーをベースの電力源として普及させ、天候により電力不足になったら、天候に影響を受けない火力発電にて不足分の電力を補い、エネルギーの安定供給を図るべきだと思うのです。

 今日本ではおかしなことに、電力が余ったら再生エネルギーからの買い取りを中止するという訳の分からない方針です。これでは再生エネルギー事業が発展しません。 単に原発を進めるために再生エネルギーを抑制、あるいは電力会社の既得権を守る為に動いている政治家達の考えです。

未来永劫に処理が難しい原発から私達の世代で決別すべきだと思うのです。 このような問題で正解はないのかも知れません。ただ解決が難しい負の遺産は未来を生きる子供達に渡したくないと思うのです・・・そんなことを考えた日曜日の朝です。

2019年3月15日 (金)

今週の生け花(平成31年3月第3週)

Th_img_2267_2 3月も中旬となります。各地で春の便りが届く季節となったと思います。
今年の沖縄は暖冬過ぎて、寒い時期を経験することで開花する、避寒桜の花があまり咲かなかったり、いつも春のこの時期に黄色の花を咲かせる「いっぺい」も咲かずに終わる場所も多いようです。
この様な外界とは関係なく、いつもの2階の場所には生け花クラブの花が飾られ、春を感じさせてくれます。           
捻りが加わった細長い花器に対して、山吹が空に向かった広がった印象は春の暖かい日差しを予感させてくれます。   
山吹は北海道から九州まで分布する落葉性の低木です。4〜5月頃にこの山吹色の鮮やかな花を咲かせますので、印象深い春の花かも知れません。
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谷底に落とした金貨が山吹の花になったという伝説から花言葉は「金運」がありますが、その上品な色より「気品」とか「崇高」という花言葉もあるようです。
胡蝶蘭の柔らかい花びらも素敵です。ピンクと深紅のカーネーションがありますが、花の形や色が異なるため全く違う花の印象を持ちました。
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葉材をとしてフェニックスの葉が使われています。左右対称で涼しげな葉形ですね。      
気品に満ちた春を演出する花々でした。生け花クラブの皆様いつもありがとうございます。
<花材;山吹、カーネーション、胡蝶ラン、フェニックス>

2019年3月13日 (水)

咳喘息

今日のFMは春の季節に変化による体調不良について話をしました。その中で、咳が長引く咳喘息についても話をしましたので、ブログでは「咳喘息」について説明します。                        
冬から初春にかけて体調を崩す方の中で、風邪や気管支炎になる方も多くいらっしゃいます、インフルエンザもまだ流行っています。Th_
多くのウイルスや細菌による上気道炎・気管支炎は2週間程度では改善します。2週間以上咳が続く場合は、普通の風邪以外を考えて病院を受診した方が良い場合もあります。
肺がん、肺炎、心不全などの重篤な疾患以外に、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患COPDの悪化によるものもあります。            
・気管支喘息は一般的にはアレルギー反応にともなう気管支の慢性炎症により、気管の狭窄や痰詰まりがおこり、ゼイゼイ・ヒュージューなどの呼吸困難が起こってきます。アレルギーを主体とする病態ですので、ステロイドなどの吸入が基本の治療となります。
・しかしながら、元々は喘息がない方が、風邪をひいた後に、なかなか咳が治らずに続く方が最近多くなっています。 熱もないし、どうにか働ける為に病院にも行かずに我慢している方が多くいらっしゃいます。 ただ咳喘息は気管支喘息の1歩手前の病態で、放置することで3人に1人が気管支喘息に移行すると言われていますので、移行を食い止める必要があります。
Th__2 ・咳喘息はウイルスや細菌などが原因で気管に炎症が起こり、そのために気道の過敏性が増加して、咳き込みが治らなくなってしまう病態です。 
気道の過敏性が上昇することで、これまでには経験したことがない条件でも咳が誘発される様になります。 例えば、掃除をしたりホコリの多い室内だけでなく、冷たい空気に触れたり、香り、花粉、湯気などに接しただけで、咳き込んでしまうようになります。
・これまで喘息と言われたことがない方が長引く咳の場合はこの咳喘息に注意が必要になります。
咳喘息を疑う咳の特徴として、熱はないこと。そして「天気によって咳がひどくなる」 「夜間(寝入りばなや深夜、早朝に咳が出る」 「冷たい空気に触れたり、湯気が出る場所、エアコンなどの気流に接すると咳が出る」 「会話中や会議などで咳が出て、止まらなくなる」 「咳がいったん出るとなかなか止まらないも、出ない時には暫くでない場合もある」 「運動すると咳がでる」 「普段より息苦しい感じもあり、ゼイゼイやヒューヒューすることもある」・・・・・・
この様なことが2週以上続いたら、咳喘息の可能性がありますので、呼吸器内科などを受診された方が良いと考えています。
・印象としても最近増えて来ている気がします。皆様方も咳喘息には気をつけて早めに直されて下さいね。

2019年3月10日 (日)

世界を夢みて(120); 初めてのB&B宿泊(Bacán Bed & Breakfast)

今回は「真珠の耳飾りの少女」のあるマウリッツハイス美術館を見るためにデン・ハーグの宿泊としました。 この美術館や国会などの観光施設も多いエリアに隣接する宿泊施設を捜していました。 今回の旅行は全て自分で予約しましたので、1番立地条件の良い場所を第1選択として考えていました。 外国の旅行では初めてのB&B(Bed and Breakfast)タイプの宿泊施設となりました。名前のとおり朝食付きで客室を提供する宿泊施設のことです。日本で言う民泊に近いのでしょうか?
今回選んだB&B(Bacan Bed & Breakfast)は顧客満足度も高く、デン・ハーグ中心の歴史的建造物が多い場所にあり、値段も手頃でした。
オーナが3階に住んでいて、2階には2室か3室(?)ほどの風呂洗面所が付いた部屋があるようでした(他の部屋は観ていませんので分かりません)。 そして通りに面した1階がブテックとなっている構造となっています。 ホテルのようにフロントがあるわけではありませんので、到着する時間を予めメールで連絡しておきます。
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綺麗な通りを進むと、両サイドとも同じ高さ、感じも似た建物が続くのですが、小さな看板を発見(写真は夕方のしかありませんでした)。 1階に入るもブテックの店舗となっています。もしも分からなければメールか電話を下さいとのことでした。 店舗の人に尋ねたら、その建物の外、通りの入り口に、3階のオーナー宅への呼び鈴がありました。ボタンを押すとすぐに店舗の中央にあるドアから、人の優しそうな40才ぐらいの男性オーナが降りてきてくれました。
エレベーターはありませんので、この中のドアから2階へと上がります。
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そこにはネットの予約時に見た真珠の耳飾りの少女のパネルがあるお部屋でした。 
お部屋が綺麗で、窓を開けると先ほど歩いた商店街も見えます。洗面所とトイレ、シャワールームが一緒になっていますが、そのオーナーの趣味がいいのでしょう、タオルや石けん、シャンプーに至るまでとても質のよい品を揃えていました。
そして共有のスペースには冷蔵庫やコーヒーメーカー、書斎などもあり、ベランダの外にはベンチもありゆったりと過ごせます。
 ホテルと違うのは民家みたいなものですから、1階に出る時には、それぞれ二カ所鍵を開けなければなりません。それもわざわざ2カ所とも鍵を持って実践して見せてくれました。夜など何時でも出て行っていいそうですが、鍵をかけて出入りするシステムとなっていました。
 お昼に着いて、デンハーグの街や美術館を見終わり、夕食を取って帰宅(?)。1階のブテックはしまっていましたので、まず入り口のドアを開けて、ブテック内から2階に上がるドアの鍵も開けて部屋に戻りました。
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これまでの旅では、それから22時頃までは外出するのですが、丁度帰室して、コーヒーでも飲もうかと思ったら、中央の応接間で宿泊しているオランダ人のご夫婦、そしてオーナーの2人が雑談中。 英語もあまり話せませんが、オーナーはじめ宿泊の方も一生懸命に分かりやすいようにゆっくりと英語で私達に伝えようとしているものですから、ついついソファーで一緒にくつろぐことに。               しばらくするとオーナーがワインやおつまみも出してくれて、楽しいひとときを過ごしました。貴重な体験でした。
 ここに宿泊した方々が自由に記帳できるノートが沢山あり、日本語で書いた文書も何通かありました。 オーナーから見せて貰いながら、日本語でなんて書いてあるのかと・・・辿々しい英語で説明。 上手く説明は出来ませんでしたが、なんとなく伝わりオーナーも安堵したようです。 良い書き込みが殆どでした。 私も記念に日本語で書きましたので、次ぎに訪れる日本人に尋ねるかも知れませんね。 私もとても良かったこと、オーナーのフレンドリーさに惹かれたことなどを記載しました。
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次の日の工程はハードで7時30分には出発予定のため、オーナーはわざわざ朝早く朝食の準備も整えてくれていました。 席に着くと「私達に卵焼きなども食べますか」とのことで、わざわざ暖かい卵焼きなどを3階の自宅から作って持って来てくれていました。
この様なB&Bは初めての経験でしたが、もちろん当たり外れはあるのかも知れませんが、口コミなどで評判が良ければホテル以外の選択肢もあると思った宿泊でした。本当にホスピタリティー溢れた宿泊でした。オーナーさんに乾杯

2019年3月 8日 (金)

今週の生け花(平成31年3月第2週)

3月に入り気温も上昇すると思いきやここ2〜3日は沖縄としては少し気温が下がっていました。まあそのうち一気に温かくなるとは思いますが・・・Th_img_2242
3月は年度末ですし、卒業や職場の異動の準備の時期となる方も多いですし、3月11日はあの東日本大震災もあった月でなんとなく落ち着かない季節かも知れません。 
暦の上では啓蟄も終わり、冬の時期に眠っていた虫たちや直物も春の準備を整える頃だと思います。
病院の2階にはいつものように生け花クラブの活動後の作品を飾ってくれていました(外来診察室の待合や総合受付などに飾っています)  
今回の花々は赤を基調とした明るい花が多く、なんとなくウキウキとしてしまします。心も春に向けて華やいで行く感じが致します。 派手やかな花々達を落ち着きのある気品のある作品に仕上げているのは花器の存在ではないかと思えました。 
Th_3132 楕円形の桑茶色から漆黒色へと変化する色合いは古びた落ち着いた色合いで心が落ち着いてきます。
花器の上の赤い花はスプレーバラで上方にも1輪咲いています。ピンクのスイートピーは柔らかい春の風を感じさせてくれます。すっと伸びたチューリップは春を予見させる花です。後方には黄色の金魚草を配置しています。
今回葉材としてスッキリした印象なのが金葉こでまりです。
色々な別れの季節でもある3月ですね。別れがあるから出会いもあるのでしょうか? 新たな旅立ち、出逢いのためににも心穏やかに過ごしたい3月です。
<花材:金葉こでまり、チューリップ、スイートピー、スプレーバラ、金魚草>

2019年3月 6日 (水)

舌がんについて

今日のFM放送は口腔内の疾患について説明しました。多くは口内炎などの一過性の病気で、殆ど1〜2週間で回復します。
今回ある女優さんが舌がんの手術を受けたことが報じられ、舌がんを知るきっかけになった方もいらっしゃるかも知れません。 私は外科医ですので、舌がんは専門外ですので、分かる範囲で書いてみたいと思います。            Th_165959
  私がこの女優さんが偉いと思ったのは、大変な手術にもかかわらず手術に臨んだことにあります。この様な病気が発見される中で、民間療法に走ったり、効果もないビタミン療法や免疫もどきの医療に手を出さなかったことが偉いと思いましたし、本来それが当然選ぶべき治療だと私は考えるのです。
 がんになると皆平静ではいられないはずです。そこで大切なのはしっかりとした科学的な根拠に基づいた医療を選択することにあります。 まずはがんセンターなどの大きな機関で情報を得るべきだと考えています。 今やネットを検索したら沢山の情報に溢れています。 安易な情報に流されずに、冷静に考えることが大切です。                     
<舌の役割>
舌は大きな筋肉の塊ですが、その筋肉によって、食事を混ぜ合わせる咀嚼(そしゃく)機能、食事を飲み込む嚥下(えんげ)機能と声を出す発語機能があり、それだけでなく舌の表面にある味覚や知覚を感じるセンサーも持っているため、味や温度や痛みを感知することも出来る受容器官でもあります。
<舌がんの頻度>
舌がんは舌に発生するがんで全部のがんの2〜3%となり、男女比では2:1と男性が多いです。口腔がん(口の中に出来るがん)としては最も頻度が高いがん(50〜60%)となります。
<舌がんの原因>
①飲酒・喫煙; 強いお酒は舌を通り、咽頭、食道へと流れます。 高濃度のアルコールはこの部位の粘膜(扁平上皮)にダメージを与え、がんの発生母地になります。禁煙も口腔内から気管から肺へ影響し、同様にがんの発生源となります。
②歯による慢性刺激; 舌が歯に慢性的に当たることで刺激され(実際に繰り返し炎症を受ける場合など)ることでがんの要因になると考えられています。
Th_ <舌がんの症状>
①硬いしこり; 舌がんの多くは口を開けて見える範囲の前方に多く発生します。特に歯と当たるような側面や後面に硬いしこりとして感じることがあります。 初期の場合は口内炎と似ているため、放置することがありますが、2〜3週経っても改善しない場合はがんの可能性もありますので、専門機関を受診されて下さい。
②持続性の痛み・出血; 舌には神経が豊富ですので、痛みを伴うことがあり、特に表面が潰瘍となると持続的な痛みが出現したり、出血を伴ってきます。 これも2週間程度で改善しなければ受診して下さい。
③稀に舌の症状よりも転移を起こしたために、顎の下や首周りのリンパ節の腫れで気がつく時もあります。風邪をひいてもリンパ節は腫れますが、あまり押しても痛みがなく硬いリンパ節ならこれも検査の対象ですので、医療機関を受診して下さい。
<検査・診断>
・診断や局所の細胞を取って病理検査を行い決定します。今でも訳の分からない医師が「がんもどき」などと言っていいる方もいますが「がんもどき」などありません。
・診断をつけると共に進行度を検査するCTやMRIなども行い、病期を決定します。
<治療>
・舌は上に書いたように重要な役割を持っています。このことより可能な限り機能を温存するようにします。しかし温存だけを考えてがんを残しては元も子もありません。
①外科手術:腫瘍を切除します。切除範囲が小さければ取り除くだけで良いのですが、大きく欠損が起きるとQOLを落とすため、体の一部の筋肉を移植する再建術が同時に行われうこともあります。
②放射線療法: 舌がんの多くは扁平上皮という粘膜面から出ます。この扁平上皮がんは放射線感受性が高いために、がんの治療として放射線は有用となります。
③化学療法; いわゆる抗がん剤療法となります。 殺細胞性の抗がん剤だけでなく分子標的薬が使用されています。最近注目を浴びている免疫チェックポイント阻害薬はまだ保険適用となっていません。
・・・専門外ですので、簡単にさっと書くつもりでしたが、長くなりました。 私の様な外科医からも言えることですが、情報過多の社会ですが、しっかりとしたエビデンスに基づいて治療法を選択して欲しいと願っています。 

2019年3月 3日 (日)

思ひで (深夜食堂テーマソング) ギター弾き語り

毎年のように2月3月は何となく忙しくなり、ギターを弾くことも少なくなってしまっています。昨夜久しぶりにギターを弾いていました。 そういえばしばらくギターの弾き語りをアップしていないと気づき、丁度歌い出していた「思ひで」という曲を録音してみました。
Th_ この曲は日本では、テレビや映画となった「深夜食堂」のテーマソングとして使われた鈴木常吉さんの曲で有名かも知れません。
元々はアイルランド民謡のPretty girl milking a cowという曲が原曲となっています。ちょっと切なくて素朴なアイルランド民謡の特徴的な音階です。原曲は「乳搾りの可愛い少女」というタイトル名で、歌詞の内容も「旅の途中の若者が、村の乳搾りの可愛い少女に恋をして、愛を囁くも素っ気なく断れるような感じ?の寂しい内容」です。          
ですので鈴木常吉の歌詞は原曲とは全く関係のない彼の作詞と言えます。何年か前に、イギリス旅行に行った時に、飛行機の中で見るために「深夜食堂」のシリーズをiPhoneに入れて機内で観ていました。 笑いあり涙あり人情ありとなかなか良質な番組でした。
深夜食堂ではありませんが、今日の深夜に録音しました。30年前と4年前のイギリス、昨年のオランダなどの旅行の際に撮った写真を主に載せて編集しました(1部バルト三国やクロアチアの写真もあります)。
何時ものように適当なギターも唄もです。なかなか上手く弾けませんが、写真で皆様方のイメージを膨らませて貰ったら有難いです・・・今気づいたのですが、今日は3月3日の雛祭りだったのですね。もっと明るい曲をアップした方が良かったですね

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