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2024年10月 9日 (水)

心臓病の分類

今日のFM放送は心疾患について話をしました。今回は心臓病の大きな分類について書いてみます。

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私達が生きて行くためには、酸素を体の隅々まで循環させなければなりません。それを担うのが心臓と肺ということになり、これはひとつのセットとなり活躍しますので、肺と心臓はどの動物でも隣接して存在します。肺の呼吸作用で酸素と二酸化炭素を入れ替えて、心臓のポンプ作用で血液を体中に循環させて生命を維持しています。

 

怠け者の私でも心臓はご主人とは違い勤勉に動いてくれています。心臓が1回の拍動で送り出す血液の量は600〜700mlで1分間に70回拍動していると、1分で約5リットル、1日ではなんと7200リットル(7.2トン)の血液を送り出しています。驚異的な値です

 

心臓が弱ると、心臓のポンプ機能が働かず、全身に必要な血液を送れなくなります。これを心不全と呼んでいます。主な症状は疲労感、倦怠感、呼吸困難、むくみなどがあり、重症化すると死に至ります。

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心不全とは1つの病気の名前ではなくて、様々な病気の結果、心臓の機能が低下した病態をさしているのです。

ここで心臓の病気を大まかに分けて考えて見ます

 

①心臓そのものの構造異常で起こる心臓病; 先天的な原因が多いですね。例えば心臓の4つの部屋を仕切っている壁に穴が開いている心房中隔欠損症や心室中隔欠損症があり、チアノーゼや発育不良が起きます。

 

②心臓の筋肉自体の異常による心臓病; 肥大型心筋症、拡張型心筋症が代表で、心臓移植が必要な場合もあります。

 

③心臓の弁の異常による心臓病(いわゆる弁膜症); 心臓には4つの弁があり逆流を防ぐ作用がありますが、この弁が狭かったり、逆流が起きる心臓病です。

 

④心臓自身に血液を送り込む冠動脈の異常; 先天的、感染症の後に起こることもありますが、多くは動脈硬化に伴う狭窄・閉塞による狭心症、心筋梗塞です。

 

⑤心臓のリズムの異常による不整脈: 心臓は拡張・収縮を繰り返しますがそのリズムが一定ではない状態を不整脈と呼んでいますが、上記の心臓病に付随して起こる場合もありますし、心臓が持っているリズムを伝えるメカニズムの異常によっても起こる場合があります。

 

上記のように色々な分類があるのですが、全身に必要な血液を送れるかどうかが心臓に与えられた役割なのですね。私達がお喋りをして楽しんでいたり、寝ている間も寡黙に与えられた仕事を黙々とこなしている心臓に感謝です

2024年10月 6日 (日)

JALファーストクラスで帰国(2023年のオーストリア旅行も最後です)

沢山の素敵な出会いがあった2023年のオーストリア旅行も最後となりました。いつも見て頂いた皆様方に感謝致します🙇

人生初のJALファーストクラスの利用で今回は帰国の搭乗となります。

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2度目になるともう驚きません(いや驚いていますが・・😅)。機内とは思えない贅沢なスペースが確保されています・・・有り難いことです。(往路については→JALファーストクラスで羽田からロンドンへ
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旅の始まりと終わりに飲むウェルカムシャンパンです。このような経験をさせて貰ったJALさんには感謝です。
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ファーストクラスのポーチです。それ以外に上質なパジャマも頂けます。私は持ち帰り自宅でパジャマとして使っています。

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食事のメニューです。それ以外に飲み物めにゅーもありどれも贅沢な品々でした(私の口にはもったいないです)。
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前菜でもキャビアが瓶ごと出てきます。キャビアの食べ方は日本から出発前にYou-tubeで勉強したので知ったか振りして頂きました。
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久しぶりのご飯物が出ました。何故がホッとするひとときです😃
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ロシアの上空を飛べなくなったために、往路は北回りで復路は南周りでのコースのようです(偏西風の影響と地球の自転の影響でこの方が近くなるようです)。
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北回りだと時々オーロラが見えるので期待したのですが、今回は南周りでした。
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ファーストクラスの座席は広いために、食事の時は向かい合って食べられるのも凄いことです。
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初めての国際線のファーストクラスは夢のような世界でした。特典航空券で載せて貰えたJALには感謝しかありませんね。実は往路の飛行機でドクターコールがあり、一応私が処置をしたのでJALさんには恩返しが出来ました(なんと私に取っては4度目のドクターコールで、それも国際線で3度目のドクターコールでした。このことについては何時か書きたいと思います→以前のドクターコールの話
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2023年の旅行も素晴らしい旅でした。旅はいつもわくわく感と新しい発見、明日への活力を与えてくれます
次回からは2024年の旅について記載します。これからも宜しくお願い致します。

2024年10月 4日 (金)

ブリティッシュエアウェイズ・ファーストクラスラウンジ(ロンドン・ヒュースロー空港)

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2023年のオーストリアの旅も最後となるロンドンでの乗り換えです。
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今回は人生初めての特典航空券により羽田ーロンドン間(往復)はファーストクラスでの移動です。もう人生で最初で最後かも知れません。10日ぶりのJALのマークです。このマークにはやはり憧れがあります。エコノミークラスとプレエコのチェックイン・カウンターは右側になりますが、ビジネスクラスとファーストクラスは左側になっています。

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ビジネスクラスのチェックイン・カウンターは手前からオープンで見える位置にありました。ファーストクラスのチェックイン・カウンターはその先の囲まれた部分にあり、外からは見えませんでした。
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奥の左側に専用のカウンターがあります。
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ワンワールド系列の航空会社のファーストクラス専用デスクで、私達が来た時には他の方は居ませんでした。
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係の方が直ぐに来てくれて、手続きをしてくれました。中でのラウンジのこともその時に説明がありました。専用のレーンに係が案内してくれてこのままあっという間に出国手続き終了し、制限エリア内に入ることが出来ました。本当に貴重な経験です😍
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時間的に飛行機に乗ったら、仕事モードに切り替わり、帰国後直ぐに仕事をするために機内では時間が来たら寝ることに集中するかも知れないと考えていました。今回往路のヒュースロー空港ではファーストクラスラウンジには入れませんでしたので、ここで楽しむことにしました。
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初めて入る空間です。時間帯にもよると思いますが、これだけのスペースに数人しかいません。
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お酒に強い人なら最高なのでしょうが、私の方は飲むと直ぐに赤くなるタイプですのでここでは飲まずに飛行機に乗ってから頂くことにしました。
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空港内にこんな贅沢な場所が隠されているとは若い時には思いもしませんでした。
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この辺りまではもしかしたビジネスクラスまたはファーストクラスでもない上級会員も入れるのかも知れません?
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なぜそのように想像したかと言うと、先ほどの大きな場所から先に小さなカウンターがありました。その奥に専用のラウンジがあるようでした。ここに入る時にファーストクラスのチケットを再確認されたので、この場所は実際にファーストクラスに乗る方や最上級会員しか入れない特別なラウンジになっているかも知れないと考えたのです(恐らくファーストクラスラウンジは最上級会員のダイヤモンド会員やプラチナ会員も入る事が可能だと思うのですが・・・なったことがないので分かりません)。
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目の前には本拠地のブリティッシュエアウェイズの機体が並んでいます。
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この場所は更に特別な場所なのでしょう、係の方にこの席で良ければどうぞとのことで腰掛けることに。
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わざわざメニューを持って来てくれて専用の食事や飲み物を楽しむことが出来ました。係の女性の方は東洋系の方でとても愛嬌がある方で高感度抜群でした。私のような特典航空券での成り上がり者ではなくて、本当の金持ちにも接する方ですので接客はパーフェクトかも知れません。
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コース料理なども頼めそうですが、もう暫くすると飛行機に入りフォアグラ状態となりますので、ここでは軽めの食事を摂ることにしました。
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こんな世界もあるのだと垣間見ることが出来た経験でした(JAL様有難うございます🙇)。

2024年10月 2日 (水)

腰痛に対する外用薬も様々です

今日のFMレキオは腰痛について話をしました。国民の多くの方が腰痛に悩まされています。

厚生労働省の国民生活基調調査(→2022年の調査)の中で、自覚症状の統計があります。これは病名ではなくて、国民が日常生活や病気、怪我などで実際に感じている症状についてアンケートした結果です。                               

公表された最新のデーターは平成25年版で、それによると、男性の場合の自覚症状は多い順番に①腰痛 ②肩こり ③頻尿 ④手足の関節が痛む ⑤鼻がつまる・鼻水が出る となっています。女性では①腰痛 ②肩こり ③手足の関節が痛む ④眼のかすみ ⑤頭痛 となっています。

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男女とも腰痛が全体で一番多いことがわかります。 上記アンケート調査での回答の腰痛は、いわゆる慢性腰痛をさしていることが殆どと思います。腰痛は日本人が1番多く感じている症状ですが、実は正確な診断がつくのは15%程度で、残りの85%は明かな原因を絞れない状態で、深刻な病態ではないと考えられています。

原因がつかめない以上はリハビリや体操などの運動療法と対症療法が殆どとなります。多くの方が病院で貼付剤の処方を頂いていると考えています。

*これまでは自分で選んでも料金に差がなかったと思いますが、2024年10月1日より厚生労働省は後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)がある場合に先発品を利用する場合には事後負担が発生すると通達しています。皆様方も気をつけて下さいね(→厚生労働省通達)*

腰痛に対して肌に直接貼って使うお薬で思い浮かべるのは、湿布薬だと思います。

老若男女を問わず使用した経験はお持ちだと考えます。 湿布薬にも大きく分けて冷湿布温湿布があるのをご存じでしょうか。 有効成分には大きな違いはありません。ではその使い分けはどのようにするのでしょうか?

(A)打撲や突き指など急性期の痛みは炎症のため熱を持っているので、冷やすことが必要となります。その場合に冷湿布を使用すると効果があります。 

(B)慢性的な痛みで血行をよくすることで改善するような腰痛などの場合は温湿布を使用すると、痛みだけでなく血液循環を促し、治りを促進します。 ギックリ腰などは初めに冷湿布を使用し、4〜5日たったら温湿布に変えて使用します。 

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多くの方が貼り薬と言えば、痛みを取る湿布薬が思い浮かべると思いますが、今では様々な薬品が貼り薬をして使用されています。 私があえて「貼り薬」と書いているのは、日本の薬局方では「貼付剤」は湿布薬などの「局所作用型外用剤」に限定されています。同じ様に皮膚に貼るお薬でも、皮膚から吸収されて全身に薬効を発揮する薬は「経皮吸収型製剤」と分類されているからなのです。               

 

最近では「経皮吸収型製剤」は色々な薬効の薬が製品化されています。 これまで全身に効果を表すとなれば、内服薬や注射、座薬などでした。

 

貼り薬にすることで、口内炎や吐き気が強い場合、認知症で内服の管理が難しい場合、その他内服が困難な場合には非常に有効な剤形となっています。

 

その種類も次第に増えてきています。狭心症に使用する血管拡張薬、喘息などの気管支拡張薬、様々なホルモンの調整薬、認知症の治療薬、癌を含めた強い痛みに対する麻薬鎮痛薬、禁煙補助薬などがあります。 様々な特徴もありますし、貼った部位のかぶれやお湯に浸かる場合の注意などもありますが、内服が難しいなどの場合は優れた剤形のお薬だと思います。 皮膚に貼る薬は今や湿布薬だけではないのですね。

 

今後、更に色々な薬効のお薬も出て患者さんが負担が少ないような治療薬が臨床現場で使われるようになるかもしれません、有り難いことです

 

2024年9月29日 (日)

ウィーンからロンドンへ移動

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濃密なオーストリア旅行も最後の日になりました。念願だった大聖堂を観ながら過ごすことが出来ました。私の年齢になって来るともう二度はないかも知れないと考えています。そのお陰か若い時の旅行よりも充実した旅になってきていると思うのです。
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朝早くウィーン国際空港へと向かいました(今回はウィーンからロンドン.ヒュースロー経由で羽田、そして那覇空港へと戻ります)。もう少しすると一気に観光客が増えるので、その前に写真をでしょうか? ウェディングドレスを着た方々ですので結婚記念の写真なのでしょうね。この教会をバックに写真なんて素敵だと思います。末永くお幸せに!
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大聖堂の前から地下鉄に乗ってウィーン中央駅に向かい、そこから15分程度でウィーン国際空港へ到着します。
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懐かしい?ウィーン国際空港です。10日前にこちらに降り立ったのですが23時を越えていましたので、何処もみずに隣接するホテルへと向かいました(→ロンドンからウィーンへ移動)。
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今回は時間の関係でオーストリア航空(スターアライアンス系列)でロンドンで、その後日本航空(ワンワールド系列)となりました。一旦スーツケースをロンドンで受け取ってイギリス入国、直ぐに出国手続きとなりました(もしかしたら出る必要はなかったかも知れませんが、スーツケースを持って人の流れに乗って歩いていたらイギリス入国となっていました、顔認証だけでしたのスムーズに入国になりすぎて気がつかない程度でした)
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私の場合はいつものように土産を買うことも殆どありません。もしも色々な物を売っていますので、知人や家族の土産を忘れたら、ここで買い足しても良いかも知れません。
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ウィーンからロンドンまでは2時間程度の飛行で、ここではマイルを使った特典航空券ではないためにエコノミークラスとなっています。
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私達はスターアライアンスのステイタスも持っていたために、オーストリア航空のラウンジにないることが出来ました。それ程大きくはありませんが綺麗なラウンジです。
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朝早くステファン大聖堂の前を出たために朝食を取っていませんでしたので、ここで朝食を摂ることにしました。お肉も柔らかく美味しく頂けました。
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時間が近づいたのでラウンジから出発ロビーへと向かいます。いろいよオーストリアともお別れです。
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バスに乗っての搭乗となります。タラップを登りながら機体の大きさを実感します。
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エコノミークラスの座席になります。このような時だけは短い足に感謝です😅 国際便ですが通常の国内線と同じで食事などは提供されていません。
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先ほど書いた様にスーツケースを受け取り、流れに乗ったらイギリス入国です。ロンドン発の日本航空までは4時間程度あるので焦ることなくノンビリです。
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これから最後の日本航空のカウンターに向かいます。今回はJALの特典航空券のファーストクラスでの帰国ですので最後の最後まで楽しめました。次回はロンドン・ヒュースロー空港のファーストクラスラウンジを紹介したいと思います。

2024年9月27日 (金)

今週の生け花(令和6年9月第4週)

いやはや早いものでもう9月も第4金曜日になってしまいました。色々とやりたい事とやななければならない事が交差しながら過ぎる9月となっています。この年になっても追い立てられることはある意味有り難いことだと思います。今をよりよく生きることに専念しなければいかないのかもしれません✊️

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今週も2階の小さなスペースに生け花が飾られていました。シンプルだけど力強い印象を与えてくれます。不思議な形の花器にさっと投げられたような生け花達が空間を良く利用して清々しく感じられます。
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黒いワイヤの様な花器にグニユーカリのシンプルな葉がマッチしていますね💖
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来週から10月、今年も3ヶ月となります。気候も日々の生活も穏やかであって欲しいと願う今日この頃です。
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<花材:グニユーカリ、ストレリチア、リンドウ、スプレーカーネーション>

2024年9月25日 (水)

胃食道逆流症(GERD: Gastro Esophageal Reflux Disease)

今日は「胸焼け」などの原因となる“胃食道逆流症の話”をしたいと思います。

最近、傍製薬会社のCMでも流れていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。それでも、胃食道逆流症は余り馴染みのない病名かも知れません。

 以前は、胸焼けというと「逆流性食道炎」という病名をつけることが一般的でした。今でもこの病名はありますが、これは内視鏡(胃カメラ)で食道にただれがある場合につける病名でした。

 しかし、実際に胃の内視鏡検査をしてみると、食道はきれいで全くただれていないのに、胸焼けを感じる方がいます。内視鏡の結果から、これらの方が約3〜4割もいることが判ってきました。そこで最近では食道のただれの有無に関わらず、胸焼けやげっぷなど、食道内へ胃酸などの逆流に伴う症状 があれば胃食道逆流症と呼ぶようになりました。

胃食道逆流症は以前は、主に欧米人に多い病気でしたが、最近では日本人にも増えてきているのです。 ひとつの理由としては、食生活が欧米化し脂肪分の多い高カロリーの食事を取る傾向にあるためと言われています。もう一つは病気自体がお年寄りに多いため、日本の高齢化により、高齢者人口が増えた分だけ、その発症頻度が増加してきたということもあります。

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 胃液が食道に逆流することよって起こる「胸焼け」が主な症状ですが、しかし、これまであまり関係のないと思われていた、慢性の咳や、胸の痛み、のどの痛み、耳の痛みなど多様な症状をもたらすことが分かって来るようになりました。胸焼けだけでなく、呼吸器科や耳鼻科領域の症状とも関連がある場合もあり、最近注目されている病気の一つでもあるのです。

2024年9月22日 (日)

カールス教会

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カール教会(Karlskirche)は、オーストリアのウィーン市街にあるバロック建築の傑作のひとつに数えられる教会です。上の地図に示すようにウィーン楽友協会より南側のリングの外側に建ったいます。
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大きな池を挟んで巨大なドームと、ローマのトラヤヌス帝記念柱にヒントを得たという両端に2つ巨大な円柱を持つ均整のとれた美しい教会です。


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カール教会の前に池の中にブロンズ像があります。有名なヘンリー・ムーアの作品で、そう言われれば彼の作品だと何となく分かります。

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シンメトリックな美しい教会です。


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クーポラの色が鮮やかなターコイズブルーで晴れた空に映えてくれています。
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巨大な日本の円柱にも全て細かな彫刻がなされています。1713年、神聖ローマ皇帝カール6世(マリア・テレジアの父)が、当時流行したペスト撲滅を祈願して、フィシャー・フォン・エルラッハ親子につくらせた。聖カルロ・ボッロメーオがペストを鎮めるという物語のレリーフが刻まれているとのことです。円柱の高さはそれぞれ47mもあるそうです。

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ウィーンの教会では珍しく、入場料が必要な教会です。確か10€ぐらいで現金のみだったと記憶しています。
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主祭壇には「聖ボロメウスの昇天」が彫刻されています。
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内部の楕円形ドームの天井に、ロットマイヤーによって天井画が描かれ、大理石の柱や壁画の装飾の緻密で美しいです。
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他の教会でも観ましたが、この当時の流行なのでしょうかドームも頂上には鳩の絵が描かれています。何となく見覚えがあるような気もしていました・・・それは偶然でしょうが当たっていました。この教会は前回紹介した聖ペーター教会の天井画も手がけたロットマイヤーの作品と言うことで私の直感もあながち間違っていなかったようです(☞聖ペーター教会)。 中央に聖カール・ボロメウスが、ペスト終息を祈って、代願しています。

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内部にはいくつかのドーム状の天井画あり、それぞれの壁画が本当に美しく、拡大しても1枚の絵を見ているような気になります。
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この教会で流れるパイプオルガンの音響はどうなのでしょうか? 一度は聞いてみたいです。
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教会の中にイラストや模型が展示されていて、この教会の断面図などがイメージしやすくなっています。
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階段で2階にも上がることが出来ます。この角度から観る教会も綺麗ですよ。
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屋上にも登れて、そこからはウィーンのリンク内の建物が望めます。楽友協会やシュテファンス大聖堂の尖塔も確認出来ます。

カールス教会はほぼ毎日有料で夜のコンサートも行っているようです。興味のある方はこの美しい教会でクラッシックの調べに酔いしれても良いかもしれません😍

 

2024年9月15日 (日)

ナッシュマルクト(Naschmarkt)

ヨーロッパの都市を回る時に教会や美術館、街が綺麗見渡せるビューポイントはチェックして訪ねることにしています。もう1つ欠かさずに見に行きたい場所に市場があります。その地域の特産品だけでなく地元の人々の生活も垣間見える場所だからです。

ウィーン市内にもいくつかの市場があると思いますが、調べた範囲内ではウィーンで規模も大きくて、有名なのがNaschmarktナッシュマルクトだと思います。カールスプラッツとケッテンブリュッケンガッセの間にあり観光の合間に寄るには最適な場所にあります
Th1naschmarkt細長い通りの両横にお店が建ち並んでいます。新鮮な食材や朝食を取りながらノンビリするのも快適な場所となっています。


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所々にカフェも在り、朝食を取るにはもってこいの場所かも知れません。
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特に国際的でオリエンタルな特産品を手に入れることが出来るようです。中東の香辛料なども売っていましたが、エジプトやトルコなどと違い独特な匂いなどはありませんでした。

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観て廻るだけでも結構楽しめます😊
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他の方のブログを観ると「、約120に上る店舗、レストラン、スナックが並び、ウィーン料理からインド料理まで、ベトナム料理からイタリア料理まで、全てのジャンルの味覚が揃っていると」記載されていました。確かに国際色豊かな市場です。


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市場の両サイドには装飾の施された建築物が建ち並んでいて、まさしく街のど真ん中にある市場でした。この近くにはナッシュマルクトはヨーゼフ・マリア・オルブリッヒにより設計された セセッシオン(分離派会館) やオットー・ワーグナーによって建てられた有名なメダリオンハウスがあります。2つとも今回入っていません。
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丁度私達が訪ねたのが土曜日の朝でした。毎週土曜日にはナッシュマルクトに平行して蚤の市(Flohmark beim Naschmarkt)も開かれています。 週に1度だけ開催される蚤の市にはそれこそ色々な物が売られています。昔の顕微鏡、写真機に絵画やグラスなどが揃っています。軍装品や勲章など不思議な空間に迷い混んだ気になります。目利きなら掘り出し物に出会えるかも知れませんね。


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土曜日の朝に散歩がてら出かけたり、市場で朝食を取るのも楽しいかも知れませんね。皆様方も立ち寄ったら良いかもしれません😃

 

2024年9月13日 (金)

今週の生け花(令和6年9月第2週)

台風の動きが気になりますが、今週も時間が取れませんでしたので写真だけアップします。


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<花材:パンパスグラス、ブラック・ハイビスカス、ガーベラ、リンドウ>
(時間が取れそうもありませんのでコメントは閉じています🙏)

2024年9月11日 (水)

筋緊張性頭痛のメカニズム

今日のFMレキオは頭痛について話をしました。 その1番多いのが肩こり頭痛(緊張性頭痛)だと思います。以前肩こりについて記載しましたが、それとかなりダブった内容となります

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同じ姿勢でいる時間が長くなり、常に同じ筋肉が同じ方向に緊張状態を強いられます。 筋肉の緊張状態が続くと、血液の流れも悪くなり筋肉内に疲労物質である乳酸やピルビル酸といった痛みを起こす物質が溜まってきます。(走ると足の筋肉が酸欠状態となるだけでなく、乳酸やピルビル酸が溜まって痛くなりこれ以上走れなくなるのと同じです)。肩甲骨や頸椎など筋肉の付着部位は神経が多く、押すと痛みが強いのですが、筋肉の真ん中ら辺だと痛みよりも「凝り」として感じて来ます。これが肩こりの原因です。

前回はここまででしたので、それでは肩こりが起きて頭痛になるメカニズムは何なのでしょう?

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最初の図に頭部の筋肉部分を付け加えました。肩や首周りの筋肉が緊張して肩が凝る状況になると、頭に付着する筋肉の半棘筋や後頭筋や顎に付着する側頭筋にも痛みの物質が蓄積して行き次第に鈍い痛みとして出てきます。

頭半棘筋も緊張してその中を通る大後頭神経も締め付けられるために頭部の痛みとして出てきます。このように色々な要素が加わり首の後ろ側や後頭部の緊張で頭部へと走る神経も刺激され、肩こりと供に頭痛を生じることがあります。 そのような肩こりからくる頭痛は「肩こり頭痛(筋緊張性頭痛)」と呼ばれ、頭全体の締め付けられるような痛みが特徴です。

このように緊張型頭痛は、突然起こるのではなく肩や首の筋肉の緊張から起こり、次第に頭の後ろからてっぺんあたりがズキズキして来て、頭を締めつけられるような頭痛が特徴となります。

ワープロ仕事などで同じ姿勢は首周りの筋肉の緊張状態を強いますので、時々首や肩を回したりストレッチをするといいですし、眠る時も首の負担を減らすような枕を選ばれたらいいのかも知れませんね。パソコンなどでモニターを見上げるような姿勢(頭を反らす姿勢)はよくありません。背筋を伸ばして、少しアゴを引くぐらいが肩こり予防にいいと思います。

首の周りの筋肉を動かして、血流を良くすることが大切ですが、筋肉を意識してといっても沢山の筋肉があるので、私のおすすめは首周りの骨や関節を意識して動かしてみることです(→私よりも皆様方が詳しいと思います😅)

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①頭を前後左右など動かす(首の骨を動かす)②肩を前後上下に動かす(鎖骨を前後左右に動かす意識)③背部の肩甲骨の間を広げたり縮めたりする前後左右に動かしてみる・・・まあ、整形外科が専門でない私の考えですので(間違いがあるかもしれません😢)、テレワークなどをなされる方はネットなどを参考に、定期的にストレッチしてリラックスして行って下さいね💖

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夏場はクーラーなしでは過ごすことは難しいかも知れませんが、座って作業している方にとっては寒く感じることも多いです。また仕事などで緊張している時は交感神経が優位となり血管も収縮した状態となりますので、時々リラックス出来る時間を挟むのもよいかも知れません。 特に首や肩周りが冷えてくると血管が収縮し血流も悪くなります。 肩周りを被うような羽織るものを職場には置いて方がいいかも知れません。最近はレンジで温めるカイロなどもあるようですので、肩周りを温めたり、帰宅後などはぬるま湯でゆっくりしてストレスを取ることも必要かも知れませんね。
・・・そう言う私も、時々「肩こった〜!」とぼやいています😃

2024年9月 8日 (日)

ウィーン・オペラ座と楽友協会(カフェSchwarzenbergでランチ)

音楽の都を代表する施設としてオペラ座と楽友協会があります。今回はこの2箇所を紹介したいと思います。(カフェSchwarzenbergでランチ)

Th__20240728143401 Th1schwarzenberg1これまで2階ほどウィーンのオペラ座で演目を聞いたことはあったのですが、楽友協会には入ったことがありませんでした。その前に腹ごしらえと言うことで、近くのカフェSchwarzenbergで食事を取ることに。なかなか素敵な場所でした。お昼前で満席に近くて中の写真を撮ることが出来ませんでした。

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12時頃でしたが、まだモーニングセットが注文できたので昼食ですがモーニングセットを頂きました。
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いつものように食事に関しては説明出来ませんが、普通に美味しかったです😅
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今回の旅行で是非観たかったのがウィーン楽友協会のホールでした。あのニューイヤーコンサートの会場となる場所です。

ウィーン楽友協会(ドイツ語: Wiener Musikverein ヴィーナー・ムジークフェライン)は、1812年に設立された、オーストリア・ウィーンにあるクラシック音楽関係者による団体(ウィーン楽友協会(ドイツ語版))およびその本部の建物。団体の正式名称はDie Gesellschaft der Musikfreunde in Wien。日本では「楽友協会」と呼ばれることが多い(Wikkipediaより)。

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あの有名なニューイヤーコンサートに入るのは宝くじに当たるほど難しいと思いますので、今回は内部を見せてくれるツアーに参加です。人気があるために日本で予約を入れていました。昼食をとった後集合場所に向かいました。
中に入り小ホールや楽屋などの色々と回るツアーですが、途中は撮影が禁止でしたのでお見せ出来ないのが残念です😂
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まあ、楽友協会といえばこの大ホールだと思います。大ホールだけは最後に撮影可能です。
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大ホールは、通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場である他、同じ建物に資料室や出版社、ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)などが同居しているそうです。 30名ぐらいのツアー参加者で世界各地から集まっています。 英語での説明ですが、理解出来なくても大丈夫でした。 私達はこの大ホールにはツアーの方々の最後尾で入る事になりました(偶然ですが)。 集合して係の方がこの場所の説明を一通り済ませました。その後に各自自由に撮影許可が下りました。最後に入ったお陰で、正面には誰もいない状態。撮影開始と供に他の方々が前に進まないうちに何枚か撮影出来ました・・上の写真には人が入っていません!ラッキー😃

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しばらくすると各々が散らばった状況となりましたが、それはそれで良いかもです。 眩い黄金のホールですね。
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本当に煌びやかなホールです。
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椅子自体は余り良いとは限りませんので、コンサート中お尻が痛いかも・・Th2310・😅 4回目のウィーンでやっと入れた楽友協会ホールでした。
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続いてこれも有名なウィーンオペラ座です。これまで2回この中でオペラを聴いたことがありますが、今回は入っていません。
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外見はオペラ座の方が格好いいですね
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今回の旅行では中には入りませんでしたので、2011年に出かけた時の内部を紹介致します。
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ここは高さもあり、ステージを観るには横にある2階席や3階席が良いかもしれません。
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ステージの前には生演奏の楽団が待機しています。 
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音楽の都ウィーンは素晴らしいです😍

2024年9月 6日 (金)

今週の生け花(令和6年9月第1週)

とうとうなのか、いよいよなのか分かりませんが9月に突入しました。年を重ねると次第に1年が短くなります。矢沢永吉さんの唄の「時間よ止まれ」ではないけど、少し時間が止まって欲しいこの頃です。

今日も時間が取れませんので、写真だけアップ致します。生け花達からは「焦ってもしょうがないよ」と諭されそうです😂


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<花材:石化柳、菊、リンドウ、ヒペリカム、クルクマ>

2024年9月 4日 (水)

「バテる」とはどのようかことか?

今日のFM放送は夏バテについて話をしました。以前ブログにもその本態は灼熱環境による「自律神経失調状態」に近い病態であることを書きました。

「バテる」と言う言葉を調べていたら、「バテる」とは、


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すっかり疲れてしまう、くたびれて動けなくなる、へたばる、といった状態をさす言葉だそうです。
ネットで調べるとその語源として二つの説が書いてありました。「疲れ果てる」の「果てる」が「ばてる」に変わったという説と
走っていた馬が疲れて足がもつれることを「ばたばたになる」と競馬用語から転換したと言った説があるようです。

 

夏バテは夏にバテることですが、「バテる」そのものは短期間の消耗からきている語源の様な気がします。

競馬でも使うのでしょうが、例えばマルソンなどの持久力スポーツ競技、登山、重いものを何度も移動することによって次第に消耗してバテてしまい、体が動かなくなる場合があります。 そのメカニズムに関して書いてみます。

①エネルギー源の枯渇:私達の体の中には糖分としてグリコーゲンの形で肝臓や筋肉内に貯蓄されていて、おおよそ500g程度あります。大きなエネルギー源では脂肪もあるのですが、簡単には燃焼してくれません。私達が運動する時にまず使うのは糖分になります。糖分は1gで4カロリーありますので、単純に貯蓄量だけなら500g×4で1000カロリーは直ぐに運動時に使えます。 おおよそマラソンなどで消費するエネルギーは「(体重Kg)×(距離Km)」と言われています。50Kgの方がフルマラソンを走れば2100カロリー程度になります。→そのことから持久走の時には途中で上手く糖分を摂取しなければカロリー不足になりバテて走れ(歩け)なくなるのです。

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②疲労物質の蓄積:筋肉を使った場合、筋肉内で疲労物質がたまって痛みが出て来ます。代表的なものが乳酸物質です。エネルギーと酸素が充実していれば疲労物質はたまらないのですが、次第に蓄積されてゆくと筋肉自体も痛みと収縮力がなくなってきます。 この疲労物質は直ぐには分解されないため、疲労を感じて休んでも直ぐには取れません。そのためまた走ろうと思っても直ぐに痛みが来てその間隔も狭まり、とうとう動けなくなってしまうのです。

③水分不足、ミネラル不足など:運動すると汗をかいたり、体温の維持やミネラル不足などが起こってきます。そのような自体は筋肉の正常な運動を妨げて、けいれんや筋肉の硬直が起こり、これ以上運動が不可能となります。 ①、②、③が重なってランナーの皆様の中で30Kmの壁とかと称している原因です。

④気力不足:きつい、辛い、まだまだこの先がある、などを感じてしまうと、体がついて行かなくなることはよく経験します。これはある意味、自己防衛となる大切なメカニズムでもあります。

 

まあバテたと感じたら、皆様方素直に「休みましょう」😃

 

2024年9月 1日 (日)

ウィーン美術史美術館(作品集)

ウィーン美術史美術館の建物自体の素晴らしさは前回説明しました(→ウィーン美術史美術館)。


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美術史美術館でお気に入りは2階の絵画コーナーとなります。余り絵画について知らない私でも教科書に載っていた作品が沢山展示されていました。

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まずはピーテル・ブリューゲル 1世 「バベルの塔」です。何故この作品が私が印象に残っているかというと・・・子供の頃にテレビでみた横山光輝の漫画「バベル2世」の影響です😅 超能力者であるバビル2世と、世界征服を企む超能力者のヨミとの死闘を描いたものです。その中で3つのしもべ(ロデム、ロプロス、ポセイドン)が大活躍します。彼らが実に格好良かったのです・・・いやはや漫画の説明ではありませんでした。皆様方も観たことのある作品が多いと思いますのでざっと写真で撮った作品を紹介します(この美術館は撮影はOKです😁)

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ピーテル・ブリューゲル(父) 十字架を担うキリスト


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巨大な美術史美術館には50もの展示室があり、どの展示室も大きく世界的な絵画が目白押しで在りながらゆっくりと鑑賞できるスペースがあります。

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ピーテル・ブリューゲル 1世 「牛群の帰り」。オランダ絵画も多く展示されています。オランダのアムステルダム美術館に迷い混んだ気になります(☞アムステルダム美術館)。


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ピーテル・ブリューゲル 1世 「雪中の狩人」

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ピーテル・ブリューゲル 1世 「農民の婚宴」


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ピーテル・ブリューゲル(子) 嬰児虐殺


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ルーベンス「自画像」

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レンブラント『自画像』


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ルカ・ジョルダーノ作.he Fall of the Rebel Angelsjpg

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アルチンボルド 「四大元素(水)」。流石に彼の作品を部屋に飾ろうとは思わないです・・・夢にうなされそうです😃


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グイド・カニャッチ 「瀕死のクレオパトラ(クレオパトラの自殺)」


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ジュゼッペ・チェザーリ「ペルセウスとアンドロメダ」


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ディエゴ・ベラスケス「バラ色のドレスのマルガリータ王女」 白い服の王女マルガリータ・テレサ」「青いドレスのマルガリータ王女」。スペインの宮廷画家ベラスケスの作品もご存じの方が多いと思います。プラド美術館は撮影は禁止ですのでベラスケスの作品を撮れるのは貴重かも知れません。(☞プラド美術館


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ルーカス・クラナハ(父) 「ホロフェルネスの首を持つユディト」
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フェルメール 「絵画芸術(画家のアトリエ)」Vermeer, Jan, Gen. Vermeer van Delft. 1632-1675。世界で数少ないフェルメールの作品があるのも嬉しいです。(☞マウリッツハイツ美術館



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ラファエロ・サンティとラファエロ工房「聖家族と幼児洗礼者聖ヨハネ」1513-14年頃

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ラファエロ 「ベルヴェ・デーレの聖母」

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やはりルネッサンスの巨匠の中でもラファエロは人物を描かせたらピカいちだと思うのです。優しくて美しいです😍

2024年8月30日 (金)

今週の生け花(令和6年8月第5週)

8月も最後に近くなりましたが、全国的に台風10号による雨や風の被害が広範囲に出ているようです。これまで台風の通り道だった沖縄の方は殆ど影響がなく九州、四国、本州で被害が出ています。地球の温暖化の影響でしょうか、台風の進路にも変化が出ているかも知れません。まだまだ雨や風の影響があると思いますが、気をつけて欲しいと願っています。

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今週も生け花がいつもの2階のスペースにも飾られていました。いつものように素敵な生け花です。今回も写真だけ紹介したいと思います。台風が熱帯低気圧に変わっても雨などの影響が懸念されます。皆様方も気をつけてお過ごし下さいね。
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<花材:レッドジンジャー、クルクマ、百合、小菊>

2024年8月28日 (水)

尿管結石が出来やすい条件とは

今日のFM「いきいきタイム」は尿管結石について話をしました

ブログでは尿管結石が男性に多い理由や、原因や対策について書いてみたいと思います(泌尿器科医ではありませんのでおおよそです)

私達の尿をつくり、体外に排出する組織は,泌尿器系と呼ばれ、腎臓、尿管、膀胱、尿道から構成されます。尿を実際に作るのは左右にある腎臓で、腎臓以外の尿管、膀胱、尿道は尿を体外に排泄する通路ですので、ひっくるめて尿路と呼んでいます。この尿路に石ができたのを尿路結石と呼んでいます。

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尿路結石が出来る場所により、腎臓・尿道など上部尿管結石、膀胱や尿道などの下部尿路結石に分ける場合があります。 尿路結石は95%は上部尿管結石で殆どを占め、膀胱や尿道に出来る場合は前立腺肥大や尿道の狭窄など特殊な場合に出来、症状も強くありません。

私達の尿は腎臓で血液を濾過して造られます。尿路結石の原因として、尿の成分が結石(結晶)を造りやすい状態になっていることが上げられます。 

尿管結石は人種間で発症率に違いがありませんが、逆に食生活とは大きな影響があると言われています。日本人の尿管結石は増加の一途を辿っていますが、それは食生活の欧米化にあるとされています。

尿に溶ける成分が必要以上に高くなると、石の元となる、微小な結晶が出来ます。脱水になると尿は濃縮しますので、結晶が出来やすくなります。これが夏場に尿管結石が起きやすい原因となります。

尿管結石の成分はシュウ酸カルシウムが圧倒的に多く、その他リン酸カルシウム、尿酸などがあります。 男性ホルモンは結石の成分のシュウ酸を増やす作用があり、女性ホルモンは結石を出来にくくするクエン酸の増する作用があります。これが中年男性に結石が多い理由となります。また閉経後の女性は男性と同様な頻度で尿管結石が起こりやすくなります。                                       

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動物性タンパクは尿中のカルシウムの増加、尿の酸性化、尿中尿酸の増加を来します。また塩分や糖分を多く摂っても尿中のカルシウムの増加を来します。

 

一方、食事を分解吸収する腸の中の過程でシュウ酸はカルシウムと結合し便として体外に排出されます。しかし脂肪分の多い食べ物は消化管の中でカルシウムと結合しやすくなり、結果としてシュウ酸の吸収を増加させ、尿中のシュウ酸を増やして尿管結石の増加の原因となります。

この様な原因を考えると対策を取ることが出来ます。男性が女性に変身するのは可能ですが一般的ではないでしょうから・・・対策としては、水分を多めにとる、食生活を見直して、脂肪分、動物性タンパク、塩分、糖分を控えるとなります・・・・

何となくメタボリック症候群の予防と同じ気になりませんか。

尿管結石は日本国民の10%程度の方が持っています(必ずしも症状が出るわけではありません)。

もしもこれまでに結石の痛みを経験したことのある方は予防に心がけて下さい。尿路結石は再発率が高く、食事指導や生活指導が適切になされなければ80~90%が再発します。まずは水分を多めに取るようにして下さい。

今回の原因を考えると尿管結石の向こうにメタボリック症候群が潜んでいるかも知れませんので御注意下さいね(ちょっと脅かしすぎましたでしょうか・・・

2024年8月25日 (日)

ウィーン美術史美術館(独: Kunsthistorisches Museum)No1

初めてのヨーロッパはウィーンでした。あの時の感動や今も忘れていません。ウィーンは今回4回目となりますが、必ず出かけたのがウィーン美術史美術館です。私に取っても4回訪ねた美術館はここ以外はありません。それだけ特別な美術館の1つです。それは建物自体の美しさ、作品の素晴らしさ、そしてこの美術館の中で一息つける喫茶室の存在があるからです。

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マリア・テレージアの像を中心に美術史美術館の全体風景です。
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像の反対側に回り込んで観たのが、自然史博物館となっています。向かい合った美しい建物の広場にマリア・テレージアの像が威風堂々と建っている訳です。どっちがどっちなのか殆ど似ているために外観では区別が付きにくいのです(私はマリア・テレージの向きによって区別しています)。 この広い空間、美しい建物を初めて見た時の感動は今でも克明に覚えているのです。これがヨーロッパかと単純に思えたのです😃
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美術館自体はフランツ・ヨーゼフ1世の命により1872年から建設が始り、1881年に完成したとのことです。 


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美術史美術館に1歩踏み入れた瞬間にこれが美術館なのかと思える程に圧倒されます。大理石で覆われた床や柱、高いクーポラの天井、この豪華さに驚嘆し立ちすくんでしまうほどです。20代の私が初めてこの場所に入った時の驚きは今でも克明に覚えています。もしも初めてでしたら受付で日本語のオーディオガイド(6€)借りて、説明を受けながら見学したら良いのかも知れません(私は借りたことがないので分かりませんが)

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様式はネオ・ルネサンス様式となり、建物は主に3フロアから構成され、中間階(1階)に絵画が展示されている(このコレクションがまたまた凄いので次回紹介したいと思います)。 1階の下に位置する0.5階(←とは言ってもかなり大きいです)では古代エジプト・古代ギリシア・古代ローマの彫刻等が展示され、上に位置する2階では貨幣コレクションが展示されるなど、博物館としての側面を持ち合わせているとのことです。
展示室の数は50近い巨大な美術館で、美術館入り口の柱頭は0.5階からドーリア式、イオニア式、コリント式と並ぶとのこと(私には分かりませんが😂)
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階段を登るとギリシャ彫刻(テセウスとミノタウロス )が迎えてくれます。
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階段の彫刻を初め、柱の1つ1つ、そして壁一面を被う絵画、どれも素晴らしくため息しか出ません。
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この美術館入り口の正面にある豪華な中央階段を上がると装飾の綺麗な円柱や壁画に圧倒されます。誰が描いたかお分かりになりますか?

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正面の上の柱の部分を拡大すると(👆)と誰が描いたか分かると思います。そうですウィーン分離派の巨匠クリムトの作品となっています。クリムトの時代より古い美術館と思っていましたので最初は不思議(?)でした。 
実は美術館が一般公開される1年前(1890年)にグスタフ・クリムトが弟のエルンストや友人のアーティストと描いたのだそうです。美術史美術館側もまだ若いクリムトの才能を信じて依頼したのでしょうか?

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私のような語彙力のない人間では言い表せない空間となっています。
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作品を観る前に休憩したかったので、先にクーポラの天井部分がみえる3階まで上がりました。
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階下に見えるのが、私がこの美術館のもう1つのお気に入りの「喫茶室」です。
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中央の円形の場所にこのようなカフェがあります。初めてこの美術館に入った時にこのカフェの入り口で入って良いのかどうか分からずに戸惑った美しい空間です。余りに美しいために当時20代の若者1人で入るには勇気がいりました。 後で調べたら世界で最も美しいカフェと賞賛されているとのことで納得出来る場所です。
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今回は1人でもありませんし、4回目ですので一応堂々と中に入りました(まだちょっとビビるけれど・・)
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カフェのテーブルから見上げたクーポラです。(次回は作品を紹介したいと思います)

2024年8月23日 (金)

今週の生け花(令和6年8月第4週)

8月も色々なことが多くて時間が取れない日々が続いています。今週も生け花が飾られていましたので写真だけアップ致します。

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<花材:オリーブ、クルクマ、小菊、スプレーカーネーション>

2024年8月21日 (水)

カフェザッハー Café Sacher

日曜日にカフェザッハを他の内容と抱き合わせて2部に分けて同日に紹介しようと思っていました。今日(8月21日)は会議の為私のFM放送もありませんので水曜日の医療ネタもありません。 それではと医療ネタがないので8月25日にアップ予定のウィーンのカフェ文化を紹介したいと思います。
ウィーンには伝統的なカフェ文化がまだ残っている気がしました。パリなどでもスタバなどの世界的なチェーン店を初め、簡易的に飲める場所が増えていると思います。
私が若かりし頃に初めて来たウィーン旅行でもカフェに入りたいと考えていました。この時の記事はウィーンとコーヒーに関しては随分以前のブログに記載しました。宜しければ昔の記事を読まれて下さい ☞世界を夢みて「ウィンナーコーヒー」、☞ウィーン包囲網 、☞ウィーンとコーヒーの歴史 


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ウィーンで有名な「ホテル・ザッハー」の中にカフェ・ザッハーはあるのですが、ホテルザッハーの正面ではなくアルベティーナ側にも同じ建物に内にカフェ・(レストラン・)モーツァルト があります(むかし場所がこんがらかったことがありました)。  ここはグレアム・グリーンが『第三の男』の脚本を書いたという逸話がある「カフェ(レストラン)モーツァルト」となります。カフェ・ザッハーは始終混んでいますので待ち時間が長い場合にはカフェ・レストラン・モーツァルトもお薦めです。(上の写真の正面の白い建物がホテル・ザッハーで、右側の緑の屋根のある建物がオペラ座になっています)
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夏の期間はアルベティーナ 広場側にはテラス席が設けられ、多くの方がくつろいでいました。この様に店外でくつろぐ人々が多いのはヨーロッパの特徴にも思えました。
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ホテル・ザッハの正面側に回り込むとカフェ ザッハーがあります。ウィーンでも老舗中の人気店だと思います。最初の頃(38年前)にここにも入ったことがあったのですが、朝早かったせいもあるのでしょうか?待つこともなくお一人様で入る事が出来ました。今は予約なしではかなり待たされるようです。
上の写真はお店の入り口の所に予約外の方が沢山並んでいるために、入り口の上部しか写真に撮れなかった為です。 私達は旅行前から予約を入れていましたので、時間が来て受付の方に申し出ると直ぐに入る事が出来ました。 人気店ですので皆様方も予約をして来た方が良いかも知れませんね。
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店内に入るとこんな感じの落ち着いた雰囲気です。
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係の方に案内されて奥の席につくことができました。ちょうど館内が見渡せるような奥の座席となりました。
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店内はスタバやマックと違い、静かで騒ぎ立てるような客はいませんでした。それなりに覚悟(😅)して入るからかも知れません😆
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メニューも重厚で、色合い素敵です。(公式ホームページのメニューです☞カフェザッハ−のメニュー
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食事に余り興味のない私でも知っているザッハトルテの元祖の店となっています。
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相棒は定番の三角形のザッハトルテと紅茶を注文。カフェ・ザッハーのザッハトルテにはHOTEL SACHERの文字が入ったチョコレートがトルテの上に乗っています。この丸いチョコレートの部分は中世のヨーロッパで使われた手紙などに使用する封蠟(シーリングワックス)のような感じがして、このザッハトルテがホテルザッハーが元祖だと主張している気がしました😊
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私は少し小さい角張ったザッハトルテとコーヒーを注文しました。色々とコーヒーの種類もあるようですので迷うかも知れません。何となく小さいのですがもの凄く濃厚で見た目以上にボリュームがあります。これ1個で私は十分でした。見た目より全然甘くなくて食べやすい味となっています。
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コーヒーの模様も綺麗です。飲むのがもったいない気もします。口の周りに泡が付きそうで心配ですが、飲み方ってあるのでしょうか? どこから飲んだ方が良いのだろうかと妙なことを考えながらありがたく頂いた次第です。

それなりの値段になりますが、折角ウィーンに来たらカフェに入り一休みは如何でしょうか?

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